狙撃手の少年は   作:サンコン(マウントベアーの山の方)

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感想と評価をしてもらえてテンションの高いマウントベアーですw

やっぱり嬉しいですね‼モチベーションも上がります。

これからもできるだけ毎日更新で頑張ろうと思います。

第5話です。どうぞっ


第5話

 

・5月5日

 

今日から正式にヘリアントスさんの補佐として本部で働く事になった。

 

ちなみに姉さん達は普通に実働部隊として待機している。ケイティは駄々こねたに違いない。

 

……いや、ほんとなんでこの役職に任命されたのかがわからないよ。

 

俺、実働部隊として試験受けて入社してるからデスクワークのほうはあんまりできないんだけどなぁ。

 

話を聞くに、俺の役割はグリフィンの人形部隊の支部でよくやっている副官の仕事をこなすらしい。

 

書類の仕分け、各部隊の出撃、帰還報告を受けたり飲み物を出したり……

 

要は簡単な雑用から連絡係まで、比較的多種に渡ってヘリアントスさんのサポートをすればいいんだな。

 

真っ赤な制服を着込んで早速ヘリアントスさんの執務室へと向かい、入室して仕事を始める。

 

ヘリアントスさんはあまり気負わなくて良いと言ってたけど、上級代行官って社内じゃだいぶ肩書き上な方だし緊張するなという方が無理な話だ。

 

言うなれば、社会人になって間もない新人が短期間だけ部長の秘書をやれと言われているようなもんだ。

 

しばらく緊張は取れそうにないですって言ったら苦笑いされたけど。

 

そういえば、昨日ペルシカさんから貰ったヘッドセット。あれ拡張現実……とはまた違うのかな?

 

目の前に半透明なスクリーンが展開されてそこに情報やらなんやらが載る仕組みだった。

 

操作はなんと脳波。つまり指とかを動かさなくても操作できる。

 

いやぁ、便利便利。

 

映像通信も楽々だね。

 

で、仕事だけどたしかにそんなに大変な仕事ではなかった。

 

書類作成仕分けは難なくこなせたし、報告は部隊長が直接来る前にすべてヘッドセットに送信されて来るから事前に支持を仰いでおいて来たら直ぐに伝えることができるからスムーズだったし。

 

まぁ、紅茶を入れるのだけは下手くそだったけど。

 

……仕方ないだろ、おれはコーヒー派なんだ。

 

・5月8日

 

少し間が空いてしまった。まぁ、書いていたとしても変わらない内容になるだろうし良いかなって。

 

そんな事は置いといて…だ。

 

副官業務にある程度慣れてきたかな〜なんて思ってたらヘリアントスさんがとんでもない提案をしてきた。

 

“今日も小規模なE.L.I.D掃討任務があるんだが、出撃する小隊のうちの1つを指揮してみないか?”

 

だって。

 

鬼 か な ?

 

なんかここ1、2週間の出来事が濃すぎて忘れかけてたけどついこの前まで俺学生だからね?

 

いくら親達が変わってて戦闘に関して教育受けていたとしてもまだ20行ってない若造だからね?そこのとこ分かってる?

 

指揮するのはショットガンとスナイパーライフルの高火力な混成部隊。

 

メンバーはKSGとM590とJS05にモシン・ナガン。

 

もう思い切りE.L.I.D対応だよ。

 

どうするんだよ、めっちゃ練度高そうだよ。

 

え?皆優しいから大丈夫?君ならできる?

 

そうじゃないんだよなぁ。

 

まぁ、文句を言っていても仕方ないしとりあえずやりますかね……

 

・5月9日

 

うん、まぁうまく言ったと思う。せっかく長射程のライフル持ちがいるんだからとできる限り離れて殲滅。時折出てきた足の速いE.L.I.Dの処理をショットガン組に任せる。

 

無難だな。

 

幸いにもハイクラスのE.L.I.Dは来なかったし、テロリストの襲撃もなかったから損害もゼロ。

 

運が良かった。

 

それにこのヘッドセット。これ戦術人形の目とリンクしてその場にいるような視点で指揮できる。ドローンにもメリットはあるだろうけど現場で戦ったことのほうが多い俺からしたらこっちの方がやりやすい。

 

ヘリアントスさんからの評価も良かったようで安心した。

 

ん?これなら教育課程を終えたら任せられる?

 

なんのことだろ。

 

……今は仕事に集中しよう、まだ仕事はある。

 

と思いきや午後から休みを貰った。

なんでも、昨日指揮した小隊と交流して来いとの事。

 

まぁ、話はしたかったしちょうどいいと言うことで午後はバーに来ていた。

 

もちろん俺はジュースだけど。

………そういえば前回交流会した時とんでもない目にあったけど今回は大丈夫だよな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事なのはKSGだけだったよ()

 

うーん、この。

俺は酒が絡むと精神的にダメージを負う運命にでもなっているんだろうか。

 

死にそう。

 

最後の最後で助けてくれたからいいけど。

ただ、いくら酔っていたとはいえ俺の部屋で寝るのはどうかと思う。

 

ケイティも怒りだすし。

ちょっと、なに当然のように人の布団に侵入してんだ。

 

帰れよ、部屋あるだろ。ケイティも余計なことしなくていいから、お前も帰るんだよ。

 

ああっKSGを床に落とすな‼帰れ‼

 

ケイティも帰れって‼

 

あ~もうめちゃくちゃだよ。

 

・5月10日

 

酷い目にあった。

ダネルにからかわれるわ、姉さんもまた生暖かい目で見てくるし。

 

KSGも意味深な目で見てきて……ケイティは引っ付いて離れないし。

 

………なんか胃袋がキリキリする気がするから今度胃薬を処方してもらおう。

 

それにしても、KSGのこれからよろしくってどういう意味なんだろ?

 

いま気にしても仕方ないか。

 

今日はI.O.Pまで来ている。

目的はもちろん目を見てもらうためだ。

 

今の所鈍い痛みがあったりとかの異常はない、視界も良好だ。

 

ペルシカさんいわく、そろそろ戦闘をしても構わないとの事。

 

データも順調に取れているらしい。

 

続けても問題ないかと聞かれて俺は首を縦に振った。だって断る理由ないし。

 

ペルシカさんはデータが取れて嬉しい、俺はお金がもらえて嬉しい。

 

まさにwin-winだ。

 

検査やらなんやらが終わってラボから出ると真っ赤な服を着た戦術人形と出くわした。

 

本部でも見かけないからおそらく新型の人形だろう。赤が好きらしく、俺の制服を見て嬉しそうにしていた。

 

……なんかまるで俺が赤色好きでこの制服着ているみたいに思われてるけど残念ながらこれグリフィンの公式制服なんだよね〜

 

これを言ったらもっと喜んでたけど。

変わった子だ。

 

すこし話し込んでいたら護衛のケイティが戻って来たからそのまま帰った。

 

彼女は数日後に本部に来る予定なんだそうだ。

 

また会える日を楽しみにしていよう。





今回はちょっと短めですね。

あと、ポロポロとフラグを落としていくスタイル(((

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