パーク職員です。(完結)   作:ハヤモ

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不定期更新中。 駄文。 違和感あるかも。
リアルシンドイっす……。

研究所へ。 ヒトの世界の いちぶ。 そこに「フレンズ」はいるのでしょうか。


ラボへ。

「俺は、()()()()()()()()()()()()

 

 

真顔で発言した時。 世界は一瞬とはいえ、静寂に包まれた。

小さなマイルームは、部屋というよりかは「白い箱」と化す。 色彩を失い、白けのみの音無空間。

それは平和の静けさじゃない。 嵐の前の静けさ。 理解が追い付かず、混乱と対応の遅れから来るものだ。

妙な間は、短く長い。 時間の流れが曖昧だ。 心地悪く緊張が湧いてくる。

 

ボスがいたら「検索中」と繰り返すかフリーズするトコか。 仕方ない。 ポンコツじゃなくても対応出来まい。

 

 

「……………………予知夢(よちむ)?」

 

 

目の前の馴染みが、カコが。 何とか静寂を払ってくれた。 困惑の表情だが、良くやったと褒めてあげたい。

 

 

「そんな感じで」

 

 

一方元凶の俺は、曖昧な感じに答えた。 ダメな対応だと思う。

 

転生者ですとか、はっきり言えないのは、自信がないから。 だけど引くワケにはいかない。 被害妄想が現実になってからじゃ遅いんだ。

 

 

「完全な妄想じゃない。 一部は当たっているだろう? 特に研究所が公開していない情報を知っているんだから」

 

 

だから食い下がるように言う。 赤点頭で天才と争う気は無いが、俺にも譲れないモノがあるから。

 

そんな気持ちを読み取ったのか否か。 カコは頷いて言ってきた。

 

 

「うん。 私と、所長が信じる理由」

 

「だろ?」

 

 

よし。 この話は終わり。 寧ろ終われ下さい。 今後の対応の話をしようず。

 

じゃないと困る。 根掘り葉掘り聞かれるのは避けたい。

言ったら魔法が解ける事は無いだろうが、もし自分が「ゲーム等の登場人物」だと知ったら……たぶん落ち込む。

一般人なら頭オカシイと思われて笑われるか、関係ないと考えるだろうが、カコ達は純粋な心を持ち合わせる。 きっと信じてしまう。 そして傷付けるかも。 それは避けたい。

 

まあその。 ちょっと えっち な部分もあるが、ソレはソレ。 ウェルカムようこそ。 生物の本能でイチャイチャしよう?

おっと。 今はソレどころじゃない。 真面目に話しているんだった。

 

 

「それで、研究所の対応としては……どうしていくのかな」

 

「あんじゅ を研究所に連れて行く」

 

「ファッ!?」

 

 

おい待て。 さらっとヤバい事を言ってないか、我が馴染み。

 

俺は実験体じゃないぞ。 ニュアンス的にそう感じて鳥肌が立つんですけど。

 

 

「ナンデ?」

 

「詳しく聞きたい」

 

 

ココで良くない? なんで研究所に移動しなきゃならないの。

 

やっぱり乱暴する気でしょ。 エロ◯◯◯(ピー)みたいに!

 

 

「今、開発段階のもの。 そして考察していること。 それを見聞きして欲しい。 そして意見を聞かせて」

 

「ここじゃダメ?」

 

 

震え声で尋ねてみる。 研究所に行ったら、血抜かれたり薬品を投与されるんじゃないだろうな?

 

全く。 研究所に行けるチャンスだというのに、逆にチャンスが来たら拒否するとか。 なんと贅沢な。

 

いや、ほら仕方ないじゃん。 行き方の順序がね。 なんか過程が怖いじゃん。

 

そんな気持ちを読み取ってか否か。 カコは首を横に振って答える。

 

 

「ダメ。 機密や情報保持の観点から、多くは外で話せない」

 

「俺は部外者だぞ。 今の話もそうだが、所内に入るのは良いの?」

 

「良い。 所長が許可した」

 

 

所長、ね。 随分と寛容というか。 面識は無いけれど、どんなヒトなんだ。

 

俺の妄想を信じて、パークの機密を扱う施設に招き入れるというのか。 器が大きいというか、考えが深いのか浅いのか。

 

 

「さっきも言ったけれど、既成概念を捨てないといけない。 普通なら信じられない事が……奇跡が起きる島だから」

 

「そうか」

 

 

真顔で言われた。 パークや俺を信じているんだなと改めて思う。

奇跡。 カコは決して言葉だけの空想にしてはいないのだ。

 

ジャパリパークだからこそ、信じてくれたという事ね。 発想を転換してくれるヒトがいてくれて良かったよ。

 

じゃなければ。 俺は その意味でもボッチだったに違いない。

 

 

「奇跡、か。 俺にも起こせるかな」

 

「やってみなきゃ、ね」

 

 

互いに微笑んで立ち上がる。 勿論、行く場所があるからだ。

 

パークの未来を決する場所。 そうなるかも知れない場所へと赴くのだ。

 

 

「それじゃ副所長さん。 案内よろしく」

 

「喜んで。 ()()()()()?」

 

 

預言者って。 手紙の内容からか。

 

しかし言われると恥ずかしい。 ヒーローと どっちが良いのだろう。 そも、預言とやらも訪れる未来か分からないが。

 

 

「英雄の次は預言者かぁ」

 

「両方かな」

 

「勘弁してくれ」

 

「ふふっ」

 

 

さあ。

ジャパリパーク動物研究所へ行こう。

 

パークの不思議や けもの を研究し、時として開発や実験、パークの方針を考えるキッカケになる場所。

 

そしてカコが副所長として勤務する重要施設。

 

どんな場所なんだろう。 危機を回避する努力はしなくちゃならないのに、ワクワクがソレを上回った。

 

 

「その前に」

 

 

言いたるはカコ。

 

 

「ニホンオオカミは大丈夫?」

 

 

心配そうな声である。 同居する けもの を気遣うとか優しいね。 でも大丈夫。 彼女にはパリピというフレンズがいる。

 

放置しても寮のパリピや寮母さんが世話してくれるだろう。 楽で良い。

 

 

「あぁ、大丈夫。 メールでも送った事があるけれど、寮のヒト達が世話してくれるから」

 

「あんじゅ がいないと心配するんじゃ」

 

 

あら。 分かってらっしゃる。 仕方ない。 ココは何かしらアクションをしておくか。

 

 

「置き手紙はしておく」

 

「そういえば、文字を読めるようになったと報告していたね」

 

「うん。 覚えるスピードが速くて助かったよ」

 

 

買い物だって出来ちゃう子だ。 まだ彼女の行動に難があるものの、外に出ても問題ない。

 

パリピとの付き合いで妙な事を覚えないか心配ではあるが、大丈夫だろ。 たぶん。

 

 

「研究所にいた時は、興味は示しても途中で他に気を取られて覚えきれず」

 

「環境の変化かな」

 

「そうかも」

 

 

環境か。 俺もパークに来て だいぶ変わったと実感しているよ。

 

それが良い事か悪い事か分からないけれどもね。 けれど昔のままだったら、何も進展はしなかっただろう。

 

 

「まあ、その辺は研究所に行きながらでも」

 

 

メモ用紙を用意して走り書きをしながら、そう言った。 カコはどこか不安そうにしていたが、まあ大丈夫だろう。

 

大切なのは今である。 未来の不安や過去への後悔を軽減させたいなら、今を生きるしかない。

 

不安に思えば思うほど、()()()()()()()()()()()。 細かい事は考えない事だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カコとバスで揺られながらも、雑談を交わしつつ辿り着いた場所。

 

バス停の先、白く綺麗な建物が。 住居を思わす建造物の一切は見当たらない。

 

開けた道路に、少ない交通量。 そして、偶にすれ違う白衣のヒトたち。

門にはガードマンボックスがあって、通り抜けるヒトの入退場を管理している様子。 フレンズはいない。

 

本土でも似た光景を見た事があるな。 アレは倉庫街や工業地帯だったか。

小さな頃は「なんだかすっごーい!」と目を輝かせる光景であった。

しかし、仕事で見聞きする機会が多くなると目が腐った。 悲しいなぁ。

だが今や昔。 そんな事はない。 俺はやはり、変わったのだろう。

 

 

「ココが研究所?」

 

「うん」

 

 

カコが先行、俺は付いて行く。 情けない格好じゃ、ないです。 故に恥ずかしくない。

 

だから堂々と年配の警備員に挨拶。 サインして脇を通り過ぎようとして、

 

 

「ちょっと待って」

 

 

呼び止められた。 怪しいものじゃないよ。 預言者だと言われた転生者なだけで。 うん、じゅうぶん怪しまれるワードだね。

 

 

「カコ博士。 彼が杏樹(あんじゅ)さん?」

 

 

クリップボードの紙を見ながら問う警備員さん。 話は通っているようだけど、ナニか問題が?

 

 

「は、はい……許可はその、下りてる……と思いますが」

 

 

対するカコ。 オドオドしながも答えた。 俺やミライ、家族以外だと たどたどしいのは、本土と同様であるか。

 

いや、職場の仲間同士なら話せるのかな。 ぱびりおんの雰囲気からして……いや。 アレは緊急時だし。 或いは無線越し。

 

でも多少は改善してきたと思うけれどね。 幼さが残るというか。 可愛い。 軽くニヤけちゃう俺ってキモい。

 

 

「特例だと聞いてますので。 どのようなヒトか気になりまして」

 

「そ、そうですか。 えと、幼馴染で、その、研究の重要参考で」

 

 

もう少し時間掛かりそうですかね。 オドオドして話すから、余計である。 怪しさも増す。

 

いや、本当に許可が下りている様子だから堂々としていれば良い。 まあ、オドオドしている姿は可愛いからヨシとする。

 

 

「分かりました。 いえ、呼び止めて すいません」

 

 

警備員さんは、帽子のツバをつまんで微笑んでは会釈した。 悪いヒトではないのだろう。

 

人間味があって良い。 無機物な音声ガイドより温かみがあるから。

ラッキービーストも、それっぽい部分はあるよな。 量産型な機械のカラダで、ポンコツな部分があったけれど。 逆に そのギャップが良いのかも知れない。 肝心な時は困るが。

そんなラッキービーストは、今ココで開発しているのだろうか。 そう思うとワクワクするね。

 

 

「杏樹さん」

 

「へ?」

 

 

警備員さんに笑顔で呼ばれて、

 

 

「宜しくお願いします」

 

 

そう言われた。

 

───これからも、お見知り置きを。

 

たぶん、そんなニュアンス。

だけど俺にはパークの未来をも任された気分になって……荷が重かった。

 

 

「はい」

 

 

けれど返事はする。 でなきゃ先に進めない気がして。

 

最も中途半端な責任を感じたり、負う気はない。 させたいならハッキリ言う事だ。

 

「私は何もしないけれど、コッチの利益になるように頑張ってね」と。

 

そうしたら言ってやる。 お前もパーク職員だろと。 お前も頑張るんだよ。

 

…………いや。 被害妄想をし過ぎた。 どうも緊張しているようだ。 ポジティブにいこう。

アニメのラストの方、ギンギツネ等の話から察するに、ヒトはセルリアン対策に積極的に動いていたみたいだし。

 

悪い事を考えれば、悪い方向へ向かう。 根拠はないが、暗い考えでは多くがネガティブな結論になる。

 

俺は気持ちを切り替えて、カコの後に付いていった。 まだ戦いは始まっていないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───などと、格好付けていた時期が俺にも ありました。

 

俺は完全に部外者。 技術も無い、頭も悪い。

正直言って邪魔者。 所内に入れば、白衣を着たヒト達に奇妙な目で見られているのが その証拠。

 

 

「うぅ」

 

 

何と居心地の悪い空間か。 フレンズがいれば気が紛れるのだが……道中、見当たらない。

 

サーベルタイガーの話を聞いたから、研究所にいると思ったけれど。 違う部屋かどこかだろうか。

 

 

「大丈夫。 みんな、優しいヒト」

 

 

カコさんや。 俺にとっては新たな環境なの。 直ぐに慣れないタイプ。

 

とにかく、逃げちゃダメだ。 こんな俺でも役に立つかも知れない。

 

 

「私は外で待ってる」

 

 

そんな感じで所長室へ通された。 俺だけで行くように言われているらしい。

 

 

「…………失礼しまーす」

 

 

駄目な例として取り上げられそうな声と返事を待たないノックで、チョコ板みたいな扉を開ける。

 

この手の挨拶や部屋への入室は苦手だ。 胃が痛くなる。 特に頼れる命綱が無い時ほど。 勉強なんてしていないワケであるし。

高校の時の面接練習? 忘れましたね……。

 

さて。 中は広くて左右に天井スレスレの本棚。 絨毯は靴越しに分かるフカフカ感。

高級感漂う立派な部屋である。 ザ・お偉いさんがいるイメージのソレだ。 実際いた。

 

 

「キミが、杏樹くん だね?」

 

 

明るい年配の男性の声と共に顔を上げる。 木製の事務机の向こうに社長椅子。 そこに鎮座するは初老のおじいさん。

 

流石に口には出さないよ。 挨拶はするけれど。

 

 

「はい、杏樹です。 よろしくお願いします」

 

「此方こそ宜しく。 私は、このジャパリパーク動物研究所の所長をやっている───という者だ。 此方こそ、宜しくお願いするよ」

 

 

気楽な感じに話をしてくれる所長さん。 固いヒトじゃなさそうで良かった。 話しやすいのは良い事だ。

 

公式の面であれば、こうもいかないんだろうけれど。 1対1だからかね。

 

 

「カコ博士に聞いたと思うが、キミが送ってくれた手紙。 その内容は無視出来ないものだと判断した」

 

「ありがとうございます」

 

「情報漏洩の疑惑もあったが、未来の話も書いてあったからな」

 

 

未来の話を多少信じてくれたという事で良いのだろうか。 それとも未来逆算思考的な?

だとしても、科学者が 証拠もないものを信じると言うのは少し驚きだ。

いや、それは偏見かな。 科学者もヒトの子である。 血も心もあるだろうて。

 

それを察したのか顔に出たのか、所長が声を掛けてきた。

 

 

「意外かね?」

 

「へ? あ、まあそうですね。 カコには荒唐無稽と言われたし……だけど信じるって。 科学者がハッキリした証拠もナシに迎え入れるというのが、その」

 

「ふむ。 確かに今までの考え方なら、私も信じなかっただろうな」

 

 

やはりココがパークだからかな。 奇跡が起きて、多くの不思議がある。

 

それらは常識が通用しない。 答えを知るには今までの思考では、きっと駄目だ。

だから所長は変えた。 変えられた、というべきか。 ずっと同じ考えで生きてくると、中々考えを曲げられないヒトは少なくないだろうから。

 

 

「だが我々がサンドスターと呼称する物質や動物のヒト化現象を見て考えさせられたよ。 そこに杏樹君の手紙が発破になった。 ありがとう」

 

「いや、その。 俺は何もしてないです」

 

「いやいや。 ヒトやパークを信じ直すキッカケになったのだ。 礼は言わせてくれ」

 

 

マジで何もしてないんだけどなぁ。 寧ろコレからである。 そしてナニが出来るんだろうね。

 

キッカケ作り? 言葉とヒト任せでパークを救えるなら楽なんだけど。

 

 

「最も、所内のヒト全員がそうではないがね」

 

 

所長は苦笑する。 仕方ないと思った。

 

あんな手紙を信じろという方が難しいだろう。 普通ならシュレッター待ったナシ。

 

 

「いえ。 所長やカコが信じてくれたなら、十二分と言えます」

 

 

チカラある重役な方が信じてくれる。 これはとても心強い。

 

下のヒトが信じてくれるのも重要であるが、上のヒトが「NO」と言えば進まない事もあるからね。

その意味では、とても助かった。

 

だがしかし。 それに反応するように、所長は言葉を発した。

 

 

「そう言ってくれると助かる。 だが、研究や開発とは単独のみで進歩しない。 例外もあるが、多くのラボラトリー・スタッフの協力無くして、成功を掴むのは難しい」

 

 

むぅ。 その意味は、俺でも 何となく分かる話。 担当者だけでは現場の作業は進まない。 作業員だけでも進まない。

 

アレだ。 似たような話を上げるなら、ビーバーとプレーリーの関係だ。

 

ビーバーは、優柔不断というか心配性で作業が進まず。 でも補強や立地に詳しかった。

プレーリーは、行き当たりばったりな猪突猛進な作業で危険な目に。 だけど、その作業速度は物凄く早い。

 

片方だけでは上手くいかない。 そういう事である。 この話の場合は、まあ、建築業の色合いが強いかもだが、他や研究員も当てはまる事はあるだろう。 たぶん。

 

 

「何であれ、時間を貰う事になるが……先ずは歓迎する。 改めて、ようこそジャパリパーク動物研究所へ」

 

 

立ち上がり、握手を求められた。 断る理由がない。 素直に握り返した。

 

 

「改めて。 宜しくお願いします」

 

 

そして手が離れる……事は、所長が強く握ってきた事で叶わず。

 

へ、ナニか。 そういう趣味は無いんですけど。 そんな恐ろしい事態を考えそうになる前に、

 

 

「………………研究所の、ジャパリパークを何処まで知っている?

 

 

───冷たい表情と声だった。

 

本当は怖いジャパリパークってか。

 

血が 凍ったね。

 

心のどこか。 手放しで喜んでいた俺を恥じた。

 

俺はどうやら、パークの暗部に片足を突っ込んでしまったようだ。

 

ヒトがいる以上、闇は付き纏う。

何故俺は、パークだというだけで……信じてくれたと勝手に喜んで……この島ならみんな「フレンズ」だと勝手に思い込んだのだろう。

 

ソレに気付いたのは、愚直にもこの瞬間だった。

 




あーかいぶ:(当作品設定等)
某臨時職員からの手紙(ジャパリパーク動物研究所宛)
試験解放区 男性臨時職員寮 101号室 杏樹臨時職員からジャパリパーク動物研究所宛。
安価な封筒と飾り気の無い便箋が使われている。 字は手書きでお世辞にも綺麗とは言えない。 しかし、研究所が内密にしている情報や未来にて起こる出来事について記載されている。 ただし、未来については証拠もなく、荒唐無稽。
余計な混乱を招くとして研究員に周知後、焼却処分。

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