修学旅行を終えて   作:ゼロ少佐

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6話 姉妹

ん、ここは何処だろう…知らない天井だ

 

目を開けると見慣れない天井があった

周りを見渡したらパンさんのグッズが

いっぱい並んであるだけの部屋だ

 

あぁそうか雪ノ下の家に泊まったんだったな

 

ドアが開いた

 

雪乃「あら起きたのねヘタレ谷君」

 

久々に言われた気がした

 

八幡「なんだよ」

 

雪乃「いえ、一緒に寝ても襲ってくれなかったヘタレ君に失望してるだけよ」

 

なんだよそれ…

こっちは性欲抑えるのに大変だったてのに

 

八幡「襲えばよかったのか?」

 

雪乃「えぇ、あなたに出来るとは思ってないけどね」

 

嘲笑うかのようにこちらに微笑む

 

八幡「こっちの気も知らないくせに」キッ

 

睨みつけた 少し腹が立ってしまった

こっちはお前に手を出さないように

悶々としていたことすらも知らないくせに

 

雪乃「ヒッ ご、ごめんなさいからかい過ぎたわ」

 

八幡「雪ノ下…俺はなお前に抱きつかれてずっと

興奮していた…それでもお前を思って性欲を押さえ込んでいた…」

 

ゆっくり雪ノ下に近づいていく

 

雪乃「ごめんなさい…だからその…」

 

少し楽しくなってきた

 

八幡「襲われるってどういうことか教えてやろうか?」

 

雪ノ下の目の前に立つ

彼女は体を震わせていた

俺に恐怖したのか、分からない

 

雪乃「ひ、比企谷君…やっぱり無理やりはいけないと思うの お願い、やめて比企谷君」

 

ゆっくり顔を近づける

彼女は目を瞑り体を震わせていた

そんな彼女の耳の傍で囁く

 

八幡「怖いだろ…だからそういう事を

言うのはやめとけ」

 

そう呟くと雪ノ下のでこに目掛けて

 

パチン

 

デコピンした

 

雪乃「いたっ!うぅ分かったわ もう言わない」

 

八幡「じゃあ、俺帰るわ 世話になったな」

 

雪乃「ちょっと待って!朝ごはん作ってるの

だから食べてからでも」

 

俺より早く起きて朝食作ってくれたのか

 

八幡「そっか、わざわざありがとな」

 

雪ノ下が作ったご飯を食べ終え

ソファに座る

 

八幡「やっぱお前の飯は美味いな…店に出せるレベルだ」

 

本当にそう思う それ程に美味い

 

八幡「んじゃそろそろ帰るわ ありがとな」

 

雪乃「えぇ、貴方も私の我儘に付き合ってくれてありがとう。大好きよ比企谷君」

 

そんな真正面から言われると少し照れてしまう

 

八幡「お邪魔しました」

 

雪乃「またね、比企谷君」

 

ドアを開けて外に出ようとすると

 

ドコッ

 

陽乃「いたっ!?」

 

雪乃 八幡「「え?」」

 

そこには頭をぶつけ蹲る陽乃さんが居た

 

八幡「大丈夫ですか?陽乃さん」

 

陽乃「うぅ…比企谷君酷いよ〜…え!?比企谷君!?」

 

そこには心底驚いた顔をしている陽乃さんの姿があった

 

雪乃「姉さん何の用かしら?」

 

お前冷たいのな、実の姉が頭ぶつけて蹲ってるのに

 

陽乃「雪乃ちゃんの様子を見に来たんだよ ねぇ比企谷君たんこぶ出来てない?大丈夫かな?」

 

八幡「大丈夫そうですよ、まだ痛みますか?」

 

陽乃「うん…」

 

陽乃さんを雪ノ下の家にあげ

一応頭を冷やす

 

雪乃「比企谷君手馴れてるのね」

 

八幡「まぁな、小町が怪我した時とか俺が手当してたし」

 

陽乃「ありがと、比企谷君 それでなんで比企谷君が雪乃ちゃんの家に居たのかな?」

 

やっぱ聞かれちゃうよな

 

雪乃「姉さんには関係ないわ」

 

陽乃「ん?関係なくはないと思うよ 雪乃ちゃんのお姉ちゃんだし、雪乃ちゃんまだ未成年でしょ」

 

八幡「そうですね、でも何もありませんよ」

 

陽乃「証拠でも出せるのかな?1つ屋根の下に男女が

泊まってるんだよ?姉が心配しない訳ないじゃない」

 

そんな腐ったものを見るような目で見ないでくれ

泣きたくなる

 

雪乃「私がれ私が比企谷君を泊まらせたの

比企谷君は何も悪くないわ」

 

陽乃「そう、雪乃ちゃんがそういうなら信じるわ」

 

雪乃「ありがと姉さん」

 

とりあえずは何とかなりそうだ

 

陽乃「比企谷君弱ってる雪乃ちゃんに付け込んで

落とそうなんて」

 

雪乃「黙りなさい!私が比企谷君に告白したの

弱ってるとかそんなの関係ないわ!姉さんに私の恋路は邪魔させない」

 

八幡「雪ノ下言い過ぎだ」

 

陽乃「そう、雪乃ちゃんやっと自分を持てたのね

もう、私がどうこう言う必要は無さそうね

ありがと、比企谷君」

 

どこか寂しそうな悲しそうな顔をしていた

 

八幡「お礼を言われる筋合いなんてありませんよ、

俺はやりたいように動いただけです」

 

八幡「んじゃ俺は失礼します、後は2人でごゆっくり」

 

そう言い残し部屋から去る

あの二人ならもう大丈夫だろ

 

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