ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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31話

 

 

ツグミと太刀川の模擬戦の様子は観覧室にいる観客にすべて公開されていた。

暗闇の倉庫内での様子は高性能の赤外線暗視カメラで撮影されているために、ふたりの会話の内容はわからないが行動はすべて見ることができた。

だからツグミが跪いている状態の太刀川に話しかけ、続いて彼の首を斬り落とした光景は衝撃的で、誰も声が出なかった。

個人(ソロ)総合1位・攻撃手(アタッカー)1位の太刀川が弱いのではない。

ツグミが勝てたのはステージ選択権があって自分の作戦を上手く進めることができたからであり、正面から斬り合いをすれば勝敗はまた違ったものになったはずなのだ。

誰もが太刀川の実力を否定することはないが、ツグミの評価が上がったのは事実である。

 

 

一緒に観覧室へ向かうツグミと太刀川。

太刀川はまだ自分が負けたことが信じられないという顔でいる。

 

「マジかよ…」

 

「太刀川さんの敗因は、あなたが自分と同じか自分よりも強い人間にしか興味がないということです」

 

ツグミが太刀川を窘めるように言う。

 

「どういうことだよ?」

 

「昔、あなたが忍田本部長の弟子になったばかりの時にはわたしの方がずっと強かった。でも修行を積んでいくうちにわたしはあなたに追いつかれ、そして追い抜かれました。あなたは自分の先を進んでいたわたしのことはずっと見ていても、追い抜いたとたんにあなたの眼中からわたしは消えた。個人(ソロ)ランク戦にも参加していないから、わたしは攻撃手(アタッカー)のランキングでも10位前後をうろついているレベル。あなたははるか後方で自分を()()()()()人間のことを何も知らないし、知ろうともしない。ボーダーの()()防衛隊員の中で一番強いという自負(プライド)は大事ですけど、その上にあぐらをかいていたのは事実です」

 

「……」

 

「わたしだってあれからずいぶんと成長しているんです。攻撃手(アタッカー)としてはあなたに全然敵いませんけど、総合的な面なら勝てる自信があったんですよ。これでも完璧万能手(パーフェクトオールラウンダー)なんですから」

 

ツグミは個々のトリガーのポイントはさほど高いとは言えないが、それでもスコーピオン、炸裂弾(メテオラ)、アイビスがそれぞれ6000点を超えていて、弧月、通常弾(アステロイド)のふたつは8000点超え、イーグレットは9000点を超えているのだ。

だから弧月が45000点超えであっても弧月オンリーの太刀川より合計点では優っていることになる。

 

「それにわたしは頭を使う戦い方が好きなんです。敵が圧倒的な力で来るなら、こちらはその力を使わせないようにするとか、またその力を利用して自分の力にする。場合によっては自分の得意な領域に引きずり込んで有利な状況を作って戦う。今回は倉庫に閉じ込めることで太刀川さんの視力を封じて弧月を正確に撃たせないようにしたでしょ? 人間は五感の中で視力に頼る部分が大きいから、その視力を封じられると手も足も出ないんです。これが強化聴覚のサイドエフェクトを持つ菊地原くんと風間隊ならそうもいきませんけど」

 

「しかしおまえだって暗闇では視力を封じられるはず。なぜおまえには俺の居場所が正確にわかったんだ?」

 

「暗順応という言葉を知ってますか? 明るいところから急に暗いところに入ると目が見えなくなり、時間が経つと次第に視力を取り戻すというアレです。わたしは普通の人より目の機能が発達しているから、暗い場所に入ってもすぐに目が見えるようになるんです。それに試合開始からゴーグルをつけて目を慣らしていましたから、明るい外から真っ暗な倉庫の中に入っても普通に見えましたよ」

 

「なるほどな…。すると俺が倉庫に入った時点で勝負は決まっていたのか」

 

「いいえ、そんなことはありません。あなたはスプリンクラーの件で冷静さを失ってしまいました。落ち着いて状況を把握し、わたしの殺気を感じたなら勝ち目はまだありました。もしあなたがわたしの殺気に気が付いて反撃の機会(チャンス)をものにしていたら、わたしは負けたかもしれません。ですが結果は見てのとおり。これでわたしは()()です」

 

ツグミはそう言って意味ありげな笑みを浮かべた。

 

 

 

 

ツグミが観覧室へ入った途端に、周囲を大勢の人間に囲まれた。

 

「霧科くん、おみごと! 個人(ソロ)総合1位の太刀川くんを倒してしまったんだからな。実に素晴らしい戦いだった!」

 

ツグミの手を握りながら須坂が興奮気味に言う。

彼女は迷惑に感じるのだがそれをおくびにも出さず、営業スマイルで答えた。

 

「お褒めいただきありがとうございます。わたしたちボーダー隊員が任務に専念できるのもスポンサーの皆様方のおかげです。お忙しい中ご列席いただき感謝の念に堪えないというのに、さらにこのようなお言葉をいただき恐縮でございます」

 

「いやいや、三門市を防衛するという崇高な任務に命を懸ける若い君たちの役に立てることが、年老いた儂らにできる唯一の方法だ。なあ、皆さんもそう思うだろ?」

 

須坂が他のスポンサーたちに同意を求めると、何人かは頷き、「そのとおり」だという声も上がった。

しかし何人かは不満顔をしている。

 

「たしかに君は太刀川くんに勝ったが、あのような姑息なマネをして恥ずかしいとは思わないのかね? あれでは騙し討ちではないか」

 

ツグミの勝ち方を否定するのは三門市長の野田だ。

同じ気持ちなのか、三門銀行の頭取の磯貝が続けて言う。

 

「君も弧月とかいう刀を使うのだから、正々堂々と剣を交えるべきではなかったのか? 私も昔は剣道をやっていたが、私ならば不利な状況であっても真正面から向かっていったぞ」

 

自分を非難する言葉に対し、ツグミはひと呼吸おいてから言葉を選んで答えた。

 

「おふたりのおっしゃるとおりです。わたしの勝ち方は礼節を重んじる武道としては卑怯なもので軽蔑されても仕方がありません。ですが近界民(ネイバー)を相手にするボーダーの戦い方は軍隊格闘と同じで生き残るため、勝ちを得るためには卑怯な手を使うこともアリだとわたしは考えます。トリオン兵(相手)が仁義を切って侵攻してくるはずがありませんし、強敵相手に対しバカ正直に正面からぶつかって負ける戦いをしていては市民を守ることはできません。下劣だとか卑しいなどと罵られようと、ボーダー隊員である以上わたしは勝つための戦い方を選びます。…もっともこの模擬戦は観覧試合ですからフェアな戦いをすべきだったかもしれません。それについては深くお詫び申し上げます」

 

「「……」」

 

ツグミが野田と磯貝に深々と頭を下げると、ふたりは何も言えなくなった。

彼女の言うことはまさに正論であり、現に彼女は大規模侵攻の際にふたりの人型近界民(ネイバー)を相手に様々な騙し討ち(ブラフ)を使って犠牲を最小限に止めたのだ。

素直に自分の非を認める16歳の少女にこれ以上何か言えば周りから大人げないと思われるだけである。

しかしツグミは意外なことを言い出した。

 

「もしお許しがいただけるのなら、もう一度太刀川さんと勝負したいと思うのですが、いかがでしょうか? もちろん今度はあのような手は使わずに攻撃手(アタッカー)用トリガーだけで正面から対戦しますけど」

 

ツグミがこんなことを言い出せば野田と磯貝も駄目とは言えない。

 

「ああ、やってみたまえ」

 

野田がそう言うと磯貝も同意した。

そして太刀川も名誉挽回のチャンスとばかりに大きく頷き、このやり取りを黙って見ていた城戸にも確認をする。

 

「城戸司令、よろしいですね?」

 

「ああ、やってみたまえ」

 

城戸も許可を出さない理由はなく、むしろツグミが何を企んでいるのかその真意を知りたくて許可を出した。

 

 

 

 

ツグミと太刀川は再び仮想戦闘フィールドに立った。

今度は周囲には建物や障害物といったものは何もないただの空間だ。

 

「ガチで斬り合いして勝てる自信があるのか?」

 

太刀川に訊かれてツグミは首を横に振る。

 

「いいえ。弧月一本で太刀川さん相手に勝てるはずがありません。そこでお願いなんですけど、レイガストを使ってかまいませんか?」

 

「受け太刀にレイガストか…。いくらレイガストでも何度も攻撃を受けりゃ割れるし、俺に攻撃を当てられなけりゃ勝てない。それがわかってるなら別にかまわないぜ。それに俺は弧月二刀だからおまえが一本じゃフェアじゃないしな」

 

「じゃ、使いますね」

 

ツグミは太刀川に見られないようにほくそ笑んだ。

 

フィールドの中央でツグミは右手に弧月と左手に(シールド)モードのレイガストを握り、弧月の柄に右手をかけた太刀川と対峙した。

ふたりの間に漂う武人としてのオーラは観覧室の観客たちにも緊張感を与えていた。

優れた武人の勝負は一瞬で決まるという。

その瞬間を見逃すまいと、観客たちは息を詰めて見守っていた。

特に忍田は自分の愛弟子ふたりが真剣勝負をするというのだから、まばたきひとつしないで食い入るように見ている。

 

ツグミは深呼吸をしながら太刀川を倒すイメージを再確認していた。

 

(太刀川さんは模擬戦の際、初手には旋空を使わない。問題は二手目。場合によって二手目は旋空になることもある。だから左手で弧月を抜かせる前にカタをつけなきゃ。いつの日にか雪辱を果たすためにって考えた反撃方法だもの、きっと大丈夫…!)

 

[太刀川対霧科、模擬戦第2戦目、開始]

 

開始の合図とともに太刀川が一気に間合いを詰めてツグミに斬りかかった。

ツグミはその攻撃をレイガストで受ける。

誰でもこうなると想像しているし、太刀川も防がれるとわかっている。

しかしここで誰もが想像もしていなかった展開になった。

弧月を受けたレイガストが変形し、取り込むような形で弧月をホールドしてしまったのだ。

 

「くっ…これは!?」

 

想定外のことに太刀川の二手目は一瞬遅れた。

その僅かな隙を見逃さず、ツグミは右手の弧月を振り、逆袈裟斬りで太刀川の左腕を斬り落とす。

 

「くそっ!」

 

レイガストを使ったことのない太刀川はレイガストのブレード部分が変形することを失念していたのだ。

しかし太刀川はとっさの判断でレイガストに取り込まれた弧月を手放し、さっと後ろに飛んで間合いを取ると、右手で右腰の弧月を抜いた。

 

「旋空弧月!」

 

「くっ…。さすがに太刀川さんの弧月は重いわね…。でも、わたしだって…」

 

ツグミはレイガストをスラスターで加速をつけ旋空弧月の勢いを相殺した。

太刀川もこのままでは不利と、さらに大きく後ろに飛んで間合いを広げる。

するとツグミはレイガストから手を離してスラスターで太刀川に向けて飛ばした。

さすがに弧月であっても右手一本では(シールド)モードのレイガストを斬ったり押し返すことは無理で、身をかわして避けるが左腕を失っていたことで身体のバランスを崩してしまう

その好機をツグミが見逃すはずがなく、彼女は弧月を振った。

 

「旋空弧月!!」

 

「シールド!」

 

彼女の放った一撃は太刀川の両足首を切断した。

太刀川は右手に弧月を握ったままなので両防御(フルガード)ができず、さらに彼女の攻撃から伝達脳とトリオン供給機関を守るために上半身のみを集中防御したために脚は無防備であった。

ツグミも太刀川が上半身を防御するとわかっていたから、あえて足首を斬るという行動に出たのだ。

 

「うおっ…!」

 

太刀川の身体は前につんのめるように倒れ、右手の弧月で身体を支えて上半身を起こそうとしたが、それに追い打ちをかけるようにツグミは右腕も落とす。

両腕を斬られたためにトリオンの流出を抑えることができず、太刀川は瀕死の状態だ。

トドメを刺すこともなかろうと、ツグミは床に転がっている彼を見下ろしながら言う。

 

「これで2年4ヶ月前の雪辱を果たせました、フフッ…」

 

[トリオン流出過多! 太刀川、ダウン! 勝者、霧科!]

 

アナウンスが機械的にツグミの勝利を告げた。

 

 

 

 

ツグミは格上の太刀川に2度も勝利した。

それも2度目の戦いでは弧月とレイガストという攻撃手(アタッカー)用トリガーしか使用せずに真っ向からの勝負だから、1戦目の彼女の勝ち方を非難する連中にも納得させる形で勝利したことになる。

ツグミは晴れ晴れとした表情で再び観覧室へと戻って来た。

今度は彼女を謗る者はおらず、逆に野田と磯貝も彼女の勝ちっぷりを絶賛したくらいだ。

この手のひらを返したような態度にツグミは戸惑うが、これで彼女の実力を認める人間が増えたことに変わりない。

そしてこうなることをある程度予測していた人間がいた。

大規模侵攻による本部基地の修理費や賠償金、その他もろもろの出費で頭を悩ませていた唐沢はほくそ笑む。

 

(大人気だな、ツグミくんは。これでスポンサーたちのボーダーへの資金援助も増えること間違いなしだ。やはり太刀川くんにツグミくんをぶつけたのは正解だった。彼女ならそこそこいい勝負をしてくれるとわかっていた。負けても個人(ソロ)総合1位相手に奮戦したとなり、勝てば大金星。まさか2度やって2度も勝つとはね。そこは嬉しい誤算と言うべきか…。さすがは忍田さんの愛弟子(むすめ)だ)

 

一方、城戸は余裕の顔でいた。

この模擬戦の結果がどうであろうとも林藤がツグミを本部へ転属させることに承諾し、太刀川が自隊に彼女を加入させるという話になっている。

ツグミが城戸派に入らずとも本部の所属になれば自分の好きなように使えるのだから、彼女の評価が上がったところで何の問題もない。

むしろA級1位部隊(チーム)の隊員としての箔が付いた感もあるのだから、城戸としては不満などあるはずがないのだ。

しかし表彰式で見せたツグミの不敵な笑みが気になっていた。

そんな城戸のところに邪気のなさそうな面差しのツグミがやって来た。

 

「城戸司令、ご覧いただけましたか?」

 

「ああ。あの太刀川くん相手に実に見事な戦いだった。今後ますますの活躍を期待したい」

 

「どうもありがとうございます。最高司令官からそのようなお言葉をいただいたのですから、いつまでもB級でいるのではなくA級になってより一層任務に励む。それが道理というものですね」

 

褒められて嬉しいといった表情でいるものだから、城戸はツグミが自分の手中に落ちたと確信した。

 

「そうだ。林藤支部長や太刀川くんから話は聞いていると思うが、きみは本部に転属した後に太刀川隊へ加入することになっている。その言葉はそれを承知した、ということだな?」

 

「いいえ、お断りです」

 

笑顔のままで言うツグミに城戸の表情がこわばる。

さらに彼女と城戸の会話を聞いていた観客たちがざわめき始めた。

なにしろ無所属(フリー)のB級の彼女がA級1位部隊(チーム)にスカウトされたというだけで驚きだというのに、その厚遇を軽く一蹴したのだから。

ツグミは平然と続けた。

 

「わたしは本部へ戻る気はまったくありません。城戸司令には玉狛支部所属のわたしに命令はできませんし、林藤支部長の命令であっても本部への転属の件は従えません。それを命令違反で処罰するというのなら、わたしはボーダーを辞めます」

 

「辞めるだと? しかしA級になってより一層任務に励むのが道理だと言ったばかりではないか。玉狛でどうやってA級になるというんだ? A級になるにはまずB級ランク戦を勝ち抜いて上位2部隊(チーム)にくい込まなければA級昇格の挑戦すらできないことを知らぬはずがない。よもや空閑の息子たちと ──」

 

「いえ、それはありません。彼らがA級を目指すのは、彼らの目的を果たすため。わたしが彼らの邪魔をするわけにはいきませんから、別に部隊(チーム)を結成してランク戦に参加し、そしてA級を目指します」

 

「なんだと?」

 

城戸は予想外の展開に苛立ち始めた。

 

「しかし玉狛には無所属(フリー)のB級隊員はいないはずだ。いや、A級だが迅がいるか…」

 

「彼と部隊(チーム)を組むのも面白そうですけど、それはありません」

 

「ならば誰と…?」

 

「はい。隊長はわたしで、オペレーターは宇佐美栞さんにお願いしてあります」

 

「他の戦闘員は?」

 

「いません。わたしと彼女のふたりだけです」

 

「バカな…」

 

「いえ、ボーダーの規定(ルール)ですと戦闘員1名、オペレーター1名の構成は何の問題もありません。現にB級9位の漆間隊がそうです。さらにオペレーターにつきましては『2部隊()()()()()を許可する』とあります。つまり彼女はすでに木崎隊と三雲隊のオペレーターですが、もう1部隊を兼任してもかまわないということです。本人も快諾してくれています」

 

規定(ルール)ではそうだが、実際にはランク戦で三雲隊と戦うこともあるだろう。その場合はどうなるのだ?」

 

「その時にはわたしはオペレーターの支援なしで戦います。これも規定(ルール)の中に『ランク戦においてオペレーターの支援なしに戦うことを禁ず』などという項はありません。つまり問題ないということです」

 

ツグミが前夜調べていたのはB級ランク戦に関わる規定(ルール)で「戦闘員1名の部隊」は例外的なものであり、「オペレーターの支援なしに戦う」ことは()()()()()という前提で定められている。

だから彼女はそれを逆手にとったのだ。

 

「それで勝てるというのか?」

 

「わかりません。でも初めから負けるつもりで戦いには挑みません。何事もやってみなければわかりませんし、やる前から結果がわかっていたら何の面白味もありませんから」

 

ツグミがそう言って微笑むと、城戸は諦めの表情となって言った。

 

「…わかった。きみがそういう覚悟でいるのなら好きにするがいい」

 

「はい」

 

自分の計画通りにすべてが進んだことでツグミは上機嫌だ。

だから須坂のしつこい食事のお誘いも手際良くお断りし、玉狛の仲間たちと一緒に意気揚々と観覧室を出て行った。

 

 

 






30話・31話とオリ主が太刀川と模擬戦をしたわけですが、戦闘シーンに「これはおかしい」とか「いや、こうなるはずだ」とか内容に疑問を持つようなことがあればぜひ教えていただきたいです。
訂正できるようであれば訂正したいと思います。
原作を読み込み、BBFでも確認しながら書いてはいますが、勘違いとか認識にズレがあるかもしれませんので。

あと、ボーダーの規定とか捏造部分があってもお許し下さい。


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