機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ IF   作:タロ芋

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お気に入りが130だやったー。
そして仕事が忙しくてやべーっすわ。立ち仕事で足ガガガガ
それと、月一か二更新頑張りまっす




 クランクの独房として宛てがわれた部屋にて、ミカエラは端末を片手に尋問のようなことをしていた。

 

「えーとー?情報を整理しますガ、先日の2度の戦闘はクーデリアさんの命を狙ったもノ。命令を出したのはギャラルホルン火星支部司令官のコーラル・コンラッド三佐・・・ デース?」

 

「そうだ。火星の独立運動の象徴的存在であるクーデリアを争いの火種になる危険人物として拘束するというのが名目だが、コーラルの様子からすると裏で何者かの意向を受けていたようだ」

 

「それはギャラルホルンの外部、コーラルの個人的な(つか)がりからデス?」

 

「ああ、コーラルは地球からの監査の前に今回の事を片付けたかったようだ。俺にも監査官が到着する前にクーデリアを捕らえ、CGSの人間を証拠隠滅の為1人残らず殲滅(せんめつ)しろと命令してきた。それに・・・ 焦っていたようだな」

 

「そこまで監査を気にするという事からしても、まともな作戦命令じゃありませんネ〜。それじゃああなた方はまるでコーラルの私兵じゃありませんカ?ギャラルホルンは秩序を守る為の公的な組織でショウ?」

 

「・・・その通りだ。地球からの目が届きにくい火星支部はその行動の全てがそうでは無いにしてもコーラルの私的な欲の為に動かされている、フッ、それなら私兵も同じか」

 

「アグニカが聞いたらブチ切れそうデスネ〜・・・」

 

「そのトーリ!そのトーリ!」

 

 呆れたようにミカエラは視線を宙へ向ける。

 秩序を守る組織と聞いて呆れる腐りっぷりだ。汚職に組織の金に手を出したり賄賂・・・ 叩けば叩くほど出てくる埃に笑いしか出てこない。

 

 まぁ、これはのちのち使えそうなためにミカエラは一応音声を別の通話と一緒に記録していると扉がノックされた。

 

「ハーイ。どなたデース?」

 

「だ、ダンジっす!MS(モビルスーツ)の修理でミカエラさんに聞きたいことがあるっておやっさんが呼んでました」

 

「あー、わかりましタ。そうですネェ・・・ ダンジくんでしたっケ?」

 

「うっす!」

 

「この人の監視お願い出来マス?」

 

「任せた!任せた!」

 

「りょ、了解しました!」

 

 顔を赤くして敬礼するダンジにミカエラはにこりと微笑み、ハロを抱きその場をまかせ軽やかに歩き出した。

 

 そして、ミカエラが部屋から出ていき少しからしてクランクは口を開いた。

 

「本当に・・・ 子供だけなのだな」

 

「まあ、大人って言ったらおやっさんに会計のおっさん、トドの三人だかんなあ・・・。一番上だって十六とか十七だし」

 

「君たちは無理やり戦わされてはいないのか?」

 

「アンタ達ギャラルホルンが攻撃して来るまではそうだったよ。1軍の大人達に毎日コキ使われてつまんねえことで殴られて、使い捨ての道具扱いでさ・・・ 唯一まともに扱ってくれたのはおやっさんだけなんだよ。ほかの連中はあんたらが来たら俺たちを囮にして一目散に逃げていっちまったし。まぁ、ミカエラさんや三日月さんのお陰であんまり死んだ連中がいなくて助かったけどさ」

 

「そうか・・・ だが、俺たちのことは憎くないのか?」

 

「そりゃあ何で殺そうとしてきたやつを基地に置いておくなんて理解できないけど・・・ あんたはミカエラさんとしか戦ってないんだろ?なら1人も殺してないってことだしあんまし憎いとかいうのはないよ。あと、あんたは俺たちのことをまともに人間として扱ってくれるから寧ろ有難いよ」

 

「そうか・・・」

 

 〇

 

 整備工場では雪之丞たちがバルバトスや球体型のコクピットがむき出しのアンドロマリウス、グレイズの修理や整備を行っていた。

 グレイズの方はオーリス機がまだマシな状態のため、損傷の激しいクランクのグレイズからまだ使えそうなパーツをいくつか取り出して継ぎ合わせて、足りない部分は新たに製造して補っていた。

 そして、ミカエラは少年たちに指示やわからない所を教えたりしながら愛機の破損した部分を修繕していた。

 

「ふーむ・・・ ここら辺は削ったり、溶接したりすればどうにか出来そうですネェ」

 

 ボロボロの装甲は既に外され、フレームが剥き出しの状態のアンドロマリウスを見ながら破損して使えなさそうなパーツをいくつか見繕いそれを修復して組み込んでいく。

 そして、グレイズのジャンクパーツから抜き取った部品で修理しているとオルガとビスケットが様子を見に来た。オルガがバルバトスのコックピットを手入れしていた三日月に声を掛ける。

 

「ミカァ!どうだー、調子は!?」

 

「うーん、いいんじゃないの。多分」

 

「多分って・・・」

 

 ビスケットが宙へと指をさして雪之丞に状態を訪ねる。

 

宇宙(うえ)に持っていけそうですか?」

 

「さあなあ」

 

「え、ええ~?」

 

「俺ぁなあ元々MW(モビルワーカー)専門なんだぞ。しかもコイツと嬢ちゃんのは何百年も前、厄祭戦の時の機体ときやがる。いくら嬢ちゃんの指示があっても新しい分まだアッチの方がマシだな」

 

 そう言っておやっさんはヤマギが作業中のグレイズを指差した。

 

「そう言わねえで頼むぜおやっさん」

 

「まあ、やれるだけの事ぁやるがよ・・・。って嬢ちゃん何してんだ?」

 

「使えそうなパーツを見繕ってマース。アンドロマリウス(この子)の左腕をどうにか出来ないかと思ってるんですけどネェ〜。あ、これ使えそうデース」

 

「って、そりゃあ戦利品のじゃねえか!?」

 

「べつに構わないでショウ?いろいろと勝手に調べましたケド、カタギな場所じゃこれらは捌けないデショウシ」

 

「だからってなぁ・・・」

 

 そんなこんなで、どうにか左の破損箇所の修復と駆動系の応急処置を終えボロボロだった装甲も品質は低いがきちんとした装甲に換装をし終えた頃に昼食時になり食堂で昼食をとることにした。

 

「あんまり美味しくないですねぇ〜・・・」

 

 といっても既に5杯目のお代わりをしており、まだまだ食べようとしていた頃。

 

「ねぇ、出かけるんだけどあんたもどう?」

 

 三日月がミカエラにそのように声をかけてきた。

 

「? 別に構いませんヨー」

 

「そう」

 

歳星にて登場するアンドロマリウスの新装備案

  • 近接攻撃型
  • 遠距離砲撃型
  • 電撃強襲型
  • 強行偵察型
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