ハイスクールD×D 赤龍帝ともう1人の主人公   作:Lycka

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意外と早く完成したのであげときます。

今回は使い魔のお話ですが、恭弥の使い魔もオリジナルで入れてます。
(ググったものを使ってるので悪しからず)

では、ご覧下さい。


第8話:使い魔ゲットだぜぃ!!

奪う者(クレヴォール)との戦闘から一夜明けた今日、俺はアザゼルのところへ報告に来ていた。昨日あった出来事、一誠の力の解放、敵の情報など出来るだけ多くの事をアザゼルへ伝えた。調べものに関しては神の子を見張る者(グリゴリ)に任せておいて大丈夫だろう。そちらの方が捗るまであるな。

 

 

 

「了解した。しかし、どんどん事が大きくなっていくなぁ。出来れば面倒事は避けたいところなんだが」

 

 

「堕天使総督が何を言ってるんだか。それとアザゼル、俺の身を案じての事だからあまり言いたくはないが何故よりにもよって魔王に俺のこと話したんだよ⁉︎」

 

 

「仕方ねぇだろ。一番安全だと思ったんだよ。結果的にお前を()()ようなことになったのは謝る」

 

 

 

アザゼルは俺の身を案じて魔王と秘密裏に契約を交わしていた。内容は簡単。俺はリアス部長のところへ預けられ、状況に応じて力を貸すというものだ。

今回のこともあってか悪魔陣営も情報が欲しいらしい。所謂"win-win"な関係ってやつだな。悪魔陣営は情報を得られて、こっちは身の安全を確保できる(俺限定)。

本当に食えない男だよ、堕天使総督殿は。

 

 

 

「ありがとな....、アザゼル」

 

 

「おいおい、お前から礼を聞くのは久し振りだなぁ」

 

 

「うっせぇよ。なら、俺は行くから」

 

 

 

 

 

 

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今日は日曜日である。先程までアザゼルのところに居たとはいえ日曜日である。

普通、日曜日と言えば何を想像するだろうか。友達と遊んだり、家族と何処かへ出かけたり、恋人とデートをしてみたり、はたまた家でゴロゴロしてみたりと色々浮かぶ事があるだろう。

しかし、しかしだ。

今俺の中での日曜日という定義が破綻しようとしている。

それは何故か?

 

 

 

 

「.........なぁ、一誠」

 

 

「なんだよ恭弥」

 

 

「なんでこの日曜日の真昼間に悪魔稼業やってんの?」

 

 

「仕方ねぇだろ。お呼ばれしてるんだから」キコキコ

 

 

 

この日曜日の真昼間に親友の悪魔の手伝いをしているからである。何故移動手段が自転車なのかを一誠に聞いてみると、前は魔法陣で転移出来なかったらしい。一誠がポンコツなせいで自転車で現場まで向かうことになっていた。

今は一応転移出来るらしいが一誠曰く、最近では自転車で召喚に応じる悪魔として少々有名になっているらしい。良いことなのやら悪いことなのやら。

 

 

 

 

「今日こそ契約を成功させて部長のおっp....もとい!お胸を揉むのであります!」

 

 

 

 

この日の契約が失敗に終わったのは言うまでもない話である。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

~オカルト研究部部室~

 

 

 

 

「そろそろ一誠とアーシアもビラ配りは終わりにしようかしら」

 

 

突然そんなことを言い出したのは我がオカルト研究部部長であるリアス部長だった。それにしても、ビラ配りなんてのもやってたんだな。終わりってことは次の段階へ移るということか。

 

 

 

「本来、ビラ配りなどの雑用は使い魔にやらせるのよ」

 

 

「一誠君は前に部長の使い魔に会ったことがあるでしょう」

 

 

「あ!あの時の!あれ部長の使い魔だったんですね!」

 

 

「でも、どうすれば使い魔なんて.....」

 

 

 

俺も悪魔の使い魔の話はアザゼルから少しだけしか聞いてないな。なんでも、俺みたいなのでも使い魔は使役出来るらしい。前にアザゼルから勧められたが、気が乗らなかったのでやめといた。

この際だから俺もアザゼルに頼んでみようかな。なんて、思っていたところにリアス部長から声をかけられる。

 

 

 

「貴方もよ恭弥。聞くところによると貴方でも使役は可能らしいからこの際貰っておいても損は無いと思うの」

 

 

「部長はエスパーか何かですか。丁度俺もそう思ってたところです」

 

 

「あらそう。なら今月にでも.........」

 

 

 

 

 

 

「失礼します」

 

 

 

 

ガチャリと音を立てながら、少々古くなり建てつけも悪くなってきているドアが開くのが見えた。オカ研にお客さんか?今までは誰も来なかったんだけどな。

 

 

 

「リアス、ご機嫌よう」

 

 

「ソーナじゃない。どうしたのよこんなにゾロゾロと」

 

 

 

オカ研へやってきたのは、我が駒王学園生徒会長の支取蒼那先輩率いる生徒会メンバーだった。そして、生徒会長の横にいるのが副会長の真羅椿姫先輩である。その他大勢は.........知らん。因みに生徒会メンバーは悪魔である。

 

 

 

「一応、眷属も揃ったので挨拶をと思って。.....彼が噂の赤龍帝ですか?」

 

 

 

「そうよ。一誠、ご挨拶なさい」

 

 

「はい!兵藤一誠、リアス部長の眷属悪魔で兵士(ポーン)をやらせてもらってます!」

 

 

「ではこちらも。匙、挨拶を」

 

 

 

 

一誠の小うるさい挨拶を皮切りにドンドン生徒会メンバーとオカ研メンバーが挨拶を交わしていく。でもこれ、悪魔同士だから俺いらなくね?

 

 

 

「最後に、この子も紹介するわ。恭弥、貴方も挨拶を」

 

 

そうですよね、はい。分かってました。一応オカルト研究部メンバーですからね。別に拗ねてませんから。忘れられてたとか思ってませんから。

 

 

「佐々木恭弥です。俺はリアス部長の眷属悪魔では無いので」

 

 

「貴方が神器持ちの子ね。生徒会メンバーを宜しくお願いします」

 

 

「でもソーナ、何も挨拶だけって事でも無いでしょう?」

 

 

挨拶が終わったが、またしても会話は続いていく。主にリアス部長とソーナ会長が話しているのだが。そして、話を進めていく中で気になるワードが出てきた。それは、先程オカルト研究部でも話題になっていたものでもあった。

 

 

「匙にもそろそろ使い魔を与えようと思うのです」

 

 

「あら、貴方もなのね。ちょうど私も一誠やアーシア、恭弥に与えようと思っていたところよ」

 

 

「困りましたね、彼は月に一度しか........。」

 

 

「それなら、勝負をしましょう!」

 

 

 

なんでも、使い魔は月に一度しかお迎えできるチャンスがないらしい。そして、今回は生徒会メンバーの匙と俺たちが被ったからどちらかが引かなければいけない。どうせなら、それを勝負で決めよう。なんて、短絡的思考がリアス部長にもあったんですね....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~駒王学園体育館~

 

 

 

なんやかんやで勝負の日、種目はドッヂボールに決定した。この前にも一応勝負はしたのだが、いかんせん引き分けばかりで勝負にならずドッヂボールという運びになった。

 

 

「今日の勝負は負けられないわ。オカルト研究部の強さを見せつけてやるわよ!」

 

 

『はいッ!』

 

 

円陣を組み、一誠が徹夜で作ってくれたハチマキを頭へ巻く。ドッヂボールやらハチマキやら懐かしいものばかりだが、一誠やアーシアの為にもこの勝負、負けられん。

 

 

 

 

ピーーッ!!!

 

 

 

 

勝負開始の笛が体育館へ鳴り響く。

最初のボールはオカ研からである。まずは1人目、と言わんばかりにリアス部長がボールを投げつける。当然、上級悪魔であるリアス部長の投げたボールを受け止める事が出来ずに1人ノックダウンである。

 

 

「やりますねリアス。では、次はこちらから!」

 

 

そう言って、ソーナ会長はボールを匙へ渡す。ボールを渡された匙は、気合い十分といった様子。そのままの勢いで振りかぶって投げつけてくる。狙いは一誠か?

 

 

 

「あぁ〜、この体操服姿の部長も堪らん〜」

 

 

どうやら一誠は体操服姿のリアス部長に見惚れているらしい。確かに、あのお姿は何かを唆るものがあるが.....。

おっと、今はそんなことを考えている場合ではないな。一誠はボールが近づいているにも関わらず動くそぶりを見せない。仕方ない、助けてやるか。そう思って動き出したのが俺1人では無いことに気付くのにそう時間はかからなかった。

 

 

ドンッ!

 

 

「いてぇ!」

 

 

「すみません朱乃さん。大丈夫ですか?」

 

 

「ええ、大丈夫ですわ」

 

 

俺が動くのと同時に朱乃さんも動いていたのだ。幸い、ボールは朱乃さんがキャッチしていたのでこちらは無事だった。しかし、朱乃さんは俺とぶつかった衝撃で尻餅をついている。申し訳なく思い、朱乃さんへ手を差し出して触れた瞬間だった。

 

 

ザザザザッ!!!

 

 

「くっ.....!!!!!」 「んっ.......!!!!!」

 

 

自分の頭の中にノイズの様なものが流れるのが分かる。それは、朱乃さんの手に触れた瞬間だった。どうやら朱乃さんも同じらしい。何故、この様なことが起こったのは不明だ。もしかして、俺の過去と関係があるのか?朱乃さんが?

そんな疑問がパッと浮かんでは消えていく。今は勝負に集中しなきゃな。

 

 

「大丈夫か恭弥⁉︎」

 

 

「ああ、大丈夫だ。元を言えばお前のせいだぞ一誠」

 

 

「朱乃も大丈夫だった?」

 

 

「大丈夫ですわ部長」

 

 

 

 

そうして、勝負は再開してギリギリのところで相手の反則負けでオカルト研究部の勝利に終わった。ただ一つ、俺の心に不安と疑問を残して。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「本当にこんなところに使い魔がいるのか?」

 

 

 

つい思ったことが口に出てしまった。

しかし、そんな風に思う程の暗く気味の悪い森へと足を運んでいた。勿論、俺だけではなく、オカルト研究部全員である。

 

 

「ここも随分と懐かしいわね」

 

 

「うふふ、いつぶりくらいになるかしらね」

 

 

 

お姉様方は前に来たことがあるらしい。それもそのはずで、俺と一誠とアーシア以外は使い魔持ちだからな。ここに来る前に見せてもらった。木場のやつだけ見てないけどな。

 

 

 

「ほうほう、今日は絶好の使い魔ゲット日和だぜぃ!」

 

 

「うおっ、ビックリした!恭弥、アイツ知ってるか?」

 

 

「俺が知るわけないだろ。あんな奴初対面だよ」

 

 

 

「俺の名前は、使い魔マスター"ザトゥージ"だぜぃ」

 

 

 

使い魔マスターのザトゥージと名乗る男は半袖短パンに帽子を被った中年オヤジだった。しかし、今時見ない格好をしてるな。恥ずかしく無いのか?というより、俺が小さい頃にアザゼルに貰ったゲームの主人公と名前が似ているのが気になる....。

 

 

 

「今日はどんな使い魔が欲しいんだ?カッコいい奴か、強い奴か、はたまた可愛い奴か?」

 

 

「まずは恭弥からいってみましょうか」

 

 

こういうのは眷属悪魔である一誠やアーシアからでは?

まぁ、リアス部長のご指名を受けたからには仕方ない。でも、どんな使い魔が良いんだろうな。さっぱり分からん。

 

 

 

「お前はどんな奴を所望するんだぜぃ」

 

 

「どんな奴って言ってもなぁ...」

 

 

 

そうやって俺が頭を抱えて悩んでいるところに、一匹の()()()が現れた。

 

 

バサッバサッ

 

シュタッ

 

 

そして、そいつは俺の肩に乗っかってきた。

 

 

 

「なんだよこの白い龍は。ザドゥージ、説明よろしく」

 

 

 

「せ、説明もなにも、そいつはあの白龍の子供だぜぃ。俺も生で見るのは初めてだぜぃ...」

 

 

「白龍の子供⁉︎それはあの天帝に仕えていたという白龍かしら⁉︎」

 

 

「そうだぜぃ。白龍といっても数は多い。その中から選ばれたものだけが天帝に仕えられるらしいぜ」

 

 

「かなりのレアものじゃない。恭弥、その子にしたら?」

 

 

 

白龍の子供と言われても俺にはさっぱり分からんのだが。まぁ、一応すげぇ奴らしいからこいつでいいかな。他にも見つからなさそうだし。

 

 

「じゃあこいつにします」

 

 

 

そうやって、俺の使い魔は白龍に決まった。名前を付けろと言われたので、"ヴァイス"と名付けた。.....ネーミングセンス無くて悪かったな。因みにドイツ語でヴァイスは"白"を意味する。こいつにピッタリだ。それから、一誠やアーシアの使い魔を探したが一誠は今回は使い魔ゲットならず、アーシアは蒼雷龍(スプライト・ドラゴン)の子供を使い魔とした。名前はラッセーらしい。雷撃と一誠を掛けたのね。なんともアーシアらしい。肝心な一誠とは仲が悪いけどな。

 

 

 

 

こうして、俺たち使い魔が決まった。

 

 




次からレーティングゲームのお話になります。
後2.3話でアニメでいう1期は終了となります。

今のところヒロインとハーレム要素ゼロですが、後々増やしたいと思います....

この子をハーレムに加えて欲しいとかありましたらお申し付けください。
出来るだけ尽力致します。
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