これからも皆さまに楽しんでいただけるように精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!
俺は今アイドル事務所に向かっている
いつものようにパスパレの練習を見に行くためだ
えっと、この札をさげて…っと
ウィーン
「あ、神崎さんちょっといいですか?」
「マネージャーさん?どうしたんですか?」
「少しお話が…」
ん?なんなんだろう…
なんか綺麗な部屋に連れてこられた
何か悪いことでもしたのか…?
ガチャ
多分プロデューサー?の人が入ってきた
「神崎大和さんですか?」
「はい、神崎といいます。私に何か?」
「はい。実は…モデルをやってみませんか?」
「モデル…ですか?」
「神崎さんの容姿はとても優れており、音楽の活躍などはパスパレのメンバーから聞いています。あなたにピッタリだと思います」
「……お断りします」
「…どうしてでしょう?」
「俺は今の生活に満足してるんです。高校行って友達と話して、音楽して、遊んで……そんな生活が好きなんです。だからその時間を減らしたくなくて……だからこの話はなかったことに…」
「……そうですか。あなたの意見はわかりました。しかし、その才能を捨てるのはもったいない。私は諦めませんよ」
「…失礼します」
そうして、俺は部屋を出た
一体なんだったんだろう?なんでそこまでして俺を…?
まあいいや、早くパスパレのところ行こ
「失礼します」
「あ!大和くんきた!」
「この人が…」
ん?なんか知らない人がいる…
あ!この人が千聖さんなのかな…?
「えっと、神崎大和です。白鷲千聖さん…ですか?」
「ええ、白鷲千聖です。よろしくお願いします」
これでパスパレがそろったな
てか、白鷲さんめっちゃ綺麗だな。さすが女優だな
『…… 』
ん?なんかみんな黙っちゃったけど…どうかしたのか?
「…大和くんまた出てたよ」
「///」
「え?あ…いやそんな意味じゃなくて…いや、白鷲さんの美しさの否定じゃなくて、いやえっとその…」
「も、もうやめて!神崎くん!」
「神崎さんは大胆ですね!」
「こ、これが神崎さん」
「むー…」
「さ、さあ!練習を始めましょう!///」
聴いていると前回とは全く違っていた
白鷲先輩のベースがはいることによって曲に安定感が出てきた。若宮さんは積極的に自分の音が出始めた。麻弥先輩もより曲のペースを安定されてくれた。日菜先輩は本当にすごい。自分の演奏だったのがパスパレの演奏になってきている
でも、丸山先輩はどうしたのか…前回よりも音はよくあっているが何かが違う
「どうだった?」
「前回よりもすごく良くなってました。白鷲先輩が入ることで曲にも安定感が出てきましたしね。どんどん進化してますよ」
「やったね!」
「今日はここまでですね」
「そうね…じゃあ私はこれから別の仕事があるから」
「あ、お疲れ!千聖ちゃん」
「ええ、お疲れさま」
「忙しいんですね、白鷲先輩」
「そうだね…本当に忙しいんだね…」
「じゃあ解散にしますか」
『 お疲れさまでした!』
日菜先輩と帰ろうと思ったけど日菜先輩も別の仕事があるらしい。若宮先輩も麻弥先輩も。丸山先輩はお仕事がなかったみたいだから一緒に帰ることにした
「はー…今日も頑張った!」
「そうですね、丸山先輩はすごく頑張ってます」
「うん、そうだね…私は頑張ってるよね…でも…」ボソッ
「…どうかしたんですか?」
「え?い、いやなんでもないよ!」
「何か悩みがあるんですか?俺でよければ聞きますよ」
「…ほ、本当に大丈夫だから!」
「大丈夫じゃないです。顔を見たらわかりますよ。丸山先輩の顔はいつも輝いているのに今は少し曇ってます…そんな顔は丸山先輩には似合わないから。少しでも吐き出して楽になってください」
「…神崎くんは優しいね。…聞いてくれる?」
「もちろんです」
「私はアイドルになりたくてこの世界に入って今のパスパレに入ったの。パスパレはいろんなことがあったけど楽しかった。それからどんどんパスパレは注目されていってみんなどんどん仕事が増えていって先に進んでる」
「……」
「でも、私だけ…私だけなんにもない。なんの進歩もないの。それがなんか心の中でモヤモヤしてたまに、努力してきたのが間違いだったのかって考えることもあったの…私どうすればいいのかなって…アイドルってなんなのかなって…」
「…丸山先輩はなんでアイドルになろうと思ったんですか?」
「え…?…みんなに笑顔や元気を与えたくて…」
「なら、丸山先輩はアイドルですよ」
「…え?」
「俺は丸山先輩の歌で笑顔や元気をもらっています」
「で、でも…それは私がドジしたりするから」
「丸山先輩の歌声に力をもらっています。丸山先輩の笑顔で俺も笑顔になります。丸山先輩の努力はなにも間違いじゃないです。丸山先輩にはたくさんいいところがあります」
「……」
「丸山先輩は今までの頑張りは本当に意味がなかったと思っていますか?」
「っ!」
「パスパレが認められていっているということはそのパスパレのメンバーが認められていっているってことじゃないですか?」
「う、うん」
「ボーカルの丸山先輩の歌があるからパスパレがある。白鷲先輩のベースがあるから。若宮先輩のキーボードがあるから。麻弥先輩のドラムがあるから。日菜先輩のギターがあるからパスパレなんです。1人でもかけたらパスパレの音楽はできません」
「っ!」
「本当にパスパレは丸山先輩がいなくても成功していましたか?俺はそう思いません。丸山先輩は絶対にパスパレに必要な大切な人です……丸山先輩の周りにはたくさんの人がいます。あなたを支えてくれてます。俺もその1人です……これでも丸山先輩の努力は無駄でしたか?」
「む、無駄じゃない…無駄じゃないよ…」
「努力し続けていたら必ず未来を掴めます。自分だけの未来を…だから少しづつ頑張っていきましょう!俺も助けますから」
「うん…うん…ありがとう…」
丸山先輩が泣いてしまった…どうすれば…
あ、思い出した。こういう時の対処はモカに教わった
(やっくん、女の子が泣いてたら抱きしめてあげるんだよ〜)
(なんでだ?)
(う〜ん…笑顔になれるから〜)
(そうなのか?)
(そうなの〜。だからモカちゃんで練習しよ〜)
ってなことがあった。だからやるしかない
俺は丸山先輩を前からゆっくりと抱きしめた
「えっ///か、神崎くん///」
「……」ギュ
「あっ…(暖かい…かん、ざきくん…)」
丸山先輩が落ち着くまで俺は抱きしめていた
「いろいろありがとね!神崎くん///」
「いえ、こんなに可愛い子が泣き顔じゃなくて笑っててほしいですから」
「///……ねえ、大和くんって呼んでいい?」
「え?は、はい。いいですけど」
「私のことも彩って呼んで///」
「…わかりました。彩先輩」
「っ!…うん!大和くん///」
彩先輩の笑顔はとても輝いていた
「大和くん!」
「何ですか?」
「ううん、呼んでみただけ///」
「ハハッ、なんですかそれ?」
「なんでもないよ…ありがとう、私の王子様」ボソッ
「何か言いましたか?」
「(こういうときは聞こえないんだから…)ううん、なんでもない!」
「遅くなったからご飯食べていかない?」
「あ、いいですね。じゃあ近くのファミレスでいいですか?」
「うん…私お腹空いちゃったから早く行こ!」ギュッ
そう言って彩先輩は俺の手を握って走り出した
展開が早いかもしれないけど彩ちゃん回です
彩ちゃんはどこかで自分が劣っていると感じているんだと思います。でも、そんなことはないってことを下手ながらにも書いてみました
とりあえず書き終わりましたが次はどういう展開にしようか悩んでいます
意見もらえると嬉しいです
次回も頑張りますのでよろしくお願いします!