パーク職員です。(完結)   作:ハヤモ

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駄文更新中。


火口と四獣結界

 

かくして。 火口に東西南北から四獣が1点に集合したのである。

俺がいなくても集合したのだろうが、いたことで早期解決に事が進んだと考えると誇らしくも思う。 やるのは四獣の皆様なんだけど。

 

 

「これは……予め張る必要があるわね」

 

「そうじゃのう」

 

「だな」

 

「異議なし」

 

 

火口を覗き込む四獣。 して、それぞれ意見は一致。 手を一様に かざすと、火口を囲い込むように虹色の光が。

 

 

「おお」「綺麗だね!」

 

 

そんな光景に感嘆の声を上げるのは仕方ない。 仕方なくない?

鳥の子が飛ぶ時に散らしている けものプラズムも綺麗だけど、これは その何十倍にもした輝きだ。 それが大きな火口を覆っている。 凄くない訳がない。

して、これでパークは救われる。 サンドスター・ロウとかセルリウムが どうにかなって例の異変、完!

 

 

「まさか あんじゅ。 これで 終わりと 思っておらぬよな?」

 

 

ここで1番近くのスザクさま。 結界を張りながら、声を掛けてきた。

何ですか。 不吉な話なら聞かざるですよ。 なんなら、貴女は 言わざるでも良いのですよ。 なんてバチあたり!

 

 

「へ? 終わりで良いでしょ」

 

「たわけ! 結界は日々強化していく腹なのじゃ」

 

「ならお願いしますよ。 俺はたまーに見にきますから」

 

「このバチあたりが! 我らの世話係が必要じゃろうて!」

 

 

世話? 神さまの お世話とは恐れ多いのですが。 というか面倒な話になってない?

実際に面倒を見る訳じゃんそれ。

 

 

「いやー、そういうのはちょっと」

 

「呼んでおいて、それはなかろう!」

 

 

うぐ。 そう言われると、ごもっともです。 言い返せません。

 

 

「うー。 ナニすれば良いんです?」

 

 

性的なサービスとか種馬なら喜んで。 あ、女の子だから無理か。 それとも百合好み?

いや、冗談ですよ。

 

 

「うむ。 具体的には食べ物を運んで来たり、また肩揉みとか してくれれば良い」

 

「おーい。 コノハ博士、ミミちゃん助手。 仕事代わってー!」

 

「森に向かって叫ぶでない! というか、恥を知れ恥を!」

 

 

ちっ。 ダメか。 都合悪い時は博士たち畜生が来るのに、こういう時は 来ないのな。

というか、聞こえないフリしてるだろ絶対。 あの博士の事だから、車に盗聴器や発信機をつけてそうだからね。

アニメ世代では考えられないけど、この世代はあり得るんだよ。

こんな所までラッキービーストが ジャパリまんを運んで来るとは考え難い。 下山を繰り返すしかないか。 やれやれ。

 

 

「と・に・か・く! 今から お主は世話係じゃ。 宜しくな」

 

「えー!」

 

「では早速──」

 

 

やれやれ。 カコと仲直りしに行くのは後になりそうだな。 仕方ないな。

こうして。 俺は暫く世話係となるのだが。 例の異変の本格化は、実は目の前まで来ていたのである……。

 

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