ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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150話

 

 

翌朝、ツグミは忍田と一緒に朝食を済ませると、先に忍田を送り出してから自分は洗い物や掃除といった家事をすべて終わらせて午後に家を出た。

行き先はもちろんボーダー本部基地であり、『極秘任務』のための()()である。

本来の防衛任務とはだいぶ違うミッションではあるが、彼女にとっては特に珍しいことではない。

過去に何度も迅と組んで「亡命近界民(ネイバー)の保護」とか「三門市以外に開いた(ゲート)の調査」などボーダー内部でも公にはできない任務を遂行してきた。

当時迅はS級で、ツグミは無所属(フリー)のA級であったから、城戸や忍田はこのふたりを組ませて事件の解決をさせていたのだ。

今回は騒ぎを大きくしたくないということで最小限の人員で行動しなければならず、またB級ランク戦に参加できない彼女の存在はちょうど良いのである。

 

本部基地に出入りすることができる地点は複数あり、その中でもっとも使用者の少ない通用口を使ってツグミは中へ入る。

これは自分のことを知っている人間に目撃されないようにという配慮で、周囲に誰もいないことを確認するとただちに換装をした。

 

(これで変装は完璧なはずだけど、なんかちょっと不安…。ロビーに行く前に洗面所に行ってチェックしようっと)

 

体型はほぼ生身と同じであるから歩いたり走ったりするのに違和感はないのだが、すれ違う隊員たちが必ず彼女をちらりと見て、さらに驚いた顔をして二度見するのだ。

 

(なぜだろ…? どこか変なところがあるのかも? やっぱり早くチェックして、変なところがあるなら冬島さんのトコに行って修正してもらわなきゃ!)

 

ツグミが抱いた違和感の正体はすぐに判明した。

洗面所の鏡に映る顔はテレビのバラエティ番組で引っ張りだこの超人気アイドル「KANADE」にそっくりなのだ。

KANADEは19歳なので、その妹と言われればそのまま信じてしまうほどである。

バッチリメイクをした金髪でロングヘアのKANADEとノーメイクでありセミロングの黒髪で前髪パッツンの彼女だから印象はまったく違うのだが、日本人形のような「正統派和風美少女」であるから目立つのは間違いない。

周囲の人間が二度見してしまうのも無理はないのだが、この顔になったのは冬島が隊室に置いてあった雑誌の写真を参考にしたからである。

 

(う~ん…この顔じゃけっこう注目を浴びそうだけど、男性隊員が喜んで近寄って来るっていう意味があってのことなのかも…?)

 

ひとまずKANADEとは縁もゆかりもないタダのそっくりさんということにして、霧科ツグミならぬ矢嶋千夜子はC級ランク戦ロビーへと向かったのだった。

 

 

 

 

時間がまだ少し早いためにロビーにいるC級隊員の数は少ない。

攻撃手(アタッカー)射手(シューター)銃手(ガンナー)狙撃手(スナイパー)のような決まった日に合同訓練があるわけではないので、訓練をしたりランク戦をするために自主的に来るだけなのだからそれも仕方がないことである。

それにまだ春休みにはなっておらず、正隊員ではないC級隊員は「公欠」扱いにならないので、この時間はまだ学校で授業を受けているはずなのだ。

あと1時間もすれば放課となるから、ぼちぼちと集まってくることだろう。

 

 

対戦相手を待っているという感じでロビーの隅のソファに腰掛けていると、さっそく声をかけてくる者が現れた。

 

「ねえ、そこのカノジョ」

 

聞き覚えのある声とセリフがツグミの耳に入った。

 

(無視したいけど、それができないのよね…)

 

ツグミは仕方がないので作り笑顔で声のした方を見上げた。

 

「わたしに何かご用ですか?」

 

するとC級の隊服を着た背の高い短髪の少年が訊く。

 

「見慣れない顔だけど、新人ちゃん?」

 

ツグミはこのセリフを聞いて呆れてしまった。

 

(こいつら、前回の時と一言一句同じセリフでナンパかよ…)

 

その横にいる長髪で耳にピアスをしている少年にもツグミは見覚えがある。

どうやらこのふたりは常にふたり一組で行動しているようだ。

 

「きみ、アイドルのKANADEにそっくりだけど、彼女の妹か何か?」

 

「短髪」が馴れ馴れしくツグミの隣に座って訊く。

 

「いいえ、違います。似ているとは良く言われますけど、縁もゆかりもない赤の他人です」

 

「へえ~、そうなんだ? で、きみって初めて見る顔なんだけど、いつの入隊?」

 

「ピアス」も「短髪」同様にツグミを挟む位置に座って訊いた。

 

「先月です。でも入隊式の前日にインフルエンザにかかってしまい、ずっとお休みしていました」

 

「そっか…じゃ、まだランク戦とかしたことないんだろ?」

 

「はい」

 

ツグミは左手の甲に「1000」の個人(ソロ)ポイントを表示する。

すると「短髪」が得意げに自分の「3791」を表示させてツグミに見せた。

 

「きみって攻撃手(アタッカー)? それとも銃手(ガンナー)射手(シューター)かな? どれでもかまわないけど、オレと勝負しない?」

 

個人(ソロ)ランク戦でポイントの低い者と高い者が戦った場合、低い者が勝てば多くのポイントを得ることができ、高い者は勝っても得られるポイントは少ない。

となれば1000ポイントのツグミは大量得点のチャンスであるから、勝負に乗ってくると「短髪」は踏んだのだ。

しかしツグミにとってそんなものは興味ないし、何よりここにいる理由があるのだから余計なことにはかまっていられない。

 

拳銃(ハンドガン)を使う銃手(ガンナー)ですが、勝負はお断りします。わたしが勝ったらせっかくB級まであとひと息の先輩のポイントをたっぷり奪ってしまうことになります。それは可哀想ですから」

 

ツグミは本気で何も知らない相手のことを可哀想だと思って勝負を断ったのだが、この言い方だと「自分の方が強いから必ず勝つ」という強気の発言にも受け取れる。

すると「ピアス」が挑戦状を叩きつけてきた。

 

「だったらボクはどうだ? ボクは銃手(ガンナー)攻撃手(アタッカー)のコイツよりもいい勝負になると思うぜ。ちなみにボクのポイントは3816だ」

 

「ピアス」が突撃銃(アサルトライフル)を使う銃手(ガンナー)であることは前回の勝負で承知している。

同じ銃手(ガンナー)でも拳銃(ハンドガン)突撃銃(アサルトライフル)では射程距離が違い、その点でいえば拳銃(ハンドガン)は不利となる。

しかしツグミにとっては射程の短さなどまったく関係ない。

 

(断ってもなかなか引き下がらないのよね、こいつら…。ま、相手をしてやってバカなことにランク戦を利用させないように痛めつけてやるのもいいかな)

 

そう考えたツグミは微笑みながら答えた。

 

「わかりました。そこまでわたしと戦いたいと言うのなら、おふたりの挑戦をお受けします。ですがそれぞれ一本勝負で、結果がどうであっても再戦は絶対にしません。それでいいですか?」

 

「よし、いいだろう。しかしオレたちが勝っても得はないから、きみが負けたらオレたちとデートするっていうのはどうだ?」

 

「その条件、のみましょう。わたし、勝てる自信ありますから」

 

こうしてツグミはまたもやC級隊員とのランク戦を行うことになった。

前回と違ってルールに則った正式な試合であり、ポイントの移動もあることだから忍田にバレてまたお説教を食らうことになるだろう。

しかしこうでもしないとツグミは気が収まらないのだ。

 

 

 

 

今回はひとりずつ対戦し、それぞれ1本勝負、先に「短髪」次に「ピアス」という順で戦うことになった。

ロビーには前回ほどの観客はいないものの、噂話の好きなC級隊員であるからすぐに「()()新人女子に()()()()した男たち」として彼らは有名になることだろう。

 

 

第1戦目、「短髪」は右手にスコーピオンを握り締めてツグミを追うが、ツグミは転送位置から一歩も動かずに近付いて来た「短髪」に対して無表情で彼のスコーピオン、右手首、前腕、上腕、肩と順に撃ち抜いていった。

スコーピオンなら身体のどこからでも出せるので、利き腕を落とされても残っている一方の手から出せばいい。

しかしまだ戦うことはできるというのに彼はツグミの強さに圧倒されてしまい戦闘意欲を喪失してしまったものだから、ここで試合終了となった。

 

 

第2戦目、「ピアス」は「短髪」の無様な敗北を目の当たりにしているものだから、無闇に姿を見せることはせずに慎重に行動している。

ツグミも射程距離の関係で先に攻撃しなければ不利になるものだから、1戦目にはない「作戦」を考える必要があった。

とはいえ彼女はランク戦で使用する仮想空間のマップをすべて把握しており、使用回数の多いマップとなれば目を瞑っていても動けるほど熟知しているのでC級相手の作戦となればいくらでも思いつく。

そこで彼女は目の前に建っている中学校の4階建て校舎の屋上へと()()()()ことにした。

もちろんそれは「ピアス」が追って来るのを承知の上での行動で、わざとゆっくり逃げたものだから屋上の中央へ来たところで「ピアス」が追いついた。

 

「もう逃げ場はないぞ。おとなしくボクの前に跪いて命乞いするんだな」

 

「ピアス」のセリフにツグミは苦笑する。

 

(正義の味方じゃないし、悪役のセリフとしても迫力ないしオリジナリティもないわね…。まあ、勝てるって自信があるみたいだけど、そういう時にこそ油断が生まれるというのに。あんたたちにはもうしばらくC級でいてもらうわよ)

 

彼女は追い詰められたフリをして校舎の端の方へ後退りし、とうとう南東の角で逃げ場をなくして徐々に距離を詰められていった。

このままだとツグミが拳銃(ハンドガン)を撃てるようになる前に「ピアス」の突撃銃(アサルトライフル)の射程内に入ってしまう。

 

「覚悟しろ」

 

勝利を確信した「ピアス」はそう言って突撃銃(アサルトライフル)を構えてツグミに狙いをつけた。

 

(さて、これくらいでいいかな…)

 

ツグミは「ピアス」の射程に入る直前に屋上を取り囲んでいる金網の柵をサッと乗り越えると、端から下に飛び降りた。

 

「なにぃー!?」

 

「ピアス」はツグミのいた場所まで駆け寄り、彼女が飛び降りた場所を確認しようとして柵から大きく身を乗り出したのだが、そこから見えたのは地面ではなくすぐ下の4階の教室のベランダであった。

そして「ピアス」の目にはもうひとつ恐ろしいものが飛び込んできた。

恐ろしいものとはツグミの握った拳銃(ハンドガン)の銃口で、距離は5メートルもない。

さらに発射された弾は彼の顔面に命中し、文字どおり弾丸が目の中に飛び込んできたのだ。

合計5発の弾を顔面に受けた「ピアス」はトリオン伝達脳を破壊され、そこで緊急脱出(ベイルアウト)してしまったのだった。

 

「人間って何かが下に落ちたっていう現場に居合わすと、つい確認したくなって覗き込むのよね…」

 

4階のベランダで拳銃(ハンドガン)を握ったままのツグミが呟く。

彼女の言うように()()覗き込んでしまうのは人としての癖というか習慣のようなものだから、ツグミは地面に飛び降りたフリをしてすぐ下のベランダに降り、拳銃(ハンドガン)を構えた状態で「ピアス」が覗き込むのを待っていたのであった。

 

 

先にロビーに出て来たのはツグミで、「短髪」と「ピアス」は負けたことが悔しいのかブースからなかなか出て来ない。

入隊したばかりの新人女子に()()も圧倒的実力差を見せ付けられて負けたのだから、他のC級隊員に対しても恥ずかしくて顔向けできないのは当然のことである。

前回は「茶髪のショートボブにシルバーのスクエアフレームのメガネをかけた可愛い系女子」に瞬殺され、今回は「人気アイドルにそっくりの黒髪の美少女」に圧倒的な実力差を見せ付けられたのだから、もう二度とこんな馬鹿なことはしないだろう。

ツグミはブースの前で「短髪」と「ピアス」を待ち構え、出て来たところで無邪気な笑みを浮かべて言う。

 

「先輩たちのおかげでポイントが2500を超えました。たった2戦でこんなにポイントを貰えるとは思ってもいませんでしたよ。どーもありがとうございましたー」

 

周囲には十数人の観客が取り巻いており、恥ずかしいやら悔しいやらで「短髪」「ピアス」は怒りの拳を振り上げたくてもできず、()()()にされ続けることに耐え切れなくなった「短髪」がツグミの肩に手を置いて乱暴に壁に彼女を押し付けた。

 

「おまえ、タダのC級じゃねーよな? 素人があんなにトリガーを使いこなせるはずがない。何か裏があるんだろ!?」

 

さすがのツグミも暴力に訴えるような輩に手心を加えることはできないと、「短髪」を睨みつけて()()()言う。

 

「こんなことをすると、B級になるどころか除隊になってしまいますよ。それでもいいんですか? もし正隊員にこの様子を見られたら、あなたたちはおしまいです」

 

「オレたちを脅すのか?」

 

「脅しているつもりはありません。…そもそも新人がトリガーを使いこなせるはずがない、ですって? あれくらいならゲーセンのシューティングゲームでちょっと鍛えればすぐにできるようになります。それにわたしは四塚市に住んでいたんですけど、そこのゲーセンで遊んでいた時にボーダーのスカウトの人に声をかけられたんですから、拳銃(ハンドガン)の腕は素人じゃないんですよ。…あ!」

 

壁に押し付けられていたツグミは「短髪」たちの後ろに見知った顔を見付けたのだ。

その人物もツグミたちの騒ぎに気付き、近寄って来た。

 

「おいおい、か弱い女の子に男ふたりがかりで何やってんだ? その手、放せよ」

 

「やべっ、元S級の迅だぜ」

 

「ピアス」が先に気付き、「短髪」は慌ててツグミの肩から手を離した。

すると迅はツグミの前に立ち、「短髪」と「ピアス」を叱る態度で言う。

 

「年下の女子相手に手を挙げるとはどういう了見だ? ランク戦で負けた腹いせのようだが、男として恥ずかしくねーのか?」

 

「「……」」

 

返す言葉もなく、「短髪」と「ピアス」は俯いたままである。

 

「とにかく隊員同士の私闘は厳禁。()()()に手ぇ出そうっていうなら、次は俺が相手してやるぜ。なんなら今でもかまわない。正隊員と訓練生の間ではポイントのやり取りはできねーけど、対戦自体は問題ないからな。今の俺はちょっと機嫌が悪いんで、手加減してやることはできそうにねーぞ」

 

そう言って迅はトリガーを握り締めた。

すると迅の隠す気が一切ない()()を察した「短髪」と「ピアス」は顔が真っ青になり、身体をガタガタ震わせながら絞り出すような声で返事をした。

 

「もう、しません。勘弁してください!」

「すみませんでした!」

 

そして90度の最敬礼をすると、ふたり同時に方向転換をして全力で逃げてしまったのだった。

 

「あれくらいの機動力があるんだから、あとは人間性を修正して、もう少し頭を使えばB級でもやっていけると思うんだけどな…」

 

ツグミがそんな()()な感想を漏らすものだから、迅が呆れ顔で言った。

 

「最近のC級女子は騒ぎを起こすのが好きなのか? 先月には一度にふたりを弧月で斬ったっていうヤツもいたらしいし、今日はロビーで ── 」

 

「お言葉ですが、わたしは悪くありません。あのふたりが勝手に絡んできて、それで負けたものだから難癖つけて騒ぎ出しただけですから」

 

ツグミは自分が悪くないという自信があるから迅に言い返す。

すると迅も少々声を荒らげた。

 

「訓練生のくせに少し生意気だな。あいつらが言い寄って来たのだろうが、騒ぎを大きくしたおまえも同罪。ちょっとこっちへ来い」

 

「ええっ? どこへ行こうって言うんですか!?」

 

迅はツグミの手を掴んでC級ランク戦ロビーを出て行った。

 

 

 

 

迅が向かった先は来賓客用の玄関に近い「来賓客専用多機能トイレ」であった。

車椅子でも使用できる広い個室がふたつ並んでいて通常のトイレのように男女別になってはおらず、どちらでも自由に使えるというタイプのもので今は両方とも使用されていない。

迅はツグミを連れて手前の個室に入るとすぐに鍵を閉めた。

 

「こんなところに連れ込んで何をしようって言うんですか!?」

 

ツグミが声を荒立てると、迅は彼女の唇に人差し指をそっと添えて「しーっ」と言うと、続けて声を潜めて言った。

 

「ここなら換装を解いても大丈夫だぞ、ツグミ」

 

「…!」

 

ここでツグミはやっと迅の不可解な行動の理由がわかった。

KANADEそっくりの矢嶋千夜子がツグミの変装であることを知っていて連れて来たのだということに気付き、ツグミはやれやれといった顔で換装を解いて本来の姿に戻る。

そして換装を解くように言った意味もわかっているものだから、自ら迅の身体に抱きつくと腕を彼の背に回した。

 

「驚かさないでくださいよ…。まさかあんなことでトイレに連れ込まれるなんて思ってもいなかったんですから」

 

「悪いな。それにこんな色気のない場所で。でもこんなトコでないとふたりきりにはなれないから仕方ないだろ?」

 

迅に強く抱きしめられたツグミは頷いた。

 

「ジンさんと一緒ならどんな場所でもかまいません。わたしもこうしたかったから」

 

ツグミのいじらしい態度に気持ちの昂ぶった迅は僅かに腰を屈めて彼女と視線を同じ高さにして見つめ合ったかと思うとそのまま唇を重ねた。

いきなりキスされたことに驚くツグミだが、彼女自身も待ち望んでいたことなので迅に身を任せる。

迅の言うように恋人同士の逢瀬には色気がない場所ではあるが、玉狛支部を出て行ってしまったツグミとふたりきりになれる場所と時間は限られてしまうのだから贅沢は言えない。

それに完全なプライベートルームであるから、少々()()なことをしても知られることはない安全な場所ではある。

とはいえ、いつ隣の個室に人が入ってくるのかわからない状態なので、声を出さずにしばしふたりきりの時間を楽しむことにした。

 

(言葉はなくても身を寄せてお互いに見つめ合ってさえいれば、わたしはそれだけで十分に幸せ…)

 

そんなツグミに迅も付き合うしかない。

 

(俺はもうちょっと()()()()()()がしたかったけど、こんなツグミの幸せそうな顔を見ていたらそれで満足してきた。それに今は任務中だしな)

 

そうやってふたりが誰にも見られずに逢引しているところへ近付いて来る者が現れた。

 

 

 

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