機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ IF   作:タロ芋

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はい、アンケートありがとうございます!ということで結果の通り”強襲電撃型”のソロモンパッケージを使用することになりましたー。
まさか近接型を押しのけるとは予想外。ではどぞー


拾陸

「まさか、この子(……)がココにあるなんて思いもしませんデス」

 

 ”歳星”にある工業区画内、”バルバトス”と”アンドロマリウス”の並ぶモビルスーツ格納庫の離れた場所にスペースの大部分を占領しているものを見て、ミカエラは僅かに驚いたように声を漏らした。

 ソレは全体の装甲は光を反射しない艶消しのブラックに塗装され、流線型のフォルムにあちこちに取り付けられた大型のバーニアスラスターが特徴的な戦闘機にも見えるものだった。

 

「”GAS-P-04 Stella(ステラ)”。まさかコイツを裏の武器マーケットで姿を見つけた時は息を飲みましたよ! 武装はいくつか失ってはいますが、要のものは失っていないため、大丈夫でしょう!」

 

「アハハハ、整備長さんには頭が上がらないデス」

 

「何を言うんですか! 私からしたら、まさか”バルバトス”と”アンドロマリウス”! 伝説のガンダムフレーム2体をこの手でいじれる日が来るなんて! 

 この美しいフレームデザイン!幻のツインリアクターシステム!メインOSの阿頼耶識システムまでまだ生きてるなんてッ!! 

 オマケに片腕や武装が幾つか欠損はしてはいますが、あの最後の”ガンダム・フレーム”の”アンドロマリウス”特殊武装の最初の”ソロモン・パッケージ”である”GAS-P-01 Rebertas(リベルタス)”までイジれるなんて整備士冥利につきます!!! 実に私は貴方たちに感謝したい!!」

 

「あのー、これってそんなに凄いんですか?」

 

「すごいも何も! コイツは厄祭戦を終わらせたとも言われる72体のガンダム・フレームのうちの2体なんだよ!? 

 ただ資料が少なくて、今じゃ幻の機体なんて呼ばれてる! そんな機体を予算上限なしで整備できるぅ~! 

 しかも”アンドロマリウス”に至っては製造当時のデータがバッチリ残ってるときた! 

 今まで調べてきても不自然なほどデータは無く、あったとしてもほぼ絞りカスのような状態だった。だが! こうして目の前に実機とパイロットがいる!! 

 さらには背中のバックパック! これにはエイハブリアクターを動力源にバックパックが変形し、単体で航空機のように運用はできるのだよ! だが! それだけではなく、”ソロモン・パッケージ”の本当の目玉は”アンドロマリウス”とドッキングしてから真価を発揮するのだ! 

 これはロストテクノロジー中のロストテクノロジー! 是非とも! 何が何でも調さ…………いや、バラバラに分解しなければッ!!」

 

 ヤマギも雪之丞も、歳星整備長の口から迸る言葉の奔流にただただ唖然とするしかなかった。

 

「…………何か、すごいことになってるんだけど」

 

「何でも三日月や嬢ちゃんが、テイワズのボスに気に入られて、予算上限なしで改修してもらえるっつー話になったんだが……」

 

「見ていてくださいっ! 消耗品全交換はもちろん! 

 フレーム・リアクターの再調整! 集められるだけの資料を集めて完っ全な”バルバトス”と”アンドロマリウス”をご覧に入れて見せますよォッ!」

 

「お願いします」

 

「ハロ、タノム!」

 

「お任せ下さい!」

 

 との事で、ようやく愛機を直してもらえることになり、ミカエラも肩の荷がおりたとばかりにため息を吐いた。

 しかし、”バルバトス”と”アンドロマリウス”を見てからわかる通り、かなり大規模なオーバーホールが必要のために後から”イサリビ”に追いつくことになりそうだ。

 

「まぁ、大丈夫ですヨネ〜」

 

 いくらなんでも、”タービンズ”が随伴してるからよっぽどの事がない限り大丈夫だろうとミカエラ1人結論づけることにした。

 

 

 〇

 

 

「おー、見間違えるようデース」

 

「ピカピカ! ヨカッタナ、ミカエラ」

 

「デスデス〜」

 

 全身と装甲を新品のものへと換装し、頭部アンテナもずっと欠けていたものから、ようやく新しく取り付けることが出来、全身のデザインが少々変更されることになった。

 更にはリアアーマーに格納していたガンブレードはフロントアーマー裏面へと変更、サイドアーマーが変更され、内部にナイフを収納できるようにし、左腕部は”グレイズ”のフレームを加工。

 阿頼耶識との親和性を高め、悪くなっていた機体バランスを調整し、火器管制システムも”百錬”のものと同様の最新のものにアップデートを行い、射撃能力もかなりアップしたようだ。

 そして、厄祭戦時代のオーバーテクノロジーが凝縮されたバックパックは、お馴染みの整備長の手で存分に解析・分解されたことだろう。

 

 三日月の”バルバトス”も同様に改修が施され、いくつか差異があるが厄祭戦のときに見かけた”バルバトス”本来の姿と同じ状態になっていた。

 

 そして、今の”アンドロマリウス”の背部には”リベルタス・アンドロマリウス”ではなく、長距離飛行のために”強襲電撃型ソロモンパッケージ《ステラ》”を装備しており、全身をすっぽりと覆う形のバックパックは、はたから見たらあのブラックバードのように見えた。

 機体のコクピット内でミカエラは端末を操作し、いくつか微調整を行いながら愛機の状態を確かめていく。

 

「ふむふむ……、バインダーのガトリングがマシンガンに変わってて、近接兵装が追加されているんデスネ。

 この程度ならさほど支障はないデス。

 三日月くん、そっちは準備OKデス?」

 

『ウン、いつでも行けるよ俺は。おやっさんはどう?』

 

『あー、多分平気だ』

 

「そうですかー。じゃあ行きますカネ」

 

 端末をコクピットの収納スペースへ仕舞い、ハロを定位置のデバイスへと接続するとミカエラは操縦桿を握り、順次機体のロックを外していく。

 そのすぐ側には”バルバトス”が長距離ブースターを装備したテイワズ製長距離移動ユニットであるクタン参型に収納された姿でいた。

 

「ミカエラ・カイエル、”ステラ・アンドロマリウス”出マース」

 

『三日月・オーガス、”ガンダム・バルバトス”出るよ』

 

 両者のブースターに火がともり、推進剤補充用のケーブルを機体の加速で引きちぎり”イサリビ”と”ハンマーヘッド”のいるであろう座標へと飛翔する。

 

 数時間が経過し、そろそろ”イサリビ”たちが見えてもいい距離のところでミカエラは僅かな閃光を見逃さなかった。

 

「……マズルフラッシュ? ハロ、最大望遠」

 

「ハロ、ハロ」

 

 ミカエラの指示通り、ヘルメットのディスプレイに最大望遠で遠くの景色が表示される。

 すると、”グレイズ改”が重装甲のモビルスーツの恐らくは”ロディ・フレーム”と思わしき機体3機に襲われている姿だった。

 

「! 三日月くん」

 

『わかった。先頼むよ』

 

「OKデス」

 

 2人は短くそう会話し、ミカエラは”アンドロマリウス”のバーニアスラスターを全開にし、クタン参型を簡単に引き離すと昭弘のいるであろう場所へと進む。

 

「座標固定、誤差修正、弾薬を実弾からビームへ変更、出力最大、射撃……今!!!」

 

 引き金を引き、瞬間、バックパック下部に接続されている二門の砲からピンク色の極光が解き放たれた。

 

 

 

「クソッ!!」

 

『あ、昭弘さん、俺なんか無視してもいいですよ!』

 

「ふざけんな! 仲間を見捨てるなんてオルガに顔向け出来るか!!」

 

 背部にマウントされているモビルワーカーのタカキからの通信に、昭弘は怒鳴りながら突如現れた重装甲モビルスーツの”マン・ロディ”たちの攻撃をどうにかかわす。

 モビルワーカーを庇うために急激な回避機動が取れない”グレイズ改”に対し、目まぐるしく飛び回り続ける”マン・ロディ”は次々にサブマシンガンを射かけ、機体とパイロットの双方にダメージを蓄積させていく。

 

 そして疲弊した所を、1機が急迫して接近戦で撃破…………という腹積もりなのだろう。だが、

 

「ッ! 後方から熱源!?」

 

 昭弘は突如鳴るアラートに急いでその場から離れると同時に、”グレイズ改”と”マン・ロディ”たちの間に2本の極光が通過していった。

 

「な、なんだ!!? 何が起こった!」

 

 突然の出来事に昭弘は混乱を起こすが、レーダーが捉えた機体のエイハブウェーブの反応から僅かに緊張を解いた。

 

『昭弘さん、大じょーぶデス?』

 

「ミカエラか、すまねぇ助かった!」

 

『ミ、ミカエラさん!』

 

 仲間の声に半ばべそをかいた様子のタカキの声にミカエラはかすかに笑みを浮かべ、3機の”マン・ロディ”に視線を向けた。

 

「さーてト、仲間を甚振ったお返しといきマスカー」

 

 お手並み拝見とばかりに、ミカエラは背部にあるミサイルコンテナから大量のミサイルを発射。

 エイハブウェーブを感知する機構を搭載されたミサイルは”マン・ロディ”たちを追尾し、慌てた様子の3機は回避行動をとる。

 

「甘いんだよネェ!」

 

 背部のガトリング砲が展開し、回避行動を取ろうとした3機に弾丸を浴びせかける。

 数十もの凄まじい閃光が”マン・ロディ”たちの装甲表面で迸り、僅かに速度の鈍った一機にミサイルが殺到する。

 

『う、うわぁぁぁあ!? く、来るなぁァァ!!』

 

 一拍遅れて、いくつもの爆発が起こり煙が晴れたところには装甲いくつも凹ませ、四肢を欠損させた”マン・ロディ”が動作を停止した状態でそこにいた。

 

『ペドロ!? ぐうっ!』

 

 仲間を助けようとした別の”マン・ロディ”に昭弘がライフルの弾丸を浴びせ、怯んだところで”アンドロマリウス”のバックパックを変形させる。

 

『姿が変わった!?』

 

「変わるだけじゃ、ないんダヨ!!」

 

 バインダーが腕から外れ、機体の全長にも迫る長柄の大鎌を振りかぶりその怯んだ”マン・ロディ”へ刃を叩きつける。

 

 だが、向こうのパイロットの反応速度が良くハンマーチョッパーを素早く引き抜き、間一髪それで大鎌の攻撃を防いだ。

 

『このぉぉお!!』

 

「アハァ!」

 

 大鎌は至近距離では取り回しに難があるというのに、ミカエラは初めて使う武器を巧みに使いこなし、次々とくる斬撃を簡単にあしらっていく。

 そして、この動きの滑らかさからミカエラはコイツらが阿頼耶識を持っていることに気がつくが、大した問題ではないと切り捨てる。

 

『ペドロの仇ィ!』

 

「力押しで”ガンダム”に勝つつもりなんて生意気なんだヨネ!!」

 

 リアクターの出力を全開、次の瞬間、ギリギリ…………と激しくつばぜり合いを繰り広げていた”マン・ロディ”のハンマーチョッパーを、強引に上へと跳ね除けた。

 

『なっ……!?』

 

 がら空きになった胴体へ、ミカエラは右腕でその頭部を掴み掌部エイハブ粒子砲”スティング”を発射する。

 圧縮されたエイハブ粒子が掌から放たれ、青い光を放つそれは”マン・ロディ”の全身へ走ると機体の回路を焼き切り、パイロットへ阿頼耶識を通じて膨大なデータを無理やり流し込んだ。

 

『がっ……ナッ、げっ、あぁ……!!?』

 

 体の至る所から血を吹き出し、ガクリとシートに脱力するも”マン・ロディ”も動かなくなる。

 だが、パイロットは微かに息をしており死んではいなかった。

 

『な、なんなんだよ、お前はァ!!?』

 

 急に現れ、数分もたたずに仲間を始末した敵に残された”マン・ロディ”のパイロット”アストン”は引きつった声で叫ぶ。

 

「アハッ!」

 

 ミカエラはその声に答えることはなく、笑みを浮かべて背部ミサイルコンテナからスモークミサイルを発射し両機を包み込む。

 

「な、なんだ!?」

 

 突然の出来事にアストンは周囲を見渡し、レーダーを見るが先程までいたはずの敵の反応が全て消失しモニターにもノイズが走り始めた。

 そして、コクピットに衝撃が走る。

 

「クソッ、姿を見せろよ!」

 

 叫んで不安を紛らわせるように叫びながらライフルを乱射するが、当たるはずもなく”マン・ロディ”の装甲にいくつもの切り傷が刻まれ、その度にアストンの頭に恐怖が走る。

 

『アハハハッ! もっともっと怖がる声をきかせててヨ!!』

 

 恐らくは敵機のパイロットの声だろうが、熱を帯びたその声はガリガリとアストンの精神を削り、ついに限界が訪れた。

 

「う、うわぁぁぁぁああっ!!!?」

 

 叫び、アストンは”マン・ロディ”の方向を転換させ、逃走しようとしたがスラスターが反応せず、慌てて機体の状態を確かめると、全てのスラスターが既に破壊され武装すら刈り取られ丸腰の状態であったことに気が付き、アストンはひきっつった声をもらした。

 なぜなら、すぐ先にユラユラと大鎌を構えた悪魔(死神)がそこに居たからだ。

 

「あ、あぁあ…………」

 

 レバーを動かし、逃げようとするが手足が動き、宇宙空間を漂う姿は酷く滑稽に映る。

 ミカエラなその姿を見て嗜虐心からか口元に弧を描き、ゆっくりと”マン・ロディ”へ近づいていく。

 

「く、くるな……」

 

 ガタガタと体が震え、股間が湿る。

 

「や、やめろ……」

 

 ゆっくりと大鎌を振りかぶり、その刃が光を反射した。

 

「うわぁぁぁぁあァアッ…………!!!!?」

 

 刃が振りかぶり、アストンは喉がはりさけんばかりの悲鳴をあげ、大鎌が”マン・ロディ”を切り裂く…………ことはなかった。

 なぜなら、センサーがさらに3個のエイハブ・リアクターの反応接近を警告してきたからだ。

 

『全く…………クソの役にも立たないヒューマンデブリどもがッ! あんたたちも…………まだ、終わりじゃあないのよッ!!』

 

 2機の〝マン・ロディ〟を先行させ、その奥からひと際異彩を放つ巨体のモビルスーツが現れた。

 

「ハロ、あの奥の機体っテ?」

 

「データベース照合……”ガンダム・グシオン”!」

 

「うっそデショ!?」

 

 思わずミカエラは目を剥いて、驚き声を上げた。

 まさか過去の戦友の機体があんな姿(おデブ)になっているとは思わず、些か信じられないと思ったがエイハブウェーブから”グシオン”という事実が突きつけられているため、思わず額に手を当ててしまう。

 

「全く、”ガンダム”をそんな不細工にするなんて許せなイ!」

 

『お前らは人質を取りな。あの黒いデカブツは……俺が相手をしてやる!』

 

 指示された2機の”マン・ロディ”が散開し、”グシオン”がこちらへと迫ってきた。

 脇に抱えたレールガンを撃ち放つが、弾丸は”マン・ロディ”よりも堅牢な装甲を貫くことは出来ず、表面を凹ますだけだ。

 

「チッ! 洒落臭い!!」

 

 大鎌を構えるが、あの巨大なハンマーを受け止めるには少々心許ない。どうする? と逡巡している間に、

 

 

 

『このクダル・カデル様と、”グシオン”を舐めるんじゃあ…………っ!?』

 

 

 

 なにやら汚い男の声が聞こえるが、その上方から一筋の青い光がほとばしる。

 それが1機のモビルスーツを形作ったかと思うと…………次の瞬間それは”グシオン”へと突貫。

 

 手にしていた太刀が”グシオン”の頭部の装甲と胸部との間にぶっ刺さり、的確にコクピットを貫いた。

 

 

『んぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっ─────!!!??』

 

 

 数秒とも経たない、まさに瞬殺。そんな言葉に会う光景に暫し、ミカエラも唖然としてしまう。

 そして、少しの間響いた汚い断末魔の後に”グシオン”はそれきり動かなかった。

 

『…………』

 

「うっソー…………」

 

「ハロ、ハロ」

 

 ミカエラが唖然とする中、”グシオン”の首筋から汚い内容物を付着させた太刀を引き抜き、蹴飛ばして飛び上がったそのモビルスーツの姿は…………磨き上げられた装甲が眩く光る、歳星で新品同然に改修の施された”バルバトス”だった。

 

『大丈夫?』

 

 まさかの獲物を目の前で横取りされたとは思えず、ましてや数秒で始末した三日月はなんの感慨も抱いた様子のない声色で、こちら側に声をかけてきた。

 

『ねぇ、大丈夫って聞いてるんだけど?』

 

「え、あ、アァ、大丈夫デス。ハイ」

 

『そう。あっちももう終わりそうだね』

 

「?」

 

 三日月の言葉に疑問符を浮かべながら視線を向けると、いつ出撃していたのか赤い”百錬”と”グレイズ改二式”がおり、2機の”マン・ロディ”のうち、片方があちこちから黒煙をあげ漂流、”グレイズ改二式”に拘束され、もう片方は丁度武装全てを解除され”百錬”のブレードの切っ先を首筋に突きつけられているところだった。

 手持ち無沙汰にミカエラは近づくと、通信が入り乱れて聞こえてきた。

 

『ふぅ、あまり手をかけないで欲しいねぇ?』

 

『クソッ、殺すなら殺せよ!! 俺は人質にも、捕虜にだってならないからな!?』

 

『辞めろ! まだ幼い子供が戦う必要なんてないんだぞ!?』

 

『クソォ……!』

 

 声からして、タカキと同年代か少ししたの少年の声。

 ふと、昭弘の”グレイズ改”がのろのろと戦闘不能となった”マン・ロディ”に近づいていくのが見えた。

 

『昭弘。ここはいいから早く”イサリビ”に…………』

 

『昌…………弘…………?』

 

『……はぁ?』

 

 アミダの声に反応することなく、昭弘はその”マン・ロディ”に近づくと”グレイズ改”の手で”マン・ロディ”の肩を力強く掴んだ。

 

『その声…………昌弘……だよな…………!』

 

『え…………』

 

『俺だ! 昭弘だッ!!』

 

『昭弘…………兄貴…………なの、か?』

 

 まさかの兄弟の対面である。

 恐らくはコクピットで互いに写った画像で疑問を確信へと変えている所だろう。

 

『に、にいちゃ……』

 

『まさ、ひろ……昌弘ッ!!!』

 

『その声…………昌弘……だよな…………!』

 

『え…………』

 

 震える昭弘の声。そして、

 

『ああ、……ま、昌弘ッ────────!!!』

 

 生き別れあ兄弟との再開。そして、つもりに積もった感情の爆発。

 興奮とも感涙ともつかない、絶叫が少しの間だけ広大な宇宙空間に響き渡った。




はい!アストンくんには可哀想でしたが仕方ないネ。
ということでミカエラちゃん無双でした〜。
では誤字脱字とか感想待ってるよー

《機体データ》
電撃強襲型ソロモンパッケージ

・GAS-P-04 ”Stella(ステラ)"
ラテン語でステラは《星》を意味する。
ガンダムアンドロマリウス専用電撃強襲型換装バックパック。
搭載されている武装はミサイルやナパーム弾といった施設や敵陣地などを広範囲に破壊するのを目的としたものになっている。
離れた場所から外付けのブースターを用いて大気圏を離脱し、弾道飛行で敵陣深くへの単騎での大気圏突入の後電撃侵攻を目的。
そして、全身爆薬庫ともいえるほど搭載、内蔵された火器で絨毯爆撃を行いつつ、ステルスシステムと数多くの大容量スラスターによる作戦遂行後に作戦地域から高速離脱をする。
これにより流星のように見えたため、技術者から『ステラ』と命名された。
対施設、陣地、対艦などの強襲作戦で真価を発揮する。
高い機動性と飛行形態への簡易変形機能が付加されており、素体となるアンドロマリウスとは別にエイハブリアクターが搭載されている。
分離して無人の支援機としても運用することが可能となり、変形する時はアンドロマリウス全体を覆うためなのと、特殊なシステム搭載、各種弾薬のために他のソロモンパッケージよりも大分大型となっている。
ただし、武装や機構全てがこのバックパックに集約されているために分離時には戦闘能力の大半が失われてしまう。
そのために、別途でソロモンパッケージを連結させて使うことが多い。
イメージとしてはブラックバードにいくつか武装を足して、下部に二門のレール砲を取り付けた感じ。

《カラーリング》
漆黒と灰色

《兵装+特殊システム》

・バトルサイズ
本機の唯一の近接兵装。
見た目は長柄の両刃の大鎌であり、刃の部分は根元部分が可動しバトルアックスとしても使用可能。
元々は近接兵装は装備されていなかったが、”歳星”で回収を受けた際に追加された。

・240mm大型複合レールキャノン
ダインスレイブや特殊HEAT弾、ナパーム弾頭といった切り替え式で砲弾を発射することが可能。
また、施設を破壊するためにビームも放つことが出来る。
背部に接続され、使用時は両脇に抱えるように使用される。

・ムーバブル・シールド・バインダー/サブマシンガン
元々は左右に1つずつガトリングであったが、裏のマーケットを巡るうちに紛失し、変わりにマシンガン2基とスラスター三基を備え両肘部にアームを介して取り付けられている。
フレキシブルに可動するため、航空機とは思えないほどの挙動をとることが可能。
バトルサイズを振るう時は自動的に腕部から外れ、アーム可動で動作の妨げにならないようにすることが出来る。

・背部ガトリング砲
背部に左右一門ずつ格納されている二門のガトリング。
非常時はバックパック内に格納され、使用時は装甲が後部へスライドし、使用可能。
モビルスーツ形態時は肩部から伸びる形で使用可能。

・ミサイルコンテナ
背部に4基装備されている地対空ミサイル。
スモークやチャフといったものも発射可能。

・マイクロミサイルコンテナ
両脚ランチャーポッドに内蔵された小型ミサイル。
追尾機能はなく、複数目標に対し飽和攻撃を仕掛ける「面の制圧」を目的とする。

・ハイパージャマー
本機にのみカメラやレーダー等の電子機器を無効化する、ステルス技術を応用した電波妨害装置「ハイパージャマー」を搭載している。
更に、変形時にエイハブウェーブや電磁波を吸収する機構も搭載しているために、どの様なセンサーにも一切映らない為、敵兵器、MSやMAからしたら完全に姿が消えていることになる(肉眼でしか視認が不可能)それにより相手側から察知される事無く敵機を撃墜する事が可能。
厄祭戦で開発データは失われているため、完全なロストテクノロジーとなっている。

・エイハブウェーブ吸収機構
変形時にのみ発動するする特殊な機構。
このソロモンパッケージ開発時、技術者がハイパージャマーを作る過程で偶然作り出した副産物的技術。
その時は開発陣たちは深夜テンションだったのか、組織上層部の「エイハブウェーブ反応を感知させない完全なステルス機を作り出せ」などという無茶ぶりに疲弊していたために生み出された時に許可をとらずに勝手に本機に搭載させたもの。
詳しい原理は厄祭戦の時に開発データ諸共消し飛んでるためロストテクノロジー。

・可変機構
本機に採用された可変機構。
手順としては簡単で、素体となるガンダム・アンドロマリウスは手足をまっすぐに伸ばし腕部のバインダーのスラスターを後部へ向け、肩部スラスターバインダーをスラスターを後部、先端部を前方へと向け、背部ユニット一部を前方へ機首として動かし、各スタビライザーを露出させレール砲の銃口を前方へ向けるだけである。
一応は他のMSを上部に乗せてSFSのように運用が可能。

・エイハブクラフト
詳しくは機体解説1を参照

《データ》
・全高 8.6m

・全長 33.2m

・全備重量 150.2t

歳星にて登場するアンドロマリウスの新装備案

  • 近接攻撃型
  • 遠距離砲撃型
  • 電撃強襲型
  • 強行偵察型
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