テンション高いIS!   作:桜山 梨

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テンション高い山守 翔はIS学園にて大暴れ

はい!皆さんこんにちは俺は鐘森 翔!至って普通だった高校生!あれぇ?此処はどこだぁ?自問自答しちゃうぞぉ〜!此処はIS学園な・の・だ!(ドヤァ)俺はISを動かせる男、二人目なのだ!

 

「じっ、自己紹介ぐらいしますから」

 

およおよ一人目さんが自己紹介を始めようとしているゾ。

 

「えっと……織斑一夏です。」

 

えっ?!もっとなんかないのぉ〜。

 

「お前はろくに自己紹介も出来んのか」

 

「ス、スルト!」

 

「誰が北欧神話の巨人だ、馬鹿者。」

 

バコン!

 

「痛てぇー!」

 

俺、出席簿の新しい使い方を覚えたぜ!

 

「千冬様〜」「あなたのためなら死ねます〜」

 

「あ〜、何故毎年こんな馬鹿共が居るんだ?次、鐘森。お前はしっかりと自己紹介しろ。」

 

え〜、そう言われたらしたくなくなるじゃん!真面目にやーらない!それじゃあこんなんでどうだ!

 

「ワタシは魔女教、大罪司教ーー『怠惰』担当、○テルギウス・ロマネコンティ……デス!」

 

「「「ワハハハハ〜」」」

 

良し!ウケた!わぁーい、わぁーい。でも全員じゃないな。知らないのか。

先生は?

 

『ぷち』

 

なんの音ぉ?ここは

 

「あー!水素の音〜」

 

「「「ぷっ」」」

 

何故かみんな笑いを堪えようとしているみたいだけど滑らなくてよかったぁー。

 

『ゴゴゴゴゴ…、』

 

ん?

 

「お前はろくに自己紹介が出来んのか!!」

 

バコン

 

痛ぁーいよぉ。まさに

 

「脳が震える震える〜」

 

「「「ウワハハハハ〜!!」」」

 

イエーイ

 

「お前は懲りん様だな」

 

パシ

 

「流石に2回目はきついですよ〜」

 

俺は手で出席簿を受け止めた。いや、凄いね出席簿。

 

「ありゃ〜威力強すぎてちょっと手の皮剥けて血出ちゃってるよ。あはは、あははは。」

 

なかなか驚いた顔をしてるねぇ〜皆さん。

 

「僕ちんきちんと2度目は学ぶ子なのさ〜」

 

「「「いや、じゃあさっきも真面目にしろよ!!」」」

 

あれれれ?

 

「お前は放課後教室に残れ。」

 

うわぁ〜、怒られちゃうのかなぁ、それとも

 

「告白ですかぁ?」

 

「んな訳あるか阿呆!」

 

バコン

 

 

危ない危ない、3度目だぁ〜。手で止めるのはさっき痛かったから避けたんだけど……。

 

ミシミシミシ……バキ

 

「先生。加減してくださいな、加減。」

 

「もう良い。山田先生、すみませんが机新しい物に後で取り替えてください。」

 

キーンコーンカーンコーン

 

「あ〜休み時間だ!」

 

教室の中歩いてみよう、誰か話してくれるかなぁ〜。

 

「まだ挨拶をしとらん!!席に戻れ!!」

 

■□■□■

 

「困ったちゃんになっちったヨウ!みんなが滅茶苦茶話しかけてくるんだヨウ!俺っばもしかして人気者になったのかヨウ!いやぁ、照れますねぇだヨウ!」

 

「「いや、そんなんじゃないんだヨウ!」」

 

みんな乗ってくれた〜

 

「ありがとヨウ!」

 

「「ヘイヨウ!」」

 


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