どーも、昨日は投稿できなくてすみませんでした……
あと、評価欄を見てて☆1がついててすこし驚きましたw
まぁ、まだ至らない点もたくさんありますし仕方ないですね!
それにどんな評価であれ見てもらえていることに変わりはありませんから‼
これからももっと文書力をつけていかなければっ
コラボ最終回です。どうぞっ
・5月21日続々(映像付き)
「こいつめちゃくちゃだな⁉」
「とにかく離れますよ‼」
俺達はあの真っ黒E.L.I.Dから絶賛逃走中だ。
あいつはやばい。
SCARの7.62ミリを平然と弾く。
だから大口径のバレットを撃ちたいが、あいつやたらと動きが速いせいで床に置いて伏せる事もできない。
立ったまま撃てない事もないがそんなことをしたら100%腕が逝く。
なんとかして隙を作りたいが………
「グォォォォォ‼‼」
暴れる暴れる。
腕をひと振りすれば周りにある朽ちた機材がゴミのように吹き飛んでいく。
あいつから逃げるのと、あの宙を舞っている機材を避けるので精一杯だ。
「フラッシュバン投げるぞ‼」
そう言ってジャベリンさんはピンを抜き、暴れまわっているクリーチャー(笑)に向かって投げた。
俺達は左右に別れて目をつぶる。
直後に凄まじい音と光があたりを包み込んだ。
それが収まったのを見計らって物陰から顔を出して様子を見たが……
「グ…ウウウウウウウウウ‼‼」
身体から蒸気をだして震えている。
あれは……
「怒ってるなぁ」
しかも俺の方に向かって来ている。やっぱり俺の身体にはなにか憑いているに違いない。
とはいえ少しだけ距離をかせげたので構える時間はしっかりと取れる。
バイポッドを起こして床に置き、身体を横たえて人工E.L.I.Dの首を狙う。
息を吐き出して少し肺に残るくらいで止めて引き金を引いた。
マズルフラッシュが辺りを一瞬照らし、12.7mmの弾丸がE.L.I.Dの首に命中した。
「グギャアアアア⁉」
首にダメージを負ったE.L.I.Dは首に手を当ててのたうち回る。
暴れまわっている間、俺とジャベリンさんはさらに後退して後ろからE.L.I.Dの様子を見ていた。
「殺ったと思うか?」
「そうなってることを願いますけどね……」
しかし俺の願い虚しく、E.L.I.Dは死ぬどころか傷がふさがり始めていた。
「うわぁ……」
俺は顔をしかめつつまたバレットを構えて連続で引き金を引いた。
首、頭、左胸などなど考えうる急所にどんどん弾を撃ち込んでいく。
1マガジン分を撃ち終えて、今度こそ倒れたかと思ったが……
変わらず、再生してどしどしと俺達に向かって走ってきていた。
「あ〜何なんだあいつ⁉どこの○ェイソンだよ⁉」
「俺からしたら○ェイソンのほうがまだ可愛いですよ‼」
ふざけたことを言いながらも全力で逃げる。
バレットが有効じゃないなら今の俺達にあいつを倒すことはできない。
表で待機しているゴンゾウ君の大火力で粉砕するしか方法はない。
「アーキテクト‼聞こえるか⁉」
『はいは〜い、こちらアーキテクト』
「俺とジャベリンさんは今特異種のE.L.I.Dに追われている‼手持ちの火器じゃ効果がないからゴンゾウ君で援護頼む‼正面入り口から出るから‼」
『りょーかい‼ゴンゾウ君の大火力とくとご覧あれ〜‼』
通信を終えると一目散に入り口に走っていく。
時々後ろを見ないと瓦礫が飛んできたりするのでそこのところは注意が必要だ。
正面に出ると、すでにゴンゾウくんが銃口を向けて待機済みだった。
俺とジャベリンさんは急いでゴンゾウの後ろへと隠れる。
すぐに真っ黒のE.L.I.Dが工場の壁を破壊して出てきた。
相変わらずパワフルなやつだ。
「ぎゃああ⁉気持ち悪いいい⁉」
えぇ………
見るなりアーキテクトが女子が出したとは思えないようなえげつない悲鳴を上げて手をワタワタとさせている。
気持ち悪いのは同意するけどその反応の仕方はどうなんだろうか……
「ゴンゾウくん‼粉々にしちゃえ〜‼」
アーキテクトが指示を出した瞬間、ゴンゾウくんの2丁の12.7ミリ重機関銃が火を吹いた。
先程のバレットとは比較にならない量の弾丸を受けて、さすがの化け物E.L.I.Dもだんだんと後ろに下がり始める。
文字通り蜂の巣にしたあたりてゴンゾウくんの射撃がやんだ。
周りには大量の薬莢が散らばっている。
「うーわ……すご…」
となりで見ていたジャベリンさんも唖然としている。
まぁ、重機関銃2丁の射撃はなかなか迫力あるよなぁ。
しかしこれでも死んでいない。
流石にすぐには再生できないようで、うめきながらグネグネとしている。
気持ち悪さが先程の数倍になった。
「気持ち悪いいいいい‼ゴンゾウくん50ミリ‼」
「ちょっ⁉」
俺とジャベリンさんは急いでゴンゾウくんから離れる。
流石に50ミリを近くで発砲されたら溜まったもんじゃない。
離れたと同時に50ミリが撃たれた。
直後に重厚な音を立てて薬莢が落ちる。
大口径の攻撃をもろに受けたE.L.I.Dは流石に耐えきれなかったのか、上半身が消し飛んでいた。
「さっすがゴンゾウくん‼頼りになる‼でも下半身だけでも気持ち悪いからこれ喰らえ‼」
そう言ってアーキテクトは腰につけてたRPG弾頭を発射機につけて下半身だけのE.L.I.Dに向けて発射。
着弾とともに跡形もなく消し飛んだ。
「お仕事完了‼ね、兄さん私頑張ったよ‼ご褒美ちょーだい‼」
「ったく…ほんとはご褒美上げたかったけど危ないことしたからだめ」
「ええ〜‼‼」
「えーじゃない!もう少しであいつの身体だけじゃなくて俺達の鼓膜も消し飛んでいたわ‼少し注意しろ‼」
「……はーい」
少し小言を言うとしゅんとなって俯いてしまった。心苦しいけど言うところはきちんと言わないとな……
命張って任務に来ているわけだし。
「さて、あの研究室に行ってみよう。なにかあるかも」
ジャベリンさんの提案でさっきの研究室に行くことに。
もちろんアーキテクトはさっき同様、敵が来たときのために外に待機してもらう。
人工E.L.I.Dが撒き散らした瓦礫を避けながらなんとか研究室へとたどり着いた。
「よし、入りますよ……」
「ああ……」
俺とジャベリンさんはSCARを構えて研究室に侵入した。
汚れていた外壁とは違い、中は真っ白でいかにも研究室と言った感じの見た目だ。
ただ、さっきのE.L.I.Dが暴れまわったせいでいろいろな機材が破壊されて散乱していたが。
奥には巨大な円柱状の培養装置のようなものがたくさんおいてあった。
いくつか割れているのを見るにあそこのうちのどれかから出たんだろう。
「ん、資料があるな。とりあえず片っ端から見てみよう」
「わかりました」
俺とジャベリンさんは机においてあった研究資料を読みあさる。
もちろん俺は義眼に記録してヘッドセットで暗号化して保存するのを忘れない。
あらかた読み終えて、ひとまず椅子に座る。
「……資料に関しては素人の俺らからしたらE.L.I.Dになにか細工したってことくらいしかわからないが…どこかの企業が絡んでるな」
「ですね……と言っても資金提供をしているだけみたいですが」
「とりあえずこの事は上に報告したほうが良さそうだ」
「ですね。さて、残りを探索しましょうか」
まぁ、残りといっても培養室だけなのだが。
破壊された扉を通って中に入るとそこには培養器に入れられた数十体のE.L.I.Dがいた。
「うわ…これ全部あんなフルアーマーみたいになるのか」
「ほっといたらいつかなるんでしょうね……今のうちに破壊します?」
「本当なら取っとくべきなんだろうが、流石にな……画像として残して、あとは破壊しよう」
「了解」
俺の義眼で全部のE.L.I.Dを撮影してからアーキテクトが持っていたC4を研究室のあらゆるところに設置。
距離をとって爆破した。
任務を終えた俺達は帰路についていた。
「今回はありがとう御座いました」
「こちらこそ。有意義な時間だった」
ゲートの前で握手を交わす。
本当に……
この人がいなかったらなかなかやばかった場面がいくつもあった。
まだまだ自分は未熟だと知るいい機会になったと思う。
「あ、そうだ。このヘッドセット……」
「あ、持って帰って良いですよ。プレゼントってことで。あと、充電ケーブルと……はいこれ」
充電用のコードとともにUSBメモリを渡す。
「これは?」
「ポチがもっと犬らしくなるプログラムですよ。よかったら使ってみてください」
「え…お、おう…………」
「それでは……今はまだ未成年だから飲めませんがいつかお酒一緒に飲めるといいですね」
「そうだな……」
それを最後に、今度こそ俺達は別れた。
想定外の事は起きたが、なんとか無事に調査任務は終了した。
余計なもの(ヘッドセット、ポチのプログラム)を渡してコラボの種を撒いていくスタイル(殴
なんとか書き切れました。本当はもっと長くなる予定だったのですが、あまり他所のキャラを出し続けるのもアレかと思ったので()
改めてサマシュ様、ジャベリン君を貸していただきありがとう御座いました‼
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