ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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256話

 

 

千佳を含めたアフトクラトル遠征部隊のことに不安がなくなった…というよりも自分ができることがなくなったと判断したことで、ツグミは自分のことに専念する時間を持てるようになった。

残りは4日で、その間にやってしまわなければならないことはまだ残っている。

そのうちのひとつがゼノンたちを招いての花見の宴である。

三門市内にも桜の名所と呼ぶ場所はあるが大勢の市民のいる場所での宴会は遠慮しようということで、忍田家の庭にある桜の木の下でささやかな身内だけの宴会をすることにしたのだった。

ちょうど盛りを過ぎたばかりで、風が吹くと初めの頃に咲いた花がハラハラと散るという趣のあるものとなっている。

ツグミがゼノンたちを招いて宴会をすることを知った忍田や林藤が自分たちも参加したいと申し出たのだが、ツグミは丁寧にお断りをした。

それは忍田たちがいると送別会のような雰囲気になりそうだという()()()()()()()個人的な理由である。

よって彼女の気持ちを理解している忍田たちは諦めることにしたのだった。

迅はこれからキオンまでの往復40日を共にする仲間としての親睦を深めるためにという理由で参加となっていて、彼がゼノンたちの送迎まで買って出てくれた。

もっとも「親睦を深めるため」だけではないのだが、その理由を知らないのはツグミだけであるから4人の男たちは彼女を困らせないようにと和気あいあいと花見の宴を楽しんだのだった。

 

 

◆◆◆

 

 

その翌日、ツグミはリヌスとの約束を果たすために一緒に出かけた。

三門中央駅から普通列車に乗ったのだが、ツグミはリヌスに行き先をまだ告げていない。

リヌスにとってはどこへ連れて行ってくれるのかなど問題ではなく、ツグミと一緒であることが重要なので始終にこやかだ。

ボックス席に向かい合って腰掛け、車窓の景色で見慣れないものがあるとリヌスがツグミに訊き、彼女がそれに答えるといった会話が1時間ほど続いていた。

 

「ツグミ、だいぶ遠くまで来たようですけど、目的地はまだなんですか?」

 

リヌスに訊かれ、ツグミは微笑みながら答える。

 

「まだあと1時間くらい電車に乗り、下車したらバスに乗り換えて15分くらいかかります」

 

「どこへ行くのか教えてもらえないのは、それは私を驚かせたいためですよね?」

 

「ええ。たぶんあなたがこれまでに一度も見たことのないものばかりが見られますよ。楽しみに待っていてください」

 

玄界(ミデン)にあるものは私が生まれて初めて見るものばかりですからね、あなたが何を見せてくれようとしているのか想像もできません」

 

近界(ネイバーフッド)にはその施設の概念すらないでしょうから。娯楽と教養という玄界(ミデン)では誰でもごく当たり前に享受できるものが近界(ネイバーフッド)の庶民にはない。近界(ネイバーフッド)の国々では身分の差が大きく、国民の大多数を占める庶民は日々の暮らしを維持するのが精一杯。衣食住が満ち足りてこそ『より良く生きたい』と思えるようになります」

 

「……」

 

「遊びたいとか学びたいという欲求は身分に関係なく持っているものですが、生きていくだけで必死になっているからそんな欲求は後回しにされてしまいます。わたしなんて知識欲の塊ですから、暇さえあれば本を読んでいろいろなことを知ろうとしました。それはそういうことができる余裕があるからで、もし近界民(ネイバー)との戦いに明け暮れる日々であったら、明日へ命を繋ぐことだけしか頭になくて読書なんてできないと思います。玄界(ミデン)だって平和な国ばかりではなく、近界(ネイバーフッド)のように戦いが絶えない国もあります。そんな国に生まれていたら、わたしは今のわたしにはなれなくて、別の人間になってしまったことでしょう。だからわたしはこの日本という国に生まれ育ったことに感謝しています」

 

ツグミの話を聞いていたリヌスは自分自身の人生を振り返ってみた。

彼の祖国エウクラートンは彼がまだ物心つかないうちにキオンによって侵略されてキオンの属国となってしまった。

そして優れたトリオン能力と賢さを見込まれてキオンへ渡り、そこで軍人となるための教育を受けることになったのが9歳の時。

キオンという国に貢献すればエウクラートンの同胞の暮らしが楽になると言われてのことだったが、それは彼を懐柔するための方便であり、そのことに気付いたのは1年ほど経ってからだった。

以来、彼は祖国に戻って同胞と共に生きるという希望は捨て、せめてこれ以上同胞への待遇が悪くならないように必死になって勉強をした。

エウクラートンの人間は役立たずだというレッテルを貼られたくはなかったからだ。

その甲斐もあって軍の中でも諜報員という難しい任務に就くことができるほどに優秀な軍人となったわけだが、そんなもので心の中に生まれた大きな空洞が満たされるものではない。

 

(そんな私の救いとなったのはゼノン隊長とテオという家族同様の仲間ができたことだった。ふたりの存在は私という人間を構成する一部にもなっていて、彼らを失ったら自分で自分を維持できなくなるんじゃないかと思えるほど大きな存在だ。それがこの任務の失敗ですべてを失うかも知れないという事態に陥った。その原因がツグミだというのに憎むどころか私は彼女を愛してしまっている)

 

車窓の景色を見つめているツグミの顔をチラリと見て物思いに浸るリヌス。

 

(彼女に惹かれたのは不測の事態であっても動じない彼女の強さを見せられた時だった。我々が危害を加えないとわかっているからだろうが、それでも敵に対して礼を言ったり気遣いができ、何よりも笑顔を見せてくれたことが嬉しかった。…そういえば私はいつの間にか他人に笑顔を見せることがなくなっていた。唯一家族同様のゼノン隊長とテオとは任務で上手くいった時や楽しいことがあった時には笑顔になったが、他人に向けて笑顔を見せたことはエウクラートンを離れてから一度もなかった気がする。それなのに今では自然に笑顔ができるようになった。それはツグミのおかげだ。たぶん彼女は私の気持ちに気付いていないだろうし気付けば彼女に迷惑をかけることになるからこのままでいい。だからせめて今日だけはこうしてふたりの時間を大事にしよう)

 

 

◆◆◆

 

 

ツグミとリヌスが下車したのは六会駅であった。

 

「ムツアイといったら…先日あなたがどこかの国の男に拉致されて連れて来られたのがこの街の港湾施設だったはず」

 

「ええ、そうです。この六会市というのは海との繋がりが強く、古くから海に開かれた街として栄えてきました。ですから市民の暮らしと海との関わりは切っても切れないもので、その象徴というかランドマーク的なものがこれから向かう『Mutsuai Marine Kingdom』なんです」

 

「そこには何があるんですか?」

 

「今それを言ってしまったら楽しみが半減してしまいます。さあ、バス乗り場はこっちですよ」

 

下調べは万全のツグミは真っ直ぐにバス停へと向かい、バスを待っている列の最後尾に並んだ。

 

 

 

 

「Mutsuai Marine Kingdom」は国内でも有数の大規模な海洋レジャー施設で、約30ヘクタールという広大な敷地の中には水族館だけでなく遊園地や海洋博物館、そして1日では遊びきれないという規模の施設だからホテルも建っている。

ツグミたちが目指すのはそのうちの水族館エリアで、モフモフ好きの彼女にとって今一番()()()()動物がいるものだからリヌスよりもテンションが高い。

 

「リヌスさん、今日は週末でこの前の遊園地よりも混雑しています。館内は暗いですからはぐれてしまうと困るので手をつないで行きましょう」

 

ツグミはそう言ってリヌスに手を差し出した。

本気で迷子になってしまったら困るというだけのことなのだが、リヌスにとってはツグミに触れる千載一遇のチャンスである。

もちろん遠慮なく彼女の手を握った。

 

「じゃあ、まずは大水槽のある太平洋エリアから回りましょう」

 

ツグミに導かれるように暗い館内を歩くリヌス。

彼の心の中は複雑だ。

 

(ツグミに他意はない。言葉どおりこの大勢の人間のいる場所で私と彼女がはぐれてしまってはいけないというだけだ。だから私は勘違いをしてはいけないのだ。彼女には恋人がいて、私の入る隙などないのだから。…だけど今日一日だけは私が心の中で想うだけならいいですよね?)

 

そんなことを思いつつ歩いていると、急にリヌスの目の前が青い世界になった。

 

「これは…!?」

 

それは幅が約20メートル、高さが約10メートルという巨大な水槽のあるホールに入ったからで、中にはサメやエイといった大型の魚類やイワシが群れて泳いでいる。

これがツグミのようなこちら側の世界の人間であれば深い海の中に突然投げ込まれたかのような錯覚を起こすだろうが、海自体を見たことのないリヌスにとっては生まれて初めて見た不思議な光景であった。

 

近界民(ネイバー)玄界(ミデン)と呼ぶこちら側の世界は地球という天体の上に存在し、この地球の表面の約70%が海なんです。海の上に人の住む土地が浮かんでいるようなものですね」

 

ツグミがリヌスに説明する。

 

「その海の生物を展示しているのが水族館という施設で、この水槽は海の一部を切り取ったようなカンジで海洋生物を誰でも気軽に見られるようにしてあるんです。ここにいる生物の内、わたしたちの生活にとても馴染みのある魚もいるんですよ。群れをなして泳いでいるのはイワシという魚で、みなさんと一緒にお花見をした時に出した『イワシのつみれ揚げ』という料理の材料です」

 

「へぇ…。海の中というのはこんな風になっているんですね。近界(ネイバーフッド)では海を持つ国は少なくリーベリーが海洋国家として広大な海を持っていますが、だからといってこのような魚を見られる施設などありません」

 

玄界(ミデン)、特に日本の人間は魚が大好きで、日々の生活の中で多くの魚を消費します。海の恵みによって生かされていると言っていいでしょう。人類は遠い昔に海の中で生まれた生物が進化して地上に上がって来たということですから、海を親しく思うのは当然なのかも知れません。だから誰もが時々こうして水族館に来て海の中を感じたいのではないかとわたしは思います」

 

ツグミの姿が水槽の青いぼんやりとした光に照らされていて、そんな彼女の横顔をリヌスはチラリと見る。

 

「わたしたちは海の中からやって来たわけですが、ではリヌスさんたち近界民(ネイバー)はどこから来たんでしょうか?」

 

「え?」

 

「わたしは(ブラック)トリガーのように誰かがその身を投じてトリガーになったものが(マザー)トリガーだと考えています。元々近界(ネイバーフッド)に国土があってそこに移住したというよりも()()()()()()()世界へ何者かによって(マザー)トリガーが持ち込まれ、そこで国土が生まれて人間が移住したと考えています。さらにそこで増えていった人間が新しい土地を作るために誰かが新たな(マザー)トリガーになり別の国を作ってそこに移住する。それを繰り返した結果が現在の近界(ネイバーフッド)の世界なんじゃないかという仮説を立ててみました」

 

「……」

 

「古代の玄界(ミデン)には現代の文明をはるかに超える優れた文明を持っていた人間いたそうなんですが、ある日突然消えてしまったという伝承がいくつもあります。それは玄界(ミデン)からトリオンの概念を知った人間がトリガーを作り新天地を目指して旅立ったのではないかと考えると納得できる部分があるんですよ。姿形が似通っていたり、衣食住の文化も類似点が多い。だからこんな妄想をするわけですが、まったくの絵空事ということでもないと思うんです。もしわたしの想像が当たっていたら、わたしとリヌスさんたちは遠い昔に分かれたきょうだいになるのかも知れませんね」

 

ツグミがいきなり近界民(ネイバー)の起源について自分なりの考えを口にしたものだから、リヌスは面食らってしまった。

 

(海が玄界(ミデン)の人間にとって故郷だという感覚は私に理解できるものではないし、近界民(ネイバー)玄界(ミデン)から来たのではないかという彼女の仮説も根拠というべきものはない。だが彼女の話を聞いているとそうであったらいいと思えてくる。私と彼女が遠い昔に分かれた同じ血をひく人間であったなら、それだけでも彼女との繋がりができたことになるのだから)

 

接点が少ないツグミと自分に共通するものがあるとわかれば嬉しくなるのも無理はない。

思わず笑みが浮かんでしまうのだが、そこをツグミに見られてしまった。

 

「リヌスさん、わたしの話が荒唐無稽だからといって笑わないでください」

 

「え? いや、別にあなたの話が可笑しいというのではありません。…ただこの海の中の様子を見ていると不思議な気分になるものですから、もしかしたら自分の先祖もこの海に縁があるのかも知れないと思っただけです」

 

慌てて誤魔化したリヌスだが、まったくの嘘でもない。

青い世界にたくさんの魚が泳いでいる様子は初めて見る光景で驚いたのだが、見つめていると不思議と引き込まれそうになり、それでいて怖いというよりもその中に身を委ねてみたいという奇妙な衝動に駆られるのだから。

 

「そうでしたか。勘違いしてすみません。でもあなたがそう感じるということは、わたしの仮説もまんざらではないのかも知れません。近界(ネイバーフッド)玄界(ミデン)の関係が改善して自由に行き来できるようになったら研究をしてみるのも面白そう。まあ、それがいつになるのかわかりませんけどね」

 

そう言って微笑んだツグミとリヌスはしっかりと手を繋いだまま、しばらくの間青い海に抱かれていた。

 

 

 

 

太平洋エリアの大水槽を堪能したツグミとリヌスは熱帯魚や深海に住む生き物などの展示エリアを抜け、海と水辺に住む哺乳類の展示エリアに進んだ。

そこまでだけでも十分にインパクトがあったというのに、リヌスにとってさらに衝撃的なものを見ることになった。

それはイルカのショーで、近界(ネイバーフッド)では動物はいるもののその多くが食用や軍用であり、一部の貴族が愛玩用に飼う犬や猫が少数いるだけであるから、人間が動物と一緒に芸を見せるという光景は信じられないものである。

 

「イルカという動物は非常に賢いですから芸を覚えることができるんですが、それは人間に強いられているのではなく本人たちが楽しんでやっているらしいんです」

 

「本当ですか?」

 

「ええ。人間とイルカ、言葉は通じない両者でもわかり合えるんですから、会話でコミュニケーションができる人間同士ならもっと理解し合えるはずです。だからわたしはアフトクラトルやキオンで価値観や利害関係が異なる初対面の相手と面会することに臆することはありません」

 

「……」

 

「リヌスさんたちはわたしがミリアムの(ブラック)トリガーを持ってキオンに行くことに不安を感じているでしょ? わたしみたいな小娘が一国の元首を相手に対等に話し合うなんて無茶というよりも無謀と言った方が適切なくらいですからね。そしてわたしの意思を無視して戦争に利用されるんじゃないかと危惧している。だけどみなさんの話を聞いているとその総統閣下という方は単なる権力者ではなく、身分や立場など超えて優秀な人材を登用し、広く声を聞くという懐の深さを持っている人だと感じました。ならば玄界(ミデン)の人間であっても有用な意見であれば聞き届けてくれると思うんです。まあ、これは楽観的考えですけど、何も行動する前から失敗した時のこと()()考えていたら何もできません。それに成功するために考えうるあらゆる手段を講じているんですから、わたしの頭の中には成功した後のことしかありませんよ」

 

「ですがキオンは軍事国家で他国との交渉は圧倒的軍事力を見せ付けて、相手国に他の選択肢を与えないという追い詰めた状況での対話ですから、勝ち筋の決まっているゲームに相手を誘導しているようなものです。あなたもそれに乗せられてしまったら ──」

 

「国対国の交渉ならそうでしょうけど、個人対個人の交渉ならこちらにも勝目はありますよ。リヌスさんたちが不安になるのは仕方がないですけど、それならわたしを置き去りにして自分たちだけでこっそり帰国してしまえばいいんです。それをしないということはわたしを信頼してくれているということでしょ? わたしはみなさんの信頼を裏切ったりはしませんから、安心してわたしをキオンまで連れて行ってください」

 

ツグミの意思と覚悟にブレはなく一貫しているためにリヌスたちが彼女を連れて行くことに変更はない。

しかし不安があるのは事実で、出発まであと3日と迫っている今になってもまだ心が揺れていたことを彼女に悟られていたようだ。

そこで改めて自分の覚悟を話すことで不安を取り去ってもらおうというのだった。

 

「あなたがそのように考えているのなら、我々はあなたの成功を全力で後押しするしかないですね。あなたに迷いがないのに我々が迷っていては成功するものも成功できなくなってしまいます。私は遠征艇に帰ったらゼノン隊長とテオにきちんと話をします。そして全員であなたのことを応援しましょう。この命に替えても」

 

リヌスがそう言うとツグミは困ったような顔で笑う。

 

「ダメですよ。あなたの命を犠牲にして願いが叶っても意味はありません。みんなで笑って思い出話ができるような結果を出さなければダメなんです。大丈夫ですよ、ジンさんの未来視(サイドエフェクト)ではリヌスさん、ゼノン隊長、テオくん、ジンさん、わたし…5人揃って玄界(ミデン)へ帰って来ることになるそうなんです。会談の結果は視えないそうなんですけど、5人が無事に()()()()()未来が視えるんですから『命に替えても』なんて悲壮な覚悟は不要です」

 

「わかりました。気張らずにあなたとの旅を楽しむ気持ちでいきましょう」

 

「ええ、そうしてください。…そろそろショーの開始時間です。難しい話はここでおしまいにしてショーを楽しみましょう」

 

 

イルカショーを堪能した後はツグミが最も楽しみにしていたエリアへ行った。

1週間ほど前にゴマフアザラシの赤ちゃんが生まれたというニュースを知ったツグミは()()()()()見に行くのだと決めてスケジュールを考え、まだ白い産毛が抜け切らないふわふわモフモフの状態の仔アザラシを見るためにここへ来たのだ。

展示施設は大混雑していたが、モフモフ好きの彼女は1時間でも2時間でも待つ覚悟ができていて、念願の仔アザラシを見ることができた時の彼女の表情はリヌス曰く「至高の笑顔」であったという。

 

 

こうしてリヌスにとって驚くことの連続であった1日は終わった。

遠征艇に戻った彼はゼノンとテオに報告をしたわけだが、ふたりに羨ましがられたり嫉妬されたりと散々な目に遭い、ひとまず近界(ネイバーフッド)から無事に戻って来ることができたらみんなで行くということにして場を収めることになった。

ツグミがリヌスだけを連れて水族館へ行ったのは、ゼノンとテオにも必ずもう一度玄界(ミデン)に来たいと思わせるための彼女の策略であったのだが、そのことに気付く者は誰もいないだろう。

 

 

 






話の中でオリ主が「近界(ネイバーフッド)の成り立ち」について自身の考察を述べるシーンがあります。
原作ではこの件に関してまったく触れていませんが、今後何らかの形で説明されるかも知れません。
ですが拙作ではそういったことがあっても無関係に物語を進めてまいります。


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