FGO 崩壊危惧学園 聖ビブリア   作:超ローマ人

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英語の勉強や巨影都市の攻略に手間取ってました、超ローマ人です。
では、Fate/Grand Order聖ビブリア編第三話をどうぞ。


第三話

第3話

 

「見習い魔道士である藤丸立香から、重大発表がある。今回でFate/Grand Order聖ビブリア学園編・完!次回からは、『立香、ネロと付き合うってよ。』が始まるぞ。」

「こらぁ!駄目ですよ!そんなこと!!」

「次回からは、『アラタ、リリスと付き合うってよ』が…イタァ!」

「授業終わった後だから、テンション高いんだよ。許して。」

「んもう!Youは何しにこの学園に来たのですか!?では、第三話を始めます!」

「また台詞とられたぁ。」

あらすじ完

 

「学園長に挨拶か…どんなキャラだろうな?」

「先生というと、リリスみたいに、真面目さんのイメージが強いな。」

立香とアラタはリリスの後ろで、喋っていた。

 

休み時間などで話してみたが、意外と気が合うようだ。

しばらくすると、リリスの足が止まった。どうやら目的地である、学園長室に着いたようだ。

リリスがコンコンとドアを叩くとドアの向こうから、「入りたまえ。」と、二人が思ったより若い男の声が聞こえた。

 

リリスを除いた彼らは少し驚いた。学校の校長のイメージの大体が、壮年のオッサンで目の前にいるのはそれとは違った若い男だからだ。  

そして、彼らが入ったあとの第一声も…

「はっはっはっ!初めまして!春日アラタ!藤丸リツカ!学園を代表して歓迎したいけど、いきなり魔王呼ばわりされるとはね。」

 

これを聞くと、生真面目なリリスは「笑い事じゃない」とツッコミを入れるが、それもそのとおり。アラタが「世界構築できる」などと言ったせいで、授業にならなかったのが事実だ。

「何か凄そうでいいじゃないか。」

「えぇ」

藤丸は「アラタはいつ命狙われても可笑しくない身なのに」と思い、つい困惑の声を漏らしてしまう。

何処と無く冷静で、怖いもの知らずな魔王はテレビの中でしか視たことない彼には衝撃だったのだ。

 

「ご存知の通り、ここ王立ビブリア学園は、魔道士を育成する超秘密組織だ。」

「スゲーイ!」

「モノスゲーイ!」

妙に盛り上がっている二人に合わせるように、学園長は話を続ける。

「魔道士。それは、各国政府から資金提供を受け……未解決事件や魔道的な不可思議事件を調査・解決する者たちのことである!」

「「魔道戦隊・メイガスマン!!」」

「なんだかは知りませんが、三人とも落ち着いてください。」

「なんだよぉ、リリス。知らねぇのか?小林靖子が脚本の大人気特撮番組を?」

「特別な魔道・アースの力を使って闘う戦隊だ。」

「知りませんし、聞いたこともありません!」

「まぁ、『魔道戦隊・メイガスマン』なんて戦隊無いけどね。ハハハハ!」

 

といったような一通りのコントが終わると、アラタは真剣な顔になって。

「魔道士になれば、黒い太陽に飲み込まれた聖も取り返せるんだな?」と学園長に質問をした。

春日聖。それはアラタが連れ戻したい、大切な者の名であることを藤丸は悟った。

そして、彼もまた。出来たら、連れ戻したいサーヴァントがいるということが頭から離れなかった。

しかし、藤丸には使命がある。歪んでしまい、人類の癌となるであろう特異点の修正。そして、ロストベルトの破壊。このことが、獲物に巻き付く蛇のように頭の内を駆け巡っていた。

「そうだね…それは君次第ってわけだよ。アラタ。ところで、リツカくんが魔道士を目指すきっかけは…?」

「私自身の任務…具体的に言うと狂った人類の歴史を修正すること。そして、何よりも大事な人々を守れる力を得るために。私は、魔道士になる覚悟を決めたんです。」

ロストベルトでなら隠さなくてはならないことも、ここでは話せる。なにより話さなければならない。という考えを彼は起こしたのだ。

 

「よし、君たち二人の目的を知ったところであることを教えよう。この学園にいる7人のボスキャラみたいなのがいてね。」

「ボスキャラ…?」

「トリニティセブン。そう呼ばれる、各分野の頂点に立つ7人の魔道士の女の子たちさ。おっと、遥かな星がふるさとな観測員とは関係ないぞ。因みに、そこにいるリリスちゃんはその一人なんだよ。」

「そうなのか。確かにスタイル抜群だしな。」

藤丸は思わず吹いてしまい、リリスは赤面した。

「スタイルは関係ないでしょう?!」

「はっはっはっ!」

「これは笑うしかないじゃないか!」

学園長は、意外にも気さくだった。藤丸にとっても、アラタにとっても、よい意味で普通の学園長のイメージとはかけ離れている先生であった。

「そんなわけで、二人はトリニティセブンの娘らと知り合うのもよし、たたかうのもよし、また手籠めにするのもよし。そうすれば、魔道士のなんたるかを手っ取り早くわかるかもな?」

「手籠め!?」

「「ヤハリソウイウコトカ」」

「二人とも何を納得しているのですか!?」

リリスのツッコミ平手打ちが、二人に直撃する。

スパァン!と気持ちいい音を立てて。

 

「とまあそんなわけで。リリスちゃんのことよろしく頼むよ。アラタくん。」

「不束者ですが、よろしくお願いいたします。」

「二人ともいい加減にしてください!」

ツッコミを行うリリスとは逆に、藤丸は腹を抱えて笑っていた。

「まあ、いいじゃないか。ちょっとしたジョークだよ。なぁ、二人とも?」

「そうだそうだ。冗談が通じない奴はこれだから。」

「リリス先生も、イジると面白いタイプなんだな。」

と男三人は意気投合、一致団結していた。

 

「よし、リツカくんは残って。リリスくんはアラタくんの部屋の案内を。」

藤丸は学園長と一対一になった。そして。

「君たちカルデアに届いたであろう、手紙の差出人は勿論、私だ。ダヴィンチ女史。聞いていただろう?」

すると、モニタリングされたダヴィンチちゃんが現れた。

「勿論さぁ。魔道書くん。君の言っていた『アイツ』とは学園長のことだろう?」

すると、藤丸の胸元に隠れていた魔道書が姿を現した。

「あぁ、そうだが。」

「学園長、コイツこのビブリアに入ってから少し変だったんすよ。何か分からないですかね?」

すると、学園長は困った顔をした。

「あぁ、そいつは過去にトラウマを抱えていてね。おっと、これ以上は言わない約束だった。」

「俺にも嫌いなものがあってな。他者の過去を掘り返すやつと、人間もとい人間に馴れ馴れしい他の魔道書のことは大嫌いなんだよ!」

学園長が藤丸の魔道書について説明しようとした途端に、魔道書の腹の虫が悪くなってしまったようだ。

「そこが君の悪いところだよ。アークミネルバ。」

「え?魔道書にも真名が?まあ、コイツの口の悪さは申し訳ないのですが。」

アークミネルバはまだ虫の居どころが悪いらしく、軽く舌打ちしていた。

「話が脱線してしまった。この学園は、君たちカルデアの指示通りにサーヴァントたちを先生や生徒たちの代わりとして導入。クリプターとかいう連中や、部外者からビブリア学園を守ってくれるってことで良いのかな?」

「うん。トリニティセブンの皆さんは充分強いだろうけど、他の生徒たちよりも強力なサーヴァントが現れる可能性は、十分にあり得るし。」

「サーヴァントたちがどれくらい強いのか気になるところだけど…。」

「それは、私が説明します。強さの違いは個体それぞれなのですが、どれだけ弱い英霊でも十分人を殺す力はあります。それに、クリプターのサーヴァントたちはこちらの強豪サーヴァントでも苦戦を強いるぐらいには、とても強力です。」

「ふむ。」

「我々は今までに、セイバーとキャスターのクリプターサーヴァントと闘って来ましたが、両者ともに今まで人理を守るために全力を尽くしたカルデアを、十二分に苦しませてくる強さでした。具体的に彼らの特徴を説明すると、部下を引き連れての集団攻撃、全てを凍らせて砕く眼、神代の魔術を使ってくる、炎の剣で辺り一面を焼け野原に変える等です。」

 

流石の学園長も、驚いた顔を浮かべた。

「神代…。下手すれば、こちらの世界の魔王よりも強い敵がいるという訳か。」

「そういうことになります。」

学園長は納得したのか。相槌を打った。そこでダヴィンチちゃんが聞く。

「ところで、魔王候補ってなんなのさ?学園長さん。」

「あぁ、その説明もしなきゃならないんだね。魔王候補というのは…。ちょっと待って。藤丸くん。君。自分自身の魔力を知らない…?」

学園長は藤丸に視線を送る。

「把握している限り、私にはある特殊な2種類の魔力を持っていますが…?」

「あぁ。そうだね。まさに光と闇の魔力がね。」

すると、学園長がある事実を述べる。

 

「リツカくん。君の魔力はこの世界でいう、『魔王候補』の適正を持っている。」

「ちょっとなにいってるか分からないです。」と思考停止してしまった、藤丸を視て学園長がもう一度言った。

「魔王候補はアラタくんだけでなくて、君もなのだよ。藤丸リツカくん。」

「ーーー!!!」

 

 

次回のFate/Grand Orderは!

「まさか…私も魔王だったとは…」

「いや、そこは『キャーっ!』って叫ぶところだろぉ?!」

「きゃー」

「バナ…じゃなくて、ちじ!ちじ!痴女!?」

「難しいのね…」

 

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