これからちょくちょくまた書いていきます!!
來は蒼炎で研究所に大穴を開け、シャノンを連れて何処かに消えてしまった。
リロ「やれやれ、逃げられちゃったか。案外冷静なのね、君のお兄ちゃんは。」
そういうリロを睨みつけるレフィはかなり不機嫌な様子だった。
レフィ「当たり前でしょ。兄様があんたみたいな陰湿な能力に負けるわけがないのよ」
リロ「陰湿…ねぇ。酷いなぁ」
レフィの挑発を軽く受け流しなごらリロは、先程吹き飛ばされた研究員の抜け殻に入り直すべく影に潜っていた
レフィ「そんな事より、結局兄様の能力はなんなの?アレはもう蛇って可愛い物じゃないと思うのだけど」
研究員に入り直したリロは研究員の顔で不敵に笑いながら言った
「あぁ。アレはただの神サマだよ。」
アークスシップ市街地のメインストリートの外れの小道に、1軒の寂れたBARがある。
BAR 「NEST」カジノやビリヤードといった娯楽施設付きの酒場だ。
アークスから市民まで夜な夜な集まっては娯楽と酒に浸る憩いの場である。
しかし。來やお尋ね者やお偉いさん達にとってその場所はただの酒場では無かった。
全体像は一切不明の情報組織。「蜘蛛の子」その情報交換。又は取り引き場所として用いられる。
來はNESTで次に襲う研究所と、場所や規模の情報を買っている。対価として研究所で手に入れた情報を流して。
來「やァ。マスターはいるカナ?」
來が入り口を潜ると、途端に大声を上げる少女がいる。彼女はハツィ。NESTのウェイトレス兼警備員だ。
生まれつき雷属性のフォトンの扱いに長ける彼女は本来テクニックを用いれないクラスでありながら、雷を駆使する事が出来る。
ハツィ「あっ!また生きて帰ってきた。」
憎まれ口を叩きながら來へグラスを手渡す。中には琥珀色の酒に満ちていた。
來「そんな事言いながらボクの頼む物を予め入れて置いてくれるなンて相変わらずのツンデレだねェ。」
そう言うとハツィは不機嫌そうにボヤく
ハツィ「あんたに幾ら賭けたと思ってるの。そのうち私にも何か奢りなさいよね。」
ハツィが指さす先にあるコルクボードには、1つのグラフが書かれていた。
内容は「check bet」意味は死の賭け。
NESTの客達が次に死ぬ客を予想するという遊びだ。賭けられた客は生きて生還すると賭け額の半分を貰えるという仕組みだ。もう半分は他の客に賭けた客に分配される。
來の欄にはハツィが10万メセタを賭けていた。
來「サラリと酷いネ。生憎まだボクは生きてるけどサ?」
グラスを飲み干し、ハツィの持つトレイに置き、席を立つと5万メセタの小切手を受け取ると、そのまま小切手をハツィのトレイに置く。
來「ハイ。お酒ご馳走様。マスターはいる?」
ハツィはさらに不機嫌そうに小切手を押し付ける。
ハツィ「マスターは今外出中。それと要らない。同情のつもり?」
來は押し付けられた小切手を受け取ると少し困った顔をした。
來「参ったな。ハツィを金欠する訳には行かないからネ。そうだ。ンじゃこれで何か美味しい物食べに行こっか。ボクの奢りだよ?」
そう言いながら席を立つ來目掛けハツィはグラスを投げつける。
ハツィ「なら今死んで私に賭けに勝たせろ!」
見事に來の後頭部に命中し砕け散るグラス
來「痛てェ!?何するのサ…」
他の客もそれを見て歓声を上げる
「いいぞハツィちゃんー!やっちまえー!」
「生意気な蛇をしめちまえ!」
來「え?ハツィちゃん本気?待って待って女の子相手に乱暴したくないンだけどサ!?」
來目掛けてナイフを投げつけるハツィ。雷を帯び、レールガンの要領で超高速で來に襲いかかる
ハツィ「これもよけれる?」
地面に落ちた無数のガラス片に雷をぶつけ、砕け散ったガラスが弾丸のように來に向けて発射しようとする
「ダメですよ。」
後ろから現れた男が、ハツィの攻撃を制止する。
來「やァ広大さン。ありがとう助かったよ。」
広大と呼ばれた男。彼はNESTのカジノのディーラ兼警備員長である。
広大「來君。キミもですよ。必要以上にハツィを挑発しない。ハツィも、広範囲の攻撃はやめなさい。」
來「ア、ボクに対する攻撃はいいのネ。」
広大は抜刀を得意とする剣士だ。來に剣を指南したのも広大である。
「あーやってるやってる!もーあんまりお店汚さないでよ?」
入り口から入ってくる女性。彼女こそがBAR NESTのマスターであり、蜘蛛の子の長でもある
名前ば忍。蟲の眼の所持者である。
忍「來くん!今日はなんの情報が欲しいのかな?」
元・最強の義眼持ちである。