無自覚で女の心を射殺す罪をな…
あれから数日後…
俺は2人からお礼がしたいと言われ1日付き合うことになった
それにしても、2人が仲良くなって本当に良かった…
「あ!大和くんー!」フリフリ
待ち合わせ場所に行くと日菜先輩が大きく手を振ってくる
…てか、今思ったけど日菜先輩ってアイドルだから男とあってるのを見たらスキャンダルになって社会的に抹殺されるのでは…?
ま、まあそんなことは考えないでおこう、うん
「日菜、は、恥ずかしいからやめなさい」
氷川先輩が恥ずかしながら注意してる
それより、2人とも待ち合わせ場所に来るの早くない?
俺、15分前には着いたはずなんだけど…
「すみません、待たせてしまって」
「いえ、私たちも今来たところです」
「えー?お姉ちゃん嘘ついちゃダメだよー。お姉ちゃんはりきりすぎて、30分前にはついてたでしょー?」
「ちょ、日菜!///」
張り切りすぎた?あの氷川先輩が?
まあ、そうか。久しぶりの姉妹で遊ぶからな
「俺もすごい楽しみでしたよ、氷川先輩」
「……」
「えと…氷川先輩?」
「そ、その…」
「?」
「さ、紗夜と呼んでくれませんか…?氷川じゃ日菜と被ってしまうので…///」
ああ、確かに。それもそうだな
大和じゃなくて、神崎って呼ばれてたから俺も名字で呼んでたな…
「わかりました、紗夜先輩」
「は、はい///」
「むー!お姉ちゃん、大和くんとイチャイチャしちゃってー!」
「え⁉︎べ、別にイチャイチャなんてしてません!///」
「してたよー!」
こんな会話を見ると姉妹の中の良さが見える
こんななんでもない光景を嬉しく感じる
「まあいいや…大和くん、早く行こー!」
「そうですね」
「……」
「…日菜先輩?」
「…えいっ」
そう言って日菜先輩は俺の右手を握ってきた
「え?ひ、日菜先輩?」
「その…きょ、今日は人が多いからはぐれちゃいけないでしょ?///」
ああ、なるほど。そういうことだったのか
勘違いしそうだから急にはやめてほしい
ギュッ
もう一方の俺の手も握られた
横を見てみると少し顔を赤くした紗夜先輩がいた
「その…わ、私も…///」
「そうですね、紗夜先輩もはぐれたらいけませんし」
「は、はい…///」
紗夜先輩も相当の美人だからはぐれないためとはいっても、手を繋げるのは普通の男なら泣いて喜ぶだろう。実際俺も嬉しいし
てか、さっきから周りの男の視線が痛い
「むぅ…お姉ちゃんもやるね…」ボソッ
「出遅れるわけにわいかないもの…」ボソッ
「え?何か言いました?」
「「なんでもないよ(です)」」
「そうですか…」
息ぴったりだな…
「最初はどこに行きますか?」
「カラオケ行こうよー!お姉ちゃんと一緒に歌いたいし!」
「ハハッ、じゃあカラオケ行きますか」
「じゃあ、トップバッターは私!歌っちゃうよー!」
日菜先輩はしゅわりんどり〜むを歌った
点数は99.5…これは強い(確信
「じゃあ、次はお姉ちゃん!」
「わ、私ですか?…わ、わかりました」
紗夜先輩は熱色スターマインを歌った
点数はこれまた99.5…日菜先輩と同じ点数だ…強い(確信
「わぁー!お姉ちゃんと同じだー!」
「そうですね…日菜と同じ…」
そういう紗夜先輩の顔は笑っていた
「じゃあ、次は大和くんー!」
「わかりました」
何を歌おう……最近結構ハマっているプロローグを歌うことにした
サビの部分が好きすぎてヤバイ
点数は……100点だった
「すごーい…私、100点って初めて見た…」
「私もです…」
こうして、俺たちはカラオケを楽しんだ
ちなみに俺が歌った曲は
・シャ○ル
・Lemen
・GO C○Y GO
・ロスタイム○モリー
だった
日菜先輩と紗夜先輩のデュエットも聴けてとても面白かった
もう、お昼過ぎなので昼ごはんを食べにファミレスに来ました
「あ!お姉ちゃん、フライドポテト大盛りが20%オフだって!」
「そ、そうですか…なら、頼めばいいんじゃないんですか?」
「ええー?お姉ちゃんは?好きでしょ?ポテト」
「別に好きというわけでは…」
紗夜先輩…絶対ポテト好きでしょ、顔見たらわかりますやん
…ちょっと助けてあげるか
注文してしばらく待っていると料理がきた
「こちら、フライドポテト大盛りが2つです」
「え?2つですか?」
「はい、俺が頼みました。ちょっとポテトもほしくて…でも、少し多いので紗夜先輩にも食べてもらえるとありがたいんですけど…」
「っ!そ、そういうことなら仕方ないですね。大和さんの頼みですから」
そうは言いながら嬉しそうにポテトを食べだした
ふっ、作戦成功だな
ちなみに、俺が頼んだのはカルボナーラだった
日菜先輩はオムライス、紗夜先輩はハンバーグだった
うん、うまい。パスタの中ではカルボナーラが最強だと思う
「大和くん」
「はい?」
「あーん!」
日菜先輩が満面の笑みで一口サイズのオムライスを差し出してきた
「え?いや、その」
「あーん!」
「えっと…なん」
「あーん!」
「…あーん」
そう言ってオムライスをいただいた
うん、これもうまい
では、お返しに
「はい、日菜先輩あーん」
「えっ!」
「あーん」
「あ、あーん…」
「どうですか?」
「お、おいしいよ…///」
顔が赤いな…カルボナーラ熱かったか?
すると、もう1方向から手が伸びてきた
「そ、その大和さん…あ、あーん///」
え?紗夜先輩もですか?
2人の美人からあーんなんて…最高だな
「あーん…うん、美味しいですね。ではお返しにあーん」
「っ!///あ、あーん…」
「美味しいですか?」
「え、ええ///」
紗夜先輩も顔が赤い
そんなに、カルボナーラ熱いか?
ちょっとポテトを食べようと手を伸ばすとそこにはポリポリと必死に食べている紗夜先輩がいた
え?あんなに山盛りポテトだったのに、もう全然ないんですけど?
あ、もうなくなった…紗夜先輩ポテト好きすぎでしょ
日菜先輩のポテトも、もうなかった
2人ともすごいな
そのときの2人の心情は荒れていた
「(うう…ちょっと恋人っぽいことしたくてあーんしたけど、まさかされるなんて…///)」
「(日菜に対抗してしましたがこれは…は、恥ずかしい///)」
昼ごはんを食べ終わりショッピングにきました
日菜先輩が服選ぼう!ということで
俺はこの前モカと選んだから今回は見るだけにした
「大和くん!選んだから見て!」
「いや、俺センスないですけど…」
「大丈夫だよ!大和くんはるんっ♪ってくるから」
「な、なるほど」
「じゃあ、ちょっとまっててね〜」
どうして、女の子は男に服を見せたがるのか…
別に日菜先輩ならどれを着ても似合うと思うんだけど…
日菜先輩のちょっとしたファッションショーがはじまった
本当にどれも似合っていた
え?日菜先輩はどんな服を着ていたのかって?
自分で考える方が面白いだろ?
「大和くん、どれがよかった?」
「どれも似合ってましたよ」
「本当に?…んーじゃあどれがいいかなー…?」
「…強いて言うなら最初にきたやつがいいと思います」
「!…じゃあ、それにする!」
「いいんですか?」
「うん!大和くんが選んでくれたから」ニコッ
っ!今の笑顔はヤバイ。まじで可愛すぎ。やっぱり日菜先輩は可愛いなー…
ん?日菜先輩の顔が赤い…どうかしたのか?
そのときの日菜の心情は…
「(ふぇ///き、聞こえてるよー…無自覚なんだろうけどな…可愛いって簡単に言っちゃうんだから…もう…///」
日菜先輩の服選びが終わった
その間紗夜先輩は何をしていたのか…
チョンチョン
「はい?」
「や、大和さん…」
「どうしました?」
「わ、私も服を見てほしくて…」
「あー…俺センスないですけど…」
「いいんです。大和さんに選んでほしいから…」
「あ、え、は、はい…」
いつもクールな紗夜先輩がデレてるのを見るのは結構新鮮だな…
ちょっと焦った
紗夜先輩は日菜先輩ほどは服を着てなかったのでどれがいいかはすぐに選ぶことができた。選んだといってもピンときたやつを選んだのだけど…
こうして、氷川姉妹の服選びは終わった
後は雑貨店やらをぶらぶらしていた
そのとき、ふとネックレスを見つけた
小さな青色と緑の宝石が埋め込まれているやつだ
「お客さんどうですか?」
少し考えた結果買ってしまった
ちなみに、宝石はサファイアとエメラルドらしい
サファイアは誠実という意味がある。これは紗夜先輩にぴったりだろう。エメラルドは幸福という意味がある。これはアイドルの日菜先輩が世界を幸福にするという意味でいいのではないか
ラッピングしてもらって値段を見ると…
すごい、うん。言葉に出ない
そこで少し値切ろうとした。すると、女性の店員が一緒に写真を撮ってくれたら安くするということでそれぐらいならといってしたら、半額になった。俺との写真とか何の価値もないと思うのに……
最後に俺たちが行ったのはCIRCLEだった
提案者は俺だ
「ねえ、大和くんどうしてここにきたの?」
「それは、みんなでギターが弾きたくて」
2人が驚いた顔をした
「それで、2人で一緒に弾くギターも聴いてみたいしさ。それに、俺も一緒に弾いてみたいし」
「でも、大和さんはピアノが専門のはずでは?」
「あー実は友達のバンドに触発されましてギターを今練習してるんです」
「…うん、私、お姉ちゃんと一緒にギターを弾きたい!」
「……そうね。たまにはいいかしらね」
「…やったー!お姉ちゃん、大好き!」ダキッ
「ちょっ、日菜!」
正直、ここにくるのは迷った。また嫌な雰囲気になるかもしれないと思って…でも、よかった。きてよかった
それから3人でギターを音楽を楽しんだ
外はすっかり夜になっていた
「今日は楽しかったね!お姉ちゃん」
「ええ、そうね」
「日菜先輩、紗夜先輩」
「「なに?」」
「これ、どうぞ」
そして、俺は昼に買ったネックレスを渡した
「え?これは…?」
「俺から2人にプレゼントです。仲直りの記念とこれからもお願いしますということで」
「ねー!開けていい?」
「もちろんです」
そして、2人は箱を開けた
「わあ…綺麗…」
「本当に……でも、これほどのものをもらっては…」
「いいんです。これは俺からの気持ちです。2人がこれからも幸せになりますようにっていう意味で」
「「っ!///」」
「じゃあ、帰りましょうか。送っていきます」ニコッ
そう言う大和の笑顔は月の光でとても輝いていた
「うん!///」
「はい///」
そうして、3人は仲良く手を繋いで夜道を歩いた
そんな3人の背中を優しく夜風が撫でた
これにてさよひな編は一応完結ということで
次回は誰と絡ませていこうか…
今も悩んでいます…
意見があったら言ってください
次回もよろしくお願いします!