修学旅行を終えて   作:ゼロ少佐

1 / 8
1話 崩壊

今日は修学旅行が終わってから 最初の登校日だ

だが、俺の心にはあの言葉が刺さったままだ

「貴方のやり方、嫌いだわ」

「人の気持ち、もっと考えてよ」

 

この2つの言葉が俺を苦しめる

どうして…俺に任せると言ったのに

何で…そんな事が言えるんだ

 

俺の心には深い傷がついた

 

八幡「部室行きたくねーなー」

 

ついポロッとでてしまう

だがサボったら雪ノ下や平塚先生に何されるか分からない。だから嫌々ながらも部室に向かう

 

ガラガラガラガラ

部室のドアを開ける

 

八幡「うす」

 

雪乃「あら、嘘吐き谷君来たのね、もう来ないと思ったわ」

 

来てそうそうこれかよ、舌打ちをし自分の席に着く

 

雪乃「舌打ちなんてやめてくれないかしら?下品よそれに不快だわ、貴方は周りに不快な思いしかさせる事が出来ないのかしら?」

 

八幡「そうだよ…悪いか」

 

心にも思ってない言葉を吐いてしまう

 

雪乃「そう、分かってるのならいいのだけれど」

 

沈黙が訪れる 別に気まづくはない

俺はどうせ本を読んで空気に徹しているからな

 

結衣「やっはろー!ゆきのん!」

 

雪乃「こんにちは、由比ヶ浜さん」

 

結衣「それとヒッキーも」

 

八幡「おぉ」

 

それとって何だよ俺は結局ついでかよ…

…って駄目だすぐ悪い方に考えてしまう

 

結衣「ねぇ、ゆきのん」

 

雪乃「えぇ」

 

何か2人が小言で話している。別にどうでもいいが

聞かれたくない会話でもあるのか?

 

雪乃「ごめんなさい比企谷君少し眠ってもらうわ」

 

八幡「はっ?」

 

トンと首を叩かれ意識が飛ぶ

 

次に目覚めた時は椅子に足と腕をロープで固定されていた

 

八幡「おい!何のつもりだ!?いじめにもやっていいことと駄目な事があるだろ!」

 

俺は今の状況に激怒した

そりゃそうだろう拘束されているのだから

 

雪乃「黙りなさい、こうでもしないと貴方すぐ逃げるでしょ」

 

は?逃げる?なんの事だ?

 

結衣「ごめんねヒッキー 手荒な真似して でもね私達も真相知りたいんだ」

 

は?こいつは何を言っているんだ?

真相?修学旅行の事か まだ海老名さんの以来の事を理解してないのか…別に終わった事だからどうでもいいが

 

雪乃「貴方はなぜあんな事をしたの?」

 

八幡「その質問に答える前に お前らに聞かなきゃならない事がある」

 

睨みつけるように雪ノ下に向かって言った

 

雪乃「ふざけないで 私達に聞くって今更何を?」

 

八幡「お前らは何故俺にとって任せると言ったくせに

こんな仕打ちにあわなきゃいけないんだ

まぁいい 取り敢えず今からいう

由比ヶ浜、お前は葉山と戸部の告白の依頼を受けようにと俺らに言った。当然俺は断ったし、雪ノ下も渋っていた。それで結局お前が雪ノ下を説得し依頼を受ける事になった。

雪ノ下お前は今回私に出来ることは少ないから俺らに…俺に任せると言った

二人ともそうだよな?」

 

雪乃「えぇ」

 

結衣「うん」

 

八幡「それで?依頼を受けた由比ヶ浜は一体何をした?特に何も出来なかったよな?雪ノ下も同様だ。

それで俺に任せることとなった。

俺はあの時最前の手を打った違うか?

違わないよな?あの時に手段は残されていなかった。

あれしか方法は無かったんだ。

それに千葉村や文化祭で俺のやり方を知っただろ?

それなのに俺に任せた

無事依頼を無事解決したらお前らは俺を突き放した。

 

……俺があれからどれだけ苦しんだか分かるか?

分からないよなお前らには。俺は唯一の居場所を

見つけたと思っていた。俺にとっての奉仕部は

家族以外の初めての居場所だと思っていた。

だけど違った。お前らは俺を裏切った。

離れて行った。グスッ 違うか?」

 

八幡「それに、お前らは気付いてなかっただろうが

海老名さんは俺達に戸部の告白を止めてくれと

依頼した。多分葉山は板挟みだったのだろう。

だから俺達… 俺を利用した。これが全てだ」ポロポロ

 

涙が頬をつたっていた

 

雪乃「ごめんなさい…ごめんなさい」

 

結衣「ごめん。ごめんね…」

 

2人は泣きながら俺に謝罪していた

 

だけど俺にはもうこの2人を信じる事が出来なかった

 

変な話だろうがたった1度裏切られただけで俺はそいつの事を信用出来なくなってしまった。

 

八幡「別に謝らなくていい、俺に居場所なんてなかっただけなんだ」

 

この時すすっとロープが解けた

そんな強く結んで無かったのだろう

話してるうちに何度も力んでいたし、

それで弱まっていたのだろう

 

結衣「お願い、ヒッキー戻ってきてよ

ここはヒッキーの…私達3人の居場所なんだから」

 

雪乃「そうよ、比企谷君 確かに貴方にひどい事をしてしまったわ、だけど抜けないで…私達には貴方が必要なの」

 

まったく都合のいいことだ

失って気付く本当の大切さか

俺にはそんなの分からないだから

 

八幡「すまん、俺はもうお前らを信用できない、

じゃあな」

 

そう声を掛け部屋を出る

 

2人の泣き叫ぶ声が聞こえたが気にする事はなかった

 

どうせあそこには俺の居場所はないのだから

 

 




ご視聴ありがとうございます
中々ヘビィな内容になっていますが
八幡がもし2人の言葉を引きずり、
2人も真実を知りたがったらどうなるだろうか
と思いながら執筆しました。
1話完結にするか連載するか悩み中です
宜しければほかの作品も読んで下さい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。