ワールドトリガー ~ I will fight for you ~   作:ルーチェ

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570話

 

 

洋の東西を問わず、いやこの場合は玄界(ミデン)近界(ネイバーフッド)かという生まれた場所に関わらず技術者(エンジニア)というものは誰も彼も好奇心と探求心の塊であるようだ。

アフトクラトルの技術者(エンジニア)からトリガー技術を学ぶということで鬼怒田と寺島と冬島の3人を引き合わせたのだが、どうやら彼らはお互いに良い影響を与えたらしくわずか数日で面白いもの道具(トリガー)を完成させてしまった。

なにしろ鬼怒田が謙虚に「教えてください」と頭を下げたものだから、アフトクラトルの技術者(エンジニア)たちも快く教えてやろうという気になったのだ。

鬼怒田も近界民(ネイバー)に頭を下げるのは不本意だと思いながらも新しいトリガーの技術の魅力には逆らえない。

それに三門市を発つ時にはもう覚悟ができていて、ボーダーと三門市民のために自分が我慢をすればいいと決めていた。

ただ実際に近界民(ネイバー)と上手く交流できるか不安ではあったようなのだが、アフトクラトルの技術者(エンジニア)たちと会うなりお互いの知識や技術力などを披露して相手のことをリスペクトしたらしい。

トリオンやトリガーに関しては近界民(ネイバー)に大きく軍配は上がるものの、それ以外のことについては玄界(ミデン)の進んだ文明に敵うはずもない。

ここで相手を敵視してしまったらそこでおしまいなのだが、技術者(エンジニア)としての()が滾ってしまいお互いにがっつりと手を組んだのだった。

アフトクラトルの技術者(エンジニア)たちはこれまで武器や兵器としてのトリガーの開発や製作のみに従事しており、人々の生活の向上を目的とした道具としてのトリガー開発は原則として禁じられていた。

ところが気分転換や現実逃避でこっそりと無関係なものを作っており、同様にボーダーでも開発に行き詰っていた技術者(エンジニア)たちは現実に使うことはないだろうと思える()()を作っていた。

それがお互いに同じ魂を持つ者だというシンパシーを感じて打ち解けるのに時間はかからなかったのだった。

そして記念すべき近界(ネイバーフッド)玄界(ミデン)技術者(エンジニア)たちの初の共同開発作品は「モールモッド型全自動耕運機」である。

その名のとおりアフトクラトルで使用していたトリオン兵「モールモッド」の前足の「刃」の部分を鍬のような形状に変え、プログラムを変更することで自動的に畑の土を耕してくれるものとしたのだ。

玄界(ミデン)で使用されている耕運機は使用者が操作しなければならないが、トリオン兵ならプログラムを変更することで全て自動で作業をしてくれる。

アフトクラトルの技術者(エンジニア)にとって農作業をトリオン兵にさせることなど考えもしなかったことであり、玄界(ミデン)技術者(エンジニア)には農作業を機械化するのは当然であるという考え方があった。

そこでトリオン兵に戦闘以外の機能を与えたらどうかという話から、モールモッドに畑の土を耕す部品を付けてプログラムを変更したのだった。

おまけに部品を取り換えることで整地や草刈りもできるという優れもので、実用化されたなら農家の仕事の負担は大幅に減ることだろう。

さらに現状はトリオンがエネルギーであるものの、背中にソーラーパネルを設置することで太陽光をエネルギーとして使うことも可能となる。

完成した試作品は王城の花壇の一角で動かしてみたが、想像以上に上手くできたためにハイレインに献上する前にツグミに連絡があったのだった。

なぜツグミに連絡をしたのかと言うと直接ハイレインに言えばその反応がどうなるか予測も付かないが、彼女であればどんなものでもハイレインにも上手く取りなしてくれるだろうという判断である。

なにしろ王城の中ではツグミはハイレインのお気に入りだと噂が広まっていて、口さがない連中は彼女がハイレインの愛人だなどと言って面白がっている。

そのことをツグミとハイレインも知っているが事実ではないためにそんな連中は無視していた。

そういうのはゴシップ好きの頭の悪いヤツか、ハイレインに対して恨みのある輩しかいないので放っておいても実害はない。

いざとなれば簡単に()()できるレベルの小者なので放っておいても問題はないと判断したのだ。

 

面白いものができたということで、ツグミは喜び勇んで研究室(ラボ)へ向かった。

そして試作機の「モールモッド型全自動耕運機」を見ると彼女は歓喜の声を上げる。

詳しいことは鬼怒田から説明してもらい、作製の経緯を聞くとますます喜んだ。

戦争のために先代のコヴェリ王が作製したモールモッドが数百匹、それを「卵」の状態で軍総司令部の地下倉庫に保管してある。

トリオンに還元することなくそのままにしてあったので、その()()を転用すればいい。

そしてこれは玄界(ミデン)の畑でも使うことは可能だが、外見がトリオン兵ではマズいので玄界(ミデン)の人間にも受け入れられるようなフォルム ── モールモッドの昆虫っぽい姿を一掃し、トリオン兵であったことを思わせない ── にするなど印象を大きく変えるものにすべきだ。

ただし相当なトリオンが必要となるために玄界(ミデン)での実用化の可能性は低い。

それにもっと優先すべきことがたくさんあるのだから、既存のもので十分なものをあえてトリオン製のものに置き換える必要はないのだ。

もちろんそれは鬼怒田たちも承知しており、三門市への「土産」となるものは他に用意されている。

鬼怒田たちはこの数日間でボーダーで独自に試行錯誤した時間 ── 約7年間の数十倍数百倍の経験を積んだと語った。

なにしろボーダーの人間でも近界(ネイバーフッド)渡航経験のあるものは少数で、「百聞は一見に如かず」の諺があるように実際に自分が経験したことはそれだけの価値がある。

それが軍事大国アフトクラトルのトリガー技術となればそれを有効活用することによって玄界(ミデン)の歴史においてエポックメイキングとなることは間違いない。

その主要人物となりうるのだから彼らも気合が入っている。

その「土産」とはアフトクラトルでは開発されたものの実用化はされなくてお蔵入りになったものであった。

アフトクラトルでは役に立たなかったものだが、鬼怒田たち優秀なボーダーの技術者(エンジニア)ならそれを活かした新しい玄界(ミデン)オリジナルのトリガーを作ってくれるはずだ。

 

 

◆◆◆

 

 

鬼怒田たちがトリガー開発に専念していた頃、迅は別の役目を担っていた。

ボーダーの遠征艇の復路のトリオンは現地調達を前提として計画が組まれていたのだが、トリオンの供給者は軍に属する若いトリガー使いで、彼らに交代で駐艇場まで来てもらう。

もちろんそれはハイレインの勅命であり、軍総司令官のヴィザが彼らに直接指示しているものだから誰も嫌とは言えない。

毎日数人のトリガー使いが渋々トリオン提供に向かう…と思いきや、実際には我も我もと押しかけそうな勢いであった。

その理由は簡単なものだった。

艇には迅が待機していて作業を手伝っており、その時にやって来たアフトクラトルのトリガー使いにトリオン供給が終わると1袋ずつ「ぼ〇ち揚げ」をプレゼントしたのだ。

献血ならぬ献トリオンのお礼のようなものだ。

アフトクラトルに限らず近界(ネイバーフッド)のどの国でも庶民対象の()()()は非常に珍しいもので、米を主原料としてうすくち醤油や鰹と昆布の出汁を使用した揚げせんべいは近界民(ネイバー)にとって未知の味覚であった。

これは迅のおやつ用とは別にツグミが20袋入りの箱を20ケースも追加で積み込んでいたもので、土産ではなく世話になった人へのちょっとしたお礼として使うつもりでいたのだ。

醤油や出汁といった日本人の味が外国人にも好まれるように近界民(ネイバー)にも喜ばれたらしい。

ヒュースの例もあるが近界民(ネイバー)でも玄界(ミデン)の味覚を受け入れることが可能であると証明されていたから持って来たのだが、ツグミの想像以上に人気となっていた。

若くてたくさんのトリオンを使うトリガー使いだからすぐにお腹がすくのだが、食事は質素なものが1日3回のみだから()()()があれば大喜びするに決まっている。

そして初回のメンバーが「玄界(ミデン)の美味い菓子」を持ち帰れば訓練場や寮でその噂を広まり、ぼ〇ち揚げ欲しさにトリオン供給を快く引き受けてくれることになるわけだ。

ぼ〇ち揚げの噂はヴィザの耳にまで届き、とうとう彼までもがやって来たのだった。

 

 

玄界(ミデン)の青年よ、私にも手伝わせてもらえないか?」

 

迅が艇の入口に配布用のぼ〇ち揚げの箱を積み上げていると、そこにヴィザがひとりでやって来たものだから迅は驚いてしまった。

それも三門市で戦った時とはまったく違う雰囲気なので、すぐには彼がヴィザだとは気が付かなかったくらいだ。

武器(トリガー)を持たなければタダの温厚な爺さまで、以前出会った時の戦闘モード全開の彼と同一人物だとすぐにわかるはずもない。

おまけに平民と同じ服を着ているから街中で見かけたとしたらまったく気が付かないくらい庶民オーラが滲み出ていた。

 

「あ…もしかしてヴィザ閣下、ですか?」

 

迅が訊くと、ヴィザはにこやかに答えた。

 

「はい。私の部下が交代でこの艇のトリオン供給を手伝っているということですので、この私も手伝いをしようかと伺いました」

 

「いや、閣下にまでお手数をおかけするわけには ──」

 

慌てる迅にヴィザは言う。

 

「閣下と呼ぶのはおやめください。今の私はタダのジジイです。ただトリオン器官は衰えておりませんので、若い連中よりもたくさんのトリオンを蓄えているのですよ。…私はミカド市のみなさんにご迷惑をおかけしました。その償いとしてわずかでもご協力できたなら私の気が収まるのですから、どうかお願いします」

 

「…わかりました。どうぞよろしくお願いします、ヴィザ翁。ご案内します」

 

迅はヴィザを連れて艇の奥にあるエンジンルームへと向かった。

 

「なるほど、これがキオン製の艇のエンジンですか…。我らのものとは造りがだいぶ違いますな」

 

ヴィザが物珍しそうに言う。

 

「キオンのスカルキ総統からいただいた設計図を元にしてボーダーで作製したものです。エンジンの出力を2.5倍にし、タンクの大きさを変えずに容量を従来の1.75倍にしたということです。おかげでトリオンタンクを2つ満タンにしておけばこの国まで途中でトリオン補給をせずに済むので往路はたった8日しかかかりませんでした」

 

「それはすごいですな。キオンはいち早く軍備増強から手を引き、それ以外のトリガー開発に力を入れていたようですから、玄界(ミデン)と手を結ぶことでさらなる発展が見込めると考えて移動時間を短縮するために艇のエンジンの改良を急いだのでしょう。結果としてそれは正解であったようで、そのおかげで我らとの交流も以前より楽になった。スカルキ総統とは少ししか話をしていませんが、なかなか聡明な若者だと感じました」

 

「はい。彼は長い間探していた(ブラック)トリガーを携えてはるばるキオンまでやって来たツグミを捕虜とするのではなく客人として遇し、それがきっかけとなってボーダーはキオンと交流をするようになったわけです」

 

「そのせいで我らはボーダーの遠征部隊に散々な目に遭ったわけですからボーダーとキオンは憎むべき相手のはず。ハイレイン陛下はボーダーに対して報復遠征をするのではないかと考えていました。二度も苦渋を飲まされて矜持が傷つけられたのですから悔しくないはずがありません。しかしその後のあの方の変わりように我らはあの方の御心を知ることになりました。陛下は近界(ネイバーフッド)に蔓延する戦いという名の()をなくすためには戦うしかないという矛盾した手段に心を痛めており、その『業』をすべて自らが負うことで因果の鎖を断ち切ろうとしていたのです。そのためにボーダーへの恨みという個人的な感情よりも国民の暮らしを元に戻すことを優先し、それが叶うなら己の矜持など二の次という崇高な心を持つあの方に我らは改めて忠誠を誓ったのですよ」

 

「場合によってはボーダーを含めた近界(ネイバーフッド)を二分する大戦争に発展しかねない恐ろしいことが起る可能性もあったわけですね。…さあ、こちらにおかけください」

 

迅はヴィザに椅子に座るよう勧めると、ヴィザは老人っぽく「よっこいしょ」と言わんばかりに腰掛けた。

 

「トリオン抽出には小一時間かかります。もし俺でよろしければ話し相手になりますよ」

 

「それはありがたい。玄界(ミデン)には我ら近界民(ネイバー)の想像もつかないような高度な文明があり、庶民でもその恩恵を当たり前のように享受しているのですから興味があります。以前に玄界(ミデン)を訪問した時にツグミに猫カフェなる場所に連れて行ってもらった時には驚きました。近界(ネイバーフッド)にも小動物を飼う習慣はありますが、飼育放棄された動物を保護して新たな飼い主を探してやるという仕組みは人と動物を主従関係だと考える近界民(ネイバー)にとっては新鮮なものでした」

 

「そうですね、玄界(ミデン)では犬や猫といった動物は家族同様に扱われている場合が多いですから。もちろん中には身勝手なヤツらもいて自己満足で飼い始めたのはいいが面倒くさいとか金がかかるといって捨ててしまうこともあります。そういった捨てられた猫を保護して新しい家族となる人間を探すことが保護猫カフェの目的です。ツグミは動物が大好きで、同様に家族のことも大切にしていますから犬や猫であっても他人事ではないのでしょうね」

 

迅はヴィザと会話をしながら装置のセッティングをするとスイッチを入れた。

すると「ブーン」という小さな音を立てて装置が起動する。

 

「さて、これでよし。もしよかったら玄界(ミデン)のお茶でも飲みませんか? ツグミが淹れたようには美味くないでしょうが、茶菓子もあるんでどうでしょう?」

 

「いただきましょう」

 

迅は厨房でふたり分の緑茶を淹れて運んで来ると、ぼ〇ち揚げの封を開けてヴィザに勧めた。

 

「どうぞ。こんな駄菓子でもなかなかイケますよ」

 

「おお、これが今話題のぼ〇ち揚げですか。若い兵士たちが玄界(ミデン)の美味い菓子を貰ったと言って喜んでいたのを見かけましてね、私もぜひ食べてみたいと思ったものですから。もちろんタダでくれとは言えませんからこうして()()をしに来たというのが本音ですよ」

 

ヴィザはぼ〇ち揚げをひとつ摘み上げると口に入れた。

そしてバリバリと良い音を立てながら嚙み砕き、味わうようにして飲み込む。

 

「…ほう、これは醤油という調味料の味ですね。いろいろな料理に使われていたものですが、こうして菓子にも使うとはなかなか面白い。この甘辛い味は近界(ネイバーフッド)にはないもので、理由はわかりませんがなんとも惹かれる味で、ついつい手が出てしまいますな」

 

そう言いながら次々に食べていくヴィザ。

 

「気に入ってもらえて良かったです。俺もこれが大好物で、どこへ行くにも手放せないんですよ」

 

迅も同じようにぼ〇ち揚げを食べながら話しかける。

意気投合したふたりは他愛もない話を続け、あっという間に1時間が経ってしまった。

 

「いや、若者と話をするのはいつも楽しいのですが、あなたとの会話は興味深いものばかりで年甲斐もなく胸が躍る心持ちでした」

 

「俺も楽しかったですよ。やはり人生の重みが違うというか、話のひとつひとつに味わいがありました」

 

「では、また明日も ──」

 

ヴィザが明日も来るようなことを言い出しそうであったため、迅は言葉を遮った。

 

「いえ、そういうわけにはいきません。ヴィザ翁に何度もトリオン供給をさせるなどツグミに知られたら叱られます。それよりもよろしければ次は剣の指南をしてもらえませんか? ヒュースから聞いた話ですとあなたはアフト随一の剣豪で、一度でいいのでお手合わせ願えたらと思っていたんです」

 

「それくらいならかまいませんよ。私も最近は軍総司令官などという肩書を与えられてしまいましたので、若い兵士と共に剣を振るうこともなくなり身体が鈍っていたところです。あなたも相当な腕の持ち主とお見受けします」

 

「いや、それほどではありませんよ。ヒュースを捕えることができたのは剣の腕ではなく俺のちょっとした能力のおかげですから」

 

迅が「能力」と言ったことでヴィザは大きく頷いた。

 

「それがツグミの言っていた未来視(サイドエフェクト)のことなのですね」

 

「そうですが、あいつはそんなことまであなたに話していたんですね?」

 

「はい。自分の大切な人には未来を視る能力があって、ボーダーはそのおかげで助けられていた。でも自分の見たくもない悲しいことや辛いことまで視えてしまい苦しんでいる。玄界(ミデン)の平和はその人の精神的犠牲の上に成り立っていて、自分はその人が苦しまない未来を創りたいのだと教えてくれましたよ」

 

「……」

 

「私は60年以上も生きてきて、そのうちの50年は戦場で戦いに明け暮れていました。私は未知の相手、特に強い者と戦うことが好きですから戦場を渡り歩くことを嫌だとは感じていませんでしたが、いつの間にか年を取っていて家族もいない独り身になっていました。しかし私には弟子と呼べるトリガー使いが大勢いて、ヒュース殿だけでなくディルク閣下も私の弟子の中では特に優秀な剣士に育ってくれました。だから家族はいなくても孤独ではなかったのです。いずれあなた方は結婚されて家族となるのでしょう。彼女のことを大事にしてあげてくださいね」

 

「は、わかっています。…俺のことを一番理解して寄り添ってくれているのはあいつですから」

 

ヴィザは穏やかな笑みを浮かべながら立ち上がるとゆっくり歩きながら艇の入口へと向かって行った。

すると迅はそこに積んであった箱の中からぼ〇ち揚げの袋を取り出してヴィザに手渡す。

 

「トリオンを提供してくれた人全員に渡しているものです。お持ち帰りください」

 

「ありがとう。ではまた明日」

 

そう言ってヴィザは艇の()に結び付けてあった手綱を解くと馬に跨って王都に向けて去って行った。

その姿は映画のワンシーンのようで、迅はその後ろ姿を見送りながら()()()()()()()あのようなスマートな年の取り方をしたいと思うのだった。

 

 

 

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