この〇〇のない世界で   作:ぱちぱち

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説明会+久々のキャラ登場

誤字修正。げんまいちゃーはん様、たまごん様、kuro様、黒山羊ヤマト様、sk005499様、Kimko様、雷小龍様ありがとうございます!


このオーディションなき世界で

 ある年の夏の陣の最中。音楽関係のサークルが纏められていたエリアを回っていた時だった。

 

 パイプ椅子とテーブルの上にレコードを積んだ、簡素な作りのブースの奥に彼女は居た。自費で作成したという手作り感あるレコードの表紙に興味を持ったのを覚えている。

 

 フードを被った彼女は私に気がつくと、ガサゴソとテーブルの下から何かを探し――サイン色紙を私に差し出した。

 

 私は特に警戒する事もなく彼女に近づいた。夏冬共に良くある事だ。当然周囲の人間もその行動に疑問を挟むことはない。彼女の持つサイン色紙を掴み、常備しているサインペンを胸ポケットから取り出そうとして。

 

【動くな】(フリーズ)

 

 色紙の裏に隠し持った拳銃を突きつけて、彼女は私の目を見ながらそう口にした。

 

 いつもと違う夏の陣は、こうして幕を開け。

 

 

 

 

『何度思い返しても信じられねぇ。普通、拳銃の先を握りつぶすか?』

 

 そしてすぐに幕を閉じることとなったのだった。いや懐かしい。出来るかなーと思ったらやっちまえたんだよね。

 

『世の中にはくすくす笑いながら日本刀をペキペキ握力だけで刃先からへし折ってく奴も居るからねぇ』

『お前みたいなびっくり人間がこの世にはまだ居るのか。確かに銃なんか必要ないだろうな』

 

 漫画の中だけどね、とは口にせずにとある事例(範馬勇次郎)の事を口にすると、呆れたのか驚愕したのかよく分からん表情を浮かべてマーシャ・ムーアはドスン、とソファに腰を下ろす。

 

 例のリブ監督から頼まれた件、【セブン】と銘打ったプロジェクトの本部は、ニューヨーク州の郊外。市中心部から1時間ほど車を飛ばした場所に設置されている。プロジェクトの始動は1週間後の日曜日。その日が最初の放送日であり、7ヶ月に及ぶ長い戦いの始まりの日になる。

 

 私が声をかけた7組の行動力あるクリエイター達にはそれぞれ本部棟に隣接された宿舎に入ってもらっている。早入りしたグループは今後の予定と顔合わせを兼ねてすでに交流を重ねているらしい。

 

 まぁ連中、毎年夏冬と例のアレに参加してる連中だからな。元から顔見知りな奴も多かったりするから、初見で躓くってのは早々ないとは思ってた。

 

『お、食堂でパーティーやってんじゃん。肉だけ盗んでこようかねぇ』

『やめい。参加するならしっかり声かけてこいよ。こっから7ヶ月一緒に暮らすんだぜ、お前さんは』

『へいへい。ま、用事が済んだらな』

 

 一週間前になるまで参加表明を引き伸ばしてたこいつ以外はな!

 

『おいおい。急な話にスケジュール合わせるために頑張ったんだぜ、これでもよ?』

『そこはまぁ分かってる。というかあんたのスケジュールを私が知らないわけないだろーが』

『そりゃそうか。ま、お前の顔は潰さねーさ。しゃ・ちょ・う』

 

 憎まれ口を叩きながらマーシャは、どっかりと座ったソファーの上から手を伸ばし、テレビのリモコンを手に取る。そう、こいつ一応ウチの会社(エキサイトプロ)所属のアーティストなのだ。CDデビューだって行っている。

 

 滅多に会社には顔ださないけどな!

 

『これでも気を使ってるんだぜ? 俺ァ前科者だしな』

『そっちは不起訴で終わったろうが。ったく……やべ、もうこんな時間か』

 

 壁にかけられた時計に目を向ければ、時刻は18時を刻もうとしている所だった。そしてハタと気づく。

 

 ああ、なるほど。だから一番デカイテレビがあって、音響が整っている私の部屋に居座ってんだな、こいつは。彼女の話す”用事”に見当がついた私は、自身の予定も同時に思い出し、出かける用意を始める。

 

 本当はコーラにポテトチップス、テーブルの上に熱々のピッツァを用意してソファに陣取るんだが、流石に今夜はそういうわけにもいかんからな。

 

『ま、お偉いしゃちょうさんじゃしゃーねーだろ。テレビ越しに応援しとくぜ』

『あー。私ものんびりテレビで見てたいんだがなぁ』

『いーじゃねぇか。羨ましいぜ、生で見れるんだからよ』

 

 ソファに座るマーシャの言葉に相槌を返す。贅沢な悩みなのは分かってるが、それはそれとして毎回大トリに壇上に上がるのも結構疲れるんだ。視線が。

 

 ああ、ついでに本部棟の全域のスピーカーで今から流れる番組の音声も流してやろうか。今年は注目度も大きいし、持ち場を離れられない仕事の人間も喜んでくれるはずだ。

 

 なにせ今夜は。

 

『待ちに待った本番だからな』

 

 今年度の全米オーディション、その決勝戦。

 

 一年に一度の祭りが、開幕しようとしている。

 

 

 

【U Can't Touch This】(お前じゃ触れない)

 

 今年の全米オーディションは荒れに荒れていた。

 

 有力視されていたグループのまさかの敗退。外国勢の増加による全体的なレベルアップと、第三勢力と呼ばれる面々の参戦により引き起こされたそれらは全米に嵐を巻き起こしていく。それは本戦の場であっても例外ではない。

 

 今、目の前でパフォーマンスを行う彼女はその最たる例と言っても良いだろう。第三勢力――HIP-HOPに始まる新世代のブラックミュージックと呼ばれる音楽の担い手達。かつてロックの復興までの期間に、古臭いものと切り捨てられた彼らは永い年月をかけて独自の進化を遂げ、そしてついに表舞台に立った。

 

『モノが違うねぇ』

 

 ステージに立つ黒人女性の、そして彼女が引き連れた一団のパフォーマンスについ言葉が漏れる。紡がれる歌、乗せられそうなリズム、そして何よりもその激しいダンスに感嘆の息を吐きながら、隣に座る人物に目を向ける。

 

『私はそこまで詳しいわけじゃないんだけどすげーのはよく分かった。というわけで解説してくれね?』

『お前なぁ』

『来たがってたじゃん。特等席まで用意したスポンサーの言うことは聞くべきだろ?』

 

 凄いことはわかる。だが、深くまでその凄さが理解できないのは、私が彼女を。彼女たちを知らないからだろう。

 

 だから、知っている人物を連れてきた私は悪くない。

 

 隣に座る女性、マーシャ・ムーアは忌々しそうにこちらを見ながら、ふぅ、と一つため息を吐き。左手の指を4本立てた。

 

『……HIP-HOPには4つの要素がある。ラップ、DJプレイ、ブレイクダンス、グラフィティ』

『ほむほむ』

『私はラップだ。韻を踏み、自分のリリック(歌詞)に音を乗せる。そういう歌唱法で歌うHIP-HOPアーティストをラッパーと呼ぶ』

 

 そこまで口にした後。そして、と前置きを置いて、彼女――マーシャはピッとステージで踊る彼女を指差した。

 

『あいつは……mcハマーンはラッパーだ。その上で、経営者でありエンターティナーで――現在のHIP-HOP界隈じゃ最強のダンサーでもある』

 

 淡々とした口調と、しかしどこか誇らしげな声の響き。舞台上で踊る彼女のパフォーマンスから視線を逸らさずに、マーシャはそう言って口元を歪めた。

 

『本来別の要素だったラップとダンスの融合。それをド真面目にやってのけて、大衆向けにアレンジしてみせ。それだけでもすげぇのに周りの人間をあいつは引き上げてここまで連れてきた。すげぇ奴だよ。実際に話すと世界レベル世界レベルうるせーけどな。自分にも他人にも厳しい奴だ』

『なるほどね。確かに、まぁ』

 

 マーシャの言葉に頷きを返し、舞台上で花開く彼女と彼女のチームに視線を向ける。世界レベルか、そう呼称するだけの領域に、彼女たちは居る。

 

 見ていて気づいたことは、一人ひとりのダンスのレベルがまず高い。ハイテンポな音楽に合わせた動きをピッタリシンクロさせ、しかもそれを一曲の間中ずっと続けていく。言葉にすれば簡単だが、実際にやるとなるとまぁ難しいんだ、これが。

 

 人間のリズムってのは人によって違うもんだ。一歩足を踏み出す、二歩目を、三歩目を。これらを図ってピッタリ同じなんて奴はそうそう居るもんじゃない。

 

 このリズムを一定に合わせるだけでも難しいのに、彼女たちはそれをあの激しい音楽に合わせてシンクロさせている。まずこれだけでそこらの歌って踊れるアイドルのレッスンなんか目じゃないくらいの練習が必要になるだろう。

 

『あんたやミス“キング”の比較対象になってるくらいだからな』

『私とマイコー? マイコーはまだ分かるけど』

『経営者として、だよ。音楽やってて経営者として頭角を表して、となりゃまずあんたの名前が出てくるだろ』

 

 歌のほうであんたと並べる奴なんか人類に居るか、と独り言ちるマーシャに「声がでかくて悪かったな」と返す。本気出したらマイク粉砕する人類なんて私くらいだろうからな。あれ、私人類?

 

 ごほん。ま、まぁ歌って踊れるの最たる例であるマイコーなら兎も角、私、正直経営者としてはアイデアだけぶん投げて後はミノリン辺りに任せちゃうお飾り系社長なんだがね。ハタから見ると敏腕経営者に見えるのだろうか。

 

 ……詳しく知らなければそのへんは分からない、か。私だって彼女たちの事をよく知らなかった。そのせいで隣に座るマーシャと私は奇妙な縁を結んだんだが、それは全てが終わった結果の話。一歩間違えば大惨事が起きていた可能性もある。

 

『知らなかった、というのは簡単なんだが』

『あん?』

『なんでもない』

 

 マーシャや眼の前でパフォーマンスを繰り広げている彼女――MC.ハマーンのような実力のある人物が、今までこの全米オーディションに参加できなかった。参加自体を拒まれていたのを、知らなかったではすませてはいけないだろう。

 

【Stop, Haman time!】

 

 

 

『全米オーディションができた時は、お祭りみたいな騒ぎだった。ロッカー連中と私らはまぁ、言ってみれば日陰仲間みたいなものだったからな』

『まぁ、私が渡米してきた頃はな』

 

 そろそろSUKIYAKIから10年近く経っているのか。気づけばでかくなったものである。

 

 あの当時はロックなんて完全な衰退ジャンルで、いつ消えるのかも分からない状況だった。そこから数年でここまで一大ジャンルになる辺り凄まじいポテンシャルと言えるんだが、それはHIP-HOPにしても言える事だ。

 

 決して力のないジャンルではない。ロックほど多様ではなかったものの、私の前世でもHIP-HOPは一大ジャンルといえる存在であった。機会さえあればロックのようにこの世界のHIP-HOPも発展する可能性を秘めている。

 

 そして、それは目の前でパフォーマンスを終えた彼女。MC.ハマーンがすでに証明している。

 

 彼女はこの場に立ってこそ居るものの、自分でレーベルを立ち上げ、自分で楽曲を作り、自分でそれを販売・流通させている。実を言うと各地にあるミカンを使った楽曲ダウンロードにも彼女の楽曲は入っており、そちらの売上も上々。

 

 はっきり言えばすでに成功しているミュージシャンで、彼女がこの場に出る意味はあまりない。

 

 では、そんな彼女が何故。すでに成功者である以上、成績によってはその人気に傷がつくかもしれない、他者と比較される場である全米オーディションに参加したのか。

 

『待ち続けたんだ。私達は、仲間の誰かがこの舞台に立つのをな』

 

 その答えを、マーシャは退場していく彼女たちに視線を送りながら口にする。

 

 利益を求めていないわけではない。だが、それが一番ではない。彼女たちにとって、この全米オーディションというイベントはそういうモノなんだろう。そういうモノになってしまったのだろう。

 

 HIP-HOPってのは本来黒人やヒスパニック系移民なんかが誕生させたって経緯があり、とてもお行儀良いと言えるようなジャンルじゃあない。少なくとも一般的な米国市民にとっては眉をしかめるような存在であるのは間違いない。

 

 その上、メインになるアーティストはその殆どが有色人種。マーシャは本当に稀有な例で、HIP-HOPのアーティストってのは9割9分が有色人種で構成されている。ブラックミュージック(黒人の音楽)なんて呼ばれるのも伊達じゃないってわけだ。

 

 そして、全米オーディションの審査を行う人物の9割は白人で、良き米国市民である。

 

 つまりは、まぁ。そういう事だった、というわけだ。

 

 電話投票の捏造操作。州オーディションすら突破できない状況。会場の反響と結果の落差に、彼らは何を思ったのか想像に難くないだろう。

 

 舞台を去った彼女。MC.ハマーン……ヘレン・バレルは、そんな彼らの意思を背負ってこの会場に姿を現した、という訳だ。

 

 ……そんで、ここからは私のやらかしの話になるんだが。正直、私は今回銃を突きつけられても文句が言えない立場なんだな。HIP-HOP発祥の地はブギ・タウンという名称で呼ばれているスラムなんだが、これニューヨーク州にあるんだ。

 

 そして、ハーレムに代表するスラム街を私やマイキーなんかが素手で制圧したの、大体2,3回めのオーディション後なんだよね。へへ、完全に宣戦布告だよなこれ。

 

『まぁクッソ舐められたって感覚はあったしやられた時は死ぬほどムカついてぶっ殺しに行っちまったけど、あんた側は素手だしな。今更文句も言えねぇよ、誰も死んでない奇跡みてーな抗争だったし』

『抗争の度に死者が出てる前提なのがね。というか抗争言うな』

『普通舐められたら殺すだろ? あと流石にそれは無理あるだろ。あっこの住民みんなアンタのファミリーだって胸張ってんぞ』

 

 なに言ってんだこいつ、みたいな顔をしてマーシャが私の顔を見る。こっちが言いてぇよ、と返したいがこの世界的にはそれが普通なんだろう、か。多分、きっと。

 

 やっぱりこんな頭鎌倉武士みたいな連中に銃器なんて渡しちゃ駄目だな。全米ライフル協会やらから「そろそろ許してクレメンス」とかしょっちゅう言われてるけどこいつら銃渡したら撃つよ。間違いなく(確信)

 

 ――話を戻そう!

 

 とまぁ、こういう経緯で起こったマーシャの襲撃なんだが、勿論大問題になった。というか私が大問題にした。当然だよなぁ?

 

 私は発案以降直接運営に関わっていないが、全米オーディションってのは私の名前で走り始めた。つまり、そこで起きた問題はどこかしらで私に降り掛かってくるわけで。しかも私としてはまっっっったく期待していない方面のやらかしだったわけで。

 

 温厚な私も激おこプンプン丸である(クソうまギャグ)

 

 そしてその結果が今回に繋がり。こんな内容でこいつに実刑求刑とか死んでもしたくなかったので全力で弁護して、空いた身柄をこちらの会社で囲って、と色々動いた結果が、今隣に座っているというわけだ。

 

 この囲い込みについては正直マーシャの意思を無視した形になっちまったが、外に放り出すとどんなことがあるか(レッドショルダー)わかったもんじゃないからな。結果がどうあれマーシャが私を襲ったのは事実だし、それは多数の目撃者も居る事件だ。外に出したらどうなるかなんて簡単に想像がつく。

 

 だが、うちに所属しているアーティストであるならば私の庇護下にいるというただそれだけで守ることができる。そういった意味で赤肩の連中は信用できる。

 

 まぁ、流石にマーシャ自体をオーディションに参加させることは出来なかったが……今回の試みも上手く行けば全米オーディション並の注目度を集めることはできる。マーシャの実力ならそれだけのチャンスがあれば活かしきってくれるだろう。

 

 ただ、そうなると、だ。

 

『ちぃと、悪いことをした気分になってくるなぁ』

『ん?』

 

 全米オーディションも半ばが終わり。綺羅星の如く現れた新星たちのパフォーマンスを眺めながら、ふと零した言葉にマーシャがこちらに目を向ける。

 

『彼女の実力なら”去年”の全米オーディションなら優勝確実だったろうから、な』

『……へぇ?』

 

 ぽりぽりと頬をかきながら言った私の一言に、マーシャの視線が熱を帯びる。興味を惹かれたのだろう、視線だけで続きを促してくる彼女に、用意された参加者名簿の、見覚えのある名前に苦笑を零す。

 

 アネットから今年の参加は見送るって連絡が来たときは何事かと思ったが、どうも社内でどちらがニューヨーク州代表として出場するかを賭けて一勝負し、”アイツ”が今年の参加をもぎ取ったらしい。そんな事をしなくても時間をかけりゃあっさり上り詰められるだろうに。

 

 どんだけ早くマイコーやマドゥンナと戦いたいんだ、お前は。

 

【それでは次のアーティストをご紹介します! 東部地区一位通過、タクミの後を追い、東洋から渡ってきた少女の登場です!】

 

 司会を務めるエイダの声に合わせて、舞台袖に寄せられるスポットライト。

 

 そこから現れた少女の姿ににんまりと笑顔を浮かべて、こちらに視線を向けるマーシャへ顔を向ける。

 

【ジャパニーズ・アイドル!】

 

『あの暴れん坊は、ちぃっと手強いからな』

 

【日高 舞!!!】

 

 エイダの声に合わせて舞台袖から姿を表した少女。小さな体なのにやたらと大きく見えるその姿に会場が息を飲むのを感じながら、私はそう口にして視線を舞台に向ける。日本を経ってから数ヶ月。どう成長したか、見せてもらおうか。




MC.ハマーン:元ネタはハマ男の語源の人とげふんげふん。襲名制らしいし何代目かも書かれてないから!本人でもないから!!!(必死)



クソ女神様とタクミっぽいののグダグダ小劇場

クソ女神様
「良かれと思ってやったことが、裏目に出る。知ってたはずだったんだけどね、そのせいで死んだんだから」

タクミっぽいの
「あんたの世界の話はノーセンキューだが、あんた自身の話は興味あるぜ?」

クソ女神様
「なに、同情?」

タクミっぽいの
「どんだけ一緒にいるか分からんからなぁ。多少ムカつこうがいい関係を築いとかねーとやりたいこともできなくなるだろ?」

クソ女神様
「その辺、あのクソムカつく娘と似てるのね」

タクミっぽいの
「まぁね。なんせ……いや。良いか。詮無い事だ」

クソ女神様
「自分のことは語りたがらないのも、同じ」

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