適用範囲
そう、適用範囲だ。
Fallout物理法則とでも言おうか、それの適用範囲が地味に曖昧で困る。
汚染水の煮沸消毒実験はわかりやすい方だが、それでも暫定正解を出すのにかなり右往左往した。
とりあえず、「私自身の行動結果、もしくは私が作った道具を用いての行動の結果がおかしくなる」という認識でよさそうだというのはありがたい。
ただ、先日の鉄血哨戒からこっち、こちらはドローンを度々飛ばして監視に努めているのだが、逆に鉄血の哨戒部隊も偵察部隊も来ない。つまり、遠慮なく撃っていい相手がいないのだ。その一方で、監視に努めているクソマップの一部に監視台を作ったり地形改善を行ったりと本来の任務は着々と進んでいる。つまり、遠慮なく撃っていい相手がいないのだ。この分だと、輸送路の確保という任務の達成も近そうである。つまり、遠慮なく撃っていい相手がいないのだ!!
現状、敵のプラズマライフルによる緑の粘液へのジョブチェンジ以外での核物質の入手には目処がついていない。父のいる部隊の近くの廃棄物処理場には不法投棄された核廃棄物があったのでこれ幸いと再利用できていたが、さすがにあそこは遠く、輸送してもらうにはコネやカネが足りなさすぎる。野生動物を射殺しまくるかとも考えたが、自然保護の観点からダメだろう。例の元罵詈雑言バラマキマシーンを稼働させて撃ってみたが、的として用意したためか設備扱いらしくただ壊れるだけだった。
つまり、遠慮なく撃っていい相手が足りないのだ!!!
ふてくされてケミストリーステーションを作り、期限切れ間近の血液パックを貰ってきて(アパラチアのものは期限切れも期限切れだから鮮度が足りないと思われる)、廃棄掃除用品から抽出した殺菌剤をあわせて処理、鉄で作成した注入器具にセット。スティムパックらしきものは出来上がったが、効き目は未知数である。ゲーム中に拾ったノートには確かスティムパックの期限を確認する的な記述があったが、拾ったスティムパックもすべて問題なく使用できることから期限は実質無いも同然なのだろう。スティムパックの効果は、使用した瞬間に全身の重傷軽傷が治癒し、体力が回復するのは広く知られていた。つまり、私が携帯しておいて、万一負傷した時に使うべきもの、だろう。
後は、レシピに乗っ取り調理したスープなどもしっかり体力の回復能力を持っている。……戦闘中に食べるのか……シュールだな……と思わなくもないが、医療品ボックスに忍ばせておいてもバチは当たるまい。無論、腐る前に取り出して食べるつもりだけれども。
よって、今できる、自重を捨てられる場所は資源生産の増産。
産業廃棄物処理場に抽出機とコンベアと、管理兼警備用プロテクトロンを追加配備する。
食料生産用農場、取水ポンプを作成して、極端な話完全包囲されても籠城が可能なようにする。いければ核融合発電機も。
あるいは、司令室防衛の増強か。今でも各種タレットが周囲を睨みつけているし、とりあえず考えられる安定性重視の重装備をしたセントリーボットが巡回もしている。
そして。
数は力なので私が全力を出しても複数Link人形に敵わないと考えていたが、そこを補う戦闘方法を改めて考えてみてもいいかもしれない。例えば……プラズマグレネードとか、ミサイルランチャーとか……あるかどうか知らないけど爆発レジェンダリーとか、ね。