ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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171話

 

 

模擬戦でツグミに惨敗して以来、太刀川の稽古に向かい合う姿勢に変化が見られた。

これまでのように強くなりたいという気持ちは変わらないものの、()()()()()()()()()近界民(ネイバー)と戦う意味を考え、忍田だけでなくツグミにも認めてもらえるような人間になりたいと思うようになっていたのだ。

少し前の彼であったら年下のツグミに認めてもらえるようになりたいなどと考えることもなかっただろう。

それだけあの敗北が彼に良い変化を与えたということになるわけだ。

 

 

ツグミと太刀川が模擬戦をした後、忍田は太刀川に訓練用ではあるがトリガーを預けることにした。

それは正式な入隊ではないものの訓練生として認めたということである。

ツグミも正隊員になる前に2年ほど訓練生であった時期があったがそれと同じようなもので、さらに忍田やツグミの市内巡回の際には同行することを許した。

ふたりの仕事ぶりを見学することでボーダーの役割について学んでもらおうという「職場体験」も兼ねている。

もちろんまだ実戦に参加はさせないが、それでも太刀川は尊敬する師匠である忍田だけでなくツグミと一緒に行動する時間が増えたものだから張り切っていた。

なにしろ忍田が「ツグミを見習え」と言ったものだから、見習うためには彼女のことをもっと良く知らなければならないと考えた太刀川は稽古の際にも彼女の一挙一動を見逃すまいとして片時も目を離さないほど。

さらにツグミにプライベートな部分まで根掘り葉掘り聞いてくるようになり、事情を知らない彼女にとっては迷惑極まりないことである。

ここで自宅にまでついて来られたらツグミが忍田の姪で一緒に暮らしていることがバレてしまう恐れがあり、それを回避するためにひとつの策を講じることにした。

 

 

最初の模擬戦からちょうど1週間後、忍田の市内巡回に同行した太刀川は興奮した状態で道場へと戻って来た。

巡回の途中で(ゲート)が開き、そこから現れたバムスターを忍田が一刀両断にする様子を間近で見られたのだから気持ちが高ぶるのも無理はない。

さらに道場へ戻ってくれば忍田に稽古をつけてもらえる上にツグミと模擬戦をすることができるものだからそのテンションはMAXである。

太刀川は正隊員の彼女を倒せば自分も正隊員になれると信じ込んでいて、稽古や巡回任務で顔を合わすたびに挑戦状を叩きつけるものだから、ツグミは仕方なしに受けることにしたのだった。

 

トリガーを使用した訓練を順調に続けている太刀川だが、ツグミの目から見ればまだまだである。

木刀を使用しての稽古を卒業したことで弧月の重さには慣れてきたものの、()()を振るという不安や恐れはそう簡単に消えるものではない。

太刀川はツグミが実戦において人を斬ったことがあると聞かされているものだからいくらかは恐れを感じているようだが自分の意思で弧月を握っている。

それはボーダー隊員になれば自分も人を斬ったり自分が斬られたりすることもありうるという事実を認識し、その覚悟を持って稽古に勤しんでいるということ。

この様子なら怪我や死の心配のいらない世界で単に「強い奴と戦いたい」などという浮ついた気持ちでトリガーを握っているのではなくなったはずである。

 

(最近の慶の稽古に向かう姿勢が変わってきたのは良い傾向だわ。やっぱわたしとの模擬戦に負けたことがよほど悔しかったのね…。剣筋にも覚悟のようなものが顕れるようになってきたところを見ると近いうちに追い越されるかもしれない。でもわたしだって日々精進しているんだし、剣の腕前()()上がってもわたしには勝てないんだから)

 

そんなことを考えながら太刀川が忍田に向かって打ち込みをする様子を見守っていたツグミ。

そして1時間弱の地稽古を終え、トリオンに余裕を残したままの太刀川はツグミに向かって叫んだ。

 

「待たせたな、ツグミ! 勝負だ!」

 

太刀川はやる気満々だが、ツグミはさほど乗り気ではない様子だ。

これは()()()目的のためにやる気なさそうな態度を演じているもので、ツグミはゆっくりと立ち上がると前回とは違って弧月を抜いて太刀川の前に立った。

 

「へえ~、今日はあのすげぇ抜刀術を見せてくれるんじゃないのか?」

 

「同じじゃ面白くないでしょ?」

 

「まあな。で、今日も実戦形式でいいんだよな?」

 

「もちろん。敵を倒すためなら何をやってもOK。相手の換装を解いたら勝ち。それでいいですよね、忍田さん?」

 

「ああ。さあ、位置に着け」

 

太刀川は中段の構えで弧月をツグミに向けた。

 

「始め!」

 

前回はここで太刀川が一気に間合いを詰めてきたが、今回は様子を伺うといった感じで動きはない。

中段の構えとは五法の構えの一番初めに教わる基本の構えで、すべての攻防の動き、変化に対応できる構えといわれている。

前回は攻撃性に特化している上段の構えで負けたものだから、防御のことも考えて中段の構えにしたのだ。

 

(一応考えてはいるみたい。前回みたいな失敗は繰り返さないってことね)

 

中段の構えの良いところは間合いを掴みやすいく、技を出すための下準備が整いやすいという点である。

剣道を習い始めた時に中段の構えから習うのも、そういった間合いの掴みやすさや技の出しやすさが理解しやすく、基礎的な要素が詰まっているからだと言われているくらいだ。

攻めのパターンも無数にあり、何よりもデメリットが少ないというのが良い。

 

(だけど基本に忠実であればあるほどどんな手を使ってくるか読みやすいし、多少頭を使ったところでわたしには通用しないんだから)

 

ツグミは太刀川の構えを見てから自分も同じ中段の構えをしていた。

その方が彼にとってもやり易いだろうと考えてのこと。

さらにツグミは太刀川の気合に気圧されたフリをし、少しずつ後退りをする。

すると太刀川はツグミが弱気になっていると勘違いし、彼女の動きに合わせて前進した。

それを繰り返していくとツグミはいずれ壁まで押しやられて逃げ場をなくし、圧倒的に劣勢となるのだが彼女にそのことがわからないはずがない。

当然これは罠である。

太刀川を()()()()()後退りを続け、太刀川も一足一刀の間合いを保ちながら壁まであと2メートル弱というところまでツグミを押し込んでいった。

太刀川の方が身長は高く、運動能力も高いからツグミよりも遠くから打ち込むことができる。

だから傍から見ると太刀川の方が圧倒的に有利で、忍田も「いつものツグミとしては消極的で()()()()()な」と感じているはずである。

しかしこれはツグミが考えた上での戦術で、太刀川に「自分の方が有利で、これなら勝てる」と思い込ませるためにわざと消極的な態度を見せて誘っているのだ。

試合の開始前にやる気なさそうな態度を演じていていたのも、太刀川に自分が勝てると思わせる伏線であった。

そしてツグミが剣先を僅かにずらした瞬間を見逃さず、太刀川は即座に小さく振りかぶって斬りかかった。

 

「そこだ!」

 

するとツグミは左足を重心にして右足を後ろに引き、身体を90度ずらすことで太刀川の弧月を巧みにすり抜けた。

 

「なにぃ!?」

 

さらに太刀川が空振りしたことでできた隙を狙ってツグミは弧月を即座に持ち替えて刃を床と水平になるように横に向けると、腰を少し下ろした状態で足を踏ん張って太刀川の胴を横一文字に斬り割いた。

それは一瞬のことで、やはり太刀川は自分が負けたことに気付いたのは戦闘体が破壊されて生身に戻ってしまった後のことだった。

 

「…勝者…霧科ツグミ!」

 

忍田も自分の目で見ているというのに信じられないといった顔をしている。

ツグミが見せた技は彼が教えたものではなく、さらにこれまで一度も見せたことのないものであったからだ。

彼女自身が「一度見せた技は二度と通用しない」と考えているから、戦うたびに新しい技を編み出さなければ勝てないという信念を持っている。

逆に相手の技を一度見れば二度目は対応できるので、相手に同じ技を使わせればほぼ100%勝てる自信はあった。

しかし太刀川も同じ技は通用しないと考えて、今回はツグミの様子を探ったり隙を見せたところを攻めるといった()()()()()頭を使った戦いを見せてくれたのだ。

といってもツグミには彼がどんな技を使うのか想像するのは簡単である。

身長差のリーチを活かし、さらに反撃されないように一撃必殺で倒すという太刀川の策は正しい。

太刀川の身長は約170センチで、一方ツグミは145センチ。

25センチの身長差があるので喉元や腹を狙っての()()は難しく、身長を活かして上から斬り下ろす方が楽であるからまず間違いなく正面から斬りかかってくると読めるわけだ。

相手の手が読めたなら次は自分が相手の想定外の行動をすれば良い。

太刀川はツグミを壁際に追い込んでいたから斬りつければ受け太刀で防御をすると考え、鍔迫り合いになれば力のある自分に有利だと勝ちを確信する。

ただしそれもツグミが()()()()()()()仕向けたもの。

「勝てると思っている相手は隙だらけ」であるから、そんな太刀川を倒すのはツグミにとって他愛のないことである。

自分が弧月を振ることができるギリギリの位置で太刀川の攻撃を誘ったのは受け太刀ではなく身をかわして斬撃を避け、太刀川が次の動きに移る隙に攻撃するためであった。

太刀川はツグミが避けるとは考えていないだろうから、避けられた時の次の行動を考えていないとツグミは踏んだのだ。

実際、太刀川は自分の攻撃が避けられた時のことを考えておらず、よってツグミの反撃を防ぐ手段も考えてはいなかった。

こうした「駆け引き」や「読み合い」では太刀川がツグミに勝てるはずがなく、二度目の戦いもツグミが勝利することなったわけである。

 

「前回みたいに考えなしで突っ込んで来るようなことはしなくなったけど、まだまだわたしには敵いませんね。相手が想定外の動きをしたものだからそこで思考がストップして動きも止まってしまったけど、もしかしたらこうなるかもしれないっていう場合をいくつか想定しておけばすぐに反応できるものですよ。次の挑戦を楽しみにしています。わたしを失望させないくださいな」

 

あえて上から目線での講評をするツグミ。

こうして悔しがらせれば次はもっと腕を磨き、頭を使った戦いを見せてくれるだろうと考えた上でのものである。

 

(もっともこれでライバル心を燃やし、わたしに対して距離を置くようになってくれたら一石二鳥なんだけど…)

 

ツグミはそんなことも考えていたが逆効果であったことをすぐに知ることとなる。

 

 

これで稽古はおしまいで、本来ならここでツグミは換装を解いて道場の掃除をするのだが、この日はそのままの姿で雑巾がけを始めた。

太刀川も参加して一緒に掃除をするのだが、ツグミが換装を解かないことに疑問も持たずにいる。

もしこれで立場が逆であったなら、ツグミはすぐに太刀川のいつもと違う様を見て疑問を抱いたはずなのだ。

そこに気付かないというところが、太刀川が「まだまだ」な証拠である。

そして掃除を終えたふたりは帰宅することになる。

時間は午後7時、外はもう暗くなっていた。

 

「ツグミ、今日は迅の迎えがないのか?」

 

「うん。ジンさんは中3だから試験や高校進学のことで忙しいみたいなので、もう送り迎えはしなくていいって断ったんです」

 

「じゃあ、俺が家まで送って行ってやろうか?」

 

この申し出は太刀川の親切心によるものだが、ツグミは家の場所を絶対に知られたくはない事情がある。

そしてこうなることを想定していた彼女はちゃんと手は打ってあった。

 

「いいえ、けっこうです」

 

「だけどこんな夜に女子がひとりで出歩くなんて危険だぜ。途中で変質者とかに会ったらヤバイぞ」

 

「変質者じゃないけどそれに近い人だったら今わたしの目の前にいます」

 

「は?」

 

「だって最近の慶はわたしのことをずーっと見てるじゃないですか。稽古の時や市内巡回の時に常に視線を感じるんですけど」

 

「だってそれは忍田さんがおまえのことを見習えって言うから」

 

「それはじっと見ていろっていう意味じゃなくて、優れている部分を参考にしろってことで…」

 

「だからその優れている部分を見付けるために見てるだけだぞ」

 

「いや、そうやってじっと見られているのは嫌なんです。迷惑だからやめてください」

 

「迷惑って…ひどい言い方だな」

 

「だってそうなんだもの。…ああ、わたし、もう帰らなきゃ!」

 

そう言うと、ツグミは廊下に飛び出した。

 

「おい、待てよ! …あれ? もういない」

 

太刀川はツグミの後を追うが、ツグミの姿はもう見えなかった。

廊下だけでなく玄関に続く階段も探したがどこにも姿はない。

それもそのはずで、彼女は地下にある道場から地上へ続く階段を一気に駆け上ったのである。

しかも一段抜かしや二段抜かしといったものではなく地下フロアから階段の踊り場まで大きくジャンプし、さらにそこから1階フロアまでジャンプするという離れ業を使ったのだ。

もっともこれは戦闘体であるから可能なことで、生身であったら絶対にできるものではない。

これが彼女の考えた「太刀川のストーキングから身を守る技」で、模擬戦で戦闘体を破壊された太刀川は彼女を追いかけることは不可能である。

いくら太刀川がツグミよりも体力や運動神経が優れているといってもトリオン体の彼女に敵うはずがないのだから。

そして家までトリオン体で帰るのであれば途中でアブナイ人に会っても逃げられるし、トリガーさえ使わなければ多少ボコったところで「正当防衛」として許されるだろうと考えた末の策であった。

 

(慶の気持ちはわかるけど、わたしと真史叔父さんの関係を知ったらショックだろうし、今まで隠していたことを怒るに決まってる。だけどこれは『need to knowの原則』に当てはまるものだもの慶が知る必要はない)

 

「need to knowの原則」とは「情報は知る必要のある人のみに伝え、知る必要のない人には伝えない」というもので、ツグミと忍田の関係は太刀川にとって知る必要のない情報である。

本人に悪気はなくともプライベートな部分に踏み込もうとしているのだから、情報漏えいのリスクを減らすためには仕方がないと言うか当然の措置だといえよう。

 

 

 

 

(せっかく俺が家まで送ってやるって言ってるのに何で断るんだよ…)

 

ツグミの態度が冷たいものだから太刀川は家に帰る途中ずっとふさぎ込んでいた。

 

(俺はただ忍田さんに言われたようにツグミのことを見習うためにいろいろ知りたいし一緒にいたいだけなのに。あのくらい年齢(とし)の女子ってみんなそうなのかな…? しかし一応姉弟子なんだから、弟弟子の俺に対して思いやりがあるっていうか…もっと優しくしてくれてもいいんじゃね?)

 

入門したばかりの頃には会話すらなかったツグミと太刀川はいくつかの衝突の後に互いを認めるようになり関係は良好なものになっていった。

特に太刀川の誕生日にはツグミたちがサプライズパーティーを開いてくれて、料理は全部ツグミが作ってくれたことは太刀川にとって感動ものだった。

そして訓練生の立場であっても正隊員となることを前提としてのものであるから不満はないし、巡回任務にも同行させてもらうことで同等とまではいかなくても認めてもらえるようになったと喜んでいた矢先のこの()()である。

太刀川本人には悪気などまったくなく、純粋に忍田の言いつけを守って自らを高めようとしていただけだからツグミに対してどう接して良いのかわからず困惑するだけだ。

 

(模擬戦の相手はしてくれたんだから、俺のことを嫌ってはいないと思うんだよな。…まさか俺がイヤらしいことでもすると思ったのか!? だとしたら俺ってあいつからそういう目で見られてたってことかよ…。う~ん、たしかにあいつのことをジロジロ見てたかも? そうなるとキモいって思われても当然か? 俺にはそんなつもりはないんだけど、あいつが嫌がってるなら謝った方がいいだろな)

 

太刀川は大きな勘違いをしているが、これでツグミがプライベートな部分に踏み込まれるのを嫌がっているとわかってもらえれば彼女の作戦は成功である。

しかしすべてにおいて想定外というものはあるものだ。

 

(だけどもしかしたらこれって…あいつ、俺のこと意識してんのかも? …そうだよ、あいつは自分が弁当を持って来る時には俺の分の弁当も作ってくれて、その時に『わたしのお弁当の()()()だから』とか言い訳するもんな。わざわざ俺の好物のコロッケを入れるってことは、やっぱ俺に気があるんじゃね? それに俺のことは『慶』って名前で呼んでくれる。迅だって名前で呼ばれずに苗字呼びだけど、俺は名前呼びだぜ。それも呼び捨て。それだけ親密度が高いってことの証拠だろ、これ。嫌ってないのにあの態度って、これが世に言う『ツンデレ』か!?)

 

太刀川の勘違いはますます加速していった。

ツグミが彼に弁当を作っているのは正真正銘「ついで」で、コロッケは暇な時に大量に作っておいて冷凍し、当日の朝に揚げるだけで済むという弁当のおかずとして便利なメニューだからである。

よって太刀川と出会う前から弁当のおかずの定番であって、彼の好みとは無関係である。

そして忍田から姉弟子として弟弟子の面倒をみてやれと言われているから、弁当を作ってやったり稽古で的確な指導をしているだけ。

さらにツグミが太刀川に対して名前で呼び捨てするのは単に弟弟子であるからで親密度は関係ない。

彼女は基本的に目上の人間に対しては尊敬の念を込めて「さん付け」する。

しかし年上であっても尊敬できない相手や自分よりも格下だと思っている人物に対しては苗字を呼び捨てする。

太刀川の場合は自分よりも格下であるし実力も自分に届かないという点で名前の呼び捨てなのだ。

もちろん迅は年上で尊敬しているから「ジンさん」と苗字でさん付けなのである。

そのルールを知らないものだから、太刀川は自分がツグミに惚れられているというとんでもない勘違いをしてしまったわけだ。

 

(俺だってあいつのことは嫌いじゃないし、むしろ好きだけどさすがに小学生じゃ付き合うってわけにはいかねーよな。だけどあいつが中学生になればセーフだろ。や~、まいったな…。俺とツグミが付き合うって言ったら、忍田さん驚くかな?)

 

初めのうちはツグミの態度に悲嘆していたものの、いつの間にか自分に都合の良い流れになって、自分とツグミが付き合うという()()()()()未来を妄想までしてしまっていた。

このことをツグミが知れば激怒するだろうが、幸いなことに彼女には他人の心の中を読むサイドエフェクトはない。

太刀川自身が余計なことを言わなければトラブルは起きないのだ。

 

(明日もコロッケ入りの弁当を作ってくれるかな~?)

 

軽やかな足取りで太刀川は家路を急ぐのだった。

 

 

 

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