ツラさ
俺の名前は内海龍世。 今年から高校生の16歳!
自分の事を普通だと思ってる男だ
呼び方は勝手にしてくれ。
この学校で3年間楽しく過ごすぞー!
「・・・どういうことだこれ」
俺が見た光景は普通ではなかった
見渡す限り女子!女子!女子! なんで?
それもそのはず俺が今年から通う羽丘学園は元女子高 そりゃ女子多いわ。
「諦めようぜ。こればっかりはしょうがないだろ。」
「なんで俺らは元女子高に入学せにゃならんのじゃい。」
「近くにある高校ここしかねえんだぞ。」
「そうだけどさぁ……」
声を掛けてきたのは俺の親友の戸川将平。こいつとは幼稚園からの付き合い。 いわゆる幼馴染というやつだな。
「てか毎日ここに通わなければいけないのか」
「何絶望に満ちた顔してんだよ」
「絶望が俺のゴールだ。」
「どっかで聞いたぞそれ。てか改変してるだろそのセリフ。」
仮面ライダーアクセルって結構カッコイイよね!(唐突) え?知らない? 仮面ライダーWを1話から見るのです(迫真) いつかアクセル出てくるから。
「とりあえず諦めて行こうぜ」
「そうだな……」
「これから楽しくなるって!」
「ほんとかな……」
元女子高に通ったって楽しくないんだけどなぁ
てかこいつほんとにポジティブすぎる。これから楽しくなるのか?
「あ゛あ゛〜 疲れた〜」
「なんちゅう声出してんだお前」
「ここの校長話なげーよ」
「校長の話が長いのは全世界共通だろ」
入学式が終わり、俺らは教室にいた
早くこの状況から逃げたい
周りほぼ女子やんけ。ざっけんな。
早く帰らせてくれ。
「入学したからには楽しまないとな!」
「お前ほんとにポジティブだな。羨ましいわ。」
「こうでもしねえと心が死んじまう」
「お前もかよ」
なんだ仲間じゃないか!(歓喜)
そんな事をダラダラ将平と話している内に先生が教室に入ってきた。
「はーい席ついてー」
おっと席につかなければな
自己紹介の時間になった。 ここで第一印象が決まると言っても過言ではない。やらかさないように気をつけなければな
「内海龍世です。 1年間という短い期間ですがよろしくお願いします。」
よし!無難にやったぞ これでいいのだ!
あいつはやらかしそうだけどな
「俺の名前は戸川将平だ! 皆と仲良くなれるように頑張るから皆も俺と仲良くしてくれ!!」
これは…… やらかしただろうな
なんか皆苦笑いだし
クラス全員の自己紹介が終わった。
将平はやらかしていた。 まあ、あんな挨拶すれば当たり前だな。
その後色々とあったが省く
今は帰りの時間だ
「なんで失敗したのかがわからん」
「あんな挨拶したらねぇ…」
「お前も大概だと思うぞ」
「いや俺は無難にいったから。将平みたく失敗したくないし。」
「何気酷いぞその発言」
いやだって…… ねえ?
「あの… 内海くん…」
「ん?」
「今日一緒に帰りませんか?」
「えっ?」
「お前運いいんじゃん 女子と一緒に帰れるなんて!」
「将平黙れ」
「アッハイ」
急に女子に話しかけられてびっくりしている
なんで一緒に帰ろうなんて言い出したんだこの子は……
「ごめんね。俺友達と一緒に帰るから…」
「そう… ごめんね急に話しかけちゃって」
「いや大丈夫だよ」
「なんでチャンス潰すk」
「将平」
「ごめんなさい」
チャンスも何も出会ってから日も経ってないうちに一緒に帰るとかおかしいじゃんか
・・・なんか視線感じるんだけど
「おい龍世」
「なに」
「扉見てみろ」
「一体何がある… っ!?」
わあすっごい ホラゲみたい
なにこれ……
「何これ」
「さあ? 知らないけど早く帰るぞ」
「あの状況からどうやって帰れと」
「強行突破するしかねえだろ」
知 っ て た 。こいつ無茶しかしねえな
ま、とりあえず帰るか…… あの状況を打ち破って家に帰るぞ!
「はーい、ごめんねー 俺達帰るからちょっとどいてくれる〜?」
「・・・それで行けんのか?」
「大丈夫、大丈夫」
「ならいいけど」
将平の考えた作戦はあまりにも単純だった。
強行突破ってか通り抜けようとしてるだけじゃねえか。それで通り抜けられるなら苦労は……
「龍世〜 置いてくぞ〜」
「待て、将平お前いつの間にそんな所まで行ってんだ」
「え?普通に」
「普通ておま……」
わからん 何故通り抜けられるのかがわからん
あの女子の量の中よく通れたな
「待って! 将平くん!龍世くん!」
「将平〜 呼ばれてんぞ〜」
「お前もだろ龍世」
「どうすんだよ」
「どうするって」
「「逃げるしかねえよなぁ……」」
「逃げちゃダメ!」
高校生活の初日から女子に追っかけられるとか…… おい誰だ 『女子から追いかけられるの羨ましい!』とか思った奴。怒るぞ。
「で、俺達に何か用?」
「あのね、なんで龍世くんは野球辞めちゃったのかなって……」
「っ……」
「龍世大丈夫か」
「あ、ああ、大丈夫だ」
本当は大丈夫じゃない。まさかこんな事を聞かれるとは思ってなかった。俺は野球を辞めたのは事実だ。その理由は中学時代の奴らと将平ぐらいしか知らない。
「ごめん、それは話せない。」
「そうなのね…」
「ごめん」
そう言って俺達は帰った。
「龍世。帰りにコンビニ寄って帰ろうぜ」
「・・・そうだな」
コンビニで何か買っていこう。 それこそ俺の好きな物とか、アイツの好きな物とかな…
その後、コンビニに寄ったことが俺の人生を変えることになるとは俺達はまだ知らなかった。
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