東方創造記録   作:孝太

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 今回から諏訪大戦編です。


諏訪大戦編
第四話 俺が妖怪扱い


 俺は今、縄で縛られてどこかに運ばれている。別に俺がMだった、とか

そういう話じゃない。

 

 あれは今から数十分前・・・・・・

 

 

 そういえば妖力まだ使ったこと無いな・・・・。俺は飛びながらそう考え

ていた。

 

「試しに一回開放してみるか」

 

 そして人気の無い所に降りた。この時俺は近くに村があることをまったく

知らなかったのだ。

 

 そして・・・・

 

「はあっ!」

 

 妖力の気弾みたいな物を近くの大きい岩に放った。その瞬間・・・・・

 

「おいっ!妖怪がいるぞ!」

 

 近くの村に住んでいるらしい人が俺を見つけて妖怪だと勘違いした

らしい。するとあちらこちらから大柄な人が、10人位現れた。下手に

反抗しても、他の所にも俺の噂がたつかもしれない。この後、諏訪

にも行きたいので噂が広まると色々困る。

 

 なので妖力から霊力に変えておく。神様なら俺の霊力を感じ取って

俺の事を人間だと思うはずだ。

 

 

 そして今に至る。

 

「おい。こいつ、何処にこいつ連れてくんだ?」

 

「洩ヤ様の所にでも連れていけ」

 

「そうだな」

 

 おい。今この人、洩ヤ様って言わなかったか?だとしたらこのまま

運んでもらえば諏訪子の所に行けるじゃん。諏訪子には俺の力を見せ

つけたかったし、こうなりゃわざと誤解してもらうようにするか。

そう思って霊力を封印して妖力をまた開放する。1%位。まあ人が

失神しないくらいのは、これくらいが丁度いい。これでもすごい多い

らしいんだけどね。

 

「おい。着いたぞ。その妖怪を下ろせ」

 

 そう言って下ろされたら、目の前は諏訪大社だった。

 

「お前たち、どうした?」

 

 多分この声の主は諏訪子だろう。

 

「洩ヤ様!森でこのような妖怪を連れてきました」

 

 俺を運んだ人の一人がそう言った途端、諏訪子はちょっと驚いたよう

だ。そりゃあ自分の神力の二倍位の妖力持った妖怪がいきなり現われれ

ばそうなるだろう。俺は遊ぶつもりで霊力も0にした。

 

「お前たちは下がっておれ」

 

 俺が霊力を無しにすると、諏訪子は気のせいだったか、というように

ちょっと安心したようだ。

 

「どしたんですか?」

 

「調子に乗るなよ!小僧っ」

 

 俺が挑発?、をするといきなり蛇みたいなのが襲ってきた。多分、ミジャグジ

だろう。

 

 俺はミジャグジが襲ってきた瞬間に霊力の壁を創った。ミジャグジはそ

の壁にぶつかり、吹っ飛ばされる。

 

「くっ。この小僧がっ・・・」

 

「まて!ミジャグジ。こいつは多分人間だ。霊力を持っている。

 

 そうか霊力の壁を使ったから人間だと思ったのか。

 

「お前、名は?」

 

「黒鉄 伸也、普通の旅人だ」

 

 魔理沙の普通の魔法使いだ、とかみたいに言ってみたけど正直辛い。

 

「お前ら、今度からは旅人に対してこんな無礼な真似はしないように。

こんなことを何回もやっていたら諏訪の恥だ」

 

「ははあ。すいませんでした。洩ヤさま!」

 

「わかれば良い。ところで人間。お前は今日の所はこの諏訪大社に泊

まっていくと良い」

 

「ありがとうございます。諏訪子様、先ほどは無礼な真似、失礼しま

した。この諏訪大社の神様だとは思わなかったもので」

 

 そうして諏訪大社に泊めてもらう事になり、夜・・・・・

 

「ところでお前は何者だ?」

 

「な、何のことでしょうか?」

 

 やばい。俺が人間じゃないことがバレたか?

 

「なにをとぼけてる?私はお前があいつらに捕まった時から見ていた

のだ。妖力を感じたかと思えば霊力に変わり、霊力に変わったと思っ

たらとんでもなく大きい妖力を感じたり。それと素を出せ。堅苦しい

のは嫌いだ」

 

「俺は本当の事は言えません」

 

 

「まあいい。悪い奴じゃなさそうだしな」

 

「ありがとう」

 

「まあ、話すのは話そうとした時でいい。ところでまだお前は妖力、

霊力の全開を出していない気がする」

 

「はい、あれで1%位です」

 

「1%?嘘をつくな」

 

「じゃあ10%位引き出してみましょうか?」

 

「いや、全力を出せ」

 

「全力を出したら村中の人が皆、失神してしまいます」

 

「嘘をつくな」

 

「まあとにかくやってみます」

 

 俺は妖力を10%程引き出した。

すると諏訪子が失神してしまった。

 

「やべ・・・・・」

 

 

 

 こうして俺は諏訪大社に一旦住むことにした。

 

 

 

 




 次回は日曜日あたりになるかな、と思います。
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