前回掲載したのは、あくまでもプロローグなので悪しからず。
「天才魔術師である藤丸立香は、夢なのであろう世界でニセネロとえっと、」
「浅見リリスです。」
「そう、それそれ!」
「人に向かって『それ』とは失礼ですね。」
「確かに、そうだな。じゃあ、けしからんおっぱい?」
「浅見リリスです!もしかして魔王候補は、皆がこうなのですか?」
「うむ、確かに豊かなものだな。」
「ちょっと、どこを!キャアア!」
「ネロ、ナイスぅ!てなわけで第一話どうぞ。」
あらすじ完
「変装は効かなかったか。なら、これはどうだ!?」
すると、ニセネロは剣をこちらに投げ捨ててきた!
抑止力モードになった立香は、これを打ち払ったが。
彼女の姿を見失ってしまった。
しかし、ありふれた魔力の一部を使うことで感知能力を挙げている彼にはどこにいるのか丸わかりだ。
気付かないフリをしてこっそりと、沖田オルタの太刀を投影した。
すると、奴が飛び出してきた!
「遅い!」
立香は高速で移動しながらそいつの退路を絶ち、たくさん斬り付けた。
「塵刹を穿つ。無辺の光を以って、天命を断つ。『絶剱・無穹三段』!!」
そして、続けざまに黒と金が混ざった色をしたビームを出して、それを撃ち落とした!ように見えたが…。
「悪いが残像だ!バカが!!」
「!」
後ろから背中を刺される…!
ところを、紅い斬撃が救ってくれた。
「余の偽者め!余のマスターに手は出させん!!」
ところが、彼らが視たのは偽者なネロではなかった。金髪につり上がった赤い目に袖が紅い服に黒いズボンを履いた少女…というよりかは幼女がいた。
「中々良い魔力とサーヴァントを持っているな…。面白い。お前を、俺のマスターにしてやる。ほら、早く俺を鎖で縛り上げろ。」
立香は、その幼女が逃げないように念を押してかつ、キツすぎないように魔術で造った鎖で縛った。
すると、その幼女は一つの小さな本へと変わった。
「これで貴方も魔導士になる資格を得ました。それでは、聖ビブリア学園でお待ちしております。」
そうリリスが言うと、世界が明るくなり今度こそ立香とネロはシャドウボーダーのベッドから身体を起こした。
「妙な夢を視てしまった。まあ、あの娘も魔導書も存在するわけないか。」
「よっ!」
「……ウワァァァ!喋った!す、スペルブックが!」
「おめーらの世界にいる、あの薄っぺらな本エネミーと一緒にするな!」
「夢で起きたことが現実に……魔導書って、これほどまでに強力な存在なのね…」
魔導書はため息をついた。「俺はこんな呑気なやつを、マスターに選んだのか」と。
完
次回のFate/Grand Orderは。
「今日から編入することになった、藤丸リツカくんと転校してきた春日アラタくんです。」
「俺の名は春日アラタ。よろしく。」
「先輩、ある学園から招待状が来ています。」
「ここが、特異点になっている疑惑がある、聖ビブリア学園か。」
次回でやっと、『トリニティセブン』の主人公・春日アラタと対面します。
お楽しみに。