ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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489話

 

 

午後2時、記者会見が始まった。

アフトクラトル遠征とC級隊員救出報告会の時以上にマスコミの取材申し込みが増えるのは想定内だったが、外国メディアの日本にある支局からの取材希望が大幅に増えたということで、記者席は前回の倍の200席にしたのだがそれすらも満席になっている。

第一次近界民(ネイバー)侵攻のニュースは当時全世界に報道されたが、三門市でそのような大災害があったことを覚えているのは日本人だけで、多くの人間はすっかり忘れてしまっていた。

ところが昨年のアフトクラトル遠征で近界民(ネイバー)近界(ネイバーフッド)の存在が改めてクローズアップされたことで、海外でもボーダーという組織に興味を持つ者が徐々に増えていった。

そして今回の拉致被害者市民が一度に64人も救出されたというニュースは全世界を震撼させることだろう。

これまで異世界とそこに住む人間がいることは報告されていたが、近界(ネイバーフッド)においてこちら側の世界の人間がどのような6年間を過ごしてきたのかを「生の声」で知ることができるチャンスである。

しかしこうして情報公開することはある種の危険を孕んでいる。

以前からトリオンとトリガーに関する技術を奪おうとして複数の国のスパイが三門市に入り込んでいて、隊員や職員に危害を加える事件が起きていた。

昨年3月に起きた拉致事件の被害者がツグミであり、その際には「こちらボーダー広報室」で偽の情報を流したのだが、裏では加害国に対してキツく釘を刺しておいた。

こうした「裏の世界」の情報は広まるのが案外早いもので、それ以降はボーダーに対してスパイ行為をする国は現れなかった。

ところが近界(ネイバーフッド)で6年間もトリガー使いとして生きてきた27人の民間人が三門市内にいるとなれば、再び各国のスパイが活動を始める可能性が生まれるのだ。

トリオンとトリガーの知識や技術は正しいことに使われる分には問題はないが、軍事関係に利用されることだけは絶対にあってはならない。

そこでこの記者会見で更なる警告をすることにしている。

 

 

「ただいまから第一次近界民(ネイバー)侵攻における拉致被害者市民の帰国報告会を始めます!」

 

司会の根付が開始を告げる。

 

「まず初めに今回の計画の実動部隊とも言える総合外交政策局の責任者である霧科局長から概要についてお話いただきます」

 

ツグミは幹部席のマイクを握ると観客席に向かって第一声を放った。

 

「着席したままで失礼させていただきます。わたしが総合外交政策局長の霧科ツグミです」

 

彼女が総合外交政策局長という肩書きを持っていることは周知されているがまだ知らない者も多く、彼女が大勢の観衆の視線を浴びながらも堂々とマイクを持つ姿に観客席からどよめきが上がった。

しかしそんなことは無視してツグミは話を続ける。

 

「今から約6年前に発生した第一次近界民(ネイバー)侵攻で三門市は2日間にわたって近界民(ネイバー)による攻撃を受けました。こちら側の世界の有する武器や兵器ではまったく効果がなく、ボーダーの持つ武器(トリガー)だけが近界民(ネイバー)に対して有効な攻撃手段でした。わたしたちはその時の最善を尽くしたのですが力及ばず、関連死を含めた死者が1267人、行方不明者414人という大きな被害が生じてしまいました」

 

ここでツグミは犠牲者に黙祷をし、さらに説明をした。

 

「ボーダーでは近界(ネイバーフッド)という異世界に住む近界民(ネイバー)の存在は知っていましたが、どうすれば近界(ネイバーフッド)へ行くことができるのかを模索し、昨年の5月に有人機による近界(ネイバーフッド)往還に成功したことで、どこかで生きているはずの拉致被害者を探しに行く手段を得ました。しかし近界(ネイバーフッド)というのはわたしたちの知っている宇宙空間のように果てしなく広がっていて、そのどこに同胞がいるのかを探すとなると広大な砂漠の中でひと粒の砂金を探すようなものです。しかしボーダーに対して友好的な近界民(ネイバー)の協力を得て、第一次近界民(ネイバー)侵攻の加害国は『エクトス』という国であることを知りました」

 

「エクトス」という具体的な国名を出すことで、「敵・悪」としての近界民(ネイバー)と「味方・善」である近界民(ネイバー)がいることを印象付け、「悪いのはすべてエクトスの近界民(ネイバー)である」と聴衆に訴えることですべての人間の憎しみの矛先をエクトスという国ひとつに向けることができる。

現にツグミの話をじっと聞いていた観客たちは「エクトス」という未知の国とその国に住む近界民(ネイバー)に怒りを一心に向けている状態だ。

 

「昨年の9月にヒエムスという国から脱出して帰国した男性がいたことはボーダーの広報番組でお知らせしたのでご存知の方も大勢いらっしゃることでしょう。彼の証言で彼が()()()()()()()がレプトであることはわかったのですが、売主の国の正体はわかりませんでした。ですがエクトスという国が『隊商国家』としてさまざまな国と商売をしていることがわかり、トリガー使いや労働力などを必要としている国に三門市で拉致した市民を売却しているとすれば辻褄が合います。そこでまずヒエムスという国に大勢の三門市民がいるらしいという情報を入手したため、まずはヒエムスへ赴いて交渉をすることに決めたのです。そして第1回目の交渉で訪問をした際に篠山さんと田崎さんというふたりの拉致被害者市民が自力でボーダーの艇までやって来て助けを求めたため、まずこのふたりだけを連れて帰還しました。そして今月11日に第2回目の訪問をし、ヒエムスに残っている三門市民64人を全員帰国させることに成功しました。それがここにいらっしゃる方々です」

 

ツグミはそう言ってパーティションの向こう側にいる64人の方を見た。

 

「彼らの希望で顔出しはNGとなっておりますのでこのようにすりガラスのパーティションでマスコミ関係者及び観客のみなさんからは顔が見えないようになっています。なにしろ彼らはこれから普通の暮らしに戻るわけですが、心無い人から誹謗中傷を受ける可能性があり、また近界(ネイバーフッド)で6年間も暮らしていたのですから、マスコミ関係者のみなさんからすれば独占インタビューをしたいと思われることでしょう。ですから帰国者の方々のプライバシーを守るために。またいくら近界(ネイバーフッド)で長く暮らしていたといっても彼らがトリオンやトリガーの知識や技術を持っているわけではありません。それなのに勘違いをして彼らを誘拐しようとする不埒な人間がいたとしたら…。そうなるとプライバシーどころか彼らの命さえ危ぶまれます。ボーダー(わたしたち)は彼らの生命を守る義務がありますのこのような手段を取ったのです。事情を察してご容赦くださいませ」

 

このあとツグミはヒエムス国王との交渉とどのような取引をしたのかを説明した。

その際にヒエムス政府はエクトスから三門市民を購入する時点で「玄界(ミデン)で拉致された子供や青年たち」であることを認識していたこと。

しかしそれは国内の労働力を得るためであり、他に手段がなかったために非人道的であることを承知しながらも人身売買に手を染めたこと。

現在では後悔しており、二度とこのような過ちは繰り返さないと約束をし、今後ヒエムスは玄界(ミデン)に対して国交を開きたいという希望を申し出て、ボーダーも敵意のない近界民(ネイバー)であれば拒まないことを伝えたと話した。

 

「ボーダーでは日本政府から近界(ネイバーフッド)の国々との外交について一任されております。もちろんすべてボーダーで勝手に進めてしまうことはありません。しかしいずれ友好的な近界民(ネイバー)とは文化・技術などの相互交流を目的として正式に国交を開いてお互いに行き来したいと考えておりますので、キオン、メノエイデス、ヒエムスとボーダー(わたしたち)に協力してくれる国があれば『相互尊重、相互不可侵、相互内政不干渉』を基本とした友好条約を結び、さらには国連のような組織を結成して他の近界(ネイバーフッド)の国々に対して圧力をかけたいと考えております。キオンは近界(ネイバーフッド)内でも軍事大国として名を馳せていますので、彼らが味方についてくれているというだけで他の国はボーダーに対して無闇に攻撃を仕掛けてくることはありません。わたしたちが近界(ネイバーフッド)へ赴くことが比較的簡単にできるようになったのもキオンの元首であるテスタ・スカルキ総統閣下が支援してくれていることが近界(ネイバーフッド)に広まっているからです。ヒエムス政府とすぐに交渉を開始することができたのも、キオンという大国の力があってのこと。ボーダー(わたしたち)はすべての近界民(ネイバー)を敵だと考えてはいません。近界民(ネイバー)の中には好戦的で悪意のある人間もいるでしょうが、こちら側の世界にもそんな人物が大勢いるのは否定できない事実。ならば『近界民(ネイバー)だから…』という考え方を捨てて、手を携えて共に同じ目的に向かおうという仲間を増やすことはお互いにとって有益なことだと考えます」

 

800人以上の観衆を前に怯むことなく堂々と自分の言葉で「()()()()()意思」を語るツグミ。

並の人間なら舞台に立つだけでも緊張して声が震え、聴衆に対して伝えたいことの半分も伝えることはできないだろう。

しかし彼女の「相手に自分の気持ちを()()()伝える技術」は聞く耳を持つ者にその言葉が真実であり、それに賛同することが正義であるかのように思わせる力がある。

ここで聴衆に興味を持ってもらえないと「共感」を得られず、「声は聞こえているけど、話を聞いていない」状態になってしまう。

聴衆は話を聞いているつもりでいても内容が表面的にしか伝わらず、聞き終わった後に何も残っていない、つまり「心を動かされない」ままになってしまうのだ。

だからひとつひとつの言葉に()を与え、聴衆の耳だけではなく心に届くよう伝えることを心掛ける。

もっともボーダーのスポンサー企業の多くは彼女の言葉など聞くまでもなく近界民(ネイバー)の技術に注目していて、ボーダーへ注ぎ込んだ支援金の何倍もの利益を得られると考えている。

そうでなければ単なる慈善で億単位の大金をポンと出してくれるはずがないのだ。

 

「なおこの場をお借りしましてボーダーの活動に賛同して多額の支援をしてくださっている企業のみなさまに感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。わたしは第一次近界民(ネイバー)侵攻でも戦った旧ボーダーと呼ばれる時代からの隊員で、あの頃のボーダーは認知されていなかったために活動も限定されていました。十分な装備もなく、十数名の隊員しかいない状態では第一次近界民(ネイバー)侵攻において敵を撤退させるのが精一杯でした。あの時に今の規模の装備があって隊員がいてくれたら…などと考えてしまうこともあります。ですが現在のボーダーなら第一次近界民(ネイバー)侵攻と比べて数倍の規模のアフトクラトルによる大侵攻を最小限の犠牲に留めることができました。すべてはスポンサーのみなさまのおかげです。この感謝の気持ちは言葉だけでなく形のあるものとしてお返ししたいと考えております」

 

そう言ってツグミは立ち上がると特別に用意されているスポンサー席に腰掛けている企業の代表者たちに向かって深々と頭を下げた。

以前の一隊員また外務・営業部長補佐の彼女の言葉ではなく「総合外交政策局長」という肩書きを持つ幹部の言葉であるから彼らも言葉の重みを十分に感じていて、彼女の言葉に嘘偽りがないのであれば支援した金額の数倍の「見返り」があるという確信を得た。

そのせいなのかスポンサー席からパチパチと拍手をする音が聞こえ、それがきっかけとなってスポンサー席だけではなく一般市民席からも拍手が生まれ、会場全体に響く拍手となっていった。

それはツグミの「覚悟」に対する賛同の意味が込められたもので、この場にいる大多数の人間は彼女の視線の先にある未来絵図に期待をしているのだ。

 

「ここでわたしの総合外交政策局長としてヒエムスで行った交渉についての話はおしまいです。あとで質疑応答の時間を用意してありますので、マスコミ関係者のみなさんはもちろん、市民のみなさんからの質問もお受けいたします。ここにいらっしゃるみなさんはわたしの話よりも帰国した64人の()()の生の言葉を聞きたがっていることでしょうから」

 

そう言ってツグミはアイコンタクトで根付に合図をした。

 

 

「えー、それでは帰国した方々の代表から近界(ネイバーフッド)での経験について話してもらいます」

 

根付はパーティションの後ろにいる帰国者代表にマイクを渡した。

その代表とは青木で、代表者を決める時に彼は自らすすんで経験を語ってくれると立候補してくれたのだった。

 

「僕は青木知之といいます。さらわれた時は中学3年、14歳でした」

 

青木は自分がトリオン兵に捕らえられた時からのことをわかりやすい言葉で語り出した。

内容は以前に帰国した鳩原智史や篠山郁太郎の経験とほぼ同じものだが、それは誰もが近界(ネイバーフッド)では同様の扱いを受けているという証拠でもある。

トリガー使いとなるための厳しい訓練に耐えたことや、ヒエムスに売り払われた時には周囲に同胞がおらず近界民(ネイバー)だらけの中、孤独に苛まれたことなど淡々と話した。

ここでは感情を込めるよりも事実を伝えることのみに専念すべきだというツグミの助言によるものだ。

しかし後半は違っていた。

奴隷のような扱いを受けるのだろうと覚悟していたのだが、同僚となるヒエムスの兵士たちは非常にフレンドリーであり、食料が乏しい国であっても腹を空かせて辛い思いをすることはなかった。

そして戦争に駆り出されてもトリオン体で戦うために命の危機を感じることはなかったため、いつの日にか三門市に帰ることができるという希望を捨てることはなかったという内容は心を込めて、少々芝居がかった表現で伝えることにより聴衆の涙を誘うことになった。

もちろんそれもツグミの指示で、彼は真実を伝えているだけで言葉に嘘は欠片もない。

ただ抑揚、強調、間を取り入れながら話し方に変化をつけることによって話し方の表現力が飛躍的に高まり、聞き手の印象に残りやすく同調を得られやすくなる。

これを緩急(チェンジオブベース)といい、ツグミが良く使うコミュニケーションの手段である。

それを青木に()()し、前日の夜に何度も練習をしたのだった。

 

「僕は人生の中で14歳からの6年間…学生として友人と共に学び、遊び、語り合う貴重な時間を理不尽な暴力によって奪われてしまいました。おまけに大事な家族である祖父の死に目にも立ち会えず、それがとても辛くて悲しいです。ですが近界(ネイバーフッド)での経験、近界民(ネイバー)たちとの交流、そして異文化に触れたことをこれからの人生に役立てたい。これから僕は失われた6年間を取り戻します。そして近界(ネイバーフッド)で過ごした6年間を無意味なものにはしたくありませんので、今後の拉致被害者市民の救出計画にも協力をしたいと考えています。僕と同じような目に遭っている人たちを一日も早く連れ戻してあげたいです」

 

青木がそうハッキリと言い切ると、帰国者席から拍手が起きた。

それは自分たちも同意見であるという証で、それを聞いた観客席からもその数十倍もの拍手が湧き上がり、体育館の中は拍手の嵐となって拍手が止むまでの数分間進行が途絶えてしまうほどであった。

過酷な経験をした青年が無事に帰国し、新しい人生を前向きに生きようとしている気持ちが観客の心に届いたのだ。

マスコミ関係者ですら仕事をしばし忘れ、惜しみない拍手を贈った。

 

 

続いて女性の代表として水戸涼花がマイクを受け取った。

 

「わたしは水戸涼花といいます。さらわれた時は16歳でした。第一次近界民(ネイバー)侵攻では両親と妹の4人で逃げている時にトリオン兵に襲われ、両親はわたしと妹を守ろうとして命を落とし、混乱の中わたしは妹とも離れ離れになってしまいそこでトリオン兵に捕まってしまいました」

 

涼花はエクトスでトリガー使いとしての訓練を受けたものの使い物にならないと判断され、花嫁としての女性を求めているヒエムスに売られたことを話すと観客席がざわめいた。

それは彼女が意に沿わぬ結婚を強いられ、労働力としてだけでなく子供を産む「道具」としての酷い扱いを受けたのだろうと想像した女性たちの怒りや哀しみによるものである。

中には涙を浮かべている女性もいる。

たぶん自分の娘と同じくらいの歳の彼女のことを思うと耐えられなくなったのだろう。

しかし涼花の話は続いた。

 

「わたしを買った男性はカルーロという名前で、素朴で優しい人です。裕福ではありませんが年収の約半分という価格のわたしを買ったのですから、わたしは彼からどのような酷い扱いを受けても我慢するしかないと考えていました。ですが彼はわたしのことをとても大事に扱ってくれました。わたしの意思を優先し、花嫁として買ったというのにまるでお姫さまに従う家臣のようで、わたしはそんな彼を信頼し心を開いていったのです。正式な夫婦になったのは半年後で、それもわたしが彼と結婚をしたいと思うようになったからです。…ただその時のわたしは他に頼れる人がおらず、彼だけがわたしの味方であったという環境に影響されたことは否定できません。ですが後悔はしていません。出会いこそ最悪なものでしたが、わたしは彼と結婚できたことを心から喜んでいます。4歳になる娘もいて、ヒエムスではいろいろ不自由なことはありましたがとても幸せに暮らしていました」

 

その言葉を聞いて涙を流していた観客の涙は乾いて安堵の笑みが浮かんでいる。

 

「そんなささやかな日々がずっと続くものだと信じていたある日、ボーダーという組織の方が現れて三門市に帰ることができると言ってくれたんです。ですがわたしが帰国するとなれば近界民(ネイバー)である夫と娘とは別れなければならないということ。嬉しいと同時に身を引き裂かれるような辛さに苛まれました。現状では多くの三門市民には近界民(ネイバー)を受け入れるだけの心の余裕がなく、夫と娘と一緒にこの街で暮らすことになっても不自由だというだけでなく危害を加えられる可能性がないとは言い切れないと言われました。そこでわたしは家族をヒエムスに残して一時帰国をしました。それは近界民(ネイバー)の家族と一緒に暮らせる環境を作ってほしいとボーダーや三門市に訴えるためです。わたしの夫は戦争などに関わらない真面目な鍛冶屋で、三門市やそこに住む市民に敵意などありません。わたしたちと同じ平凡で普通の幸せを望む人間です。市民のみなさん、どうかわたしと家族を一緒にこの街に受け入れてください! 一日でも早く家族でささやかな暮らしを送ることができるよう、ご協力をお願いします!」

 

涼花は切なる願いを込めて訴えた。

彼女の気持ちは十分に観客に伝わっているようで、その証拠に青木の時以上に大きな拍手の嵐が湧き上がったのだった。

ここまでの流れで「悪いのはエクトス」「ヒエムスの人間は三門市民に対して非常に好意的に接してくれた」と何度も繰り返してきて、ある意味「洗脳」した状態になっている。

だから「ヒエムスの人間なら受け入れてもいいのではないか」という気持ちに傾き始めていた。

これで三門市は近いうちに市民に対して「近界民(ネイバー)受け入れの可否」を問う住民投票を行うことになるだろう。

 

 

 

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