ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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515話

 

 

ツグミたち総合外交政策局員が三門市に帰還したのは8月24日で、その4日前に遠征部隊の本隊は帰還しておりレプトにいた拉致被害者の男性26人は健康診断を済ませただけでなく家族との面会も終えていた。

彼らは三門スマートシティに用意された単身者用の集合住宅に部屋を与えられ、そこで記者会見が終わるまではひっそりと息を潜めるようにして生活してもらっている。

そして記者会見の会場準備とマスコミへの告知も済ませており、25日の午後から行われることに決まった。

第一次近界民(ネイバー)侵攻の際にエクトスに拉致された約400人の三門市民のうちヒエムスとレプトの2ヶ国で100人強の被害者の帰国の実現と帰国の目処が付いたことでボーダーの人気はうなぎ上りだ。

そうなると行政は積極的にボーダーを支援するようになり、スポンサー企業も支援額を増やしてくれるようになった。

スポンサー企業はボーダーを支援していることをPRし、ボーダーが「結果」を出していることで会社の株価が上がるという良いサイクルが生まれていて、さらに「三門スマートシティ・プロジェクト」に関心を寄せる団体も増えてきた。

単なるスマートシティ構想ではなく近界民(ネイバー)との共存を目的としているため、政府が三門市をトリオンやトリガー研究を中心とした研究学園都市にしようという計画も上がっているらしい。

そのために三門市だけでなく蓮乃部市や四塚市、五島市など周辺の市町村にも影響は出ており、日本国内だけでなく世界からも注目を浴びるようになっている。

そういった中で行われるのだから、これまで以上に重要な記者会見となるであろう。

そしてもうひとつ重要な点は近界民(ネイバー)42人を技能実習生として受け入れ、玄界(ミデン)の知識や技術を学ばせようという計画が実行されるということだ。

これまで三門市民の女性と結婚したヒエムスの男性がスマートシティの建設現場で働いているがそれは三門市で暮らしていくための就労であり、学んだことを近界(ネイバーフッド)へ持ち帰るという技能実習生の受け入れは今回が初めてである。

近界民(ネイバー)との友好的な交流を積極的に進めることで敵性近界民(ネイバー)の数を減らすだけでなく、玄界(ミデン)のものと違う発展を遂げた近界(ネイバーフッド)の文明を取り入れることが可能となる。

ボーダーは協力関係を結んで技術交流を行えばお互いにメリットとなることを両者に知らしめた。

どちらかが得をしてもう一方が損をするというのでは意味がないと考えるツグミは「win-win」となることを求めて試行錯誤する。

その努力が実り、今のところ彼女の理想とする形で進んでいた。

しかし拉致被害者市民の救出は数の上でまだ4分の1でしかなく、彼らが再び安心して暮らしていくことのできる環境を整備しなければならない。

行政や民間企業の協力があってこそなのだが、そろそろ「見返り」を要求してくる頃である。

それを()()()()公開するかが問題で、それについてはツグミに権限はないために城戸にお伺いをするしかないのだ。

 

 

◆◆◆

 

 

記者会見の前半は例のごとくツグミからの経過報告と、帰還者26人の代表者がレプトでの経験談を語り、15人の女性たちについてはひと月後に家族とともに帰還する予定であることを発表。

締めとして城戸が今後の計画及び協力者への感謝の気持ちを語るというものだった。

そして後半はレプトから技能実習生としてやって来た近界民(ネイバー)の代表としてボスマンが自分たちの()()を説明し、受け入れてくれたボーダーに対しての感謝の気持ちを伝え、そしてこれから世話になるであろう三門市民に対しての挨拶をした。

この技能実習生に関してはボーダー、それもツグミの判断で行ったものであるが、日本国政府及び三門市からは「近界民(ネイバー)に関する各種判断はボーダーに一任する」ということになっているために問題はない。

おまけにヒエムスからやって来た近界民(ネイバー)たちは問題を起こさないどころか三門市民に受け入れられており、近界民(ネイバー)が敵だとか危険な存在だという間違った意識は市民から消えている。

そのためレプトの元兵士たちも比較的好意的に受け止められているようだが、彼らが三門市でどのように暮らしていくかは未知数である。

ここで彼らが問題を起こせばその時点で近界民(ネイバー)と三門市民の友好的な関係は破綻してしまうだろう。

したがってしばらくはヒエムスから移住した近界民(ネイバー)たちと同様にスマートシティの建設現場内での生活で我慢してもらい、その経過によって市内を自由に行動できるよう配慮する予定であることを伝えた。

近界民(ネイバー)によって大きな被害を受けた三門市と三門市民だが、ボーダーの活動によって彼らの心にも平穏が訪れた。

そしてボーダーが守ってくれるという安心感があるからこそ転出せずにずっと三門市で暮らしている。

その「良い結果の積み重ね」が市民のボーダーに対する信頼を生み、一時は不可能だと思われていた近界民(ネイバー)との共存という「未来」へ進もうとしていた。

 

 

◆◆◆

 

 

記者会見の翌日、幹部会議が開かれた。

そこでツグミは修から提案されていた総合外交政策局と玉狛第2について議題を提出し、NOという理由はないためすぐに全会一致で認められることになった。

もっともこんな瑣末なことで時間をかけたくなという理由もあったのだろう。

この会議のメインとなるのは「行政やスポンサー企業にトリオンの情報や技術をどこまで公開するか」の討議である。

現在のところはボーダーが作成した「トリオン体に換装するだけのトリガー」をスマートシティ建設現場で働く作業員に提供し、作業効率のアップを図り、同時に作業員の安全を確保するという段階だ。

使用をスマートシティの建設現場内に限定することでトリガーの管理が行いやすく、紛失や盗難などを防ぐことができる。

実際に使用している作業員の感想では非常に好評で、トリオン体で作業を行うようになってからは事故が起きても負傷者は出ないということなので安心して仕事ができると言う。

そして当初の計画よりも倍近く作業が早く進み、工期が短縮すればそれだけ経費が安く済むというもの。

このスマートシティの建設は愛信建設が中心となって大手ゼネコンを含めた4社で行われているが、その4社ともボーダーの大口スポンサーであるから今のところ現状で納得してくれているが、いずれは三門市以外の建設現場でも使用したいと言ってくるだろう。

その場合のトリガーの管理についても検討しておかなければならない。

さらに医薬品や健康補助食品、家電メーカーなど他のスポンサーに対して何らかの()()をしなければスポンサー契約を解除されてしまうことになる。

これらの企業もトリオンの技術を自社製品に活かしたいと考えているからこその支援であり、ボーダー側としても正しく使用してくれるのであれば独占しようなどとは考えていない。

そこで各社の希望を聞いて可能な限り情報提供と技術協力を行い、場合によっては近界(ネイバーフッド)遠征の際に同行を許可しようというところまで話は進んだ。

この仕事は外務・営業担当の唐沢が行うのは当然なのだが、それは通常業務にプラスされるものとなるから彼の負担が増えるわけで、ツグミは自分にも手伝わせてほしいと挙手した。

ところが唐沢は「部外者が外務・営業の仕事に口出しするのは越権行為だ」と一蹴し、会議は次の議題に移っていったのだった。

 

 

 

 

3時間にわたる会議が終了し、それぞれが会議室から出て行くタイミングでツグミは唐沢を引き止めた。

 

「唐沢部長、少しお時間をください」

 

「うん、かまわないよ。それにおれもきみと話をしたいことがあったからね」

 

唐沢は快諾し、ふたりは談話室で話をすることにした。

この談話室は幹部専用であって以前は喫煙も自由であったのだが、ツグミが総合外交政策局長として就任するとすぐにスポンサーの一部から声が上がりすぐに喫煙ブースが設置されたといういきさつがある。

非常に性能の良い機械で、同様のタイプが会議室にも置かれている。

それだけスポンサーの中にツグミの健康を()()している人間がいるということで、もちろん同じ気持ちの人間はボーダー幹部の中にもいる。

父親代わりの忍田や城戸たちが彼女の心配をするのは当然なのだが、唐沢も彼女の仕事ぶりを見ているとそれが17歳の少女のものではないために心配すると同時に恐ろしいとも感じてしまうのだ。

 

 

唐沢は自販機で購入したアイスコーヒーの入った紙コップをソファに腰掛けているツグミに手渡し、自分はその向かい側にあるソファに座った。

そして言う。

 

「先にきみの話を聞こうか、ツグミくん」

 

「はい。お話というのはさっきの会議のことなんです。唐沢部長のお仕事をわたしがお手伝いしたいと言うと、それは越権行為だとあなたはおっしゃいました。以前には補佐としてご一緒していたのに今となってはもう携わる資格はない。わたしはその時に自分の立場というものを改めて胸に刻みました。組織というのはそういうもので、他の部署の手伝いなんてしている暇があれば自分のすべきことをしろという意味だと理解しました」

 

「それで? きみのことだからそれだけではないだろ?」

 

「はい。相手の態度や表情から何を考えているのかわかってしまう。それこそが交渉における最大の武器。さすがは唐沢部長ですね。…あれは文字どおり越権行為ですが、単にわたしにこれ以上仕事を増やすなと言いたかったのだと理解しました。厳しい言い方でしたけど、それはわたしへの気遣いや思いやりだったと確信しています」

 

「確信…か。そう言われるとこそばゆいな」

 

唐沢は照れながらそう答えるが、真剣な眼差しでツグミに言う。

 

「これはきみのことを心配する大人からの忠告だ。きみは今でも自分の許容量をオーバーした仕事をしているんだから、これ以上増やしてはいけない。2月に総合外交政策局長になってからのきみは特にオーバーワーク気味で、この半年できみは90日以上も近界(ネイバーフッド)へ行っているんだぞ。本来の17歳の少女なら高校へ行って勉強をしたり友人と遊んだりして自分の成長のために生きているはずだ。しかし三門市という特殊な土地柄、多くの若者はボーダーという組織で戦う道を選んでいるが、それでも学業とボーダー活動を上手く両立させている。いや、きみが両立させることができないほど劣っているというのではなく、ボーダー活動に比重を置きすぎていて学業を疎かにできないという完璧主義のきみだからこそ高校を退学してしまっただけだ。それなのにまだ仕事を増やすというのであれば、今度はきみの身体のことが心配になる。おれですらこんなに心配なんだ、忍田さんや城戸さんの心情は計り知れない」

 

「…はい、それは申し訳ないと思っています」

 

すると唐沢は手を伸ばしてツグミの頭を撫でた。

 

「きみは優しい子だよ。真面目で頑張り屋で、忍田さんが自慢したくなるのもわかる気がする。だけど優しくて真面目で頑張り屋だから無理をしてしまうんだ。これからきみの仕事はもっと増えて忙しくなる。次の遠征先を決めるにしてもきみたち総合外交政策局の仕事で、国が決まれば今度はその遠征に向けての準備に入ることになるんだ。そうなると休む暇もなくなるだろう。…正直言ってきみが同行してくれた方が仕事は捗るが、今の状況ではきみを連れて行けば相手方がきみをこき使うなとクレームを言い出すだろう。だから彼らとの交渉はおれに任せてくれ。もしどうしてもきみの力が必要になったらその時には頼むから手伝ってくれ」

 

「はい、わかりました。…ところで唐沢部長のお話って何ですか?」

 

「う、うん…それはちょっと言いにくいことなんだが…」

 

唐沢は困ったような顔をしながら続けた。

 

「きみの仕事を増やしたくないと言いながらこんなことを頼むのは矛盾しているが、きみにしかできないことなんだ、これは。…実は三門市立大学では来年度から近界民(ネイバー)近界(ネイバーフッド)及びトリオンを研究する機関を設立したいと考えているそうなんだ」

 

「それって大学院で東さんが参加しているトリオンの構造を研究していることの延長…みたいなものですか?」

 

「ああ。そこで大学側はきみにも参加してほしいと言ってきた。これは大学生や院生を対象としたものではなく、年齢・性別・学歴など無関係に幅広い層から人員を集めたいそうだ。そうなると何度も近界(ネイバーフッド)へ行っていて何人もの近界民(ネイバー)と交流のあるきみに白羽の矢が当たるのは無理もない。学長にはきみには総合外交政策局の仕事があるから忙しくて無理だと言ったんだが、まあ…大人の事情やら何やらで一度きみに会って話をするだけでもということになった。悪いが先方の都合で明後日の19時に夕食を兼ねて面会することになっている。スケジュールを開けておいてほしい」

 

「承知しました。それでこれはわたしの想像なんですけど、ボーダーだけで近界(ネイバーフッド)の情報や技術を独占していることによってそれを快く思わない連中が現れるのは必至。そこでまずは三門市という行政絡みの組織を作って少しずつ公開していく…という流れではないでしょうか?」

 

ツグミの推測は当たっていた。

 

「さすがはツグミくんだね、正解だよ。スポンサー企業に情報を提供するとしてもいきなり営利企業の彼らに渡すのではなく、行政という()と一緒に研究をしてその結果を公開するという形にした方が良いと判断したんだ。さっきの会議でこの話が出なかったのはきみが留守をしている間に決まったことで、城戸司令他の幹部は全員承知していたことだからだ。そしてきみはこの話を断ることはなく承諾してくれるとおれは確信していた」

 

「でしょうね。そうでなければ話が進みませんから。ボーダーは三門市公認とはいえ、その始まりは私兵集団であったことには違いありませんし、そんな組織がこちら側の世界にはない文明を築いた近界民(ネイバー)と対等に戦うことができるんですから危険視されるのは当然のこと。これまで三門市や日本国政府には『ボーダーが守ってあげるので超法規的措置をお願いします』という話になっていて、自衛隊をはるかに超える武器や兵器を有する組織であることを許されています。ですが今後はそうも言っていられず、近界民(ネイバー)との交流の門戸をもっと広げることになります。そこでスポンサー企業に()()()を渡す前に三門市(ワンクッション)を挟むことで民間団体(ボーダー)と特定の民間企業による情報・技術の独占にはならずに済むというもの。ボーダーはスポンサー企業にだけ情報・技術の開示をしているのではなく行政と協力して独自に作り上げたものを公共の福祉のために公開する。でも公開するといっても誰にでもOKというわけにはいかないので、まずはこれまでボーダーに協力してくれた()()()()()()企業に()()という形にしようと。そういうことですよね?」

 

「ああ。そしてこの研究機関は大学だけでなく幼稚園から高校までの教育機関や市立病院などにも参加してもらい、ボーダー隊員以外の青少年のトリオン計測を行って睡眠時間や運動量などの生活パターンによってどのように増加に違いが出てくるのかなどの調査もする予定だ。トリオンが新しいエネルギーとして、そして誰もが体内に持っているトリオン器官から生み出されるとなれば利用しない手はないからな」

 

「兵器でも武器でもなく人がより良く生きるための道具としてのトリガーを開発し、それを正しく運用することでわたしたちが近界民(ネイバー)と共存できるのだと近界民(ネイバー)にも理解してもらえばいずれ防衛機関としての役目を終えることができるでしょう。それこそがボーダーを立ち上げた若き日の城戸司令や有吾さん、最上さん、そして父の夢を叶えることになります。彼らの夢を叶えることがわたしの責任とか義務というのではなく、わたし自身の願いでもあるんです。だから自分にできる範囲で協力させていただきます」

 

唐沢の説明ではまだ名称すら決まっていない研究機関でのツグミの役目は「世界初の近界(ネイバーフッド)有人往還成功者」や「ボーダーにおける近界民(ネイバー)との窓口」といった彼女の()()()が必要だというだけで、具体的に何かをさせるというものではない。

いわゆる「名誉○○」というもので、現在の総合外交政策局長の任務に支障がないよう配慮されている。

同様に城戸は理事に名を連ねており、寺島やクローニン、東たちもボーダー(本業)を続けながら参加する予定だ。

さらにリヌスも近界民(ネイバー)としての参加者として名簿に名前が載っているそうで、10月初旬を目処に発足する計画である。

 

「そういえばスマートシティ第1期エリアの作業が完了し、すでに第2期エリアの作業に入っていると小笠原社長から連絡が来ている。それで第1期完成の祝賀パーティーを開くという話があるんだが、もちろんきみも出席してくれるだろ?」

 

スマートシティの建設にはボーダーは直接関与しておらず「三門スマートシティ・プロジェクト」協議会事務局が進めている。

その事務局長である小笠原が唐沢に連絡することでボーダー幹部にも知らされることになっていた。

ツグミたちが留守をしている間に住宅以外の公園と大型ショッピングセンターと診療所の建設も終わっていたらしい。

 

「ええ、もちろんです。そうなるとレプトからの受け入れも問題なく、ショッピングセンターが完成したことで帰国者の生活もだいぶ楽になりますね。診療所もあるということですから、子供たちの病気や怪我もすぐに診てもらえるというのも家族に近界民(ネイバー)がいる人にとっては安心だと思います」

 

「ショッピングセンターの従業員は帰国者を優先的に採用して、未就学児は追加で建設した保育所に預けられるようになっている。診療所は白峰仁政先生に所長をお願いし、彼の提案で週一だが心理カウンセラーに来てもらうことにした。今のところ大きな怪我や病気の患者は出ていないが、そうなった場合は市立病院への受け入れ態勢が整っているから問題はない」

 

「三門市からの報告によると近界民(ネイバー)たちの扱いについては国籍法をそのまま適用するということで、彼らには日本人の配偶者がいることは明白ですから帰化もそう難しいことではないみたいですね。時間がある時に帰国者のみなさんの様子を見に行こうと思っています」

 

「それはいい。彼らのことは心配ないが、自分の目で彼らが日常を取り戻していることを確認することは必要だ。それに第2期工事分には小学校と中学校、図書館といった文教施設の建設も含まれている。小笠原社長に連絡をすれば工事現場の見学もできるはずだよ。きみならトリガーを持っているので見学の際に換装すれば危険はないからね。携帯電話の番号はわかるかい?」

 

「はい。事務局の番号も知っています」

 

「それじゃあ、もう少し時間をもらえるなら近界(ネイバーフッド)で見聞きした彼らの生活について詳しく教えてもらえるかな。個人的に非常に興味があるんだ」

 

「ええ、まだ大丈夫です」

 

それからツグミと唐沢は30分ほど話をし、唐沢の携帯に着信があったところでおしまいとなった。

 

 

 

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