フェバル〜惑星改造を始めよう〜   作:カエルム

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・今回は少なめです。
・2019/7/30に一部修正しました。


第四話 食事をしよう

「じゃあ、最後はサウナに行こうか」

 

 前前世では、あんまり入ってなかったから、久しぶりに入ってみたいんだよね。

 

「サウナか、俺苦手なんだよな」

 

「ボクは、普通かな。好きでも嫌いでもないって感じ」

 

「まぁ、僕もサウナはそこまで好きって訳じゃないけど、折角だしね」

 

 ――――――――――――――――――

 

「うわ〜、湯気が凄いな」

 

 うん、まぁ確かに凄いよね。とはいっても、私達の場合少し熱いかな、位しか思わないけどね。これも、環境適応のデメリットちゃあ、デメリットかな。私達は呼吸はしなくても良いけど別に出来ないって訳じゃないから、口が少し熱いんだよね。

 

「ユウさん、一通り回りましたがどうですか?」

 

「ああ、凄く良かったぞ。今まで入ったお風呂の中では一番良かったと思う」

 

 なんだろう、嬉しいっちゃ嬉しいけど、別に私が設計したって訳じゃないから微妙な気持ちだね。

 

「えっと、ありがとうございます」

 

「アオイ、顔が赤いよ」

 

 うわ〜、クレちゃん分かってて言ってるな。まぁ、クレちゃんは、何時もそうだけど、というか私も偶に言う方になるから人のことは言えないけど。

 

「サウナが少し熱くなってきたんですよ」

 

「本当かな〜」

 

「じゃあ、水風呂入ってくるよ」

 

「じゃあ、ボクも行こうっと」

 

「じゃあ、俺も」

 

「「「はははは・・・ゲホゲホ」」」

 

 ――――――――――――――――――

 

 水が冷たいね。まぁ、昔よりかは冷たく感じないけど。

 

「先上がって準備してくるので、お二人さんはごゆっくりして下さい」

 

 牛乳とかバスタオルとかブラシとか準備しないといけないからね。

 

「ん、お願いするよ」「ありがとな」

 

 さっさと、終わらしますか。

 

 ――――――――――――――――――

 えっと、お風呂セットは第二収納空間だったかな・・・〈バスタオル×3〉〈ブラシ×3〉オープンっと。バスタオルは、ここでいいかな。ブラシは、ドライヤーの隣に置いとけばいいよね。牛乳は、服きてから出せばいっかな。今牛乳を出すと色々と酷くなりそうだからな・・・うん、全裸で牛乳を飲んでたら変態に見られそうだしね。 よしっ、先に着替えますか。

 ――――――――――――――――――

 

「あっ、もう着替え始めてる」

 

「お二人さん、バスタオルはそこに置いてありますよ」

 

「「ありがとう」」

 

 よし、これで終わりっと。えっと『第三収納世界』から牛乳を出してっと。とりあえず、六つ出しておこうかな。ふ〜、お風呂上がりの牛乳はやっぱり良いね。てっことで、もう一個飲も〜と。うん、美味しいね。一応、出したけど二人は飲むのかな。

 

「二人は牛乳は要りますか?」

 

「ボクはいつも通り貰うよ」「俺は・・・折角だから貰うよ」

 

「じゃあ、ここに置いておきますね」

 

 ユウさんに和服を着てもらいたいって思わなくもないけど、流石に今日あった人にそれを言う勇気は私にはないからな〜。髪を乾かそうかな。ドライヤーはあるけど、面倒だし〈乾燥〉っと。後はブラシで整えてっと。これでいいかな。ここにいても邪魔になるだけだし、先に出ようっと。

 ――――――――――――――――――

 先に出てきたは良いけど何しようかな。確か、この施設にも食堂が有った筈だから調理器具の点検でもしますかね。まぁ、前世でも前前世でも一度も使ったことがないから、どうなっているか分からないけどね。一度食べたことがある物なら、再現出来るから態々料理する必要もないしね。私が点検するよりも、ユウさんがした方が良いんだろうけど、他にすることもないしね・・・二度手間になりそうだけど。

 ――――――――――――――――――

 えっと、まずは包丁かな。〈見えざる肉体〉発動っと。えっと、腕を二本でいいかな・・・よいしょっと。そこまで多くないから、二本ずつ洗えば良いかな・・・〈クリーン〉〈クリーン〉、元の場所に戻してっと。次はこれだね。

 ――――――――――――――――――

 これで包丁は洗い終わったね。一応まな板も必要かな。クレちゃんも手伝うかもしれないから、二つ・・・一応三つにしよう。これでいいかな・・・〈クリーン〉〈クリーン〉〈クリーン〉っと。 元の場所に戻しておけばいいよね。餃子はフライパンで出来た筈だから、一応二つ洗えばいいかな。う〜ん、これとこれでいっか・・・〈クリーン〉〈クリーン〉っと。普通に台所に置けばいいよね。食器はどうしようかな。とりあえず、大きめのプレートを三枚と餃子のタレ用の小皿を三枚でいいかな。大きめのプレートはこれでいいよね。・・・〈クリーン〉〈クリーン〉〈クリーン〉っと。隣に置いておけばいいよね。小皿は・・・これでいいかな〈クリーン〉〈クリーン〉〈クリーン〉っと。

 とりあえず、ここに置いておくとして・・・何かサイズが大中小って感じがするな。まぁ、一つはフライパンだけど。最後にコップはどうしようかな。紙コップって、手もあるけど・・・食堂だし、これでいいよね。まさか、自分がこのラーメン屋でよくありそうな、大きさの業務用コップを洗うと時が来るとはね。食材はどうしようかな。冷蔵庫に適当に放り込んでおきますかね。餃子の皮(市販)もいれとかないとね。餃子のタレは・・・これでいいかな。もしかしたら、ユウさんがお手製のタレを作るかもしれないけど、一応入れて置いた方がいいよね。よっし、一通り終わったし戻りますかね。

 ――――――――――――――――――

 二人共まだみたいだしソファーにでも座っていようかな。やっぱり髪を乾かすのが大変なのかな。私の場合結構大雑把にしちゃうからね。総合的な女子力では殆ど変わらないだろうけどクレちゃんの場合、美容系や裁縫系等の現代の女子高生って感じの技能が強いからね。転生しちゃってるから、現代日本がどうなっているかは、分からないけどね。私は、掃除系や整備系みたいな雑用に偏っているからな〜。分離とかも出来るから改造系とも言えるけど、そこまで行くと女子力と関係ないしね。料理も出来なくはないけど、作っても食べれる物が少ないしね。

 自分が作った料理位は責任を持って食べるけど、そこまでして食べたい物はないしね。そう考えると、総合的な女子力はクレちゃんに負けてるのかな。悲しくなりそうだから、考えないでおこう。うん、よく考えると、二人だけにすと仲良くなってそうだな〜、と思うけど流石にそんな早く仲良くなったりはしないよね。いや〜、でも器用に極振りしてる様なクレちやだしな。私と違ってコミュ力も高いしね。私の場合多人数の方がマシだけど、クレちゃんの場合、両方得意だからな。多人数の場合でも私より得意だし。まぁ、ただ単に私が下手過ぎるだけなのかな。おっ、出てきたかな。

 ――――――――――――――――――

 

「ユウさん、餃子をお願いします」

 

「まぁ、そういう約束だしな」

 

「見たら分かると思いますがキッチンはあそこにあります。好きに使って下さい」

 

「ああ、分かった。じゃあ好きに使わせて貰うよ」

 

 ――――――――――――――――――

 恋バナって訳でもないけど、聞いてみたかったことがあるんだよね。

 

「で、リスはユウさんのことをどう思う?」

 

「リアも分かっているだろうけど、『善』に寄り過ぎている所が少し心配かな。リアが積極的に友達に成ろうとしたのがユウで二人目だからな」

 

 まぁ、確かに二人目だけど、そう言うと私のボッチ感が凄くなりそうだな。

 

「まぁ、私も同じかな。いい人かはこれから観察しないと分からないけどね」

 

「まぁ、そうだな。それにしても、望月ってなんだよ」

 

「エクリプスって蝕って意味でしょ。で、確か望月は月蝕のことも指すから望月って名乗ったの。いくら偽名だといっても苗字は必要でしょ」

 

「確かにそうだろうけど、リアがいきなり望月とか名乗り出したから、慌ててボクも望月って名乗っちゃったじゃないか。別に嫌って訳ではないけど、少しは考えさせて欲しかったよ」

 

「すいません」

 

 ――――――――――――――――――

 

「出来上がったぞ」

 

 おお、久しぶりの餃子だね。

 

「食べていいですかね」

 

「ああ、いいぞ」

 

「「「いただきます」」」

 

 うん、美味しいな。なんというか、店の味って感じがするね。

 

「ユウさん、料理が上手ですね」

 

「そりゃ、修行したしな」

 

「ああ、そうでしたね」

 

「とりあえず、美味しいです」「ボクも美味しいと思うよ」

 

「そう言って貰えると、作ったかいがあるよ。まぁ、頼まれたから作っただけだけどな」




とりあえず、洗う魔法は〈クリーン〉にしていますが、後から変えるかも知れません。

・補足
収納世界
そのままの意味で収納するための擬似世界。収納以外の目的でも使われている。収納世界は内の外の時間経過を操作出来るので、収納世界そのものが一つの世界とも言える。そして、無限に収納出来るし、生物を収納することも出来る。別々に別れているので、色々な環境の世界を作ることも出来る。第零収納世界は、何も入っていない。第一収納世界は、武装等が入っている。第二収納世界は、日用道具等が入っている。第三収納世界は、食材等が入っている。第四収納世界は、家具を含む建築物が入っている。第五収納世界は、生物が入っている。第六収納世界からはその場その場で増やしたりしている。つまり、あんまり考えていない。
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