仮面ライダーデストロイ   作:デスギガント

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平成最後の日に間に合わなかった………。

ですが!令和初投稿として、張り切っていきますッ!!!

※注意

今回から、変身音や必殺技などに『』をつけていますのでご了承ください。

どうぞッ!!!



~第3話 無双せし乱入者~

~前回のあらすじ~

 

“仮面ライダージオウ”の世界で、アナザーライダーを準備運動がてら撃破し、“仮面ライダージオウ”と“仮面ライダーゲイツ”との戦いに見事勝利し、二人を自分の“お気に入り”に認定したデストロイ・・・

 

二人がさらなる力を手にすることを期待し、自身もさらなる強者を探して、数多ある世界を旅する・・・

 

次なる“世界”は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~2017年、仮面ライダー“ビルド”の世界~

 

~へ続く、赤黒い渦の空間~

 

この世界でいうところの10年前、日本の有人探査機が火星に着陸し、謎の箱“パンドラボックス”を発見し地球に持ち帰った・・・が、探査機帰還セレモニーの中、“事件”が起きた・・・!

 

“パンドラボックス”が謎の光を放ち、そこから発生した巨大な壁“スカイウォール”により、“日本列島”は、“東都”・“西都”・“北都”と呼ばれる3つの国家に分断された・・・

 

デストロイ「この“事件”を“スカイウォールの惨劇”と呼ばれるようになった、か。」

 

上か下かもわからないほど赤と黒の二色が渦巻いている空間でデストロイ(変身前)は椅子に座りながら“本”を読んでいた・・・

 

デストロイ「しかも、面倒くせぇことに“パンドラボックス”から飛び出した“光”を浴びた奴らは狂ったようにこのパンドラボックスを巡って対立しだした。それも、今、それぞれの国家を統治しているお偉いさんばかりときたもんだ。(パタンッ)」

 

そう言うと、デストロイは本を閉じそこら辺にほっぽり出した・・・

 

ズズズズズズ・・・

 

ほっぽり出された本は渦の中へと飲み込まれていった・・・

 

デストロイ「ハァ…。“あそこ”からパクってきたがやっぱ本だけじゃあ分からねぇなァ…。さぁて…と。(スタスタ)」

 

ズズズズズズ・・・

 

そう言ってデストロイが立ち上がり歩き出すと、本同様に椅子も渦へと沈んでいく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「“祭り”を楽しむとするかァ…!(ニヤァ…!)」

 

デストロイは不気味な笑みを浮かべて、“仮面ライダービルド”の世界へと歩いていく・・・

 

はたして、彼の言う“祭り”とは・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~仮面ライダー“ビルド”の世界~

 

西都が“パンドラボックス”を入手した。しかし、“パンドラボックス”を解放するには東都にある“フルボトル”が必要なため、西都は東都へ“仮面ライダーによる代表戦”を提案。西都が勝利すれば、“東都の領土とフルボトルをすべて明け渡す”ことになるが、東都が勝利すれば、“東都への侵略をやめるどころか、北都を元に戻す”ということを条件に“仮面ライダービルド”こと“桐生戦兎”とその相棒、“仮面ライダークローズ”こと“万丈龍我”とかつて死闘を繰り広げた“北都の仮面ライダー”こと“仮面ライダーグリス”もとい“猿渡一海(通称:かずみん)”と共に代表戦へ挑む・・・!

 

勝負は、“1対1の3本勝負”。

 

第1戦目は、“仮面ライダーグリス”対“エンジンブロス”。グリスはエンジンブロスの猛攻を受けるが、かつての“仲間(友)達”の思いを胸にエンジンブロスに反撃し、漢気の必殺技でエンジンブロスに勝利した!

 

第2戦目は、“仮面ライダークローズ”対“ヘルブロス”。クローズは苦戦しつつも、ヘルブロスを追い詰める・・・!が、ヘルブロスの“ウソ”に騙され、敗北してしまう。

 

そして、運命の第3戦目・・・!

 

“仮面ライダービルド”対“仮面ライダーローグ”の戦いが今、始まろうとしていた・・・!

 

~東都VS西都・代表戦会場・会場外~

 

時刻は“深夜”・・・会場周辺の道には警備用のガーディアンしかおらず、人の気配は全くなかった・・・すると、突然空間にヒビが入り音を立てて砕け散ると割れた内面には赤黒い渦の空間が広がっておりそこから1人の“男”が現れた・・・!

 

デストロイ「ここが“仮面ライダービルド”の世界かァ…!そして、今、“あそこ(代表戦会場)”で…!クックック…!(スタスタ)」

 

デストロイは代表戦会場へ向かおうとするが・・・

 

ガーディアン「ソコノ者、止マレ。(ガチャッ)」←銃を構える

 

デストロイ「あ?」

 

会場を警備しているガーディアン達に止められる・・・

 

ガーディアン「コレヨリ先ハ、関係者以外立チ入リ禁止ダ。直チニ引キ返セ。応ジナケレバ、侵入者トミナシ“排除”スル。」

 

デストロイ「フンッ。(スタスタ)」

 

ガーディアンの忠告などお構いなしにデストロイは歩みを進める・・・

 

ガーディアン「…応答ハ“拒否”。“侵入者”トミナス!排除セヨ!」

 

ガーディアン達『排除セヨ!(ガチャッ!)』←銃を構える

 

ズガガガガガガッ・・・!!!

 

ガーディアン達はデストロイに向けて一斉射撃する・・・!

 

 

 

 

 

 

が・・・

 

 

 

 

 

 

デストロイ「フンッ(シュッ!シュッ!シュシュッ!)」

 

デストロイは変身していないにも関わらず、人間離れしたスピードで銃弾をすべて避けていく・・・!そして・・・!

 

デストロイ「フゥ…!フンッ!(ブンッ!)」

 

ガーディアン「(グシャァ…!)ビー…!バチバチ…!」

 

ドガァァァンッ!

 

一体のガーディアンの顔面に拳をメリ込ませ破壊した・・・!

 

ガーディアン『ピー!ピー!(ガチャッ!)』

 

他のガーディアン達も急いで銃を構えなおすが、時すでに遅し・・・

 

デストロイ「フゥ…!ガァッ!!!(ダッ!!!)」

 

グシャッ!ブチブチ…!メキメキ…!ブチッ!ドガアアアァァァンッ!!!!!!

 

ガーディアン「ビー…ビー…バチッ!…ビー…ビー………。」

 

デストロイ「鉄クズ如きじゃあ、準備運動にもなりゃしねぇ………。」

 

デストロイの足元には、バラバラになったガーディアン達が無雑作に散らばっていた・・・!

 

デストロイ「さぁて、行くかぁ…!(スタスタ)」

 

デストロイは会場へ歩みを進める・・・

 

 

 

 

 

一方、その頃。

 

~東都VS西都・代表戦会場・西都側~

 

“西都”の首相“御堂正邦”と難波重工会長“難波重三郎”はビルドとローグの戦いを高みの見物していた・・・そこへ、“難波重工開発担当”こと“内海成彰”のもとに緊急報告が入る・・・!

 

内海「…ッ!?なんだと…!」

 

御堂「…?」

 

難波「どうした?内海?」

 

内海「それが、会場を警備していたガーディアン達が何者かに破壊されたという報告が…!」

 

難波「…!?」

 

御堂「なんだと…ッ!?」

 

内海「侵入者は、まっすぐこちらに向かっているようです…!他のガーディアン達が迎撃しているようですが、時間の問題かと…!」

 

難波「…ふむ。」

 

御堂「…くそッ!こんな時に…!いったい何処の回し者だッ!!北都の残党かッ!!!」

 

内海「それが、全くの不明で…。」

 

御堂「くそッ!…はぁ、どうする?難波会長?」

 

難波「…ふむ。ここは…。」

 

???『俺たちにお任せください。』

 

難波「おぉ、丁度よかった。今、お前たちに頼もうと思っていたところだ。」

 

難波が振り返るとそこには・・・

 

“エンジンブロス”こと、“鷲尾雷”と“リモコンブロス”こと、“鷲尾風”の“鷲尾兄弟”が立っていた・・・

 

難波「行ってきなさい。侵入者に、我が“難波重工”の力を知らしめてやりなさい。」

 

雷・風『すべては難波重工のためにッ!!!』

 

そう言って、雷と風は難波に敬礼をした後、侵入者(デストロイ)を排除しに行った・・・

 

御堂「頼もしいな。さすがは“難波重工”の“最高商品”たちだ。」

 

難波「ふっふっふ。頼もしい限りですよ。」

 

内海「………。」

 

~東都VS西都・代表戦会場・会場外~

 

ズガガガガガガッ・・・!!!

 

ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

ガーディアン「排除セヨ!排除セヨ!」

 

デストロイ「しゃらくせぇーーーーーーッ!!!」

 

ドガドガドガッ!!ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

デストロイはガーディアン達を蹴散らしながら会場へ向かっていく・・・

 

そんなデストロイを見つめる影が一つ・・・会場の屋根の上から見ていた・・・

 

ブラッドスターク(以降、スターク)「クックック…!面白くなってきた…!」

 

スタークはデストロイがガーディアンを蹴散らしていくのを見ながら不気味に笑っていた・・・

 

 

 

 

 

ガーディアン達『ピー!ピー!ピー!(タッタッタ)』

 

デストロイ「ん?」

 

突如、ガーディアン達が撤退し、その奥から“二人の男”が歩いてきた・・・

 

雷「お前が侵入者か。(スッ)」

 

風「生身でガーディアンを破壊するとは………。正直、驚きました。ですが…!(スッ)」

 

そう言いながら、二人はネビュラスチームガンにギアを装填する・・・

 

『ギア・エンジン!』 『ギア・リモコン!』

 

雷・風『潤動…!』

 

『ファンキー!!』

 

『Engine Running Gear!』 『Remote Control Gear!』

 

二人はネビュラスチームガンから発射された霧に包まれ、エンジンブロスとリモコンブロスに変身した・・・!

 

リモコンブロス「ここでご退場願いましょうか…!」

 

デストロイ「…フンッ(スッ)。」

 

デストロイもドライバーを出現させ、カードをセットする・・・!

 

デストロイ「変身!!!」

 

『SHOW TIME!!!DESTROY!!!』

 

禍々しい渦に包まれ、“仮面ライダーデストロイ”に変身した・・・!

 

デストロイ「(ボキボキッ…!)さぁて、準備運動ぐらいにはなってくれよ?」

 

指を鳴らし、エンジンブロスとリモコンブロスをかるく挑発するデストロイ・・・

 

エンジンブロス「舐めやがって…!」

 

リモコンブロス「身の程を教えてあげますよ…!いくぞ!雷ッ!!(ダッ!)」

 

エンジンブロス「おうッ!兄貴ッ!!(ダッ!)」

 

エンジンブロスとリモコンブロスがデストロイに襲い掛かる・・・!

 

エンジンブロス「フンッ!ハァッ!オリャッ!!」

 

リモコンブロス「ハッ!セイッ!ヤァッ!!」

 

デストロイ「フンッ!ハァッ!セイッ!」

 

エンジンブロスとリモコンブロスの息の合った連続攻撃をなんとか捌いていくデストロイ・・・

 

リモコンブロス「さすがにやりますね…。なら…!雷ッ!!(ダッ!)」

 

エンジンブロス「おうッ!兄貴ッ!!(ガシッ!)」

 

そう言うとリモコンブロスはエンジンブロスに向かって跳び、エンジンブロスはリモコンブロスの足を掴みグルグルと回し始めた・・・!?

 

デストロイ「ッ!?」

 

エンジンブロス「オオオオォォォッ!!!(ブンッ!ブンッ!ブンッ!)」

 

リモコンブロス「くらえッ!!!(シュッ!)」

 

デストロイ「おっとッ!(サッ!)」

 

リモコンブロスは“スチームブレード”を構え、回転を乗せた一撃をデストロイに浴びせようとするがデストロイは寸前のところで後ろに下がり間一髪避けれた・・・

 

エンジンブロス「まだまだッ!!!(ブンッ!ブンッ!ブンッ!)」

 

リモコンブロス「ハアアアァァァッ!!!(シュッ!)」

 

しかし、躱したのも束の間、エンジンブロスはそのままデストロイに近づいていきリモコンブロスは先ほどと同じようにデストロイを攻撃する・・・!

 

デストロイ「く…ッ!(サッ!)」

 

デストロイは間一髪避けるが、エンジンブロスはまだまだ止まる気配はない・・・!

 

エンジンブロス「何度避けても無駄だァッ!!いくぜッ!兄貴ッ!!(ブンッ!ブンッ!ブンッ!)」

 

リモコンブロス「あぁ!思い知らせてやろう…!(ジャキッ!)」

 

そう言うとエンジンブロスはさらに回転し、デストロイに迫る・・・!

 

デストロイ「さすが、兄弟…といったところ、か。」

 

リモコンブロスの刃がデストロイに迫る・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「…が。」

 

ガッキイイイィィィンッ!!!

 

リモコンブロス・エンジンブロス「…ッ!!?」

 

シュゥゥゥゥ・・・

 

デストロイ「まだまだ、足りねぇな…。」

 

エンジンブロスとリモコンブロスの力が合わさった一撃をデストロイは“片手”防いだ・・・!

 

デストロイ「今度は、こっちの番だ…!(ダッ!)」

 

デストロイはエンジンブロスに突っ込み・・・そして・・・

 

デストロイ「フゥ…!(ボオォォ…ッ!)」

 

エンジンブロス「な…ッ!?」

 

デストロイ「フンッ!(ブンッ!)」

 

メキィ…!ボオォォ…ッ!!

 

エンジンブロス「ア、ガァ…ッ!?」

 

黒く禍々しい炎を拳に纏わせエンジンブロスの腹にメリ込ませる・・・!さらに・・・

 

ゴオォォ…ッ!!

 

デストロイ「吹っ飛べ…!」

 

エンジンブロス「ッ!!?」

 

ドガアアアアァァァァァァンッ!!!

 

メリ込ませた拳が禍々しく燃え上がり凄まじい轟音と共に爆発する!

 

エンジンブロス「ぐああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

エンジンブロスは黒い炎に包まれながら建物の壁に激突しそのまま埋まってしまい、変身も解除された・・・

 

リモコンブロス「雷ッ!!!」

 

雷「ぐ…ッ!あ、兄貴…ッ!!!(ブンッ!)」

 

壁に埋もれながらもエンジンブロス(雷)はリモコンブロス(風)に“ギアエンジン”を投げる・・・!

 

リモコンブロス「…ッ!」

 

雷「頼むぜ…ッ!兄貴…ッ!ぐ…ッ!」

 

そう言うとエンジンブロス(雷)は気絶してしまう・・・

 

リモコンブロス「…ッ!あぁ!(ジャキッ!)」

 

リモコンブロス(風)は再び“ネビュラスチームガン”と構えると、装填してあった“ギアリモコン”を外し始めた・・・!?

 

デストロイ「ん?」

 

リモコンブロス「フンッ!」

 

そして、“ネビュラスチームガン”に“ギアエンジン”を装填し、再び外す・・・!

 

『ギアエンジン!』

 

デストロイ「…?何してんだ?」

 

リモコンブロス「フンッ!」

 

さらに、再び“ギアリモコン”を装填する・・・すると・・・!

 

『ギアリモコン!』

 

『ファンキーマッチ!!』

 

デストロイ「…まっち?」

 

リモコンブロス「潤動ッ!!!」

 

『フィーバー!』

 

『パーフェクト!!!』

 

リモコンブロスが再び“ネビュラスチームガン”を発射すると、霧と同時に無数の歯車が出現する・・・!そして、霧が晴れ歯車がリモコンブロスにくっつくとそこには“エンジブロス”と“リモコンブロス”が合体した“ヘルブロス”が立っていた・・・!!!

 

ヘルブロス「ヘルブロス…参上!」

 

デストロイ「…フン。“参上”ならもうちょっと気合いれろや…!(ダッ!)」

 

そう言うとデストロイはヘルブロスに向かって突っ込み、拳を振るう・・・!しかし・・・!

 

ガシッ!

 

ヘルブロスはデストロイのパンチを難なく“片手”で受け止めた・・・!?

 

デストロイ「ッ!へぇ~。」

 

ヘルブロス「私と弟の力が合わさっているだけだと思わない事ですね…!!(グググ…ッ!)」

 

デストロイ「ククク…!ちったぁ面白くなってきたなァ…!!!(ゴゴゴゴゴゴ…!!!)」

 

ヘルブロス「…ッ!?(バッ!)」

 

デストロイの並々ならぬ狂気を感じ取ったヘルブロスは反射的に受け止めていた拳を離し距離をとる・・・

 

デストロイ「クックック…!」

 

ヘルブロス「(な、なんだ…!?この悪寒は…!?私が…!“怯えている”のか…!?いや!違う!)」

 

ヘルブロスはデストロイから溢れ出す“狂気”を感じ震えだす・・・

 

ヘルブロス「すべては…!難波重工の為にィッ!!!(ダッ!)」

 

ヘルブロスは自分を奮い立たせ、ネビュラスチームガンを乱射しながらデストロイに向かって突っ込んでいく!

 

ダンッ!ダンッ!ダンッ!

 

デストロイ「フッ!フッ!フンッ!」

 

デストロイは乱射されるネビュラスチームガンの銃弾をすべて避けていく・・・

 

ヘルブロス「く…ッ!(ジャキッ!)」

 

『ライフルモード!ファンキー!』

 

ヘルブロスはネビュラスチームガンにスチームブレードを装填し、“ライフルモード”にする・・・!

 

ヘルブロス「ハァッ!セイッ!」

 

デストロイ「フンッ!ハァッ!」

 

ヘルブロスはデストロイを連続で切りつけるがデストロイはすべて捌いていき、スチームブレードを掴みヘルブロスの動きを止める・・・ヘルブロスも負けじとデストロイに刃を押し付ける・・・!

 

ヘルブロス「ぐぅ…ッ!!(グググ…ッ!)」

 

デストロイ「随分、必死だな…?(グググ…ッ!)」

 

ヘルブロス「………当然です。失敗すれば、私は…いや、“私たち兄弟”はすべてを失いますからね…ッ!!」

 

デストロイ「あ?それって、どういう…?」

 

ヘルブロス「フンッ!(グイッ!バンッ!)」

 

デストロイがヘルブロスの話に疑問を抱いているとヘルブロスはその隙をついてデストロイを撃つ・・・!

 

デストロイ「ぐ…ッ!?」

 

ヘルブロス「フンッ!(ガチャッ!)ハァッ!(ダッ!)」

 

ヘルブロスはネビュラスチームガンからスチームブレードを外し、デストロイに襲い掛かる・・・!

 

デストロイ「おい!さっきのはどういうことだッ!?」

 

ヘルブロス「そのまんまの意味ですよ…!もし、失敗すれば私たちは西都政府によって“処分”されてしまうんです…!」

 

デストロイ「…ッ!?」

 

ヘルブロス「私たち兄弟は戦いこそがすべて…!弱ければ、ガラクタのようにスクラップされ…滅びる運命なのです…!ハァッ!(ブンッ!)」

 

デストロイ「グッ!」

 

ヘルブロスの一撃をもろに受けてしまったデストロイ・・・!

 

ヘルブロス「生きるためには、勝つしかないんです…ッ!!!(ジャキッ!)」

 

再びスチームブレードを装填しネビュラスチームガンをライフルモードにするヘルブロス・・・さらに、ネビュラスチームガンに“コウモリのフルボトル”を装填し構える・・・!

 

『フルボトル!』

 

『ファンキーシュート!!!フルボトル!!!』

 

フルボトルの力がこもった強力な一撃をデストロイに向けて放つ・・・!

 

ヘルブロス「フ…ッ!」

 

ヘルブロスの渾身の一撃がデストロイに迫る・・・!

 

ヒュウウウゥゥゥ・・・

 

デストロイ「………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブチッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「ふざけんなああああああぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁッ!!!!!!(ゲシッ!!!)」

 

ガアアアァァァンッ!!!

 

デストロイは怒声と共にヘルブロスの一撃を蹴り返した・・・!!?

 

ヒュウウウゥゥゥ・・・ズガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

ヘルブロス「グアアアアアアァァァァァァッ!!!!!?」

 

その衝撃でヘルブロスはうつ伏せで倒れる・・・

 

デストロイ「キサマァ…ッ!!!ふざけたマネをォ…ッ!!!(ズガズガ)」

 

ヘルブロス「な、何が…!?」

 

デストロイが何故怒っているのか理解できないリモコンブロス・・・デストロイは怒りの足取りでリモコンブロスに近づくと・・・

 

デストロイ「オラァッ!!!(グイッ!!)立てッ!!!フンッ!(ガンッ!)フンッ!!(ガンッ!!)フゥンッ!!!(ガァンッ!!!)」

 

デストロイはリモコンブロスを乱暴に掴み上げると顔面や腹を何発も何発も殴り始めた・・・!!?しかも、殴る度にその威力が上がっていく・・・!!!

 

リモコンブロス「グゥ…ッ!ガァ…ッ!!ガハッ!!?」

 

デストロイ「ぶっ飛びな…ッ!!!(スッ!)」

 

そう言うとデストロイは一枚の“カード”を取り出し、ドライバーにセットする・・・!!!

 

『FINISH BREAK!!!RIDER PUNCH!!!』

 

ゴオオオオォォォォォォッ!!!!!!

 

デストロイの拳に禍々しいオーラが集まる・・・!!!

 

デストロイ「フンッ!!!(ブゥンッ!!!)」

 

ズガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

リモコンブロス「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

ヒュウウウゥゥゥ・・・

 

デストロイの必殺技でリモコンブロスは黒い炎に包まれながら会場の方までぶっ飛んでいった・・・

 

デストロイ「フンッ!まだ、くたばるんじゃねぇぞ…!!!徹底的にぶっ潰してやる…ッ!!!(ダッ!)………ん?“アレ”は…?」

 

そう言うとデストロイはリモコンブロスが飛んで(というか飛ばした)方角へ走る・・・が“あるもの”が視界に入る・・・

 

デストロイ「…!イイこと思いついた…ッ!クックック…!」

 

デストロイは不気味に笑い出す・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、“ビルドサイド”は・・・

 

~東都VS西都・代表戦会場・外~

 

ローグ「フンッ!(ガンッ!)」

 

ビルド「グアアァァッ!!!」

 

第3回戦序盤、ビルドはローグに押されるものの禁断の“ハザードトリガー”と新アイテム“フルフルボトル”を使った新フォーム“ラビットラビットフォーム”に変身し、ローグを圧倒する・・・!しかも、ハザードトリガーの暴走も見事克服しこのまま勝負がつく・・・!と思いきや、難波の策略で鍋島の家族を人質にビルドたちの仲間であり、自身の教え子“難波チルドレン”であった“滝川紗羽”を使いビルドの新フォームの“データ”を盗ませ、データが西都に渡ってしまう・・・そして今、ローグにそのデータがインプットされラビットラビットフォームの対策に“ダイヤモンドのフルボトル”を使いビルドを圧倒する・・・!その様子を遠くから万丈と美空、そして紗羽が見守っていた・・・

 

ビルド「ぐ…ッ!」

 

ローグ「俺はお前を倒して、更なる“力”を手に入れる…!!(ブンッ!)」

 

スチームブレードでビルドを切りつけるローグ・・・

 

ビルド「ぐわぁッ!!」

 

ローグ「この国を強くするために…!!(ガシッ!)」

 

ビルド「ぐぅ…ッ!(グググ…ッ!)」

 

ローグは後ろに回りこみ、ビルドを締め上げる・・・!

 

ローグ「俺が…強くなるんだ…ッ!!(ブンッ!)」

 

ザンッ!ザンザンッ!!ザァンッ!!!

 

ビルドを締め上げたままスチームブレードで切りつけ、ビルドが拘束を解いても連撃を浴びせビルドを吹っ飛ばした・・・!

 

ビルド「ぐわあああぁぁぁッ!!!」

 

ローグ「俺は…すべてにおいて、未熟だった…ッ!!!」

 

ローグの脳裏に、ローグ・・・“氷室幻徳”が“仮面ライダーローグ”になるまでの記憶が浮かび上がる・・・!

 

東都の首相であり実の父親である“氷室泰山”と対立したこと・・・

 

ローグ「俺は“野心”だけを頼りに生きてきたッ!!…だが、一人では何もできない“クズ”だった…!!」

 

自分の成り立ちを口にしつつビルドを追い詰めるローグ・・・

 

ビルド「ぐッ!ハァッ!!(シュッ!)」

 

ローグ「フンッ!ハァッ!!(ブンッ!!)」

 

ビルド「ぐわぁッ!!」

 

ローグ「だから…俺は…ッ!!」

 

自尊心の高かった己、虚栄心の強かった己・・・そして・・・

 

氷室(幻徳)『変…身…ッ!』

 

『割れるッ!喰われるッ!!砕け散るッ!!!』

 

ローグ『ヌオオオオオオォォォォォォッ!!!!!!』

 

“仮面ライダーローグ”となった己が脳裏をよぎる・・・

 

ローグ「そんな己をすべて…かなぐり捨てて生まれ変わった…!!!」

 

ビルド「ぐぅ…ッ!!」

 

ローグ「今度こそ…俺は…ッ!!(ガコンッ!!)」

 

『クラックアップフィニッシュッ!!!』

 

ローグ「この国を動かせる力を自分自身の手で掴み取ってみせる…ッ!!!(ダッ!!)」

 

ビルド「ッ!!?」

 

そう言うとローグは飛び上がり、足にワニのようなオーラを纏い、ワニの獲物を食いちぎる技“デスロール”を連想させる必殺技“クラックアップフィニッシュ”を放つ!!!

 

ローグ「ウオオオオオオォォォォォォッ!!!!!!」

 

ガジガジガジガジッ!!!!!!ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

ビルド「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

ローグの必殺技をくらい吹っ飛ばされるビルド・・・

 

ローグ「お前の言う、“愛”や“平和”など…“幻”過ぎない…ッ!!!」

 

ビルド「…ッ!!」

 

ローグ「“理想”で国が造れないことを…俺の“強さ”をもって教えてやる…ッ!!!」

 

~東都VS西都・代表戦会場・東都側~

 

氷室(泰山)「幻徳…!!」

 

~東都VS西都・代表戦会場・外~

 

ローグ「行くぞ…!!」

 

ビルド「く…ッ!!」

 

ローグがビルドに迫った・・・その時・・・!

 

 

 

 

 

 

???「うわああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

ヒュウウウゥゥゥ・・・

 

ローグ・ビルド「ん?」

 

一同「ん?」

 

叫び声と共に何かが飛んできた・・・!?その正体は・・・

 

万丈「あッ!!アイツはッ!!?」

 

ヘルブロス「グゥ…ッ!!」

 

デストロイにぶっ飛ばされたヘルブロスであった・・・

 

ビルド「ヘルブロス…ッ!!」

 

ローグ「貴様、どうしてここに…ッ!!」

 

ヘルブロス「私にも、何がなんだか…ッ!!」

 

万丈「おい!乱入とかアリかよッ!?」

 

ヘルブロスが乱入してきたと思った万丈は審判(アナウンス)に野次を飛ばす・・・

 

アナウンス『只今入った情報によると、ヘルブロス様は現在“侵入者の撃退中”とのこと………。よって、乱入とはなりません。』

 

万丈「何だよ!ソレェッ!!」

 

ビルド「侵入者…?」

 

アナウンス『ヘルブロス様、直ちに侵入者の撃退に向かってください。』

 

ヘルブロス「わかってますよ。私もこのままというわけにはいきませんので………。では…。」

 

ヘルブロスは再度、デストロイの撃破に向かう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「その必要はねぇぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一同「…ッ!?」

 

ヒュウウウゥゥゥ・・・

 

一同が声のする方に振り向くと、遠くから“何か”が飛んでくる・・・それも“巨大な何か”が・・・

 

万丈「…ッ!?伏せろォッ!!!(バッ!)」

 

美空「ッ!!キャァッ!!」

 

紗羽「ッ!!(バッ!)」

 

三人は万丈の声のおかげでギリギリで避けれた・・・

 

ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

ガラガラ・・・ガラガラ・・・

 

三人の頭上を通った“何か”はビルドたちのそばに落ち、バラバラに砕け散った・・・

 

ビルド「こ、これは…ッ!?」

 

ローグ「…ッ!?」

 

ヘルブロス「くッ…!もう来たのか…ッ!!」

 

飛んできたのは、無数の“ガーディアン”たちが一つの塊となったものだった・・・!?それが落ちた衝撃でバラバラになり、辺り一面に残骸が転がっていた・・・

 

万丈「…ッ!?おいおい…マジかよ…。」

 

美空・紗羽「…ッ!?」

 

さすがの万丈も無数のガーディアンたちがバラバラに散らばっているのを見て唖然としていた・・・それは、美空も紗羽も同様であった・・・

 

状況が把握できない一同・・・そこに・・・

 

デストロイ「やっと、見つけたぞ…!歯車野郎…!!!(ザッ)」ゴゴゴゴゴゴ・・・!!!

 

一同「…ッ!?」

 

並々ならむ殺気を放ちながら、万丈たちの近くにデストロイが現れる・・・

 

万丈「な、なんだよ…!コイツ…!!?」

 

ローグ「アイツが侵入者か…?」

 

ヘルブロス「えぇ…。しかも、ガーディアンを“生身”で倒すほどの力を持っています。」

 

ローグ「なに…!?」

 

ビルド「…ッ!?万丈!!みんな!!逃げろッ!!!」

 

ビルドが万丈たちに向けて叫ぶが、万丈や紗羽はともかく、美空は恐怖で足がすくみ動けない・・・!

 

紗羽「ッ!?美空ちゃん!!」

 

万丈「ッ!!くッ!!(ダッ!)」

 

万丈は二人とデストロイの間に入り、二人も守ろうとする・・・が・・・

 

デストロイ「………。(ダァンッ!!)」

 

万丈・美空・紗羽「ッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイは三人に目もくれず、ビルドたちの方へ跳ぶ・・・

 

一同「え?」

 

デストロイ「あいにく、今はオマエと戦いたい気分じゃねーんだ“クローズ”。今、オレが戦いたい…いや、“潰したい”のは………!テメェだァッ!!!(ブンッ!)」

 

そう言うとデストロイは拳に黒い炎を纏い、ヘルブロスを殴る!

 

ヘルブロス「ぐぅ…ッ!!(ガキィンッ!!!)うわあああぁぁぁッ!!!」

 

ヘルブロスは咄嗟にガードするも威力が強すぎて吹っ飛ばされる・・・

 

一同「…ッ!?」

 

デストロイ「覚悟しな歯車野郎…!(ボキボキ…ッ!)簡単にくたばれると思うなよ…!!!」ゴゴゴゴゴゴ・・・!!!

 

デストロイは指を鳴らしながら、殺気をヘルブロスに向ける・・・!

 

ヘルブロス「ぐぅ…ッ!!それは…こちらの台詞です…!!!(ダッ!)」

 

ヘルブロスも態勢を立て直し、デストロイに突撃する・・・!

 

ヘルブロス「ハァッ!(ブンッ!)」

 

デストロイ「フンッ!(ブンッ!)」

 

ヘルブロスとデストロイの拳がぶつかり合い、両者ともに弾き跳ぶ・・・!

 

ヘルブロス「ぐぅ…ッ!」

 

デストロイ「くッ!…ん?」

 

すると、デストロイはおもむろにビルドの方を向く・・・

 

ビルド「…?」

 

デストロイ「…オマエが仮面ライダー“ビルド”。“ライダーシステム”っていう“兵器”を作ったのは………。」

 

ビルド「ッ!?違うッ!!“ライダーシステム”は“兵器”じゃないッ!!!」

 

デストロイの発言に怒るビルド・・・

 

デストロイ「どう反論しようが勝手だが………ふ~む、まぁいい。」

 

ビルド「…?」

 

デストロイの意味深な発言に疑問を持つビルド・・・

 

デストロイ「だったら、証明してみせな。この“(ちから)”が、“兵器”じゃないことを………。」

 

ビルド「…?“(ちから)”?それってどういう…。」

 

ヘルブロス「余所見とは、舐めてくれますねぇッ!!!(ブンッ!!!)」

 

デストロイ「フンッ!(ガシッ!)」

 

ヘルブロスはデストロイを切りつけるもデストロイは軽々と受け止め、そのままもう片方の手でヘルブロスの頭を掴む・・・!

 

ヘルブロス「うぐ…ッ!」

 

デストロイ「フンッ!(グンッ!)」

 

ズガアアアァァァンッ!!!

 

デストロイはヘルブロスの頭を地面へ叩きつける・・・!

 

ヘルブロス「グオ…ッ!!」

 

万丈「強えぇ…!」

 

ローグ「おい、貴様は…何が目的なんだ?ヘルブロスではないだろう?」

 

ローグはヘルブロスを追い詰めるデストロイに質問する・・・

 

デストロイ「ん?あぁ、そうだったんだかどうもそういう訳にはいかなくなってな…!まぁ、気にせず勝負を続けてくれ…“仮面ライダーローグ”…!」

 

ローグ「…俺のことまで知っている口ぶり………。だが、まぁいい。」

 

デストロイ「さぁ!再開だァ…ッ!!(グググ…ッ!!ダッ!!!)」

 

デストロイはヘルブロスの頭を地面にメリ込ませたまま走り出す・・・!

 

ズガガガガガガ・・・!!!

 

ヘルブロス「ぐわぁ…ッ!ぐぅ…ッ!!」

 

デストロイ「オオオオォォォォォォッ!!!!!!」

 

地面を抉りながら、ビルドたちから離れていくデストロイとヘルブロス・・・それ見て唖然とするビルドたち・・・

 

ビルド「あのヘルブロスを…!あいつは…いったい…!」

 

ローグ「ふん。さて………再開だッ!!(ブンッ!)」

 

そう言ってビルドに殴りかかるローグ・・・!

 

ビルド「ぐぅ…ッ!い、いきなりかッ!!」

 

咄嗟にガードするビルド・・・だが、ローグは構わず攻撃する・・・!

 

ローグ「当然だ…!アッチは、今とは関係ない…!!(スッ)」

 

そう言うと、ローグはスクラッシュドライバーに“ダイヤモンド”のフルボトルをセットしレバーを倒す・・・!

 

『デスチャージボトル!潰れな~い!!』

 

ローグ「フンッ!!!(ブンッ!!!)」

 

『デスチャージクラッシュ!!!』

 

突如、ローグの目の前に巨大なダイヤモンドが現れるとローグはそれを砕きビルドに破片を浴びせる・・・!

 

ビルド「ぐわあああぁぁぁッ!!!」

 

ビルドはモロにくらい、吹っ飛ばされ実質先程と全く変わらない状況に戻ってしまった・・・!!!

 

ビルド「ぐぅ…ッ!!!」

 

ローグ「さぁ…ッ!終わらせるぞ…!!葛城…ッ!!!(ダッ!!!)」

 

ビルド「俺は、“葛城巧”じゃない…!俺は、“桐生戦兎”…仮面ライダー“ビルド”だ…ッ!!!(ダッ!!!)」

 

ビルド・ローグ「ウオオオオオオォォォォォォッ!!!!!!(ブンッ!!!!!!)」

 

 

 

 

 

 

ズガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

二人の拳が交差し、ビルドとローグの戦いが再び始まる・・・!!!

 

 

 

 

 

 

 

一方、デストロイとヘルブロスは・・・

 

デストロイ「ウラアアアアアアァァァァァァッ!!!!!!(ブンッ!!!!!!)」

 

ズガガガガガガガガガガガガ・・・!!!

 

ズガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

勢いに任せたまま、乱暴にヘルブロスをボーリングのボールのように投げるデストロイ・・・ヘルブロスは地面にメリ込んだまま、壁に激突し瓦礫の下敷きになる・・・!

 

ヘルブロス「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

デストロイ「フンッ!オラァッ!!どうしたァ!!そんなもんかァ!!!」

 

 

 

 

 

 

シーン・・・

 

 

 

 

 

 

 

デストロイが怒声を叫ぶも聞こえてくるのは、風の吹く音のみ・・・

 

デストロイ「チッ。ダンマリか…。コソk…ッ!?(サッ!)」

 

ダァンッ!!!

 

突如、背後から殺気を感じ取り反射的に避けるデストロイ・・・すると、殺気がした方角から“コブラ”の形をした弾が飛んできて地面に当たり爆発した・・・

 

デストロイ「今のは………チッ。余計なマネを………。」

 

ヘルブロス「(今だ…ッ!!!)」

 

ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

デストロイ「…ハァ。」

 

デストロイの背後の瓦礫が爆発し、振り向くとそこには・・・

 

ギュイイイイイイィィィィィィンッ!!!!!!

 

水色と白の巨大な歯車が計4つ、デストロイに迫っていた・・・!そして、そこにはヘルブロスも立っていた・・・

 

ヘルブロス「これなら…ッ!!どうです…ッ!!!ハアアアァァァッ!!!!!!(ブォンッ!!!)」

 

4つの歯車の勢いがさらに増す・・・!

 

デストロイ「…ハァ。フンッ!!!(バッ!!!)」

 

デストロイが両手を広げるとオーラが集まり巨大な手の形となり歯車達を掴む・・・!

 

ガシイイイイイイィィィィィィンッ!!!!!!

 

ヘルブロス「ぐ、うぅ…ッ!!!」

 

デストロイ「…フンッ!!!(グッ!!!)」

 

ミシミシ・・・ミシミシ・・・バリイイイィィィンッ!!!!!!

 

デストロイが力を込めると歯車はバラバラに砕け散り、デストロイの手も元に戻る・・・

 

ヘルブロス「バ、バカな………。ありえない…!」

 

デストロイ「オラァッ!!!(ダッ!ダァンッ!!!)」

 

とっておきの技も破られ動揺を隠せないヘルブロス・・・その隙をついてヘルブロスに近づき踏みつけるデストロイ・・・!

 

ヘルブロス「ガハッ!わ、私は………私たちは、難波重工の最高商品…ッ!!負ける訳が…ッ!!負ける訳には…ッ!!!」

 

デストロイ「その口ぶり、やっぱりさっきのは“嘘”だったか………。」

 

ヘルブロス「…ッ!?な、なんのことです…ッ!!」

 

デストロイ「とぼけんな。“もし、失敗したら西都政府に処分される”とかほざきやがったことだ。アレ、“嘘”だろ?」

 

ヘルブロス「…ッ!?な、何を根拠にそんなこと…ッ!!」

 

デストロイ「わかるさ。オレは多くの世界を旅し、様々な強者達と死闘を繰り広げたり、気に入らねぇ世界は“滅ぼしたり”して生きてきたからな………。だからか、いつの間にかソイツが“嘘”をついているのかいないのかわかるようになったんだ。さっきのテメェがほざいていた話とは裏腹にテメェの内心は、オレを見下したり自分の力に慢心していたりと調子に乗ってやがった。」

 

ヘルブロス「…ッ!?な、なにを…ッ!!?」

 

図星をつかれ、動揺するヘルブロス・・・

 

デストロイ「…いいことを教えてやる。オレはなァ、平気で“嘘”をつく奴が大嫌い(でぇきれぇ)なんだよオォッ!!!!!!(ゲシッ!!!!!!)」

 

ヘルブロス「グハアァッ!!!」

 

怒声と共にヘルブロスを蹴り飛ばすデストロイ・・・

 

ヘルブロス「う、うぐ…ッ!?」

 

ヘルブロスは逃げようとするが度重なるダメージと動揺によって身体が動かない・・・そこへ、ゆっくりとデストロイが近づく・・・

 

デストロイ「特に、戦法とか、騙し討ちとかそんな面白い“嘘”ではなく、“戦い自体”をツマラナくする“嘘”をつく奴は絶対にぶちのめす…ッ!!!(ガシッ!)」

 

デストロイはヘルブロスの首を掴み、絞め上げる・・・!

 

ヘルブロス「ア、ガアァ…ッ!!」

 

デストロイ「安心しな、殺したりはしねぇ。だが、二度と嘘がはけねぇぐらいぶちのめすッ!!!(グッ!)」

 

デストロイが右手に力を込めると禍々しく燃え上がる・・・!

 

ヘルブロス「ク…ッ!!そう、何度も…ッ!(ジャキッ!)」

 

『ギア・リモコン!』

 

ネビュラスチームガンにギア・リモコンをセットし、デストロイに押し付けるヘルブロス・・・

 

デストロイ「あ?」

 

ヘルブロス「くらってたまるもんですか…ッ!!!」

 

『ファンキードライブ!!!ギア・リモコン!!!』

 

ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

デストロイ「ぐ…ッ!(バッ!)」

 

至近距離でヘルブロスの攻撃をくらってしまうデストロイ・・・その衝撃でヘルブロスを離してしまう・・・

 

ヘルブロス「今だッ!!(バッ!!)」

 

ヘルブロスが両手を広げると再び4つ巨大な歯車が現れる・・・!

 

デストロイ「…ッ!!」

 

ヘルブロス「ハアァッ!!!(ブンッ!!!)」

 

ガキィィィンッ!!!ギュイイイイイイィィィィィィンッ!!!!!!

 

ヘルブロスが両手を振ると歯車たちは四方向からデストロイを挟み潰していく・・・!

 

デストロイ「ぐ…ッ!!」

 

ヘルブロス「ハハハ…ッ!!油断しましたね…ッ!!」

 

4つの歯車に挟まれ、全く身動きできないデストロイを嘲笑うヘルブロス・・・

 

ヘルブロス「これで…!ジ・エンドですッ!!!(グッ!!!)」

 

ヘルブロスはさらに力を込め、歯車の勢いを増していく・・・!

 

デストロイ「グググ…ッ!!!」

 

 

 

 

ビキッ!

 

 

 

 

デストロイ「ッ!?チィッ!!」

 

デストロイの身体に亀裂が入り始める・・・!

 

ヘルブロス「さすがのあなたでも、この攻撃は堪えるようですねぇ?と言っても、弱める気はありませんがね…ッ!!!」

 

ギュイイイイイイィィィィィィンッ!!!!!!

 

ビキッ!ビキッ!

 

さらに歯車の勢いが増し、亀裂がどんどん大きくなっていく・・・!

 

デストロイ「野郎…ッ!!」

 

デストロイは力を込めるも、歯車は止まらるどころか逆に自身の身体に亀裂が入るのみであった・・・

 

デストロイ「チッ!………。」

 

ヘルブロス「ふふふ…!ついに諦めましたか。では、今すぐに楽にさせてあげましょう…ッ!!クックック…ッ!!!」

 

ついに、黙り込んでしまうデストロイ・・・それを見て嘲笑うヘルブロス・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「…しゃーねぇ。まだ、“喰ってねぇ”からどうなるか分からねぇが…。(スッ)」

 

そう言うとデストロイはおもむろに一枚の黒い“カード”を取り出し、ドライバーにセットする・・・

 

ヘルブロス「…?」

 

デストロイ「フンッ!(ガシャン!)」

 

『FINISH RIDER BREAK!!!CROZZ!!!』

 

ドライバーの化け物から声が響くと突如デストロイの身体が青色の炎に包まれる・・・!

 

ヘルブロス「なッ!?」

 

デストロイ「ハアァ…!!フンッ!!!(ゴオォッ!!!)」

 

デストロイが纏っている青い炎がさらに燃え上がり、ヘルブロスの歯車を吹き飛ばし粉々にした・・・!

 

ヘルブロス「バ、バカな…!?この炎は…ッ!?ハッ!!?」

 

ヘルブロスはデストロイを見るも時すでに遅し、デストロイが纏っていた青い炎は巨大な“龍”の形となってヘルブロスを睨んでいた・・・!!!

 

デストロイ「ハアアアァァァ…ッ!!!ドラアアアアアアァァァァァァッ!!!!!!(ブォンッ!!!!!!)」

 

青い龍『ギャオオオオオオォォォォォォッ!!!!!!』

 

ヘルブロス「うわああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

デストロイが拳を振るうと青い龍もそれに呼応し、ヘルブロスに噛みつき天高く飛翔する!!!

 

デストロイ「コイツもまだ“喰ってねぇ”が、まぁいい…!!!(スッ)」

 

そう言うとデストロイはまたしても黒い“カード”を取り出し、ドライバーにセットする・・・!

 

『FINISH RIDER BREAK!!!KUUGA!!!』

 

ドライバーの化け物から声が響くと青い龍は消え、代わりにヘルブロスの頭上に“仮面ライダークウガ”の封印の紋章が現れる・・・!

 

ヘルブロス「な、なんだ…!アレは…ッ!?」

 

デストロイ「テメェらの敵の“先輩”の技さ。(ダァンッ!)」

 

ゴオオオオォォォォォォ・・・!!!

 

そう言うとデストロイはクウガの紋章まで飛び上がり、足にオーラを溜める・・・!

 

ヘルブロス「な…ッ!?」

 

デストロイ「さっきの礼だッ!!!(ブォンッ!!!!!!)」

 

ガキイイイイイイィィィィィィンッ!!!!!!

 

怒声を放ちながらクウガの紋章を蹴り飛ばした・・・!!!

 

ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

ヘルブロス「ぐああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

蹴り飛ばされた紋章はヘルブロスに直撃し大爆発した!!!その衝撃でヘルブロスは再び吹っ飛ばされる・・・

 

デストロイ「そろそろ、フィナーレだッ!!(ダッ!)ん?」

 

吹っ飛ばしたヘルブロスを追うデストロイ・・・だが、急に足を止める・・・

 

デストロイ「…もうすぐ、朝、か。」

 

そう言うデストロイの先には朝日が差し込んでいた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ビルドはというと・・・

 

ローグ「ハアァッ!!!」

 

ビルド「グハアァッ!!!」

 

先程と変わらず、苦戦を強いられていた・・・!

 

ビルド「ハァ…ハァ…。」

 

ローグ「………。」

 

ビルドは虫の息に対し、ローグは息一つ乱れていなかった・・・

 

万丈「このままじゃ負けちまう…ッ!!」

 

美空・紗羽「…ッ!!」

 

劣勢のビルドを心配する三人・・・

 

ローグ「終わりだ…!!!」

 

ローグがビルドにとどめを刺そうとしたその時・・・!

 

???「うわああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

ヒュウウウゥゥゥ・・・

 

再び空から“何か”が降ってきた・・・

 

ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

一同「ッ!?」

 

ヘルブロス「う、ぐぅ…ッ!」

 

万丈「また、ヘルブロスが降ってきやがった…!」

 

再びヘルブロスが空から降ってきたことに驚く一同・・・そこへデストロイも空から降ってきた・・・

 

ヒュウウウゥゥゥ・・・

 

ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

デストロイ「とうちゃーく!さて、そろそケリをつけようかァ?」

 

ヘルブロス「ぐぅ…ッ!」

 

ローグ「ふん、アッチもケリがつくみたいだな。ならば、こちらもケリをつけるとしよう…!」

 

ビルド「ぐ…ッ!」

 

デストロイとヘルブロス、ビルドとローグの戦いにいよいよ決着がつこうとしていた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピリリリ!ピリリリ!

 

紗羽「ッ!!」

 

万丈・美空「ッ!?」

 

突如、紗羽のスマホが鳴り驚く万丈と美空・・・紗羽は急いでスマホを取り出す・・・そして、電話の相手は・・・

 

ピッ!

 

紗羽「カズミンッ!?どうなったッ!?」

 

カズミンとこ“猿渡一海”・・・“仮面ライダーグリス”であった・・・!

 

~某所・鍋島家監禁場所~

 

一海(カズミン)「こんなところに一人で行かせやがってよぉ…。」

 

辺りには、難波重工のガーディアンたちの残骸が転がっていた・・・どうやら、紗羽はカズミンに頼んで鍋島の家族の救出を頼んでいたようだ・・・!

 

カズミン「帰ったらみーたん(美空のネットアイドル名)の握手券くれよぉ?」

 

紗羽『鍋島は…!?』

 

カズミン「よっと!全員無事だ!」

 

鍋島の娘「パパーーーーーーッ!!!!!!」

 

鍋島の娘は元気に手を振る・・・

 

~東都VS西都・会場・外~

 

紗羽「ハァ…!ありがとう…!!!」

 

万丈「鍋島、無事だったのか!?」

 

紗羽「うん…!カズミンが助け出してくれた…!!…ッ!!」

 

そう言うと紗羽はビルドに向かって叫ぶ!

 

紗羽「戦兎くーーーーーーーーーーんッ!!!!!!」

 

ビルド「ッ!!!」

 

紗羽「ッ!!!(バッ!!!)」

 

その声にビルドが反応すると、紗羽は両手を使って大きな“〇”を作る・・・!!!

 

ビルド「…ッ!!!ハァ~、やっと“GOサイン”がでたか………。」

 

紗羽のサインに一安心するビルド・・・そこに・・・!

 

ローグ「フンッ!(ダァンッ!)」

 

ビルド「…ッ!!(シュッ!)」

 

ローグがビルドを踏みつけようとするがビルドは素早く転がり避ける・・・!そして・・・!

 

『MAX!!!HAZARD ON!!!』

 

ビルドは再びハザードトリガーのボタンを押し、フルフルボトルを外し振り始める・・・!

 

万丈・美空「…?」

 

紗羽「………。」

 

ビルド「さぁッ!実験を始めようか?」

 

ビルドの周りに難しい計算式が現れる・・・!

 

ピュイピュイ!ピュイピュイ!

 

『ラビット!』

 

ダン!ダン!ダン!ダン!

 

ローグ「…?」

 

先程まで、跳ね回る“ウサギ”のような軽快な音が重量感がある“戦車”のような豪快な音へと変わっていく・・・!

 

『タンク!』

 

『タンク&タンク!』

 

フルフルボトルを半分にたたみ、ビルドドライバーにセットしレバーを回す・・・!すると・・・?

 

『ガタガタゴットン!ズッタンズッタン!ガタガタゴットン!ズッタンズッタン!』

 

一同「ん?…ッ!?」

 

ドカン!ドガン!ドガアァンッ!!!

 

一同が振り向くと、小さな無数の青い戦車が大砲を放ちながらやってきた・・・!

 

万丈「うおッ!?」

 

美空・紗羽「キャッ!?」

 

突然、無数の戦車が現れ驚く三人・・・そして・・・

 

ドガン!ドガン!ドガアアァァンッ!!!

 

ローグ「ぐぅ…ッ!!」

 

戦車の砲撃がすべてローグに直撃し、戦車たちはビルドに集まる・・・!

 

ビルド「ビルドアップ!!!」

 

『Are you ready?』

 

『OverFlow!』

 

『鋼鉄のブルーウォーリアー!!!タンクタンク!!!ヤッベーイ!!!ツエーイ!!!』

 

ラビットラビットフォームの“赤いウサギ”が外れ、“青いタンク”をアクロバティックに装着するビルド・・・!

 

ビルド「勝利の法則は…決まった!」

 

ビルドお馴染みの決め台詞とポーズをとり、ローグに向かうビルド・・・!

 

ローグ「ぐぅ…ッ!ハァッ!!(ブンッ!)」

 

ビルド「フンッ!(グッ!)」

 

ガキイィンッ!!!ギュイイイィィィンッ!!!ガアアアァァァンッ!!!

 

ローグ「グアッ!!」

 

ビルド「フンッ!!」

 

ドガアアアァァァンッ!!!!!!

 

ローグ「グアアアアアアァァァァァァッ!!!!!!」

 

ローグはビルドに殴りかかるもビルドは片腕で受け止め、腕についているキャタピラーでローグを弾き、両肩のキャノンでローグを吹っ飛ばした・・・!!!

 

ローグ「ぐあ…ッ!うぅ…ッ!!」

 

ローグはビルドの対策をしようとするが何故かシステムにエラーが生じ対策ができない・・・!それは、西都側も同じであった・・・

 

~東都VS西都・会場内・西都側~

 

内海「何だ…ッ!?あの“フォーム”は…ッ!?」

 

西都側にはビルドの“新フォームのデータ”があるが“このフォーム”のことは一切載っていなかった・・・それによって、内海の持っているコンピュータもエラーも起こす・・・

 

難波「…ッ!!?」

 

さすがの難波も動揺を隠せないでいた・・・

 

~東都VS西都・会場・外~

 

美空「何、アレ…?」

 

紗羽「“タンクタンクフォーム”。戦兎君は、“ラビットラビットフォーム”の他に、“アレ”も発明したの………。」

 

そう、これぞ、西都にも、仲間にも秘密にしていた戦兎の“奥の手”であり、もう一つの“新フォーム”・・・その名も・・・“タンクタンクフォーム”!!!

 

~回想~

 

実は、戦兎は初めから紗羽が裏切り者だと見抜いていた・・・しかし、今まで共に過ごしているうちに“偽り”が“本物”へと変わり“真実”と“鍋島の家族を人質に取られていること”を語った紗羽を戦兎は許し“ある作戦”を立てる・・・

 

戦兎「難波に、“ラビットラビットフォームのデータ”を渡す!」

 

紗羽「でも、それじゃあ…!」

 

戦兎「ローグの勝てない…でも、俺たちには“コレ”がある…!!」

 

紗羽「これは…!?」

 

戦兎「“タンクタンクフォーム”だ。このフォームは誰にも話していない、これを鍋島の家族の安否が確認できたら使う。」

 

~回想終了~

 

美空「データを渡したのは戦兎の考えだったんだ…!」

 

紗羽「うん…!鍋島の家族を助ける時間を作るために…!」

 

万丈「あの野郎…!」

 

ビルド「フンッ!ハァッ!!セイッ!!!」

 

ローグ「グゥッ!グハァッ!!グアアァァッ!!!ま、まさか…こんな強さが…!!!」

 

先程とは打って変わりローグを追い詰めるビルド・・・!

 

ビルド「“理想”を掲げて、何が悪いッ!!!(ザンッ!)」

 

ローグ「グアアァァッ!!!」

 

フルボトルバスターでローグを切りつける・・・!

 

ビルド「“ラブ&ピース”はこの現実でどれ程、脆く、弱いかなんて知っている。それでも、歌うんだ。“愛”と“平和”は、俺がもたらすものじゃない。一人一人がその“思い”を胸に生きれる世界を創る…ッ!!!ハアァッ!!!(ザンッ!!!)」

 

ローグ「グハアアアァァァッ!!!!!!」

 

ローグを切りつけ吹っ飛ばすビルド・・・!

 

ビルド「その為に、俺は戦うッ!!!(ジャキンッ!)」

 

デストロイ「………フン。」

 

ヘルブロス「ハァッ!!!」

 

デストロイ「おっと…!オラァッ!!!」

 

ビルドの言葉に僅かに反応するデストロイ・・・

 

『タンク!ジェット!ガトリング!ロケット!アルティメットマッチデース!!!』

 

ビルド「よっと!」

 

フルボトルバスターにフルボトルを装填し、ローグに向けて構えるビルド・・・!

 

ローグ「く…ッ!」

 

『デスチャージボトル!潰れな~い!!』

 

ローグも負けじと再び“ダイヤモンド”のフルボトルをセットし、レバーを倒す・・・!

 

ビルド「ハアアアァァァッ!!!!!!」

 

『アルティメットマッチブレーーークッ!!!!!!』

 

ローグ「フンッ!!!グググ…ッ!!!」

 

ビキビキ・・・ビキビキ・・・バリイイイィィィンッ!!!!!!

 

ローグ「グアアァァッ!!!ハァ…ハァ…!!!」

 

ローグはビルドからの攻撃を巨大なダイヤモンドで防ごうとしたが威力が強すぎてダイヤモンドは粉々になり攻撃を軽減するのに精一杯であった・・・!

 

デストロイ「ハハハッ!!!やるなァッ!ビルドッ!!!」

 

ビルド「ん?」

 

ビルドの戦いぶりに喜ぶデストロイ・・・それに困惑するビルド・・・

 

デストロイ「それにしても、オマエのその“変身”…カッコいいな…!」

 

ビルド「えッ!?あ、ありがとうございます(ペコリ)。」

 

思わず、お辞儀をしてしまうビルド・・・

 

万丈「戦兎!何やってんだッ!!」

 

ビルド「あ、いや、普通、褒められたらお礼ぐらい言うだろ!!」

 

万丈「今はそんな場合じゃねぇだろうが!!!」

 

デストロイ「ハハハッ!!!仲いいなァ!」

 

ビルド・万丈「良くねぇよ!!!」

 

美空「息ぴったり………。」

 

デストロイ「ま、それはさておき………その“変身”、ちょっと“喰わせて”貰うぜ…?(スッ)」

 

そう言うとデストロイは、三度一枚の黒い“カード”を取り出し、ドライバーにセットする・・・!

 

SHOW TIME!!!DIVER CHANGE!!!

 

ドライバーの化け物から声が響き渡ると、デストロイの身体からオーラが溢れデストロイの頭上に集まっていく・・・!

 

万丈「な、なんだァ…!?」

 

ヘルブロス「…ッ!?」

 

オーラが収まるとそこには、変身前のデストロイが立っておりドライバーも装着していない状態であった・・・

 

一同「…ッ!?」

 

ビルド「変身を解除したッ!?」

 

ヘルブロス「どういうつもりです…!」

 

デストロイ「まぁ、慌てるな。これからが面白い所だからよ…!(パチンッ!)」

 

デストロイが指を鳴らすとデストロイから溢れ出したオーラがまるで龍のような化け物の姿へと変貌した・・・!!?

 

万丈「な、なんだよッ!!?アレェッ!!?」

 

ヘルブロス「な、あ…ッ!!?」

 

デストロイ「行け…ッ!!(クイッ!)」

 

化け物『グオオオオオオォォォォォォッ!!!!!!』

 

デストロイが指をさすと化け物はそれに答えるように雄叫びを上げ、一直線にビルドとローグの下へ突っ込んでいった・・・!

 

ビルド・ローグ「…ッ!?」

 

そして・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

ガブッ!ガブッガブッ!!!

 

ビルド「ぐわあああぁぁぁッ!!!(ガジガジ…ッ!!)」

 

化け物はビルドに喰らい付きそのままビルドを飲み込んでいく・・・!!?

 

万丈「戦兎オオオオォォォォォォッ!!?」

 

紗羽「戦兎君ッ!!?」

 

美空「戦兎ッ!!?」

 

化け物『(ガジガジ…!ガジガジ…!ペッ!)」

 

バタッ!

 

一同が驚愕している間に化け物は噛むのをやめビルドを解放した・・・

 

ビルド「う、うぅ…ッ!…ん?あれ?」

 

ビルドは自身の身体を見まわしたがあれだけ噛まれたにもかかわらず“無傷”であった・・・!

 

ビルド「いったい、どうなっているんだ?」

 

デストロイ「当然だ。“ソイツ”が喰うのは、“肉”じゃあねぇ。もっと、“イイモノ”さ(パチンッ!)」

 

化け物『グオオオオオオォォォォォォッ!!!!!!(ギラーンッ!!!)』

 

デストロイが再び指を鳴らすとデストロイから溢れ出したオーラの化け物の両目が赤と青色に輝き、再び腰に集まりドライバーを形成していく・・・!しかし、その“形”はデストロイのドライバーではなく・・・!

 

ビルド「な、アレは…ッ!!?」

 

万丈「お、おいおい…ッ!!?」

 

ヘルブロス「…ッ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ビルドドライバー!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「クックック…!」

 

ビルドがしている“ビルドドライバー”に酷似していた・・・!違う点を挙げるならば、全体的に禍々しいこととデストロイのドライバーにもあった化け物がビルドドライバーの〇の部分(ボルテックチャージャー)にかぶりついている形となっている・・・!

 

ビルド「ビルド…ドライバー…!!!」

 

デストロイ「驚くのは、まだ早いぜ?(スッ)」

 

そう言うとデストロイはまたしても“カード”を取り出し、ドライバーについている“化け物”にかざす・・・!

 

『SCANNING “フルボトル”!!!』

 

ドライバーの化け物から声が響き渡るとカードが光だし、二本の“フルボトル”へと変わる・・・!

 

万丈「あ!ボトル!」

 

ローグ「どういうことだ!?」

 

驚きを隠せない一同・・・

 

デストロイ「さらに、コレにもうひと手間っと…!(グググ…ッ!)」

 

ゴオオオオォォォォォォ・・・!!!

 

デストロイがフルボトルを握り締めると禍々しく燃え上がり、二本のフルボトルの姿が変わっていく・・・!

 

デストロイ「よっと!出来上がりィ~!さーて、と。」

 

そう言うとデストロイはフルボトルをドライバーにセットし、ビルドと同じくレバーを回す・・・!

 

『デストロイラビット!デストロイタンク!』

 

『Destroy Match!!!』

 

デストロイがレバーを回すとドライバーから禍々しいオーラに包まれたスクラップビルダーが出現し・・・そして・・・!

 

『Are you ready?』

 

デストロイ「変身ッ!!!」

 

『戦慄のブラッディムーンサルト!!!デストロイ!ラビット!タンク!ヒャッハッハッハッハッハッ!!!』

 

スクラップビルダーに挟まれ現れたのは・・・!“仮面ライダービルド”に酷似した“仮面ライダー”が立っていた・・・!

 

一同「…ッ!?」

 

万丈「何だよ…その姿…!」

 

デストロイ(ビルド)「“仮面ライダーデストロイビルド”ってとこかな?」

 

ヘルブロス「…何という…ッ!?」

 

デストロイ「さぁ!ケリをつけようかァっ!!!(シュッ!)」

 

ヘルブロス「…ッ!?」

 

ヘルブロスの元に一瞬で近づくデストロイに驚くヘルブロス・・・

 

デストロイ「遅い(とれぇ)ッ!!!(ブンッ!)」

 

ヘルブロス「グハアァッ!!」

 

アッパーをくらわせヘルブロスを吹っ飛ばすデストロイ・・・!

 

デストロイ「トウッ!(ダァンッ!)」

 

ヘルブロスを追い、天高く跳び上がるデストロイ・・・!

 

デストロイ「デアァッ!!!(ブォンッ!!!)」

 

ギュイイイイイイィィィィィィンッ!!!!!!ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

ヘルブロス「ぐああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

デストロイは足の裏のキャタピラーでヘルブロスを削りながら地面へと叩き落す!

 

デストロイ「そっちも決めなッ!!!」

 

ビルド「…ッ!言われずともッ!!!」

 

デストロイの声にビルドが反応し、ローグにとどめを刺そうと構える・・・!

 

ローグ「ぐぅ…ッ!舐めるなアアアァァァッ!!!!!!(ダッ!)」

 

『フルフルマッチデース!!!』

 

ビルドはフルフルボトルをフルボトルバスターに装填し、さらに自身の足のキャタピラーと両肩のキャノンを展開する・・・!

 

ローグ「な…ッ!?」

 

ビルド「フンッ!フンッ!!フンッ!!!」

 

ローグ「ハァッ!セイッ!!ウオオオォォォラッ!!!」

 

ドガン!ドガン!ズガン!ズガン!

 

ビルドはフルボトルバスターとキャノンの砲撃に対し、ローグはダイヤモンドの破片を飛ばし対抗するもビルドが圧倒する・・・!!!そして・・・!!!

 

『フルフルマッチブレーーークッ!!!!!』

 

ズガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

ローグ「ぐああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

ビルドの必殺技をくらい変身が解除されるローグ・・・ということは・・・!

 

アナウンス『変身解除により、“仮面ライダービルドの勝利”ッ!!!よって、2勝1敗で“東都の勝利”が確定しましたッ!!!』

 

美空「やったーーーッ!!!」

 

万丈「勝ったぞーーーーーーッ!!!」

 

美空と万丈は、手を取り合い喜びを分かち合う・・・そこへ、鍋島家救出を終えたカズミンが戻ってきた・・・!

 

カズミン「あッ!?オイッ!コラァッ!!!お前、何気やすくみーたんの手握ってんだよッ!!」

 

万丈「あ?」

 

カズミン「俺がなァ、どんだけ苦労してみーたんの握手券手に入れたと思ってんだこの野郎ッ!!!(ブンッ!)」

 

万丈「ガハッ!」

 

カズミンは万丈にボディブローを入れ、そのままヘッドロックを決める・・・

 

万丈「オ、オイッ!何すんだよ!“カズミン”ッ!!…あッ。」

 

カズミン「ん?言ったな?」

 

万丈「いや、アレは…。」

 

ワイワイガヤガヤ・・・!!!

 

ビルドとローグの戦いに決着がついた・・・そして、コチラも・・・!

 

~デストロイサイド~

 

デストロイ「さぁ!フィナーレだッ!!!」

 

デストロイはレバーを回し、構える・・・!

 

『Ready…Go!!!』

 

デストロイ「フンッ!(ダァンッ!)」

 

デストロイはビルドの必殺技と同じく地面に穴を開けそこに入り飛び出し、トゲトゲしたグラフのようなエネルギーがヘルブロスを挟む・・・!

 

ヘルブロス「ッ!?」

 

デストロイ「じゃあなッ!」

 

『デストロイニックフィニッシュッ!!!ヒャッハー!!!』

 

ズガガガガガガッ!!!ドガアアアアアアァァァァァァンッ!!!!!!

 

ヘルブロス「ぐあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!!?」

 

デストロイの必殺技をくらい、大爆発するヘルブロス・・・爆発後には、気絶し変身が解除された“鷲尾風”がいた・・・

 

デストロイ「これで、勉強になったろ。けして、調子に乗った嘘をついてはいけないってな。ん?」

 

デストロイは万丈たちの表情からビルドの戦いに決着がついたのを知る・・・

 

デストロイ「フッ。勝ったんだな、ビルド…。そうでなくちゃ…!」

 

デストロイは仮面の下で不気味に微笑む・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「“オレを作り上げた一人”としてガッカリさせてもらっては困るからなァ…!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ビルドサイド~

 

ビルドとローグの戦いに決着がつき、東都の勝利で終わったこの戦い・・・喜びを分かち合う一同の元に、東都の首相でありローグ・・・氷室幻徳の父親である“氷室泰山”が現れる・・・!

 

幻徳「…ッ!ハァ…ハァ…ハァ…ッ!!」

 

戦兎「首相…。」

 

泰山「よくやってくれた、君のおかげだ…!」

 

戦兎「いえ…。」

 

泰山は戦兎に礼を言うと幻徳に近づき、腕を掴む・・・

 

泰山「もういいだろ?帰ってこい、“東都”に。」

 

幻徳「…ッ!?………ッ!!(ダッ!)」

 

しかし、幻徳は泰山の手を振り払い泰山を睨んだあと何処かへ去ってしまう・・・

 

泰山「………。」

 

戦兎「………。」

 

泰山と戦兎は悲しい眼差しで、幻徳を見送ることしかできなかった・・・

 

そして、デストロイもその光景を見ていた・・・

 

デストロイ「………やれやれ。よっと!」

 

そう言うとデストロイは変身を解除しビルドたちの元へ行く・・・

 

一方、西都側は不穏な気配を漂わせていた・・・

 

~東都VS西都・会場内・西都側~

 

御堂「どうしてくれるんだッ!!!(ガンッ!)」

 

難波「狼狽えるな。」

 

代表戦に敗れ、怒り狂う御堂・・・それに対し、やけに冷静な難波・・・

 

御堂「くぅぅぅ…ッ!!!何もかも、終わりだ…ッ!!!」

 

頭を抱え、自身の野望が潰えていくことを実感していく御堂・・・

 

難波「まだ、これからだろう…。東都からボトルを奪えば、“パンドラボックス”は開く…。」

 

御堂「…ッ!?何を言っている…ッ!?これから東都の氷室泰山に会うんだぞ!“代表戦に負けたら、軍を撤退させる、北都を元に戻す、パンドラボックスを三国共有の財産とする!”この三つを約束したんだッ!!!」

 

難波「そんなものは、“反故”にすればいい。“勝者が歴史を創る”…ッ!!天下をとれば、後はどんな言い訳も成立する…!!!(スタスタ)」

 

なんと難波はビルドたちの代表戦の結果を揉み消すと御堂に提案してきたのだ・・・!?そんな滅茶苦茶な提案を御堂はのむはずもなく、部屋を出ようとする難波を問い詰める・・・!

 

御堂「そんなこと…!できる訳がないだろう…ッ!!!」

 

難波「やはり君は、“その器”じゃあなかったか………。」

 

御堂「何だと…ッ!!!」

 

難波「ふっふっふ…!!!(ガチャッ)」

 

御堂「…ッ!?」

 

難波が部屋の扉を開けると、そこにいたのは・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スターク「やっと、俺の出番かァ………?」

 

御堂「…ッ!!」

 

内海「スターク…ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ビルドサイド~

 

打って変わって、ビルドサイド・・・こちらも“ある決着”がつこうとしていた・・・

 

紗羽「美空ちゃん…ごめんね。嘘をついて…。」

 

そう、どんな事情であれ結果的に仲間を、(美空)を裏切ってしまったことに変わりはなかった・・・紗羽は、美空に謝罪した・・・

 

美空「………。(ブンッ!)」

 

紗羽「(バチンッ!)…ッ!!」

 

万丈・カズミン「ッ!!」

 

美空が紗羽にビンタをしたことに、万丈とカズミンは驚く・・・

 

美空「痛いでしょッ!?」

 

紗羽「………ッ!!」

 

美空「私も、痛かった…ッ!」

 

そう言う美空の眼には、涙が溜まっていた・・・

 

紗羽「うん…!この“痛み”、忘れない…!!」

 

美空「…ッ!!(ダキッ)」

 

紗羽「…ッ!!(ダキッ)」

 

お互いに抱きしめ合い、仲直りを果たした美空と紗羽・・・それを見て微笑む、万丈、カズミン、そして戦兎であった・・・

 

そこに・・・

 

 

 

 

 

 

パチパチ・・・!

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「みごと、ハッピーエンド。めでたし、めでたしってか?(スタスタ)」

 

一同「…ッ!?」

 

一同が声のする方を見ると、デストロイが拍手しながら歩いてきた・・・

 

戦兎「お前は…ッ!?」

 

デストロイ「そういやァ、名乗ってなかったな。オレは、デストロイ。“仮面ライダーデストロイ”だ。」

 

戦兎「“仮面ライダー…デストロイ”…?」

 

デストロイ「つっても、“仮面ライダー”という名の“化け物”さ。オレは…。」

 

万丈「自分で“化け物”って、頭大丈夫か?」

 

デストロイ「筋肉バカのオマエにだけは言われたくないな。」

 

戦兎「それは、言えてる。」

 

万丈「何だとッ!?」

 

カズミン「落ち着け、それよりお前どこ出身の仮面ライダーだ?少なくとも、北都じゃあお前の名は知らねぇぜ?」

 

デストロイ「残念ながら、オレは“この世界”の仮面ライダーじゃない。」

 

戦兎「どういうことだ?まさか…!」

 

デストロイ「そう、そのまんまの意味だ。仮面ライダー“ビルド”に仮面ライダー“クローズ”、仮面ライダー“グリス”。」

 

万丈「何で俺たちのことまで…!」

 

デストロイ「ちと、“いい図書館”を知っていてな。そこの本で調べた。」

 

万丈「マジかァ…!」

 

戦兎「それはともかく、俺たちに何の用だ?」

 

デストロイ「そう身構えるな。本当は、オマエラと戦うつもりだったが余計な邪魔が入ったせいでエネルギーがカツカツでな。ひとまず、ローグ戦勝利のお祝いを言い来たんだ。」

 

戦兎「まぁ、ありがとう。」

 

デストロイ「それともう一つ、“警告”を言いにな…。」

 

戦兎「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「“平和”っていうは、簡単には創れないぜ?」

 

戦兎「ッ!?待てッ!!それって、どういう…!!」

 

ビキビキ・・・バリイイイィィィンッ!!!!!!

 

戦兎がデストロイに詰め寄るが突如デストロイの背後の空間にヒビが入り音を立てて砕け散り、デストロイは赤黒い渦の空間に入りる・・・

 

デストロイ「じゃあな、ビルド…!また会おうぜ?」

 

そう言うと空間はあっという間に修復され、デストロイはビルド世界を後にした・・・

 

戦兎「…何だったんだ。あいつは…?それに、あの言葉…“平和は簡単には創れない”?」

 

万丈「まぁいいじゃねぇかッ!俺たちは勝ったんだし、これで戦争が終わるんだろ?」

 

戦兎「…う~ん?しかし…。」

 

カズミン「おいおい、喜ぶときは思いっきり喜んでおけよ。」

 

戦兎「…そうだな!」

 

デストロイの言葉に疑問を持つ戦兎であったが、万丈やカズミンの言葉に今はただ“平和”を実感するのであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~赤黒い渦の空間~

 

デストロイ「やれやれ、思わないところで邪魔が入ったな………おかげで、本命と戦えなかった………。まぁ、別の時間に行けばすむ話だからいいか。さて………。」

 

デストロイはおもむろに空間に穴を開ける・・・

 

デストロイ「せっかくだし、西都側の反応でも見てみるか…。」

 

デストロイは空間に穴を開け、西都側の様子を見るようだ・・・そして、デストロイが見たものとは・・・

 

~東都VS西都・会場内・西都側~

 

 

 

 

ブスッ!

 

 

 

 

御堂「な、何で…ッ!!?」

 

スターク「君はもう“用済み”という訳だ。」

 

スタークが御堂に毒針を突き刺していた・・・!?

 

御堂「バ、馬鹿な…ッ!!私がいなくなったら…ッ!!誰が…西都を………統率するというんだ…ッ!!?」

 

スタークの毒が全身に回り始め、苦しむ御堂・・・

 

難波「私だよ。」

 

御堂「き、貴様…ッ!!!…ッ!!?」

 

御堂は難波に掴みかかろうとするが、毒が回り西都の国旗にもたれかかって霧のように身体が消えていった・・・!

 

内海「…ッ!!」

 

その光景に絶句する内海・・・

 

難波「さぁ…!始めてくれ…!」

 

スターク「クックック…!フンッ!」

 

スタークが難波の顔に謎の煙をかけると難波の顔がみるみると御堂の顔になっていく・・・!

 

内海「会長の顔が御堂に…!」

 

御堂(難波)「(ニヤリッ)」

 

御堂となった難波は不気味に笑う・・・!そう、難波はスタークの力を使い、御堂に成り代わったのだ・・・!

 

しばらくすると、御堂の部下が部屋に入ってきた・・・

 

部下A「首相、東都の氷室首相が見えています。」

 

御堂(難波)「わかった…今行く…。」

 

御堂(難波)は愛用の杖を置き、たい焼きを手に取る・・・!

 

御堂(難波)「難波重工が本当の“戦争”を見せてやる…!!!(ガブッ!)」

 

意味深なことを言い、たい焼きを頬張る御堂(難波)・・・

 

その光景にデストロイは・・・

 

~赤黒い渦の空間~

 

デストロイ「…ハァ。いつの時代にも、どの世界にもいるんだなァ、こういう“果てしない野望”を持つ奴って………。」

 

デストロイは呆れながら空間の穴を閉めると、別の世界に行こうとする・・・

 

すると、突如“2枚の黒いカード”が光りだす・・・!

 

デストロイ「ん?………もう少し、試してみるかァ。(スタスタ)」

 

デストロイは“2枚の黒いカード”を見つめると、行き先をビルドの別の時代に変更し歩みを進める・・・!

 

デストロイ「(この“カード”が反応したってことは………。)(スタスタ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロイ「クックック…!面白くなってきやがった…ッ!!!」

 

デストロイは不気味に笑いながら赤黒い空間の奥へと消えていった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




~次回予告~

内海「ならば…!答えは一つッ!!!」

エボルト「だから人間は面白いッ!!!」

デストロイ「だから、オレは人間をやめれたんだ…!」

ビルド「あ、悪魔…ッ!!」

万丈「誰だろうと…ッ!!負ける気がしねえええぇぇぇッ!!!」

次回、マッドと化け物と悪魔達・・・



???「まずは、オマエから血祭りにあげてやる…ッ!!!」


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