ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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188話

 

 

4月、ツグミは中学校に入学した。

新しい制服に身を包んで登校する姿は普通の女子中学生であるが、ボーダー隊員である以上は普通の学生でいられない。

まだこの頃はボーダー隊員であるからという理由での遅刻や早退は認められてはおらず、よって市内巡回等の防衛任務や訓練は平日の放課後や日曜祝日などに限定されていた。

それは彼女に限らず他の隊員も同じことで、当時の高校生隊員が在籍していた高校のうち三門市立第一高等学校と六頴館高等学校の2校と交渉して提携校に指定したのは翌月の5月である。

学業とボーダー活動の両立は現在でもなかなか難しい部分があるのだから、4年前であれば尚更であった。

新入隊員の募集に関してもそこがネックであるということで、最優先事項として唐沢がその交渉の手腕を生かして提携校契約を結んだことで二宮、加古、諏訪といったのちに隊長となる優秀なメンバーの入隊を促すきっかけになる。

しかし中学校については当時の中学生がツグミと小南のふたりしかいなかったことで後回しにされ、学業最優先で空いている時間のみボーダー活動ができるという制限があった。

ツグミは小学生時代の同級生がそのまま同じ中学へと通うことになったので彼女がボーダー隊員であることは周知の事実であったから、彼女が放課になると真っ先に教室を出て行く姿を見ても誰も気にしなくなっていた。

ところが小南は自分がボーダー隊員であることは内緒にしていて、バレた時にも自分が戦闘員ではなくオペレーターであると嘘までつくほどであったから市内巡回任務のローテーションを組むのも大変であった。

こういった福利厚生面で遅れがちであったボーダーも少しずつではあるが改善がされていき、学校側が融通を利かせてくれるとなれば保護者も学業との両立を理由に頭から反対することができなくなり、自然に入隊希望者は増加していったのだった。

 

そして技術的な面で大きな進展があったのも4月に入って間もない頃であった。

まず狙撃手(スナイパー)というポジションが重要であると判断されたことで新しい狙撃手(スナイパー)用トリガーの開発が進められていて、対大型トリオン兵用ライフル「アイビス」が完成した。

アイビスはサイズや重量、弾速・速射性などの欠点は多いものの、現用トリガーの中で最も高い威力を誇る。

そしてまだ名称も決まっていないプロトタイプの試射が行われたのだが、そこで起きた事件によってその威力が証明されたのだった。

 

 

◆◆◆

 

 

ツグミの毎週日曜日は午前中にイーグレット、午後からは弧月と通常弾(アステロイド)という「二毛作」的な訓練を行っていた。

日曜日は学校が休みなので非番であれば訓練のために本部基地にやって来る隊員が多く、ロビーや食堂に行けば誰かに会うことができて模擬戦の相手には苦労しない。

ただし午前中から来て熱心に訓練をするのはツグミくらいで、午前中は狙撃の自主練習をして午後から太刀川や風間、沢村といった攻撃手(アタッカー)らに相手をしてもらうのである。

そしてその日もひとりで的当てをしようと狙撃手(スナイパー)用訓練室に行く途中、同様に訓練室に向かう東と出会った。

 

「おはようございます、東さん。朝から本部にいるなんて珍しいですね」

 

「おはよう、霧科。きみが毎週この時間に自主練習をしているということだから、それに合わせて新しいトリガーの試験をやることになったんだ」

 

「新しい狙撃手(スナイパー)用トリガーができたんですね!? それで名前は何なんですか?」

 

興奮気味で訊くツグミの姿に東は苦笑して答えた。

 

「名称はまだ決まっていない。だがイーグレットが英語で白鷺という意味だから、今度も同じ鳥の名前にしようかと言っていたな」

 

「鳥の名前…わたしと一緒ですね」

 

「ああ、そう言われればそうだな。…さて、開発室のメンバーを待たせてはいけない。こんなところで立ち話なんてしてはいられないぞ」

 

「はい、急いで行きましょう」

 

 

 

 

ツグミと東が狙撃手(スナイパー)用訓練室に着くと、既に鬼怒田と冬島が試験の準備をしていた。

すると鬼怒田は彼女たちの姿を見るなり不機嫌そうな顔で言う。

 

「遅いぞ、ふたりとも。すぐに試験を開始する。このトリガーを使って換装して待っていろ」

 

鬼怒田の不機嫌な顔は今に始まったことではない。

開発部門の責任者であるから慢性的な睡眠不足で、現在は新しいトリガーだけでなく(ゲート)の誘導装置の開発が急がれていて仕事中毒(ワーカホリック)気味である。

さらに彼には奥さんと娘がいるのだが、三門市内にいるのは危険であるからとふたりを実家に送り返してひとり暮しをしているから家に帰る気すらない。

もう10日以上本部基地に泊まりきりで、食事も1日に1回という日が続いている。

よって健康管理を行う者がおらず、不規則な生活とストレスから顔色と顔つきが悪くなって不機嫌そうに見えてしまうわけだ。

しかし機嫌が悪いのではなく、そういうぶっきらぼうな言い方しかできない技術者であると誰もが知っているからトラブルは起きない。

なにしろツグミが強化視覚のせいで困っていることを聞いた彼が仕事の合間に良すぎる視力を抑えるための眼鏡を作ってくれるほど思いやりがあるくらいで、ボーダーの誰もが彼を信頼し同じくらい大切に思っているのだ。

 

鬼怒田から手渡されたトリガーを使って換装するツグミと東。

見た目はいつもの換装体と同じだが装備されているトリガーは試作品の対大型トリオン兵用狙撃手(スナイパー)ライフルである。

モデルになったのは全長がツグミの身長よりも大きな軍用対物ライフルで、イーグレットよりもはるかに重量がある。

二脚(バイポット)が装備されていて地面や安定した場所で伏射の姿勢で狙撃するタイプであるからツグミにも使用は可能だが、狙撃手(スナイパー)の基本である「狙撃をしたらすぐに場所を移動して隠れて撃つ」はできそうにない。

彼女ではこの重量級のトリガーを抱えて走るというのは困難を極めるだろう。

さすがにライフル射撃の経験のある東でさえも軍用対物ライフルを見るのは初めてで、その大きさと重さには少々戸惑っているようだ。

ツグミは東の抱えているトリガーを見ながら感想を言った。

 

「戦争ものの映画とかドラマでこういうの出てきますよね…。なんか見た目だけでもバムスターとかバンダーの頑丈な装甲を1発で貫けそうな気がします」

 

「たしかにな…」

 

「わたしには向いてなさそうですが、東さんやレイジさんなら上手く使えるんじゃありませんか? 威力はもちろんですけど射程もかなりあるようですから、使いようによってはわたしでも役に立つかもしれませんけど」

 

「例えば?」

 

「近いうちにこの本部基地周辺の警戒区域内に(ゲート)を誘導する装置ができるらしいですから、本部基地(ここ)の屋上に待機していて、(ゲート)から大型トリオン兵が出現したと同時に片っ端から始末していくんです。それなら移動せずに済みますから」

 

たしかに周辺の建物の中で最も高い本部基地の屋上なら狙撃地点としては最適で、トリオン兵が警戒区域内に自動的に現れるのであれば移動する必要もない。

実際、アフトクラトルによる大侵攻の際には忍田の命令によって本部基地で待機しており、(ゲート)が開くと同時に屋上に駆け上って出現する大型トリオン兵を手当たり次第に狙撃していった。

地上にいる隊員たちが合流ポイントへ移動するのをスムーズにし、さらにイルガーの強襲から本部基地を守ったのだからアイビスの戦功は大きい。

もっともその際に使用したのは玉狛支部で開発・作成したオリジナルトリガー「スラッシュ」で、オリジナルのアイビスよりも小型・軽量化されていたからであるが、それでもこのアイビスの技術が流用されていたのだから、あの大規模侵攻の被害を大幅に抑えられたのはこの頃の技術者(エンジニア)たちの血の滲むような努力と寝食を犠牲にしたおかげでなのである。

 

ツグミと東がそんな会話をしているうちに鬼怒田たちの準備ができたようで、ブースから250メートルほど離れた場所にバムスターを模した的を出現させた。

 

「よし、こっちの準備はできたぞ。まずは東が見本を見せてやれ」

 

「俺だってこんな軍用対物ライフルなんて初めてなんですからね。見本になれるかどうかわかりませんよ」

 

東は苦笑しながら鬼怒田に返事をする。

そして彼の手にも余る程の大きさのトリガーを固定すると照準器(スコープ)を覗いた。

 

「通常なら()を狙うのだろうが、今日は()を狙ってみてくれ」

 

「了解、鬼怒田さん」

 

東は狙いを定めてバムスターの()を撃った。

バムスターの装甲はイーグレットでは傷を付けるくらいしかできないほど頑丈なため、これまではずっと弱点の()を狙って撃っていた。

しかし今回は試作品のトリガーの性能を調べるためのものであるから、あえて硬い()を撃つという指示なのである。

東の放った弾は真っ直ぐにバムスターの()に向かい、見事に()を大きく抉った。

狙撃というよりは砲撃と呼ぶ方が相応しいもので、使い勝手は難しいものの効果は絶大だということは誰の目にも明らかであった。

 

「撃ってみた感覚はどうだ?」

 

鬼怒田に訊かれた東は素直な感想を述べた。

 

「威力は申し分ないと思います。むしろここまで強力でなくても良いくらいですね。その分撃った時の反動が大きいですが、二脚(バイポット)で地面に固定されているので特に問題にはならないでしょう。問題は重量です。できることなら抱えて走ることができるくらいまでには軽量化してもらいたいですね。この重さでは俺ですら運ぶのが大変ですから、小柄な彼女だと撃つだけで精一杯ですよ」

 

彼女というのは当然ツグミのことである。

 

(まあ、()()わたしには無理だと考えるのは当然だけど、まだ撃ってもいないうちに否定されるような言い方はちょっとムカつく。ちゃんとできるってところを見せて驚かせてやろう)

 

そんなことを考えながら鬼怒田の指示を待つツグミ。

しかし彼女を放っておいて東と冬島と3人でモニターに出したデータを元に意見交換を始めてしまった。

それもなぜか彼女に聞こえないような小さな声でゴソゴソ言っているものだから、彼女には自分にとって都合の悪いことを言われているのではないかと勘ぐってしまう。

 

(まだわたしは撃ってないのに…。わたしにも撃たせるつもりでトリガーを2本用意したんじゃないの? わたしだって実際に撃ってみて、その感想とか言いたいのに無視されてるみたい)

 

仲間はずれにされたような気になって、ツグミは()()()()の邪魔にならない場所へ移動すると壁を背にして床に座ると不貞腐れた顔で膝を抱えた。

 

(どうせわたしじゃこんな大きいトリガーを使うことなんてできませんよー。そんなこと初めからわかっていたことなんじゃありませんか? それじゃ東さんとレイジさんに試射してもらえばいいのに。わざわざわたしに換装までさせて除け者にしなくても…)

 

ツグミはそんなことを考えていたが、実際にはそうではなかった。

トリオン値が7の東でさえあれだけの破壊力であったのだから、トリオン値12のツグミに撃たせるかどうか相談をしていただけなのである。

東が鬼怒田と冬島の想像以上の結果を出してそのデータを取ることができたことで、当初の目的は果たしたことになる。

よって()()()()()()ツグミに撃たせる必要はないというのが東の意見で、鬼怒田と冬島は技術者(エンジニア)としての()が撃たせてみたいと思うのだ。

鬼怒田と冬島はツグミの戦闘員としての能力は報告書を読んで知っていたが、実際にツグミがどのような戦闘をするのかは見たことがなかった。

今後の新しいトリガー開発にも平均以上のトリオン量を持つツグミの情報は多い方が良いと、鬼怒田は彼女にも撃たせることに決めた。

 

「霧科、こっちへ来い。さっき東がやったようにおまえも撃ってみろ」

 

「はーい!」

 

ツグミは鬼怒田たちの会話の内容を知らないから、やっと順番が回ってきただけだと喜んでいた。

しかしこの直後に青ざめた顔で土下座をすることになる。

 

東の使用したブースで試射することになるので、さっきと同じ場所に同じ模擬トリオン兵が出現した。

動かない大きな的であるから絶対に外すことはない。

だから大丈夫だろうと考えた鬼怒田と冬島だが、東だけは不安でいた。

 

(俺と違って成長期の霧科だ、3ヶ月前に行ったトリオン能力の測定結果が12であったといっても現在の数値がそれと同じとは限らない。もし想定以上の数値であった場合、かなり面倒なことになるぞ。…もっとも鬼怒田さんがGO出したんだから責任はあの人に取ってもらえばいいか)

 

一緒に訓練をしていてツグミの成長ぶりを見ている東だからこそ悪い予感がするのだ。

そしてその予感は的中した。

 

ツグミはイーグレットの時と同じように照準器(スコープ)を覗いて、同じように引き金を引いた。

 

ズドッ 

 

銃口から撃ち出されたトリオンエネルギーの塊は擬似バムスターを跡形もなく()()した。

東の時は腹を抉るだけで済んだものの、トリオン値の高いツグミの弾は的を吹き飛ばして、さらにその先にある訓練室の壁を直撃。

鈍い轟音を響かせた直後にできた大きな穴と壁のヒビがその場にいた全員の目を大きく開かせ、ツグミだけでなく鬼怒田たちも顔が真っ青になってその場でフリーズしてしまう。

しかしすぐに()()()()()()鬼怒田は発作的に怒鳴り声を上げた。

 

「こ、このバカ者がぁぁぁぁぁあ!! 防衛隊員が壁を壊してどうするんだぁぁぁぁぁあ!!」

 

ツグミは慌てて鬼怒田たちの前で床に跪いて土下座をした。

 

「ごめんなさいっ! わざとやったんじゃありません。お詫びにできることなら何でもしますから許してください」

 

言葉どおり彼女は悪気があってやったのではない。

ただ言われたとおりに引き金を引いただけなのだから彼女に罪はないのだ。

むしろ東がこうなることを危惧していたのに鬼怒田と冬島が強硬に推し進めたせいだといえよう。

謝ったところで壁が元に戻るわけではないが、やってしまったことは謝罪しなければならず、何よりも真っ先に心配したのはこの()()()()によって自分が狙撃手(スナイパー)失格の烙印を押されてしまったらどうしようとツグミは必死になっているのである。

せっかく貴重な時間を割いて狙撃の技術を教えてくれた東に申し訳ないという気持ちと、自分に期待をしてくれていた忍田を裏切ってしまうことに対する罪の意識で胸がいっぱいになってしまっていた。

しかし彼女は気が動転しているというのに、一方では冷静な判断もしていた。

ここで言い訳や責任転嫁をして罪を逃れようとするよりも先に謝って許しを乞う方が穏便に済むと考えていたのだ。

現に彼女がかしこまった態度で謝罪しているのだから、鬼怒田たちも許さざるをえない。

発作的に怒りを爆発させてしまったが、そもそも自分が命令してやらせたことであり、彼女が誤った使い方をしたわけでもないのだから責任は現場責任者の鬼怒田にある。

本人もそれに気付いたものだから、これ以上ツグミを叱ることはできない。

 

「頭を上げなさい。怒鳴って悪かった。この事故の責任はわしにある。おまえのトリオン能力を甘く見ていたわしらのミスだ」

 

鬼怒田はそう言って大きくため息をついた。

東の忠告を素直に聞き入れてツグミに試射させずにいれば壁に大きな穴が開くことはなかったのだが、技術者(エンジニア)魂が生んでしまったいわゆる「自業自得」な事故なのである。

ため息の原因は修理費と不足気味のトリオンをどこから調達するかを考えると頭が痛いというもの。

当時のボーダーは充足しているものなどなく不足しているものばかりであったからだ。

しかし訓練室の修理は必須であり最優先事項でもあるからやらざるをえない。

 

「修理が完了するまでこの訓練室は使用禁止だ。だから今日の訓練は中止。おまえたちはさっさと帰れ。…いや、霧科、おまえは研究室(ラボ)へちょっと来い。最新のトリオン値の測定をするぞ。不正確な数値ではこういった事故も起きる。おまえみたいな伸び盛りの子供は3ヶ月ごとなどといわず毎月測定するようにすべきだな」

 

狙撃訓練は中止となり、ツグミは急遽トリオン計測を行った。

その結果、3ヶ月前よりも1ポイント上昇して13になっていたことが判明し、そのたった1ポイントの違いが一歩間違えれば大惨事ともなっていたかもしれない事故に繋がったのである。

成長期真っ只中であり、あえてトリオン器官を鍛えるために仮想戦闘モードを使用しないで訓練を続けていたことで急激に能力がアップしていたということだ。

トリオン能力が戦力と直結するのだからトリオン器官を鍛えるのは良いことである。

よって彼女の能力を思う存分伸ばすために()()()()がきっちりと管理をすることにしたのだった。

「アイビス」と名付けられるこの恐るべき破壊力を持つトリガーは、東だけでなくレイジですら抱えて移動するのに困難だという理由で軽量化を図ることとなった。

その分威力も落ちることになるのだがそれでも十分な対大型トリオン兵用狙撃手(スナイパー)トリガーとして完成したのだった。

おかげでツグミでも使用できるレベルに落ち着いたのだが、彼女が本部所属時代にA級特典で改造した「アイビス(カノン)」の元になったのはこのプロトタイプで、威力を調整できるようにしたのは「二度と本部基地を破壊しないため」という理由である。

訓練やランク戦等において()()()()最大出力で誤射しても部屋の壁が壊れないよう威力は抑えられているが、それでも現行のアイビスよりは高い威力を発揮する。

さらに玉狛支部に異動してから作製した「スラッシュ」も威力だけでなく射程や弾速などすべてその場で調整して撃つことができるようにしたのは、こういった事情と彼女の判断力とトリオン能力を最大限に活かす方法を模索した結果である。

こうして彼女は近・中・遠距離すべてのトリガーを使えるようになったものだから、これまでの数々の不祥事の「お詫び」も兼ねて開発室での作業にいろいろな面で協力をすることになるのだが、それはまた別の話。

 

なお、この事件の後に狙撃手(スナイパー)用訓練室の壁が強固なものになったのは言うまでもない。

しかしその約4年後、規格外のトリオン量を持つ千佳によって再び壁は穴が開けられることになるのだが、その頃は誰も「トリオン値38」の隊員が出現するなどまったく想像していなかったのだから仕方がないことである。

ただツグミと千佳の「壁破壊」のおかげでアフトクラトルによる大侵攻の際にイルガーの特攻から本部基地が守られたともいえるので、鬼怒田は言葉にはしないものの心の中では彼女たちには感謝していた。

 

 

 

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