しばらく校舎、回ったのち、先ほどグラウンドにいた少女に話しかけてみた。
「失礼、ここが死んだ世界だというのは本当か?」
「本当よ。ここは様々な過去をもって青春を楽しめなかった子たちが来る場所なの」
「君が天使だというのは?」
「多分生徒会長をしているから誤解されてるんだと思う」
「ふむ、しかし死んだ世界と言われてもいまいちピンとこない。なにかそれらしいことはないのか?刺されてもしなないとか」
「死なないわよ」
「……ふむ、しかし確かめるために誰かを刺すのは気が引ける…」
「ガードスキル ハンドソニック」
なんだと?!これは魔術ではない!コードキャストに近いものを感じる!
天使と言われた少女は私に向かって作り出したナイフを突き刺してきた。
「舐めてもらっては困るぞ、
私は一番手に馴染んでいる夫婦剣を投影し、ナイフを弾く
弾かれた反動で胴体がガラ空きの少女の胴体の前に忍び込み、人蹴り
「ふんっ!」
「っ!!」
5、6メートル吹き飛ばされた少女は少ししてから起き上がり
「驚いた。貴方とても強いのね」
「あぁ、ただの一般人に負けるほど落ちぶれてはいないつもりだよ。それと蹴ってしまって悪かったな」
「いいわ、元より私が急に刺そうとしたのが悪いんだもの」
「そういってもらえて嬉しいよ。しかしさっきのナイフは…?」
「ハンドソニックよ」
「アレは…なんだ?」
「作ったの。防衛用に」
「どうやって?」
「パソコンで」
「なるほど、本当にコードキャストみたいなものなのか…」
「コードキャスト?」
「いや、こちらの話だ。気にしないでくれ」
「そう…私も質問してもいい?」
「なんだ?」
「ここにきた人たちはね、みんな学生の頃の姿でこの学校の制服を身につけてやってくるの。では貴方は違うみたいだから…それにその剣も」
「あぁ、恐らくだが…」
私はこの世界に招かれたこと。この剣は魔術によるものだと説明した。
ここがなんだか分からない以上、説明すべきではないかもしれないが、この少女には話すべきだと判断した。
「私は…そうだな一言で表すなら『力』だ」
「力?」
「まあ、こまかな事情はそのうち話すよ。それより君はそろそろ寝なくていいのか?もう2時だか」
「たしかに眠いわ…あ」
「生徒としてこの世界に来たわけじゃないなら部屋どうしよう」
「私はなくても構わないが」
「ダメ、野宿でもされたら困るもの。」
「いや、私に睡眠は必要ないよ」
「?どうゆうこと」
「そのままの意味だ。このことも含めてまた後日話そう」
「そうね…じゃあ先生には話しを通しておくから、使われていない学生寮の567号室以下の部屋ならどこを使っても構わないわ」
「ふむ、せっかくだ。把握した。ではまたな」
「ええ、また明日」
今の口ぶりからするに学校の見た目の施設ではなく、学校として機能もしているようだ。しかし、生徒は全員一度死んだ人間なのか?それがみんなあの死んでたまるか戦線に入っているのなら授業が成立するのだろうか?
とりあえず寮とやらを探すか
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とりあえず約束通り場所に行ってみると金髪のツインテールの少女が綺麗な姿勢、全くの無表情で立っていた。
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