堅苦しくやるの疲れたのでフランクに行きます()
祠を出たあと、適当にGピットで休み、アジトに向かった。アルゴングレートとか柵とかあったけど全てぶち壊した。正確にはアトお(アトラス)が(ry
ていうか柵置いたままって不親切設計過ぎるんだよなあ....まあ、水上バイクはちゃんとあったし、多少なら許せる。
アジトに着いた。が、桟橋付近には誰もいない。門番すらも。セキュリティガバガバかぁ?と思いつつエレベーターのボタンを押すも、何故か動く気配がない。
流石にいよいよ不安になってきたのでべリたろう(べリアル)をカプセルから出し、翌日筋肉痛という等価交換を決意してから乗り込む。
入り口がないなら作れば良いじゃない理論。メラガイアーで風穴を開け、中に侵入。
凄惨な光景だった。人が大勢倒れている。何人かはまだ戦っているが、敵のモンスターが強すぎて押され気味だ。つかこんなこと言ってる場合じゃない、助けなきゃ――――
外に控えさせていたべリたろうと、カプセルからアトお、スリー(キングスペーディオ)を出し、手当たり次第に敵と思われるモンスターを凪ぎ払ってもらう。
「ジョーカー!?お前何でここに!」
「いや、俺達よりギルツ様だ!ギルツ様の援護に向かってくれ!ここは俺達で食い止める!」
そうはいっても押され気味じゃんなあ....そうだ!
「アトお!スリー!ここは任せるぞ!」
「了解した!」
アトおはちらとこちらを見ると、また敵に棍棒を振り回し始めた。よし、これなら持つんじゃなかろうか。何より、アトおとスリーを置いてべリたろうを連れてきた理由は――――
扉を勢いよく開ける。
「くそっ、ダメだ!もう抑えきれない!」
やはりな。親の顔より見た背中。早くもこちらに気付いたのか、即座に襲いかかってきた。
さあ、べリアルvsべリアルとかいう魔境ゲーの始まりだ....
試合展開としては、こちらの方が優勢。それもそのはず、相手の最大打点のイオナズンが全く効かないから。べリアルの耐性はイオ系無効だしな。
ならば此方も同じ条件、とはいかない。うちのべリたろうはメラガイアー積んでるし。
ということで見事に焼却処分成功。流石に上薬草とかでアシストしたけど、そこはマスターの特権として許して欲しい。
そういや書類渡すために来たんだった。ギルツは....?
「おお....ジョーカーか....助かったぞ....」
――――間に合わなかったのか。紙一重で生き残った部下が手当てしているが、あれじゃもう間に合わないだろう。前に死んだ俺と同等かそれ以上に出血している。
「おそらく書類を渡しに来たのだろう....すまない....そこに伸びている私の部下に、受け取りに行くよう仕向けたのだがなあ....操られて、あの様よ。全く、カルマッソを甘く見ていた」
ギルツが目を向けた方を見る。と、以前指令を渡しに来た部下の人が、壁にもたれ掛かるように倒れていた。操られた、って....
「私ももう、長くない。そこでな、我が研究員達にお前の手助けになるような知識を託した。カルマッソに、遅れを取るなよ」
「....浄魔球か?」
「ああ....そしてな、今のお前の言葉で確信したよ」
....?
「我が息子、ジョーカー....いや、
「....は、お前....」
「ひとつ、いいことをおしえてやろう....ジョーカーはな、
「ああ、わたしにたりなかったものは、むすこにあゆみよる、どりょくか....」
「....お前、そんなことも知らなかったのか、今まで」
「....まったく、あわれだろう」
その言葉を最後に、ギルツは息を引き取った。
....そうだな、よく考えてみれば、ギルツが道を間違えなければ、
多分グレなかっただろうし....
それにしても、まだGP終わってないのに襲撃とは、大分原作と離れてしまった。予想がつかなくなってきたな....
色々考えたんですけど、ギルツは死んでた方が都合いいので。すまぬ。
主人公がこれまでまともに命令聞かなかったとかも設定です。二次創作だし、寛大な心で許してお兄様お姉様方。
ちなみにギルツの死に間際の主人公の中の誰か発言は、ギルツの中の完全に憶測でした。口走った後に主人公が動揺したのを見て確信に至り、色々喋ってます。
こんなもんすかね?質問なり感想なりどしどしください。
ではまた次回。