古代魔術師の第二の人生(修正版)   作:Amber bird

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メリークリスマス!
皆様いかがお過ごしでしょうか?自分はケーキとチキンを家で食べるだけです。
切り良く本編600話達成しました。これも皆様のお陰です、有難う御座いました。


第600話

 王都の警備兵達と聖騎士団員が協力して、練兵場の防諜対策を行っている。何重もの警備網を敷いている、普通の諜報員では近付く事さえ不可能だろう。

 嬉しそうに、本当に嬉しそうにしている連中を見て軽く溜め息を吐く。バーナム伯爵にライル団長、デオドラ男爵は戦う事が大好きな戦闘狂だ。今も涎を垂らす猛犬みたいに興奮している。

 マジックアイテム『戦士の腕輪』で狂化、いや強化された彼等と戦う事は前より何倍も苦労するだろう。だが魔力付加で底上げされた身体能力を使いこなすには鍛錬が必要、直ぐに適応は難しい。

 彼等は僕を相手に鍛錬の最終調整と、対魔術師戦の訓練がしたいんだ。火属性魔術師達が得意とする中遠距離殲滅魔法は効かない、接近して斬り伏せて終わりだ。

 彼等に与えた『魔法障壁の腕輪』の防御力のお陰で、サンアローでもビッグバンでも連続十分間は防げる。事実上、彼等には属性攻撃魔法は効果が薄い。

 毒や麻痺の状態変化や、直接的な攻撃力の無い補助魔法の対策を学びたい。つまり多数のゴーレムを操り、接近戦闘も可能な僕と建前有りで模擬戦が出来る一石二鳥の行動か?

 参ったな、肉体的な基礎能力が八割増し。レベルアップして前世の八割の力を取り戻した今でも、彼等に勝てるか分からない。だがウルム王国の攻略に手は抜けない、やるしかないか……

◇◇◇◇◇◇

 やる気満々な義父達を見て思う、無様な負け方は出来無い。王都の警備兵達や聖騎士団員達も見ているんだ、彼等の望む英雄に無様な負けは無い。

 辛く厳しい戦いになるが、得る物が無い訳じゃない。バーナム伯爵達の武力なら敵国の上級将軍級だ、つまり可能性は低いが逆賊クリッペン達に従った連中の中にも上級将軍クラスが居るかも知れない。

 彼等をあしらう事が出来れば、敵の上級将軍クラスにだって負けない。そう考えれば楽しくなってきたぞ、これも鍛錬だし彼等なら僕の全力全開にも耐えられるだろう。

 うん、大丈夫だ。城塞都市攻略では使う必要が無かった攻撃系魔法も惜しみなく使っても壊れない相手が三人も居る、レティシアやファティ殿と戦う前に試してみたかったんだ!

「ふはは!狂喜の魔導騎士の顔になったな」

「それがお前の本性だ。俺達を相手に戦いを楽しむ事が出来る異常者の同類よな」

「やっと本気のリーンハルトと戦う事が出来るとは楽しみだ。バーナム伯爵やライル団長だけではズルいと思っていたんだ」

 更に凶悪な顔で失礼な事を言い出したぞ。冷静沈着をモットーとする僕が、狂喜に捕らわれる訳が無いじゃないですか。僕は貴方達とは違います、違うと思いたいです。

 心の底から湧き上がる感情、何だか知らないが気持ちが盛り上がって来たぞ。不味いな、魔香の効果も無く好戦的になるなんて、実は僕も彼等と同類だったか?まぁ今更か、戦う事に変わりはないから良いか。

「全く失礼な方々ですね。最初は誰からですか?それとも全員とですか?」

 この挑発にいち早く反応したのは、ライル団長だった。更に歪んだ狂喜の表情で、ロングソードを抜いて一歩二歩と近付いてくる。僕も大地に魔力を浸透させる、周囲30mの大地は僕の支配下だ。

 後ろの二人は様子見みたいだな。腕組みをして面白そうに此方を伺っているけど、もしかしたら戦う順番とか事前に決めていたのかな?

 距離にして20mか、先ずは行動を制限する。単純な攻撃魔法じゃなくて、土木工事に使う様な魔法でも使い方次第では嫌がらせ以上の効果を発揮する事を教えてあげます。

「大地よ、沈め。奈落!」

 此方に駆け出そうと踏み込んだ一歩目を中心に柔らかい地面を錬金により圧縮し陥没させる。右足で踏む事により発動、一瞬で10m四方深さ5m程の穴を開ける。

「な?地面が一瞬で無くなるだと?」

 前に旧クリストハルト領の灌漑事業で溜め池を作った時の応用、ライル団長の周囲10m四方の地面を深さ5m程陥没させる。急に足場を失えば跳び去る事も出来ずに真っ逆様に落ちるだけだ。

 最初の一歩目が踏み込めずにバランスを崩した。だが高い身体能力が落下中の僅かな時間で体勢を立て直し着地する、流石だな。直ぐに反撃しようと屈み込み、両足を伸ばす事による跳躍力で陥没から抜け出すつもりだな?

 でもね、『奈落』で終わりじゃないんだ。この魔法は起点であり、次に繋げる事により効果を高める。穴に落として終わりとか、単発で単純じゃないのです!

「流砂よ、敵に絡み付き引きずり込め。蟻地獄!」

 ライル団長の落下地点を砂場に変える、これはウェラー嬢が得意とする水属性と土属性の混合魔法である『土石流』の簡易版だ。

 ライル団長は砂に下半身が埋まった、砂は対流し入り込んだモノを奥へ奥へと引きずり込む。幾ら踏ん張っても相手が砂では力は逃げてしまい足場にはならない。

 完全に流砂に身体が嵌まったな。だが安心は出来無い、こんな程度じゃライル団長は負けを認めないし負けないだろう。最悪は真下に打撃系か衝撃系の攻撃をして反動で浮かび上がる位はするな。

「驚いたぞ。砂漠地帯にしか無い流砂、蟻地獄を再現するとは驚きだが……ふんっ!」

「盾を足場に蟻地獄から抜け出したのか?」

 カイトシールドを砂地に置いて、その上を足場にして『奈落』から抜け出すとか驚かされる。助走無しで10m近くも飛び上がるとか、本当に同じ人間か?

 5m程の穴から倍も高く飛び上がって脱出したけど、人は鳥と違い跳ねるだけで飛べないから直ぐに地面に着地する。別に『奈落』の底だけが流砂じゃないんですよ。

「フラッシュ!」

「目眩ましだと?む、また砂地だと。嫌らしい技を何度も使いやがる、何処へ行った?」

 着地の瞬間にフラッシュで目眩ましを行い足元から注意をそらし砂場に着地させる。自分はフラッシュに紛れて身体に黒縄(こくじょう)を巻き付かせて地上20mまで持ち上げる。

 流砂から逃げ出しても流砂、既に膝まで埋まっている。機動力を奪わないと八割増しで素早く動かれたら負ける、ネチネチした小技だが敵の中堅レベルの魔術師でも使える戦法だ。

 この模擬戦は、ウルム王国の宮廷魔術師と宮廷魔術師団員との戦いを想定している。だから彼等が使えそうな魔法も組み込まないと鍛錬にならない。

「曲刀乱舞、乱れ撃ち!」

「クソッ!足元が悪い、踏ん張りが効かないぜ。だが一度見た魔法は、俺に効かないぞ!」

 回転する刃をロングソードと鞘の二刀流で弾いている、盾を失ったから鞘で代用し軽々と弾くか……ならば攻撃パターンを増やす。

 敵の魔術師が複数ならば数種類の攻撃魔法に曝される、これも可能性の有る攻撃魔法の一つだ。

「斬撃が効かないならば、貫通攻撃はどうです?アイアンランスよ、貫け!」

 本来は巨石を錬金し投げつけるが、下手に巨石を投げると投げ返してくるか足場として利用しかねない。ならば曲線による斬撃と直線による貫通攻撃ならどうだ?

 緩やかな円を描く回転する刃、それにスピード重視の鉄の槍の全方位攻撃も耐える。やはりライル団長も常識と人の枠組みから逸脱した存在、百を超える攻撃を全てかわしている。

 これ以上は無駄だ、ロングソードと鞘だけで捌き続けるって本当に戦闘技術と言うか剣術と言うか、自分の目で見ているのに信じられない。

 これ以上は無意味だな、攻撃を止めて黒縄を操り地上に降りる。ライル団長も反撃せずに息を整えているが、恨めしそうに睨んでくる。

 仕切り直しだと思っているんだな、従来の魔術師の脅威も理解してくれただろう。ストレスは溜まったかも知れないが、必要な鍛錬ですよ。

 ライル団長の周囲には叩き落とした曲刀やアイアンランスが山積みだ、これも動きを制限する効果が有るかな?大量の刃物が散乱してる場所を歩くのは大変だろうし……

「さて、従来の魔術師が使用する魔法で攻めてみましたが……十分に対処が出来そうですね」

「ふざけるな!何処が従来の魔術師対策だ、広範囲に大地を作り替える事が出来る魔術師なんて、お前以外に居るか!」

 砂場を元の地面に戻し穴も埋めたし曲刀やアイアンランスも魔素に戻したのだが、ライル団長は不満みたいだ。だが複数の中堅レベルの土属性魔術師が集まれば可能な戦術だと思う。

 それとも砂まみれにしたのが悪かったのか?ライル団長は肩で息をしている、真っ赤なのは興奮しているのか怒っているのか判断が難しい。

 まぁ曲刀乱舞は現代では僕のオリジナル魔法扱いだが、実際は中級魔法だし教えればウェラー嬢クラスなら使いこなすだろう。今度教えてみよう、黒縄の習得も順調だし次の課題だな。

「それらしい言葉を使いましたが、奈落は土木工事用の固い岩等を粉砕する魔法です。蟻地獄も大地に魔力を浸透させて砕いて砂状にして操るだけ、土属性魔術師ならば初歩的な魔法です。曲刀乱舞やアイアンランスも秘術って程じゃない、僕以外でも再現は可能ですよ」

「大規模灌漑事業を一人で終えた、リーンハルトだからこそ可能な魔法だぞ!これを普通とか基準が狂ってる、そんな魔術師が他に居る訳がない!」

 大分お怒りだ……だが生半可な魔術師では、ライル団長達をどうこう出来無い事も分かった。多分だが、ウルム王国宮廷魔術師であるグリルビークス殿でも無理だな。

 それこそウルム王国の宮廷魔術師と宮廷魔術師団員が全員総出で戦わないと無理だ、不条理だと思うが諦めて貰うしかない。異常な武力を八割増しにして、更にレベル80相当の物理・魔法攻撃も無効化。

 武器防具も現状で手には入る最高級品質、しかもバーナム伯爵とデオドラ男爵は二人で組んで戦う。コレって既にウルム王国は詰みじゃないか?生半可な戦力じゃ戦局はひっくり返らない、無駄な足掻きだぞ。

「仕切り直しだ、普通に全力で掛かって来い!まどろっこしい、ウルム王国の対魔術師の訓練は無しだ!」

「やれやれ、では仕切り直しとしましょう。此処から第二ラウンドと行きましょう」

 嗚呼、やはりキレたか……まぁ我慢した方かな?僕も彼等をウルム王国の宮廷魔術師や宮廷魔術師団員がどうこう出来無い事を確認したから良しとしよう。

◇◇◇◇◇◇

 荒らした大地は錬金で元通りの平坦な地面に戻した。お互いの距離は30m、ライル団長は武器を槍に持ち替えた。戦場では騎兵は槍が主流と言うか有効な武器だ、突撃騎兵はランスだが取り回しに難有り。

 槍はランスより軽いから扱い易い、だがライル団長の槍は柄まで金属の特注品。頑丈であり重さは威力を増す要素でもある。重い一撃を受けたら普通に大怪我か最悪は死ぬ。

 さて、相手は重装歩兵だが機動力は軽戦士並みと不条理な相手だ。普通に対応してたら負ける、アレはそう言う相手なんだ。油断や思い込み、常識なんて捨てておけ。

「では、行きます。アイン、ツヴァイ、ドライ!押し込むぞ、ゴーレムキングよ、我が身を包め!」

 出し惜しみは無しだ、既にニーレンス公爵達には見せているから隠してもバレるのは時間の問題。それにゴーレムキング無しだと負ける、普段で互角なのに八割増しだぞ。

 余裕なんて無い、だからゴーレムクィーンも三姉妹で連携させる。四人掛かりでも互角か少し負けているか?アインが先頭で、ツヴァイとドライが素早く左右に回り込んだ。

 僕は彼女達が作った隙を攻める、両手に魔力を集めて何時でも魔力刃を展開出来る様に準備し隙を待つ。ライル団長も一瞬だけ驚いたが、直ぐに気持ちを切り替えたな。

「着るゴーレムだと?なんじゃそりゃ?てか素早い、コイツ等までレベルアップしているだと?」

 アイン達はハルバートを装備し、左右の腰には雷光を吊している。浮遊盾(フロートベイル)を展開し準備は万端だ。しかし見ただけで強さを見抜くとか、武人の観察眼は凄い。

 ゴーレムクィーンは常に僕のレベルアップと平行して強くなる、ゴーレムは全般的にそうだ。僕が強くなれば彼等、彼女等も同じく強くなる。

 そのゴーレムシリーズの最上位、キングと対をなすクィーン達は僕の知らない進化すら遂げている。ツインドラゴンの宝玉の所為か、違う原因かは分からないけど……

「アインは正面から、ツヴァイとドライは左右から攪乱!」

 その言葉にツヴァイとドライがハルバートを振り抜き斬撃を飛ばす、一秒弱で合計六回。逃げ道は上か正面に限定、槍で弾く事は可能だが、アインへの対処が遅れる。

 アインが浮遊盾を展開し花弁の様に広げて、ライル団長の視界から僕を隠しながら突撃。その意味を理解し僕もアインの後ろに隠れて突っ込む、簡単な指示で複雑に連携するのは自律行動型ゴーレムの真骨頂だな。

「俺を舐めるな!」

 僕からは見えないが感知魔法で、ライル団長は真っ直ぐ来たのが分かる。上に跳んで逃げれば三人からの斬撃を避けられないからな、実際は包囲網から抜け出しアインと接近戦に持ち込むしかない。

 乱戦になれば飛び道具での援護射撃は出来無い、だが予想通りだ。選択させる様にしつつ誘導する、狭めた選択肢は実は全て罠だ。

 アインがハルバートを低い姿勢で突き出す。ライル団長が槍を横に振り抜きハルバートを弾いた時、僕がアインを足場にしてライル団長に魔力刃を振り抜く!

「魔術師が接近戦だぁ?お前、ふざけんな!」

「固定観念は捨てて下さい!ライル団長クラスに接近された時の対処訓練です」

 両手に生やした魔力刃を左右に振り抜く予定が、ライル団長が槍で手首を払い軌道をズラす。魔力刃の部分に当てればロングソードは切断される、だから腕を狙ったんだ。

 ゴーレムキングは僕より二回りは大きい、故に手首はゴーレム部分だから槍の刃が当たっても傷一つ付かないが衝撃は伝わる。常時展開型の魔法障壁は僕の身体を纏う様に展開しているからゴーレムキングの手首は守ってない、避けられ体勢を崩した所に追撃が来る。

 だがライル団長の脇をすり抜けて後ろに回り込んだ、アインの鋭い突きを弾く為に追撃を諦めて後ろを向いた。その隙に体勢を立て直し後ろに下がる。横目で見れば、ツヴァイとドライが大技のモーションに入っている。

「ツヴァイ、ドライ、剣撃突破だ!」

「なにっ?ちょ、お前、うわっ!」

 左右から挟み込む様に、ツヴァイとドライが剣撃突破を仕掛ける。後ろからアインがハルバートを用いた連続突きで注意を引き付けたので回避はタイミング的に無理だろっ?

 僕も牽制攻撃をしたかったが体勢を整えて後ろに下がるだけで手一杯だ、身体能力の差はどうにもならない。前方に多重魔法障壁を張り衝撃に備えるだけだ。

 一瞬の間の後に、剣撃突破同士の正面衝突による衝撃波が襲って来た。何とか踏ん張って耐える、爆心地がスリ鉢状に陥没し土砂が周囲に吹き飛んだ。石や土砂が凄い勢いで魔法障壁に当たる。

「「「「ライル団長?」」」」

 観客からライル団長の身を案じる悲鳴が聞こえる。だがこの怪物は無傷じゃないと思いたいが、僕の探索魔法によると微動だにせずに立っている。

 つまり行動不能に追い込めてない、信じられない化け物なんだよ。多分だが、前にバーナム伯爵も『硬身変化』だっけ?不動の防御スキルを使っていた筈だ。

 土埃が収まる前に攻めて来る、確実に頭を潰す為に僕の方に来る。アイン達が迎撃の為に僕の前に立つ、彼女達も僕が狙われていると考え自主的に守りに来た。

「構えを解いた、つまり硬身変化を解除したんだ。攻めて来るぞ」

「正解だ、縮地!」

 油断無く構えていたのに一瞬で間合いを詰められた?アイン達の防御陣を抜いて僕の目の前にだと……三枚張った魔法障壁の二枚が硝子が砕ける様な澄んだ音を立てて割れた、急いで浮遊盾を正面に展開させる。

 おぃ!浮遊盾が弾かれたぞ、だが念の為に黒縄を左右に伸ばしてアンカーで固定していたので強引に右側に引っ張って避ける。最後の魔法障壁が砕けてゴーレムキングの胸部装甲を槍が掠めた。

 無理な体勢で急に引っ張られたが、ゴーレムキングを身に纏っているので大丈夫だ。更に追撃が来たので左側の黒縄を縮めて背後からライル団長に巻き付け……かわされただと?

「この俺が接近戦で攻め切れないだと?驚きと不甲斐なさで一杯だぞ」

「その割には余裕が有りそうですね?」

 無傷だ、剣撃突破に挟まれても無傷。自分の錬金した鎧兜の性能に感心しつつ、ライル団長の防御スキルに呆れる。

 自分でも大怪我を負わせたかとヒヤリとしたのに無傷、この人はビッグバンやサンアローの直撃でも耐えられるんじゃないかな?

「黒縄よ、全方位攻撃!アイン、ツヴァイ、ドライ、斬撃波疾走!」

「人の技を盗むなよな!しかも三倍返しかよ」

 楽しい、全く勝てるか分からない格上の相手と手加減無しの遠慮無し、全力全開で挑む事が出来る。アイン達三人の連携も僕の攻撃魔法も全く効かない、八割増しは反則だった。

 だがそれで良い、それが良いんだ。ウルム王国との戦争で遊撃隊と第二陣の本命軍に参加する義父達の為になるなら、マジックアイテムを錬金して良かった。

 だが負けるのは嫌だ、負けるのは嫌なんだ。だから自重しない、視界の中の王国(リトルキングダム)で仕留める。ゴーレムビショップ三百体の飽和包囲攻撃で一気に決めてやるぞ!

 




日刊ランキング三位、有難う御座います。嬉しいクリスマスプレゼントでした。

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