さて、俺たちは庭を抜け、門まで来たんだが
「でけぇ。いや分かってたけどでかい。こんなところから入ったら、一発でばれるぞ?」
絶対開けたら音なるもん。
「んなもん分かってる。だからな。」
正邪は少し離れた所の窓を指差して
「そっから入る。」
バカじゃねえの?こっちが悪くなるわ。それしか無いから仕方ないかもしれんが。
「さっさと行くぞ。」
「えぇ。」
正邪とぬえが窓を壊し、俺たちは進む。
「声出さないでね。バレるから。」
ぬえが小声で言う。
俺は取り敢えず、黙ってついて行くことにした。
とっ前にメイドさんがいる。それも、人間にしては強いが化け物みたいな強さではない。そんな力を感じる。
俺たちは顔を見合せ、少し止まって、通りすぎるのを待つ。
そのメイドさんは通りすぎる時に、少し止まって言った。
「ご武運を。」
そうして去っていった。
俺たちが居ることが分かってみたいだったな。
「今のメイドは十六夜咲夜。紅魔館のメイド長だよ。」
フランが紹介する。
十六夜咲夜というのが、今のメイドさんの名前らしい。
だけど戦うと思ったわ。紅魔館入る前に説明されたけど、姉の方の味方だと思ってた。
「ねえ、フランちゃん。」
「どうしたの?こいしちゃん。」
こいしがフランに話しかける。思うところあったみたいだ。
「私もね、お姉ちゃんとは色々あったし、咲夜さんとか美鈴さんみたいな人が居るから分かるんだけどさ。」
「ん?なにが分かるの?お姉様のこと?咲夜のこと?」
「咲夜さんのことだよ。さっき、フランちゃんのお姉ちゃんの味方だと思ってたのに、戦わなかったでしょ?それは多分、二人でちゃんと話して欲しかったからだとおもうよ?きっと、喧嘩して、そして今まで以上に仲良くなって欲しかったんだよ。」
意外だな。こいしがすげぇいいこと言ってる。
まあ確かに、家族として仲良くなって欲しいのは当然なのか?
「そう・・・かもね。でも、私にとっては難しいな。だって、私も仲良くしたいけど、お姉ち様がどうか分からないし。」
フランが落ち込む。
「大丈夫だって!お姉ちゃんが妹と仲良くしたくないわけないって!」
ぬえはフランを元気づける。
「それに、分からないから今ここに来たんじゃないのか?」
俺も加わり、元気づける。
「そういやフラン、なんで地下にいくんだっけ?」
唐突に正邪が聞く
「え?えっと、写真を取りにいくため。」
「どんな写真?」
「お、お姉様と撮った写真。」
「そうか。」
写真、撮ってたのか。
「ねえ、それなら仲直りでるんじゃない?」
ぬえがなにか思いついたらしい。
「昔のこと思い出したら、また一緒に居たいって言うかも!」
なるほど。
「だといいな。」
フランは寂しそうな顔をしている。
「おい、もう少しだぞ。フラン、図書館はどうする。」
「異変が終わったら見に行くよ。」
「分かった。」
俺たちは図書館を通りすぎ、フランの部屋へついた。
「さっさと持ってこい、長居はしたくない。」
「分かった。」
正邪が遠慮なんてせず、フランに言う。
長居したくないって、フラン、少し悲しいんじゃないんかな?
「見つけたよ、それじゃい行こ。」
「わかった。」
フラン全然悲しんで無かったわ。
俺たちはレミリアとやらの所に行くが
ドガーン!!
あっ!?なんだなんだ?
「多分霊夢と魔理沙だな。こったからは別行動だ。私と真一。フラン、ぬえ、こいし。お前らはレミリアのとこにいけ。私たちは、事が済むまでの時間稼ぎをする。ぬえ、こいし。お前らフランの事、ちゃんと見れよ?」
「分かってるよ。じゃあ行って来る。フラン、こいし、行くよ。」
「「はーい」」
それじゃ、張り切って、時間稼ぎするか。
俺たちは別れた。
エントランス
「ふー。なんとか倒せたわね。」
「おう!この先もこの調子でバンバン倒していこうぜ!」
「ええ、そうしま「はて?そんなことできるのかなー?博麗さん?」チッ面倒なのが来たわね。」
霊夢は驚かないのか、魔理沙は驚いてるのに。
「しっ、真一!?あとだれだ?」
「そういえばあなた異変の時寝てたんだっけ。アイツは鬼人正邪。下剋上を企てた、面倒な奴よ。」
魔理沙は下剋上と聞いてどう反応するか。
「なんだそりゃ!私もやってみたかったぜ!下剋上!」
俺と同じバカだった。
「やるなバカ。はぁ。それで?あんたたちはなにすんのよ?」
「おっ知りたいか?知りたいよなーwww教える訳無いだろ?ははははは!」
「チッむかつく。どうせ戦うんでしょ。魔理沙、先行きなさい。」
「はぁ?なんでだよ!?」
「あんた、普通の相手なら勝てるだろうけど、あいつらと相性悪いわよ?真一だけで一瞬で殺されるわよ?」
「マジかよ。まあ霊夢なら大丈夫だろうし、それじゃ先行くぜ。」
魔理沙は俺たちの下を通る。
「正邪、いいのか?」
「あいつはいいんだよ。霊夢を倒せれば十分だ。」
「なるほど。」
「あんたたちもういいかしら?」
「ああ、どっからでもかかってきな。」
「私、鬼人正邪にあったら殺せって言われてるから本気で殺しにいくわよ。」
それじゃ、俺も本気でやるか。
霊夢を殺せるくらいに全ての力を使って。
「それじゃ、準備でもしなさい。」
俺は短剣を作り、正邪はハンマーのような物を出す・・・ハンマー?
「あんときみたいに遅れは取らねーぞ!」
「ふん。あんたじゃ私は倒せないわよ。」
俺はいつでも懐に入れるよう構えた。
「それじゃあいくわよ!反逆者!」
「「ぶっ飛ばしたらー!!」」