ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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320話

 

 

「わたしは遠征艇での居残り組ですから実動部隊のみなさんのように戦闘に参加することはできません。それに先輩方に対してこんなことを言うのは生意気かもしれませんが言わせてください。市街地の中で戦闘を行えばそこに住んでいる普通の人の家を壊してしまうでしょうし、壊れた建物に押しつぶされてしまうとか、戦闘に巻き込まれて怪我をしてしまう人が出ると思うんです」

 

「…!」

 

その場にいた全員の様子が変わったが、千佳はかまわず話を続けた。

 

「いつもは誰も住んでいない場所で戦うので建物を壊してしまっても平気ですけど、人の住んでいる家を破壊すれは逃げ遅れた人は怪我をしたり、救出できなかったら死んでしまうかもしれません。C級の人を助けるためのことですから仕方がないと言えばそうなんですけど、わたしは近界民(ネイバー)であっても民間人を戦闘に巻き込むのは避けるべきだと思います。無関係な人を怪我させたり死なせてしまったら、わたしたちにとっては仲間を救出するための正義の戦いであってもアフトクラトルの人にとってボーダーは突然やってきた悪者になってしまうんですから」

 

これまで内向的で自分から積極的に意見を言うようなことのなかった千佳が発言したことによって場の雰囲気が変わった。

おまけに内容が誰も触れなかったアフトクラトルの民間人への被害についてであったから、誰もが衝撃を受けるのは無理もない。

 

「もちろんC級の人をさらったハイレインたちが一番悪いんですけど、だからってその話をしたとしても被害を受けた人たちが許してくれるはずがありません。きっとわたしたちが近界民(ネイバー)を憎むように近界民(ネイバー)もわたしたちを憎むようになるでしょう。わたしたちはC級の人を助けることが目的で、関係のない民間人を傷付けるために来たのではないんです。なのでできるだけ戦わずに済む方法を選び、それでも戦わなければならないなら被害が出ない場所で戦うべきだと思います」

 

この場にいる人間はすべて千佳が狙撃手(スナイパー)でありながら人を()()()()という欠点があったことを知っている。

ただし彼女の「撃てない」は「撃ちたくない」のすり替えであって、そのことを知らない人間は誰でもありうる「人を撃つことに対する生理的嫌悪感」だとし、それを克服できたのだと思い違いをしていた。

だから彼女が短期間で狙撃手(スナイパー)技術だけでなく精神的にも大幅に成長したことに感心しており、彼女の言葉にも耳を傾ける気にもなったのだった。

さらに口ごもりながらだが言わなければならないことだという気持ちを込めて千佳は言う。

 

「どこの誰とは言えませんがわたしは過失によって人を殺してしまったことをずっと心の傷として抱えている人を知っています。その人には全然罪はないんですけど、人を殺めたという事実は永遠に消えない。もしわたしがその人と同じ立場になったらと考えると胸が苦しくて死んでしまいそうになります。わたしはボーダーの狙撃手(スナイパー)です。生身の人間を撃つことはないですし、間違って撃ってしまったとしても流れ弾防止の処理がしてあって撃たれた人は死なないと言われているので不安はありませんでした。でもわたしの撃った弾が建物を破壊してしまい、その中にいた人を生き埋めにしてしまったらその人は死んでしまうかもしれません。そう思うと怖くなります」

 

「……」

 

「自分が人の命を奪うかもしれない武器(トリガー)を持っていて、それを正しく使う責任を負わなければいけないのだと自分に言い聞かせてわたしはボーダー隊員を続けています。わたしは三門市民を守るためではなく、A級になって遠征部隊に参加すれば自分の力で近界(ネイバーフッド)にいるはずの兄と友人を探せると思って入隊しました。こんなことを言えば自分勝手な理由だと思われるでしょうが、ある人は『理由なんてものはどうでもかまわない。誰もが納得する結果を出せば文句は言わせない』って言ってくれました。だからわたしはちゃんと結果を出し、兄と友人を探したいという気持ちに対して誰にも文句を言わせないようにするって決めました」

 

「……」

 

「もし実動部隊のみなさんが城外で戦うことになったなら、わたしはここからできる限りの援護をします。みなさんと一緒に戦いますから、トリオン兵が何百匹いても人型近界民(ネイバー)がいても大丈夫です!」

 

千佳は最後の「大丈夫です!」を口にした時、両手の拳をギュッと握っていた。

それは誰かに言うというのではなく自分に言い聞かせるようであり、言い終わったとたんにへなへなとその場に座り込んでしまったのだった。

彼女にとって全エネルギーを消耗してしまうほど勇気を出した行動であったという証拠だ。

 

「千佳、大丈夫か?」

 

心配そうな顔で訊く修に千佳は清々しい笑顔で答える。

 

「うん、大丈夫だよ、修くん。手を挙げた時にはものすごく緊張したけど、話始めたら身体の中からどんどん言葉が溢れ出てくるような気がして、全部吐き出してしまったら何か緊張の糸がぷつりと切れてしまったみたいな感じ。でもなんだか気持ちがいい。よくわからないけど、言いたいことを思い切って言ってしまうって気持ちのいいことなんだってわかったよ。ああ、まだ心臓がドキドキしてる…」

 

「千佳…」

 

修の表情はわずかだが曇っていた。

 

トリオン兵(ネイバー)に怯え、周囲の理解を得られないことで誰も頼ることができなくなり、学校でも親しい友人を作らずにいた千佳にとって修だけが信頼できる()()であった。

そんな千佳の人生の転機となったのは遊真が三門市に現れたことで、これは彼女だけでなく修にとっても大きな影響を与えることとなる。

きっかけは遊真とボーダーのトラブルに巻き込まれたものではあったが、ボーダーに入隊したことで彼女の閉鎖された世界の扉は大きく開け放たれた。

千佳と修はここ数ヶ月間で大きく成長したのは誰もが認める事実ではあるが、千佳のそれはずっとそばで見守っていた修にとってサナギが蝶に羽化したかのように思え喜ばしいことなのだが、同時に一抹の寂しさを感じてしまう。

麟児からそばにいてほしいと頼まれ、修は自分を麟児の身代わりとして彼女を「妹」扱いしてきたというのに、彼女はいつまでも守られる存在ではなくなり、ずっと握っていた手を彼女の方から「もう離してもいいよ」と言われてしまった気分になってしまった。

もちろん彼女のそんな気はないのだが、修の目にはそう見えてしまうのだ。

 

修は自分のこと()()しか考えていなかったが、他のメンバーは自分たちが正義のために戦っていることで加害者側になってしまうという現実を突き付けられて戸惑っていた。

おまけにそれを指摘したのが千佳であったのだからショックは隠せない。

人の死なない戦闘に慣れきってしまっていた彼らの意識に一石を投じることとなり、C級隊員救出作戦の会議はツグミの()()()()()()()進んでいった。

 

 

◆◆◆

 

 

千佳の発言で会議の流れが大きく変わった頃、ツグミはゼノンとふたりでC級隊員救出作戦のための最終調整をしていた。

まだ本隊でどのような作戦を行うのか決まっていない段階での最終調整とは妙なものだが、彼女の頭の中には本隊で話し合った結果ツグミの作戦を採用する()()が視えているのだ。

もっとも迅の未来視(サイドエフェクト)のように不確定な未来が視えるのではなく、自分の目指す未来を頭に描いて周囲の人間を誘導して叶えてしまうだけなのだが。

 

「ツグミ、こんなまどろっこしいことをしないで俺のトリガーを使って訓練生を遠征艇まで転送させてしまえばいいだろ。なぜそうしない?」

 

ゼノンが作業の手を止めてツグミに訊いた。

 

「たしかに成功率とか効率の良さを考えたらゼノン隊長にお願いするのがベストだとわかっています。でもこれはボーダー隊員がやらなければならないことで、もし別動隊(わたしたち)が全部やってしまったら本隊メンバーの立つ瀬がありません。それに中には近界民(ネイバー)が関わっているということに納得がいかず、遠征艇にキオンの技術が導入されていることとか、別動隊(わたしたち)が情報収集をしたことも気に入らないという人もいますからね。本来なら情報収集から救出作戦まで全部彼らがやらなければならないことで、当初はそのための準備もしていました。でもにわか仕込みのスパイ()()()が敵の本拠地に盛り込んで情報収集なんて無理。訓練生の居場所すら見付けられないままに正体がバレてジ・エンドですよ。わたしだってキオンまでの往復の40日間で諜報のプロであるあなたからみっちりと教えてもらったからできるわけで、近界民(ネイバー)憎しで戦っているような人には現地の人間と交流をして情報を集めるなんてできるはずがないんです。だから別動隊(わたしたち)は集めた情報と、それを元にして作成した救出作戦を()()()()()提示したことで役目はおしまい。もちろん手助けが必要だと頼まれたら協力しますけど」

 

そう言ってツグミは微笑んだ。

 

C級救出作戦は絶対に成功させなければならないミッションである。

しかしそれは単に成功させれば良いというものではなく、遠征部隊本隊のメンバーの活躍によって苦労の末に成し遂げたという事実 ── つまり「美談」が必要なのだ。

三門市民は度重なる近界民(ネイバー)の侵攻によって怯えた日々を過ごしており「安心して暮らせる街」を渇望している。

その願いを叶えてくれるのがボーダーであり、絶対的で恒久的な信頼を得るためには誰もが認めるヒーロー・ヒロインを仕立て上げるのが手っ取り早い。

ボーダー上層部の面々はこのアフトクラトル遠征を利用し、三門市を守護するボーダーの若者たちが異世界の侵略者から仲間を救出したという英雄譚を作り上げようと企んだのだった。

だから近界民(ネイバー)を中心とした別動隊は表舞台には出さず、すべて本隊の功績とすることになるからツグミたちは()()()()()ことになる。

おまけにツグミは公式発表するためのシナリオを自ら作り上げており、城戸に認めさせ、それに従って行動をしているのだ。

 

「ゼノン隊長にとっては()()()()()は無駄だと思っているでしょうけど、玄界(ミデン)には『備えあれば憂いなし』という言葉があるんですよ。前もって準備を整えておけば、いざという時に何が起きても心配無用だという意味のことわざです。わたしは後悔することが大嫌いですから、後悔しないようにいつも精一杯生きているんです。やれるだけのことをやったという自信があれば結果が好ましいものでなかったとしても後悔することはありませんからね。逆にどこかで手を抜いてしまったことで失敗したとなれば、その手を抜いた自分を責めることになります。まあ、人生の失敗ということで死んでしまったら責めようはないですけど、死ぬ時にはこの世界に悔いを残さないようにはしたいですね」

 

「……」

 

まだ16歳だというのに今から死ぬ時のことを考えて日々を過ごしているツグミのことをゼノンは哀れに思った。

 

(戦いの世界に身を置いているのだからいつ死んでもおかしくはないのだが、玄界(ミデン)の若いトリガー使いたちはトリオン体で戦うから生身の身体がダメージを負うことがないというだけでなく緊急脱出(ベイルアウト)というシステムがあることによって()()()()()()に慣れきってしまっている。その中で彼女だけは人は死ぬということを常に意識していて、敵性近界民(ネイバー)であっても無闇に死なせたくはないと考えて行動している)

 

ゼノンは自分の目の前にある「装置」を調整しながら考える。

 

(俺から見れば完璧ともいえる作戦だが、それすら万が一のことを考えて()()()()()まで用意している。用心するに越したことはないが、それにしても彼女はどこまで先を見ているのだろうか?)

 

それは救出作戦が順調に進めば必要のないものだし使わずに済めばその方が良いものだ。

しかし必要になった時に用意をしていなかったばかりに作戦が失敗してしまったとなれば、ツグミは自分を責めるだろう。

後悔をしないためとはいえ、やりすぎ感はある。

彼女のことを良く知る者なら彼女の行動を理解できるのだが、知らない者の目には心配性だとか臆病者と映ることだろう。

本人は平気だと言わんばかりの態度でいるが、平気な()()をすることができるようになるまでは相当な苦労があっただろうと思うとゼノンの胸は少し痛んだ。

すると彼の心の中を見透かしたかのようにツグミが言う。

 

「たしかに慎重すぎるかもしれませんけど、どれも人の命には代えられないものです。ボーダーの資金は無尽蔵ではありませんが、この遠征が成功するか否かでボーダーを支援してくれるスポンサーが気持ち良くお金を出してくれるか手を引いてしまうか変わってくるんです。これは絶対に失敗できないミッションに対しての準備と同時にスポンサーに見限られないための投資だと思えば納得できるんじゃありませんか? 三門市民は一日も早い英雄の帰還を待っているんですから、わたしたちはそのフォローを全力で行うだけです。ゼノン隊長も()()()は城戸司令直属のボーダー隊員と同じ立場で、わたしの()()なんですよ。わたしは自分のやろうとしていることが正しいと信じて行動しているんですから、あなたはそんなわたしのことを信じて協力してください。それから ──」

 

ツグミがそこまで言いかけた時、トランシーバーが作動した。

 

「はい、こちらツグミです」

 

「俺だ、俺。わかるか?」

 

「フフッ、わたしには『俺』なんて名前の息子も孫もいませんよ~。ところでずいぶんと早いじゃないですか? もう会議は終わったんですか?」

 

ツグミは冗談を言いながら迅に作戦会議の結果を訊く。

 

「当然おまえの書いたシナリオどおりになったさ。だがおまえの想像していた展開とはちょっと違うものになったんだが…聞きたいか?」

 

「もちろんです。そんなもったいぶった言い方をしないで早く教えてくださいよ。わたしはこの後エリン家の屋敷に帰ってからもやることがあって忙しいんですから」

 

「悪かった。で、おまえが帰った後、東さんが仕切って会議を再開したんだが、おまえの推測したように戦いが避けられないのなら市街地戦で人型を減らそうって意見が出た。ヴィザの星の杖(オルガノン)が使えないし、トリオン兵も街を破壊するだけであまり効果はないからな。まあ、地下道案と地上案が拮抗していた時、意外な人物が意見を言ってそこから流れが大きく変わったんだ」

 

「意外な人物?」

 

「そう。それが千佳ちゃんなんだぜ。にわかに信じられないだろ?」

 

ツグミも千佳の名前が出るとはちょっと想像できなかった。

 

「チカちゃんが? それって自分の意思で?」

 

「もちろん。それで千佳ちゃんが市街地で戦えば民間人に被害が出るって言ってさ、みんなが驚いてしまったんだ。まあ、それについては全然気付いていなかったヤツはもちろんのこと、触れたくないって気持ちでいたヤツもまさか彼女がそのことを言い出すなんて想像もしてなかったからな。そもそもあの千佳ちゃんが名指しされて仕方がなくってわけじゃなくて自分で手を挙げて意見を言ったんだから、ずいぶん成長したなって誰もが思っただろうな」

 

「ええ。内向的で自分というものを前面に押し出すようなことをしなかった彼女があの場で意見を言えるようになったなんてまだ信じられないくらいだもの」

 

「でも事実だ。そのおかげでで地下道案の賛成が一気に過半数を超えたわけだが、民間人であろうとも敵性近界民(ネイバー)ならば多少の犠牲は仕方がないと言うヤツが何人かいて、結局のところ総意ということにはならず多数決で地下道案を採用することになったわけだ。不満に感じていても遠征を成功させるのが最優先事項で個人的な感情は持ち込むべきではないと忍田さんに一喝されて渋々従うことになった」

 

「それが誰なのかはなんとなくわかります。でも責任感のある人ですから嫌々ながらであってもきっちり仕事はしてくれると思いますので心配はないですね」

 

「その後おまえが資料と一緒に忍田さんに預けていった救出作戦の内容を全員で確認して、実動部隊の連中も自分の頭の中でシミュレートしてこれなら大丈夫だろうということになった。城外での戦闘になる場合はかなり不利な状況で戦わなければならないが、C級の脱走がいつバレるかでだいぶ変わってくる」

 

「その点はこちらで陽動作戦を行うって計画書に書いてあったでしょ? 幼年学校組の14人が8時からの戦闘訓練に全員が遅刻して、教官が彼らの寮の部屋を覗いて誰もいないことで脱走が発覚するのはまず間違いない。だから彼らが朝食を普通に終えてすぐに地下道の出入り口に向かい、そこから南門の先の出口に到着する頃には騒ぎになっていると思う。でもそこからすぐに敵が攻撃してくるってことはない。まさか地下道を使って城外へ逃げたなんて想像もできないでしょ? だから学校の教員や職員がまず校内を探して、それで見付からなければ本格的に動き出す。ハイレインの耳にも届くはずだけど、それまで少なくとも30分くらいはかかると思う。それだけあれば生身の身体でも全力で走ればかなり遠くまで逃げているはずよ。そしてハイレインが部下に捜索をさせるでしょうけど、ボーダーの遠征部隊が来ていて脱走の手引きをしたなんてすぐには思い浮かばないんじゃないかしら」

 

「ガロプラの連中から遠征艇を破壊したから遠征はだいぶ遅れるって聞いているなら想像もしないだろうな。それに俺たちが来ているとわかっても遠征艇の場所がバレなきゃこっちの勝ちだ。交戦とならなきゃ地下道を出て30分もありゃ全員遠征艇まで戻って来られるだろうから」

 

「まあ、計算上はそうなんだけど…どんな場合でも100%計画どおりにはいかないものだからあまり暢気にかまえていないでくださいね。別動隊の調査だって完璧なものじゃないから、何か見落としがあるかもしれない。そのせいで計画が破綻するということはないだろうけど、順調にいかないことも考えられる。もっともその場合どんなことであっても対応できるよう準備はしているし、戦闘となった場合でもボーダーの優秀な隊員たちが訓練に訓練を重ねて、大規模侵攻の時よりもずっとずっと強くなっているんだからそんなに心配いらないでしょ」

 

「俺としては計画が順調に進んで戦闘なしでアフトを離れたいよ。まだ成功するかどうか俺にもわからない。たぶん不確定要素が多いんだろうな。だが最悪の未来は視えない。それだけは確かだ」

 

「それは少し安心ですね。では決行日は明後日の早朝ということでよろしいですね?」

 

「ああ。そっちもC級との()()()()をよろしくな」

 

「任せてください。…次の連絡は明日のお昼頃に、幼年学校組と攻撃手(アタッカー)組の両方と連絡を取り合ってからになります」

 

「わかった」

 

迅は通信を切る前にひと言付け加えた。

 

「ツグミ、無茶だけはするなよ。おまえのことを心配している人間は大勢いるんだからな」

 

「はい、肝に銘じておきます」

 

ツグミはそう答えて通信を切るのだった。

 

 

 

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