ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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322話

 

 

ツグミが遠征艇を出ると、それを待ち構えていたかのように修と遊真が彼女に駆け寄って来た。

 

「霧科先輩、お聞きしたいことがあるんですけど少しいいですか?」

 

修が聞きたいことといえばツグミには思い当たる節はひとつしかない。

C級隊員救出作戦とは直接関係ないことだからあえて報告書には書かなかったので、直接話を聞きたいという気持ちがわかるからだ。

 

「ええ、いいわよ」

 

「レプリカのことなんですけど、どこにいるのかはわかっているんですか?」

 

「ここで嘘をついてもすぐにバレちゃうから正直に言うわね。レプリカはベルティストン家の居城地下にある基地の研究室(ラボ)に保管されているそうよ。その特徴からトロポイで作られた自律型トリオン兵だと判断されたんだけど、この国には修理して再起動できる技術者(エンジニア)はいないらしい。これはヒュースのご主人様の知り合いの技術者(エンジニア)の話なんだけど、その人も手の出しようがないってことでそのままの状態で置かれているみたい。本気で修理をして使うつもりならトロポイの技術者に依頼するしかないんだけど、アフトとトロポイの間には国交がないので現在は保留中。修理はともかく取り返すだけでも敵の本拠地の奥深くまで潜入しなければならない。でもこの遠征はC級救出のために行われたものであり、レプリカ奪還に手間や時間を割くことはできないのよ。それはわかるわよね?」

 

「はい…」

 

「でもC級救出作戦が無事に終わったら自分はアフトに残ってレプリカを奪還する…なんて言いそうな顔をしているわね? でもそれは許されないわよ」

 

「どうしてですか?」

 

修が愚問だとばかりに訊く。

 

「だってC級を救出できたならそれで ──」

 

「それで役目は終えたんだから、後はレプリカの奪還のために動いてもいいって考えているでしょ? あなたは自分の立場が全然わかっていないわね」

 

「え?」

 

「あなたは自分がボーダーという組織に属する人間だという認識が足りないわ。帰還報告会の時にあなたがいなかったら、それを忍田本部長はどう説明すればいいの? それに出発前の記者会見で『C級隊員を救出する任務を無事に遂行して、62人でぼくたちは三門市に生還してみせます!』なんて大見得切ったあなたがその場にいなかったらマスコミにそこを突っ込まれるじゃないの。それに香澄さんが不安になるわよ。どうしてオサムくんが帰って来ないのかって。そのことを考えたことないでしょ?」

 

「それは…」

 

反論できない修にツグミは畳みかける。

 

「この遠征はあなたの言ったように62人が勢揃いしてこそ意味があるわけで、あなたがひとりだけであっても欠けたらこの遠征は成功と言えないのよ。それに本隊が帰ってしまった後、どうやって生きていくつもりなの? 食料や寝床の確保は? 」

 

「それならおれが一緒に残るよ」

 

遊真がこともなげに言う。

 

「ユーマくんまで何をバカなことを言ってるのよ! ひとりだけでも問題なのにふたりも欠けたらボーダーはマスコミから袋叩きにされるわ。それにあなたちが残ると言えば今度はチカちゃんがわたしも残るなんて言い出しそう。だいたいレプリカを奪還できたとしてどうやって三門市に帰るつもりなの?」

 

「あ…。でもそれは何とかなると思う。ちょっと時間はかかるかもだけど」

 

「それってあなたが三門市にやって来た時のことがあるからそう言えるのね。でもあなたもボーダーの隊員。そうやって勝手が許される立場じゃないのよ。とにかく今は諦めること。レプリカが無事だということと居場所がわかっただけでも十分だと思いなさい。レプリカの居場所はボーダーで例えたら本部基地の研究室(ラボ)になる。オサムくん、ユーマくん、想像してみなさい。あなたたちが民間人だったとして、どうやったら本部基地の警備レベルの高い研究室(ラボ)に侵入できるのかを。厳しいセキュリティで部外者が敷地内に入り込むことすら難しいんだから無理だとわかるでしょ? わたしが幼年学校に潜入するのだって大変だったのよ」

 

「……」

 

「オサムくんは自分のせいでこうなったんだから自分で解決しなきゃいけないって思っているけど、これはあなたの手に余る問題なの。そもそもあなたは居残り組だという条件で遠征に参加しているんだから、あなたは敵の本拠地に潜入するどころか遠征艇(ここ)から離れることもできないのよ。約束を守らないのであればあなたはボーダーを除隊させられるわね。城戸司令は規則(ルール)に厳しい人だもの」

 

「……」

 

「それにあなたがボーダーを除隊させられたらチカちゃんはどうなるかしら? お兄さんや友人を探したいという気持ちは強いから、オサムくんがいなくても他の部隊(チーム)に移籍して次の遠征にも参加するでしょうね。彼女は成長したわ。もうひとりでも大丈夫かもね。今の彼女はオサムくんに守られるだけの弱い少女ではない。他人とも上手く付き合えるようになったみたいだし、自分の意見を堂々と言うようにもなったそうじゃないの。それに比べて自分の言い出した約束のひとつも満足に守れないような人間に何ができるというのかしら?」

 

「……」

 

「じゃあ、仮に忍田本部長から許可が出てアフトに残ってレプリカを助けることができることになったとしましょう。それであなたはそれからどうするの? 家となる遠征艇はないから野宿をすることになるだろうけど、この時期の野宿は辛いわよ。そろそろ雪が降る季節らしいし、食料は自分で用意をしなきゃならないけど、街の中に入ることができなきゃ手には入らない。城郭都市内に入るには厳しい検問を受けることになるけど、内部にボーダーの協力者がいるから大丈夫だなんて考えないでよ。C級隊員を全員ごっそり奪い返されたハイレインが内通者探しをするのは火を見るよりも明らかで、あなたが南門付近で妙な動きを見せれば南エリアを管轄しているエリン家に疑いがかかる。協力者を危険な目に晒すことは絶対にできないわ。それに当主のディルクさんは(マザー)トリガーの件で微妙な立場にある。今のところはディルクさんがボーダーに手を貸していることはバレていないけど、彼に危険が迫った時のことも考えて本隊が帰還した後も別動隊はここに残って動向を見守ることになっている。あなたが勝手な動きをしてわたしたちの計画の邪魔をするようなことになれば、別動隊はあなたを助けるどころか敵とみなすわよ。それにディルクさんが危険だとわかったらヒュースが黙っていない。一時的にあなたの仲間になったけどそれはすべてディルクさんとエリン家のため。彼にとってどちらが大切かなんて天秤にかけるまでもないんだから」

 

「……」

 

近界民(ネイバー)との戦いに慣れているユーマくんが一緒に残って協力してくれるとしても、警戒が厳しい敵の本拠地の奥の奥にある研究室(ラボ)に忍び込んでレプリカを奪い返すなんて容易にできるものじゃない。いろいろな人の協力があってこそできるミッションなのよ。なによりもあなたがここまで来ることができたのは大勢の人間の協力があってこそで、あなたひとりだけじゃ遠征部隊に入ることもできなかったっていう現実を忘れてしまったの?」

 

「……」

 

「たしかにレプリカが手の届きそうな場所にいるとわかれば何とかして…って考えるのは無理もない。オサムくんの気持ちがわからないでもないけど、目的のためなら手段を選ばず、他人を犠牲にしてでも自分さえよければいいというハイレインと同じレベルの畜生に成り下がるって覚悟なら好きにすればいい。でもそうなったらわたしはあなたを敵とみなして駆逐する。殺しはしないけど、殺す覚悟で戦うわよ。それだけは覚えておきなさい」

 

遊真にはツグミが嘘をついているのではなく本気で言っていることがすぐにわかって、修の腕を掴んで言った。

 

「きりしな先輩の言葉に嘘はない。レプリカのことは残念だけど、おれは次のチャンスに賭けるよ。アフトの連中はレプリカを修理できないけど壊すようなこともしないみたいだから、一度三門市に帰った後に奪還作戦を考えてそれからでも遅くはないと思う」

 

「空閑…」

 

修が急ぐのは遊真に残された時間の問題が原因である。

このチャンスを逃せば次にアフトクラトルに来ることができるのはずっと先になるだろう。

さらわれたC級隊員の救出が成功すれば、次は第一次近界民(ネイバー)侵攻で行方不明になっている民間人の救出作戦を進めることになる。

アフトクラトルが第一次近界民(ネイバー)侵攻に無関係だということは判明しているので、ボーダーにとってこの国は遠征先になることはもうないのだ。

ボーダー隊員でなければ近界(ネイバーフッド)へ行くことはできず、命令に違反すれば除隊させられる。

修はけっして馬鹿ではないが、時間がないという現実が冷静な判断を下す障害となり、仲間思いの優しい気持ちが自分の首を絞めることになるのだ。

もちろんツグミがそういった修の気持ちわからないというのではなく、レプリカの奪還作戦も考えてはいる。

しかしまだ成功率の低い作戦を披露して期待を持たせてしまっては失敗した時の落胆は大きい。

だからまだ何も話さないでいて、別動隊が三門市に帰る時にはレプリカと一緒に…とツグミは考えているのである。

 

(成功率は五分五分…。せめて成功率を8割以上にしなきゃね。レプリカはボーダーにとって大事な仲間なんだからC級の子たちと同じく絶対に助けなきゃならない。だからこそC級救出作戦と同じくらい慎重に行動しなきゃダメなのよ。何も知らないオサムくんたちに邪魔はされたくない。悪いけどここは我慢してもらうわ)

 

うなだれる修にツグミは言い放った。

 

「やりたいと思うことがあるなら力を手に入れなさい。その力ってのは単にトリガーを使って戦う戦闘力を身に付けるということだけじゃないわよ。あなたはボーダーに入隊して1年以上経つけど、その間に得たのは()()()()()()()()()()()()小手先の技術だけ。後は少々の人脈くらいかな。一方、わたしは9年以上の時間をかけて戦う力を磨くだけでなく、上層部のメンバーからの信頼も得た。だから城戸司令だってわたしのやりたいことをやらせてくれるわけで、こういった力は一朝一夕に得られるものじゃない。努力と結果と信頼の積み重ねによるもので、そのおかげでこうして一般の隊員とは違う特殊な任務も任されるようになったのよ」

 

続いて遊真にも言う。

 

「ユーマくんだってトリガー使いとしての実力には上層部も一目置いているけれど、無条件に信頼してすべてを任せるということまではできない。まだあなたの人間性を掴めてはいないからね。それに有吾さんの息子という下駄を履かせている分を差し引いてしまったら、あなたは()()()戦闘経験の豊富な近界民(ネイバー)でしかない」

 

「……」

 

「『夢は諦めなければ必ず叶う』とか『諦めなければ道は開ける』なんて言葉があるけど、諦めないという気持ちだけじゃ何も意味はない。叶えようと努力をすることに意味があるのよ。あなたたちの『夢』は遠征に参加することじゃなくて、()()()チカちゃんのお兄さんと友人を探すことにあるんでしょ? だったらこのC級隊員救出という目的の遠征を無事に成功させる努力をして結果を出すことで周囲の人間、特に上層部のメンバーから信頼されるようにならなきゃ。それなのにここでその夢を諦めなければならない状況を自分で作るなんて愚かとしか言いようがないわね。目先のことにとらわれずに長期的な観点でものを考えることが重要。ユーマくんの身体のことが心配で焦る気持ちはわからないでもないけど、せっかくここまで築いてきたものをすべて台無しにしてしまったら、また最初からやり直さなきゃならない。ううん、ゼロからならまだしもマイナスからの出発になるかもしれないのよ。オサムくんが除隊になったとしたら再入隊は不可能。ボーダーにとってオサムくんの価値はほとんどないに等しい。だって価値があると認めるだけの結果をまだ出せていないんだから」

 

「……」

 

「悔しいと思うのならこの遠征を成功させる一助となりなさい。そういった結果を積み重ねていくことで次の遠征参加に繋げるのよ。C級隊員を全員帰還させることができれば市民の期待は高まり、次の遠征計画が予定よりも早く行われることになるかもしれない。そしてそれを成功させて、また次の遠征…というようにボーダー自体も結果を出して市民の信頼を得て存続していかなければならない組織なの。だから全員が同じ方向を見て協調路線を歩まなければボーダーの屋台骨を揺るがすようなことになる。わたしはあなたたちのエゴでボーダーを、ここまで築いた市民の信頼という実績を壊すようなことは絶対にさせないから」

 

「……」

 

「まあ、明日のC級救出作戦の決行まで時間がある。それまで強引にレプリカの奪還をしようとして無茶をするのが正しいのか否かを考えてみるといいわ。大規模侵攻でC級が狙われたのはオサムくんの軽率な行為が原因であることは紛れもない事実。自分がそうするべきだと思ってるからという考え方で行動することを否定はしないけど、行動をする前に自分にそれだけの力があるかどうか振り返ってみて、行動の結果がどんな影響を与えるのかを考えてみれば同じ過ちを繰り返すことはなくなるはずよ」

 

大規模侵攻においてC級隊員が大勢さらわれたのはC級隊員には緊急脱出(ベイルアウト)システムが装備されていないことが修の行動でバレてしまったからである。

もちろん彼の行動がなければ第三中学校の生徒に犠牲が出ていた可能性が高く、彼の行動は隊務規定違反ではあるが立派な人助けとなった。

しかしここで問題になるのは彼の考え方と実際の彼の行動、そしてそれによって生じた結果に対して反省をしていないことである。

記者会見で記者から隊務規定違反を責められた時に「言い訳」をしていた。

訓練生ではなく正隊員であれば問題はなかったと言われたが、まさにそのとおりなのである。

入隊して半年も自分を磨くわけではなく、ただ入隊しただけで何もしていなかった修に非があるのは明らかだ。

玉狛支部の先輩たちと関わりを持ったことで彼はやっとボーダー隊員としての誰でも当たり前にように行う「訓練」を始めたが、たった数ヶ月で遠征に参加できるまでになった。

ならば入隊してからの半年間に指導してくれる先輩隊員を探して師事し、真面目に訓練をしていれば()()()正隊員になれたはずである。

自分が弱い人間であると認識していたのであれば強くなろうと努力するべきで、努力を怠った結果に対し「運命の分かれ目はこちらの都合とは関係なくやってきます。準備が整うまで待っていたらぼくは一生何もできません。ぼくはヒーローじゃない。誰もが納得するような結果は出せない。ただその時やるべきことを後悔しないようにやるだけです」などと演説(言い訳)をしていた。

たしかに修はヒーローではないし、本人もヒーローになりたいなどとは思ってはいないはずだ。

彼の望みは「千佳を守る」ことだけで、それが彼の「自分がそうするべきだと思ってる」ことである。

だから第三中学校にモールモッドが現れた時に後先考えずに行動して、それが正しい行為であるからと反省をしていない。

そもそもその前日に三バカたちに警戒区域内へ連れ込まれた時にバムスターが出現した事件で、この時点ではトリガーを使ってひとりで倒そうとして失敗している。

ここは倒そうとはせずに三バカたちを逃がすために囮となって正隊員の到着まで時間稼ぎをするのが最適解であったと思われる。

弱いくせに訓練をせずにいるからいざという時に役に立たず、他人からルール違反を指摘されたら言い訳をし、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしようという努力を怠り、再び規定(ルール)違反をしようとしている修。

玉狛支部で優秀な先輩たちに囲まれるようになってからはこの問題を解決したように見えたが、根本的な部分が改善されていなかった。

修の行動原理である「自分がそうするべきだと思ったことから逃げてはいけない」という考えによって行動したその先にある「自分の行動によってどんな結果が生じるか」を想像することができない浅慮はまったく変わっていないのだ。

レプリカ奪還は彼にとって「自分がそうするべきだと思ったこと」なのは理解できるが、そのために勝手な行動をしても許されるという勘違いをしているだけでなく、自分の行動によってボーダーという組織とそれに属する人間にどんな影響を与えるのかを想像することができない。

いや、できないのではなく想像するという意思がないのだ。

それに修がレプリカの一件を自分のせいだと責め、自分で解決しなければいけないと焦れば焦るほど当事者である遊真に罪悪感を抱かせてしまうことにも気付かないという鈍感さも想像力の欠如だ。

レプリカがアフトクラトルへ連れ去られる原因となったのは遊真がレプリカに対して修を守るよう命じたことであり、また修が急ぐのは遊真に残された命が短いと知っているからである。

自分のせいで修が無茶をするとなれば遊真は修以上に心を痛めているはずで、そのことに気付かない修の配慮のなさは罪であると言っても過言ではないだろう。

ツグミが言いたいのは修に対して何もするなと言うのではなく、何かをしたいなら周囲に心配や迷惑をかけない、そして誰にもその行為を認めさせるだけの「力」を身に付けて、その先にある結果を考えてから行動しろということである。

今までは修のためを思って忠告してきたツグミだが、これは彼女がC級隊員救出やディルクの命を守るための行動を邪魔されたくはないというもので、忠告というよりは「警告」と言ってもいい。

彼女にとって守るべき存在「ボーダー」に属する修であってもこれ以上規則(ルール)違反を犯すようなら容赦はしない。

その気持ちを込めてツグミは修に言った。

 

「これがあなたと話す最後になるかもしれないから言っておくわね。さよなら」

 

この「さよなら」という言葉には深い意味がある。

彼女には過去の辛い出来事から見送るとか見送られるといった「別れの儀式」に抵抗があり、「さようなら」ではなくても「お元気で」といった別れを意識させる言葉が好きではない。

言霊を信じているわけではないが、日常生活の中で普通に使うなら抵抗はないのだが改まって別れの言葉を交わすとそんなことを言うから会えなくなってしまうのだと考えてしまう。

そんな彼女が修に向けて「さよなら」と言うのだから、これで最後になるかもしれないと本気で考えており、そうなってもかまわないと思っているということである。

ただしこれは好き好んで決別しようというのではなく、修が()()()()()()となった時には容赦しないということで、修がバカなことをしなければ「さよなら」ではなくなるのだ。

そんな願いが込められた別れの挨拶であり、祈りの言葉でもある。

しかし残念なことに修にはそんな彼女の気持ちはわからず、レプリカ奪還のことしか頭にはなかったのだった。

 

 

◆◆◆

 

 

救出される側のC級隊員たちにとってこれまでの人生の中で一番待ち遠しい「明日」がやって来ようとしていた。

幼年学校組は有田から、攻撃手(アタッカー)組は里中からボーダーの遠征部隊が現地に到着していて明日救出作戦が行われるということを夕食後に聞かされて大興奮だ。

しかしここで敵にバレてしまったらすべてが水の泡となるので、声には出さずにお互いに肩を抱き合って喜びを全身で表した。

そして各人がツグミに言われたことを頭に叩き込んで準備をし、胸の高鳴りを抑えながらアフトクラトル最後の夜を過ごしたのだった。

 

 

 

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