ほんと、社会人になってモチベやらなんやらが彼方に消し飛んでました・・・
ホント、すいませんした!!
追記、ミカエラの年齢を19歳に変更しました
後方、ミカエラとは別行動でコーラル含む"グレイズ"たちと対峙する三日月の"バルバトス"と昭弘の"グレイズ改"
だが、阿頼耶識と三日月自身の天才的な勘というアドバンテージによりものの数分でコーラル機含めたMSたちは物言わぬ鉄塊へと変貌していた。
「これで最後」
最後の一機へと握るメイスを振り落とそうとした瞬間、三日月は”バルバトス”のスラスターを吹かし、緊急回避を行う。
すぐ後に"バルバトス"のいた場所にライフルの弾丸が通り過ぎ、三日月は乱入者へとカメラを向ける。
「フン、コーラルめ。 我々を出し抜こうとしてこのザマか」
そこには装甲を紫色に塗装された、グレイズとは違うエース専用機"シュバルベ・グレイズ"を操る"ガエリオ・ボードウィン"が静かに"バルバトス"を見下ろしていた。
「ボードウィン特務三佐会敵しました!」
戦場からは離れた位置に鎮座するギャラルホルンの宇宙船のブリッジの中、指揮官のマクギリス・ファリド特務三佐は今しがた出撃していった同僚であり盟友のガエリオ・ボードウィンの"シュバルベ・グレイズ"の見慣れぬ白いMSとの戦闘を見守っていた。
そして、民間の宇宙船を単機で迎撃している隻腕のMSはギャラルホルンや民間でも見ない機体だ。
「……見ない機体だ。 照合を頼めるか? あの二機ともだ」
「距離はありますが、どちらもエイハブ・リアクターの固有周波数は拾えています。 ……データベース照合中…… 出ました!」
オペレーターの手元のモニターにギャラルホルンの膨大な機体データから2機のデータが表示され、オペレーターはそれを見て困惑の声を漏らす。
【GUNDAM BARBATOS】
【GUNDAM ANDROMALIUS】
「"ガンダム・フレーム"…… だと?」
「個体コードは"バルバトス"と"アンドロマリウス"です。 マッチングエラーでしょうか…… 厄災戦当時の古い機体ですよ?」
オペレーターの言葉に、「いや……」とマクギリスは静かに笑みを浮かべた。
「必然かもしれないな。その名を冠する機体は、幾度となく歴史の節目に姿を現し人類史に多大な影響を与えてきた。
火星の独立を謳うクーデリア・藍那・バーンスタインが、それを従えているのだ。
それに…… かの"
少しの間、ガエリオの"シュバルベ"と三日月の"バルバトス"の戦闘を見守っていたが、「……フッ」と笑いかけると。
「船を任せるぞ。 ……私も出る」
マクギリスは近くの部下にそういうと、自身の機体のある格納庫へと向かう。
この船にはガエリオ機の他に、もう1機の青色の"シュバルベ"がいた。
手早くパイロットスーツに着替えると、コクピットに飛び乗る。
そして、船のカタパルトハッチが解放し無数の星々がモニターへと映りこんだ。
「マクギリス・ファリド、"シュバルベ・グレイズ"…… 出るぞ」
マクギリスの駆る"シュバルベ"は宇宙空間へと飛び出し、ハーフビーク級の護衛に着いていた"グレイズ"を伴い火星軌道上への戦線へ向かうため、そのスラスターを光らせる。
〇
「ひぃ!? く、来るなぁ!!」
「おい! 無闇矢鱈にばら撒くな!!」
「なんで片腕なのにそんなに動けるんだよォ!?」
「お前ら! そんなバラバラに───キュガッ!! ──ゲペッ!?」
コーラルの乗っていたハーフビーク級の護衛に着いていた"グレイズ"たちを難なく処理し、ミカエラはその残骸には一瞥もくれず、すぐ目と鼻の先にいるハーフビーク級のブリッジへと"アンドロマリウス"を着地させる。
背部のユニットからウィングブレードを射出し、その切っ先をブリッジのガラス部分へ突きつけミカエラは接触回線で語りかけた。
「要求はひとつ。 全員その船から降りなさい。 リミットはそうですねェ………… 30分程度デスかね〜」
その通信内容に、ブリッジ内の船員はバタバタと慌ただしく動くと、恐らく艦長と思える人物がその通信に応じた。
ハーフビーク級の艦長は目の前の存在を敵にしたおのれの上官たちに恨み言を吐き捨てる。
滅茶苦茶な要求だ。 だが、もし抵抗してしまえば目の前の存在はなんの躊躇いもなく蹂躙するだろう。
交渉して時間を引き延ばそうが、30分程度では支部からの応援なぞ望めるはずがない。
ならば、選べることは一つだけだ。 酷く乾いた喉から絞り出すよう、艦長は声を出した。
『こ、降参だ。 そちらの指示に従おう。 頼むから、殺さないでくれ』
「ん〜…… 言ってることよく分かりませんネー。 私は"降りろ"と言ってるんですガ?」
コツコツと苛立たしげにウィングブレードが器用にガラスを小突き、その音に船員たちの寿命が縮むような感覚に陥る。
『わ、わかった! 早急に退艦指示をだす!』
「んっん〜♪ 理解の速い人は好きデス」
作業は粛々と行われ、船員たちは全て脱出艇に我先にと乗り込みミカエラはそれを見送り、すぐ近くにいたオルクスの船の生き残りの船に命令を出した。
「そこの船〜、そこら辺に浮いてるMSを全て格納なさイ。 それが終わったら、ワイヤーでこの船と連結をすること。 そして、変なことをしないで手早く船から降りなサイ。 OK?」
これまた粛々と行われ、オルクスの船はブリッジが破壊されたために、ギャラルホルンの船で牽引する形で持っていくことにした。
そして、ミカエラはハロとハーフビーク級を無線で繋ぎ、オーオパイロットシステムに即席で作った航路指示データを仕込み、三日月たちと合流をしようとした時にソレは来た。
まず最初のものは複数の死角からの銃撃。
だが、それはウィングブレードで全て弾いた事で防ぎ切る。
続けてこちらへと突撃してきた、シルエットは違うがら青色の"グレイズ"の斧による一撃を回収していた、同型の斧で受け止める。
膨大な火花が接触点から飛び散り、衝撃により"アンドロマリウス"が船体から叩き落とされる。
「チィ!!」
舌を打ち、姿勢を整えミカエラは突然の襲撃者を睨みつける。
マクギリス・ファリドが駆る青い"シュバルベ・グレイズ"はそのコクピットの中で、涼し気な笑みを浮かべミカエラの"アンドロマリウス"と対峙する。
「『ッ!』」
対峙は一瞬、スラスターウィングを全開にし光の翼を展開して"シュバルベ"へ突撃する"アンドロマリウス"。
各部の大型スラスターを全開にし、急降下する燕のごとく飛来した"シュバルべ・グレイズ"。
斧と銃剣がぶつかり、大きな火花を散らし衝撃波を放ち周辺のデブリが吹き飛ばされる。
超高速の螺旋を描き、ぶつかり合いその度に暗い宇宙に小さな瞬きを作り出す。
『凄まじい! そんな機体でここまで追いすがるとは予想外だ!!』
「私のアンドロマリウスがこの程度デ!!」
ウィングブレードを射出し、"シュバルベ"へとその切っ先を放つ。
マクギリスはかわそうとしたが、生き物のようにうねるブレードはかわしきれず背部スラスターの1部とライフルごとマニュピレーターを持っていかれてしまった。
「姿勢制御プログラム特有の回避パターンは出ない……
素晴らしい…… やはりパイロットの技量か……
まるで生身のような重心制御が、回避動作を最小限に留めている……
空間認識能力の拡大を謳ったものだったか…… 阿頼耶識システムとは」
切り結んで理解した。 目の前の機体はこうして自分がどうにかついていけてはいるが、もし両腕が健在ならばここまで食らいつけないだろう。
マクギリス・ファリドはそこまで理解すると、笑みを浮かべオープンチャンネルを開く。
「そこのガンダムのパイロット。 名前はなんと言うんだい?」
『…………突然なんデス? それと、この声は……』
不機嫌といった様子を隠そうともしない少女の声にマクギリスは僅かに目を見開く。
「その声は…… あの時の農場にいた…… これは驚いたな。 いや、これもまた必然か……」
「何をぶつくさと──『ミカエラ! ずらかるぞ!! ミカを頼む!』ッ…… チッ! その首洗って待ってなサイ!! それと、私の名前は"ミカエラ・カイエル"デス! "マクギリス・ファリド"! その首洗って待ってなサイ!!」
オルガからの通信に、ミカエラは盛大に舌を打ち最後にマクギリスの"シュバルベ"を一瞥し、その場で方向を変え火星の重力に囚われかかった"バルバトス"の救出へと向かう。
〇
「大丈夫か、ガエリオ?」
ゆっくりと降下し、マクギリスは火星の重力に囚われるギリギリの高度にいたガエリオ機へと近づく。
『クッ、かすり傷だ。 あいつは!?』
視線の先には火星へと落下していく"バルバトス"とそれを追随する"アンドロマリウス"。
その時、視界を巨大なナニかが遮ったかと思うと次の瞬間には2機はいなかった。 どうやら、こちらの追撃をかわした強襲装甲艦らしい。
それに着艦した2機と、船を追撃をしようにもこちら側の被害は大きくコーラルの戦死。 グレイズの半数以上の撃墜、並びに鹵獲されマクギリス、並びにガエリオ機の損傷。その上ハーフビーク級すら持っていかれる始末だ。
『クソ、こっぴどくやられたな………… マクギリス。 …………マクギリス? どうした、どこか打ったのか?』
「…………いや、すこし衝撃的な出会いがあってな」
『……?』
モニターの奥で首を傾げるガエリオに気づかず、ガエリオはその名を静かにつぶやく。
「ミカエラ……
自分が憧れた英雄と同じ姓を持つ少女。
御伽噺にいた人物と同じ名前と同じ機体。
その事実にマクギリスの心は熱く、激しく燃え上がる。
「クハハ、クハハハハハハ!!!!」
子供の頃、夢にまで思ったかの人物との邂逅をまさか、こんな辺境の星でできるとは思えずマクギリスはひたすらに歓喜の笑いをあげる。
あまつさえ、彼女に自分の命を狙われたという事実に目頭が熱くなり、もう一度。 もう一度彼女と出会い、話し、当時の話を聞きたいと思った。
「アア、俺は! 俺は彼女と! 数刻の間とはいえ切り結び、言葉を交わし、彼女の記憶に刻み込んだ!! 今日はなんて最高の日なんだ!!!」
〇
ミカエラは誰もいなくなったギャラルホルンのハーフビーク級の中へアンドロマリウスを乗せ、無人だが予め航路を仕込みオートで進むようにした船の艦長席へその身を預けた。
「あ〜…… 今日は疲れましたネェ。 まったく、あの変態には面倒デス!」
「オツカレ! オツカレ!」
「ありがとデス。ハロ」
ハロが器用に頭に乗せたトレーから冷たいスポーツドリンクを受け取り、喉を潤わせつつ自分の略奪した物品へと目を通す。
────────────────―────────
・オルクス商会の船(ブリッジ損傷)
・ハーフビーク級(無傷)
・2隻の内部の設備、物資、情報全て
・グレイズ18機(内、半数が"胸部周辺の損傷")
─────────────────────────
「『奪えるものは奪っておけ』でしたッケ? アグニカ……」
誰もいないことをいいことに、裸と言っても差し支えない姿でミカエラは笑みを深める。
「さ〜てと…… 楽しみデ〜ス」
次の戦いはどんなことになるか、と無邪気な笑みとは裏腹にどこまでも物騒なことへ思いをめぐらせミカエラは目を閉じた。
「あ、でもあの
「ソノトーリ! ソノトーリ!」
ハイ!久しぶりなんでもうキャラとかどんな感じだったかガバガバっすね!
申し訳ねぇ!!
歳星にて登場するアンドロマリウスの新装備案
-
近接攻撃型
-
遠距離砲撃型
-
電撃強襲型
-
強行偵察型