デート・ア・ビルド(更新休止中)   作:砂糖多呂鵜

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桐生「はぁっ、はぁっ………あ、今日は、バイクに乗りながら、あらすじ紹介、です!天っ才物理学者の桐生戦兎は、精霊四糸乃と邂逅するも、パペットを失った影響によって、四糸乃は暴走、して、しまう!さっ、寒っ!……コホン。戦兎は急いで、四糸乃の元へと向かうのだが………?」

士道「あ、今回は俺がメインだから、戦兎出番ないよ」

桐生「マジで!?つかなんでお前ここにいんだよ」

士道「そこは…………ご都合主義ってやつじゃない?この空間限定の」

桐生「お前がそれ言うとはな。ま、まあと言うわけで、第18話をどうぞ!ハックショイッ!寒い…………」




第18話 燃やせスピリット

「………っ!?」

 

目を開け、四糸乃は狼狽に身を震わせた。

闇の中で微睡むような感覚が搔き消えると同時に、ひんやりとした空気が頬を撫で、視界に街の景色が流れ込んできたのである。

 

「ぇ…………、ぁ……………っ」

 

辺りを見渡した。

どこか知らない街の真ん中。四糸乃の周りだけ、爆発が起きたように消し飛んでいる。

そして空からは、冷たい、雨。

 

何度も、飽きる程に経験した、現界の感触。

 

ただ違いがあるなら_______その左手に、四糸乃の無二の友達がいない事だろう。

 

そして、空を見上げる。

 

そこには______四糸乃の予想通りに、機械の鎧を纏った幾人もの人間が浮遊していた。

 

「_______目標を確認。総員、攻撃開始。逃すんじゃないわよ!」

 

『はっ!』

 

そんな会話の後、人間たちの手足から、 幾つもの弾が放たれる。

 

「……………っ」

 

四糸乃は息を詰まらせると、地面を蹴って空に舞った。

そのまま人間達の攻撃を避けるように、複雑な軌道を描きながら逃げていく。

 

それぞれが致死の力を持つ、必殺の一撃。霊装が無かったら、四糸乃を100回殺しても足りないほどの、悪意と殺意の化身。

 

「………!………!」

 

四糸乃は錯乱気味に空を舞いながら、声にならない叫びを上げた。

 

動機が激しい。お腹が痛い。目がぐるぐる回る。

 

頭がぐちゃぐちゃになって、訳が分からなくなる。

 

いつもなら_____左手に、よしのんがいてくれた。

 

そして、よしのんはとても強くて頼りになるから、こんな攻撃は物ともしない。だから四糸乃も平気だった。みんなを傷つけずにいられた。

 

でも今は_______いない。

 

 

どうしようもない恐怖感が、四糸乃の心に広がっていく。

 

ガチガチと歯が鳴って。

 

ガタガタと足が震えて。

 

グラグラと視界が揺れる。

 

自分じゃ抑えきれないくらい、頭の中がグシャグシャになってしまう。

 

「ぅ、ぁ、ぁ……………」

 

雨が、より強くなった。

 

「よし、このまま一気に行くわよ!」

 

リーダー格の女が言うと同時に、人間達の禍々しい武器が、一斉に四糸乃に向けられる。

今までで一番の殺意が、形となって降り注ぐ。

 

それらが着弾する瞬間。四糸乃は、天高く右手を上げていた。

 

 

______そして。

 

 

 

 

「………《氷結傀儡(ザドキエル)》………ッ!!」

 

 

 

災厄の名を、叫んだ。

 

 

 

 

 

 

「な…………っ、なんだよ、こりゃあ………っ」

 

「全部、凍ってやがんのか……………っ?」

 

自宅にいた士道と万丈は、外へ出て目の前へと広がる光景に目を見開いた。

 

見慣れた街の景色が、一面銀世界へと変貌していたのである。

 

それも、大雪が積もったとか、そう言う話ではない。純粋に、街が凍りついているのである。

 

『_______警報が聞こえたでしょう?ハーミット_____四糸乃よ』

 

「よ、よしの?それが、あいつの名前なのか?」

 

『ええ。あまり悠長に構えていられる事態じゃないわ。本来なら排水される雨水まで凍ってしまっているから。このままだと、地盤や地下シェルターの方にまで深刻な影響が出る可能性があるわ。その上_____』

 

そこで一つ区切り、苦虫を噛み潰したような声を発した。

 

『______先日、戦兎達が交戦したっていう………マッドクラウン、だったかしら。そいつの反応が、近くで確認されているわ。おまけに、街全体が凍結した後で、未確認周波数のスマッシュがそいつの周りに数体』

 

恐らく、この間クラウンが出していた、リキッドスマッシュ、とか言うやつだろう。何故液体でできてたのに凍っていないのかは謎だったが、恐らくそこは何かしらの力が加わっているのだろう。

 

『万丈、今すぐ現場に急行して。_____士道は悪いけど、今の貴方じゃやれる事はないわ。回収も難しいから、近くのシェルターに向かって』

 

「分かった。来い、ドラゴン!」

 

『ギーギギーギガ!ギーギーギー!』

 

万丈は返事をすると、ビルドドライバーを取り出し、ドラゴンフルボトルを振る。

そして、どこか固い動作でやって来たクローズドラゴンにボトルを挿し、ビルドドライバーへ装填した。

 

 

【Wake Up! CROSS-Z DRAGON!Are You Ready?】

 

 

「変身ッ!」

 

 

【Get CROSS-Z DRAGON!! Yeah!!】

 

 

「おっしゃぁっ!」

 

いつもよりも早く変身を済ませ、琴里の通信を頼りに現場へと向かう万丈。

 

「………………俺は」

 

その背中を見送った士道は、その場へ立ち尽くし、自分にできる事を考えた。

 

『士道、何をしているの。早く逃げなさい!』

 

琴里から諌める声が聞こえる。きっとこの場で士道が取るべき選択は、シェルターへと逃げる事なのだろう。

 

だが_____少しの逡巡を後で、士道は顔を上げ、インカムに手を伸ばした。

 

 

「悪いな琴里………ちょっと、行ってくる」

 

 

『は?何を言っているの!?士道!士道!』

 

インカムを耳から引き抜く。その時。

 

 

『キュルッキュルゥ!キュルッキュルゥ!』

 

 

するとガルーダが、何かを訴えるように鳴き声を鳴らして、士道の元へと飛んできた。

 

「お前………」

 

『キュルッキュル!キュルッキュイーッ!』

 

ガルーダは士道の周りを勢い良く飛び回り、『自分に任せろ!』と訴えているようだった。

 

「ごめんな……ちょっと、付き合ってくれ」

 

『キュルッキュルゥッ!』

 

首肯するように小さな首を曲げると、士道の手元に収まる。

 

それを持った士道は、自宅へと戻り、大急ぎで、()()の部屋へと向かった。

 

 

 

 

あぁ〜ららぁ。ついに始まっちゃったぁ〜……ん?

 

「はぁっ、はぁっ……見つけたぞテメエ!」

 

おぉやおやぁ、クローズじゃぁないか。わざわざ寒い中ご苦労だったなぁ

 

「うっせえ!」

 

凍てつくような寒さの中、マッドクラウンはリキッドスマッシュと共に商店街にいた。と言っても、既に店は凍りつくし、もはや商店街としての機能を果たせそうにもないが。

 

 

【BEAT CROSS-ZER!】

 

 

「ウォォォオォオーッ!!」

 

その姿を確認したクローズは、ビートクローザーを取り出し、マッドクラウンとスマッシュに向かう。

 

う〜ん、今は、お前とやる気分じゃないしなぁ………行け

 

「ゥゥゥゥゥゥゥウァァァァァア!!」

 

マッドクラウンは顎に手を当ててから、近くのリキッドスマッシュに指示した。数体のスマッシュが、クローズめがけて襲いかかる。対してのクローズは短期決戦で決めるために、ビートクローザーに先日入手したロックフルボトルを装填、グリップエンドを力任せに思いっきり引いた。

 

 

【SPECIAL TUNE!!】

 

 

【ヒッパレーッ!ヒッパレーッ!】

 

 

【MILLION SLASH!!】

 

 

「オォーラァァッ!!」

 

ビートクローザーを振るうと同時に、刀身から蒼炎のエネルギーが放たれる。

攻撃を受けたスマッシュは数体が爆散し、残り数体はまた、クローズへと向かって行った。

 

それを迎え撃つように、クローズは再びビートクローザーを構えた。

 

 

 

 

「あ_____あれは…………っ!」

 

凍り付いた街を走っていた十香は、視界の先に見えた光景に戦慄した。

開けた道路の先に、スマッシュとか言う怪物と戦う、万丈ことクローズと、そのスマッシュを引き連れていると思われる紫色のサソリ男、さらにその奥では、先日見た青い髪の少女、それにASTの姿が確認できたのである。

 

「________あっ」

 

十香は、そのサソリ男を見たとき、恐怖を覚えた。

 

ASTと対峙した時とは、決定的に違う、何か恐ろしいもの。

 

何故だろうか。本能とか、そういうレベルでしか語りようがないが_______あれは、とても危険な物だ。

 

そして、その奥にいる、人形を駆る少女。それが後退し、周囲の大気を吸い込むように人形を仰け反らせる。

 

「…………っ!?」

 

十香は、腹の底がぞくっと冷えるのを感じた。

 

あれも_______サソリ男とは違うが、よくないものだ。間違いない。

 

言語化しづらいのだが、そう。例えるとするなら、十香が【鏖殺公(サンダルフォン)】で渾身の一撃を放とうとする寸前と、非常によく似ているのである。

 

「…………っ、シドー、セント、リューガ!」

 

その安否を憂い、思わず三人の名前を叫んでしまう。万丈はともかく、ほか二人は今この場にもいないのだ。意味の無い事は分かりきっている。

 

十香は、咄嗟に踵を地面に突き立てた。

 

「【鏖殺公(サンダルフォン)】…………ッ!」

 

十香の最強の矛の、その名を呼ぶ。しかし、何も起こらない。

 

「くっ……………!」

 

一応、琴里達から説明は受けていた。その過程で、自身の存在についてや、その力が士道の身体と、あの戦兎達が使っていたボトルに、封印されたと言うことも、聞いていた。

 

不安が無かったわけではない。今まであった力が突然無くなるのは、誰だって不安になる事だ。

 

しかし次第に、それが士道や戦兎達と過ごすうちに、それが人間として暮らす上で必要な事だと理解できた。

十香は、今の生活が楽しくて仕方ない。

 

折紙は未だに鼻持ちならないし、琴里や令音も、完全に信用に足る訳ではない。もしかしたら戦兎と万丈ですら、心の中では信用し切れていないのかもしれない。

 

_____だが。

 

鏖殺公(サンダルフォン)………鏖殺公(サンダルフォン)ッ!鏖殺公(サンダルフォン)………ッ!」

 

今、彼らを救う為、そのいらないはずの力を求めなければならなかった。

 

幾度も幾度も地面に踵を突き立てる。だが、何度試しても鏖殺公(サンダルフォン)は顕現しない。

 

「くっ………頼む………出てくれ、鏖殺公(サンダルフォン)…………っ!」

 

泣きそうな思いで、地面を蹴り続ける。

 

頭の中で、士道が凶弾に倒れた光景が鮮明に浮かぶ。

 

戦兎達が、みんなとくしゃっと笑っている光景が浮かぶ。

 

前者は、もう絶対に見たくない、経験したくない光景だ。

 

後者は、絶対に失ってはいけない光景だ。士道と、戦兎と、万丈と、みんなと笑っているときは、心の底から幸せを感じられた。

 

「…………っ!」

 

ゆらゆら、ぐらぐらと、十香の精神状態が、不安定になる。意識が飛んでしまいそうになる。それほどのストレスが、十香の頭の中を蹂躙する。

 

 

「く_________ぁ、ぁぁあああああああああああああああああッ!!!」

 

 

 

 

 

 

「はぁっ、はぁっ…………ぐぅっ!!」

 

息も絶え絶えになりながら、クローズは戦い続けていた。

敵の攻撃がある程度弱まった所でボルテックレバーを回し、エネルギーを充填する。

 

 

【Ready Go!!】

 

 

DRAGONIC FINISH!!

 

 

 

「オォォォォォリャァァァァーッ!!」

 

渾身のキックを放ち、最後のリキッドスマッシュを葬り去る。

しかし、クローズの体力は限界に近かった。ただでさえ通常スマッシュよりも強力なリキッドスマッシュ。それを数体一気に相手取ることは、幾ら歴戦のクローズといえど、苦行であった。

 

その上_____

 

「(なんか俺…………前より、弱くなってねえか?………)」

 

ふと、頭にそんな考えが浮かぶ。

そう。この世界で戦ってきてから、ずっとそんな考えが頭の中にあった。スマッシュと戦っているときも、何故だろうか。最後に戦った時より、だいぶ強く感じたのである。

 

否、正確に言うなら_____自分の力が、弱まったというべき。

 

だが、今は戦場の真ん中だ。

 

その疑問を横へ投げ、再び姿勢を整える。

 

そして正面の道化師野郎_____マッドクラウンを見据える。

 

おぉ〜おぉ〜、こりゃあ凄い!まぁさか本当に倒しちまうとはなぁ。で、も………そんななりで大丈夫かぁ?

 

「うるっ……せぇ!」

 

強気に言うがしかし、クローズの身体はほぼ満身創痍であった。全身の疲労がかさみ、痛みが襲う。

それを奥歯を噛み締め堪えて、マッドクラウンへと向かっていく。

 

「うぉぉぉーーッ!!」

 

ふん

 

しかし、それをクラウンは難なく避け、取り出したブレードでクローズを地に伏せさせた。

 

「ぐはぁっ!?」

 

終わりだ

 

言うと、クラウンは銃を取り出し、持ち手を回転させ、ブレードを銃口へと取り付け、大型ブレードへと変形させた。

そしてフルボトルを取り出し、セットする。

 

 

【BLADE……FULL BOTTLE……JET

 

 

【EFFECT SLASH】

 

 

音声が鳴ると同時に、刀身にジェット機の様な形のエネルギーが纏われる。

 

ほぉ〜らよっ!

 

妙に間の抜けた声とともに、刺突のフォームで構えたブレードを突き出す。

その後、ブレードからジェット機のエネルギーが放出され、そのままクローズへと向けて放たれる。

 

____だが、しかし。

 

 

「………はっ?」

 

何だとぉ?

 

 

______クローズとクラウンの間に入るように、人影が降り立ち、そのエネルギー弾を、 手に持った巨大な剣で以って、打ち消していたのだから。

 

「と、十香…………?」

 

「無事か!?リューガ!」

 

「あ、ああ………何とかな」

 

立ち上がり、十香のそばに立つクローズ。ちなみに、何故霊力を封印された十香が霊装姿になっているかとかは、聞かなかった。単純に考えてなかったのである。

 

ほぉ〜、プリンセスかぁ〜。こりゃ驚いた!

 

「………貴様か。シドーを苦しめた敵というのは」

 

そぉんな怖い顔すんなって。綺麗なお顔が台無しだよぉ〜?っと!

 

 

【SMASH……REALIZE】

 

 

瞬間、クラウンが再びブレードのスイッチを操作し、先端部からスマッシュを二体生成した。数の不利を悟ってか、数的優位を作り出すためである。

 

「なっ、テメエ!卑怯だぞまた出すなんて!」

 

ハッハー!残念ながら俺ぁ、卑怯もラッキョも大好きなんだよぉ〜

 

と、クラウンの高笑いが響いた、その時。

 

 

「____待てッ!」

 

 

後ろから、息も絶え絶えに走ってくる、士道の姿があった。

 

「なっ、し、シドー!?」

 

「お前!シェルターに避難しろって言われてただろうが!」

 

十香と万丈の声を聞かず、士道はボトルを握りしめ、スマッシュへと向かっていく。

 

「うぉぉおーーーッ!!」

 

「ッ!?」

 

スマッシュへと向けられたその拳は、スマッシュの鳩尾をとらえ、吹き飛ばした。

 

「なっ!?」

 

なぁに?

 

戸惑いの声が上がる。そして、士道は息も絶え絶えに告げた。

 

 

「万丈、決めたよ。_____俺は、戦うッ!!」

 

 

その力強い声とともに、また、スマッシュへと向かっていく。その目には、朝の何かに取り憑かれていたような、妄執にも似た何かが完全に取り払われ、代わりに、大きな決意を宿したようにも、見えた。

 

 

「俺はもう、迷わないッ!!迷ってるうちに、十香が、みんなが、悲しむくらいなら…………ッ!」

 

 

それはきっと、茨の道なのだろう。

 

挫ける時も、傷付く時も、きっと数え切れないくらいにあるのだろう。

 

だけど______その苦難を乗り越えた先に、誰かの笑顔が………十香達の笑顔が、守れるのなら。

 

 

「俺は………みんなの笑顔を、救って、守ってみせるッ!これ以上、誰かの絶望を見たくないんだ!!」

 

「士道………」

 

 

まだ見ぬ、どこかで苦しむ精霊達が、救えるのなら。

 

 

_______その為に、力を使おう。

 

 

「だから………見ててくれッ!!俺の………戦いッ!!」

 

 

その、強い決意と共に。

 

士道は懐から、さっき持ってきた、()()を取り出した。

 

「ッ!そいつは、戦兎の………!」

 

「……戦兎に、悪いって伝えといてくれ」

 

それは、戦兎が開発した新型のドライバー_______リビルドライバーだった。

 

それを腰にあてがうと、銀色の【アジャストバインド】が巻き付く。

 

そして、ポケットから自身のボトル______【スピリットフルボトル】を取り出す。

 

 

『キュルッキュルゥッ!!』

 

 

すると上空から______【アライブガルーダ】が舞い降り、士道の手元へと変形して収まる。

 

「力を、貸してくれ」

 

短く言うと、士道は右手に持ったガルーダに、左手で勢いよく振ったボトルを挿しこむ。

 

そして、ガルーダに付けられたボタン型パーツ、【アウェイクンスターター】を勢いよく押し、リビルドライバーへと挿し込んだ。

 

 

【Get Up! 】

 

 

ALIVE-SPIRT!!

 

 

電子音声とともに、炎の燃え盛るような音と、鳥の鳴き声が混ざったような待機音が流れる。

それが聞こえたと同時に、【ボルテックレバー】を勢い良く回し、【ボルテックチャージャー】からエネルギーを生成、リビルドライバー内部に接続された、変身用顕現装置(リアライザ)が臨界駆動を始める。

 

そのまま、士道の前後に高速ファクトリー、【スナップリアライズビルダー】が展開される。前後には朱色のボディ、横にはさながら不死鳥のような形をした、チェストアーマーパーツが生成された。

 

 

 

 

【Are You Ready?】

 

 

 

 

_______覚悟はいいか、と、ベルトが問い掛ける。

 

しかし今の士道にとっては、そんな質問は無意味だった。

 

戦う覚悟や、背負う覚悟など_______とっくのとうに、出来ている。

 

だからこそ、決意を抱き、自分を変えるための、その言葉を叫ぶ。

 

 

 

「変身ッ!!」

 

 

その声とともに、生成された【スピリットアーマー】が士道を挟み込み、頭部の【バーニングスピリッター】と、胸部ボディアーマー、【スピリッションフレーマー】が装着される。

 

 

【Get Up Strike! Dead Or ALIVE-SPIRIT!!イェーイッ!!】

 

 

魂のボトルの力で、本当に覚醒した、もう一人の、炎の仮面ライダー。

 

強い決意を胸に秘め、マッドクラウンの前へと立ち上がった。

 

 

「………あいつ、やりやがった………っ!」

 

「し、シドーが………仮面ライダァーーっ!?」

 

 

万丈から感嘆の、十香からは驚愕の声が上がる。

 

「俺は………戦う。笑顔を、守るために。精霊を…………救う為に!」

 

 

士道は叫ぶ。拳を握り締め、自らの、その名を________

 

 

「俺は仮面ライダー…………!アライブだぁぁぁあッ!!!」

 

 

この日、五河士道は………仮面ライダーに、覚醒した。

 

 




どうでしたか?
遂に、士道が仮面ライダーとして覚醒しました。その名も、仮面ライダーアライブ!

………重ね重ね思う。やっぱ違和感が残ってしまった。ま、まあそこは、次回の戦兎の活躍を増し増しにする事で手を打ちましょう!次回、士道の初戦闘シーンからだけど………。

あ、士道の変身に対するラタトスクやASTの反応については、次回描写します。スマッシュ戦闘多めでしたが、後ろでは依然四糸乃が暴れてる状態ですからね。

それでは次回。『第19話 きっと誰かのヒーロー』を、お楽しみに!

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