夢の世界
「えーと、お昼寝?」
「なんかその、すみません。」
「まあ、いいんだけどね。じゃあ、今度はなにがあったのか、話してみなさい。」
かくかくしかじか
「ははははは!いやー可愛いわね!君って!」
ドレミーさんは大笑いする。そんな笑わんくても。
「俺にとってはトラウマもんっすよ。あんま笑わんでください。」
「あはは、ごめんごめん。それにしても覚り妖怪に一目惚れか!これは面倒な奴に惚れちゃたわね!」
「あーやっぱ一目惚れっすよねー。なんで俺がそんなことに。」
「初恋?」
初恋か、そうだな。山籠ってたり、家でずっとゲームしてたり、学校で、ずっと本読んでたり。
「相手がいませんでした。」
世界最強の陰キャである。
「あー確かに、友達とか居なさそうだもんね。」
「ひど!」
「ははは。まあ、頑張ってよ若者。時間はいっぱいあるんだし、頑張って覚り妖怪堕としてきなさい。」
「度胸が無いです。」
俺は意識を取り戻す。
地霊殿
「あ~あ。あ?」
ここは部屋?
横を見ると正邪がいた。
「起きろー。」
とりあえず起こしてみる。
「あー?どこだここ?って真一!テメェなにしやがんだ!道ずれにすんな!」
「ハハハごめんっごめん!」
「ふざけてんじゃねぇぞゴラー!」
「ふざけているのは、お前を仲間と認めているからだよ。」
「きめぇ。」
「だとこら!」
「「アア?」」
「あっそういえばーなんであんなことになってたんだ?ああもしかして、一目b「だーらっしゃ!」どわぁ!」
たくこいつ。変なところで勘が鋭い。したくて惚れたわけじゃねえよ畜生。
「あの~」
「「あ?」」
そこには、不覚にも惚れてしまった、古明地さとりがいた。
「うわぁぁぁぁぁ!!」
「うるせぇ!」
「ゴフ。ててて、小槌で殴んな!」
「んなことよりあいつらは?」
「おい無視すんな!」
「こいしの部屋にいますよ。案内しますね。」
「すまんな。」
ああ、そういやあいつらいねぇや。
「おい、真一。」
「あ?」
「話す準備しとけよ。」
ああ、話するだったな。まあ、大丈夫か。
「ほお。珍しい妖怪たちが、こいしの仲間なんですね。」
「天邪鬼に鵺、覚り妖怪に吸血鬼に半吸血鬼。こんだけ集まりゃ下克上なんて簡単じゃねえか?」
「ふむ、真一さんは半吸血鬼なんですね。なんで半?」
「ん?ああいろいろあってな。吸血鬼の子供なんだ。」
「人間と吸血鬼の?よく人間を食べませんでしたね。」
「食べるっていうか吸うだけどな。」
俺は二人分吸って、それからは吸ってないが。
「苦労してるんですね。ここがこいしの部屋です。ごゆっくりどうぞ。」
そして、さとりは来た道を戻っていった。
「真一、準備できたか。」
「できてないっていったら?」
「よお!お前ら!」
「やっぱり。」
「遅いよ。何してたの。」
ぬえが寝転がりながらいう。くつろぎすぎだわ。
「それで?どうするの?」
こいしがこっちをみて聞く。
「ねえ、真一。私は真一が吸血鬼ってことには、あんまり関係ないけどこれからどうするかは教えてよ。」
「わかってる。」
ちゃんと全部考えてるから余裕でいられる。
「そんじゃ、なにがどうなって、半吸血鬼になったのかとか話すぜ。」
といってもたいしたことじゃない。血をみたら覚醒しちゃったってだけだ。
小学校入学する一月前、家に強盗がやってきた。
親父が後ろがら刺された後の様子を見てしまい、大量の血をみたら、フランの時みたいな、まあ、狂気モード的な物になった。
まずは、生きのいい強盗の血を吸った。くそ不味かった。だから満足できなかった俺は、親父の血を吸うことにしてしまった。
あのときの親父は笑っていた。なんでかは分からん。なんで笑ってるんだろう。俺の本能は、そう思いながら、血を吸っていた。
満足した俺は理性を取り戻し、どうしようもない俺は泣きながら、家をでた。
そうして、一ヶ月ほど、街をさ迷っていたら、母であるレミリアにあった。
レミリアは、俺の方を暫くみて、財布を俺に渡し、去っていった。
その時に俺は思った。
なんで、知らん奴に頼らないかん。
そう遠くなかったので、レミリアに財布をぶつけて、山に籠ることにした。
山菜を取りながら生活していると、狸のような女がやってきて、聞いてきた。
「お主、妖怪か?」
俺は逃げた。これ以上めんどうごとに巻き込まれたくなかったから。
まいたと思い、座って上を見たら、狸がいた。そして、
「こっち、妖怪がいるのは、わしとしては好ましくない。なので、少し来て貰うぞ。」
そうして、無理やり連れていかれ、着いたのは、守矢神社だった。
そこで、吸血鬼の力を封印してもらい、限りなく人間に近くなった。
それからは、また、山で暮らそうかと思ったら、無理やり連れていかれ、強制的にマミゾウさんと暮らすことになった。
「まっ、こんな感じだ。そこまで凄くもないだろ。」
「まー縁があるね。としか言えない。」
「妖怪じゃよくある事だからな。」
ぬえならそれも、よく分かっているだろう。
「まっ、とりあえずは分かった。そんで、次はこれからどうするかだが。」
「あっ正邪。その事なんだがな、紅魔館に襲撃したいんだが。」
「紅魔館か、結局、なんにも解決しなかったからな。策は?」
「俺、マミゾウさんとかと握手してただろ?」
「そういやそうだな。」
「その時に少し、俺の特殊な霊力をながしこんで、相手の動きとか場所とか完全に分かるようにしといた。」
「なるほど、霊夢対策なら十分だな。」
「そういうこった、フラン。」
「なに?」
「他はやるから、レミリアのことだけ考えとけ。」
「分かった。ありがとう。」
「おう。」
「そんじゃ、明日道具を集める。明後日くらいから、我らレジスタンスによる異変を起こす!紅魔館だけでなく。幻想郷をひっくり返すぞ!!」
・・・
「いや、」
「それって、」
「正邪だけの目的、」
「だよねー!」
「お前らもっと頑張れよ!」
こうして、異変を起こすことが決まった。