「雪ノ下さんの事実際どう思ってるの?」
この問いをかけられ俺は応えることが出来なかった。俺にとって雪ノ下はかけがえの無い友人?みたいなものだが、俺は恋心とも友情とも何か違う よく分からない感情を雪ノ下に対して芽生えている
それは、神奈と付き合う前から感じていた
どこか特別な何か…それが何なのか俺には分からない。ただ少なくともこの気持ちを恋だとは思わなかった
八幡「はぁ…どうしてこう上手くいかねぇんだ…」
俺は神奈のことが好きだ…それはどうしようもない事実だ。だからあいつを本気で困らせるようなことはしたくない…だけどもし神奈が雪ノ下や由比ヶ浜との関係を切れと言われたら俺はどうするだろうか…
多分どちらも選べない…
もしかしたら不倫のように
こっそりと雪ノ下や由比ヶ浜と会うのかもしれない
それ程に俺はアイツらの事を…
首を横に振り頬をパンと叩いた
八幡「雪ノ下の事を任せれるやつが出てきてくれたらな…」
俺はそんな奴は知らないし出会ったことすらない
あの雪ノ下雪乃を本当に任せてもいいと思える人に
本物の妹でもないのに…どうして俺はこんな気持ちになってんだ
頭をクシャクシャと掻き
溜息をついた
神奈「ただいまー」
大学にレポートを提出しに行っていた
神奈が家に帰ってきた
八幡「おう、おかえり 飯作ってるけどもう食べか?」
神奈「その前にシャワー浴びてくるね
汗かいて気持ち悪いし」
今日は夏の中でも特に熱い日だった
朝から日光もガンガンと照り
それに、昨日は雨だったので湿気を含んだ最悪な気候だった
しばらくするとシャワーを浴び終えた神奈がリビングにやってきた
神奈「あぁ…クーラー最高…」
おっさんかって思うくらいにだらしない声を出していた
八幡「本当にな…俺も朝からトイレとか以外はこの部屋から出てねぇし」
神奈「ずるーい」
八幡「それじゃ、飯食うか」
今日は特別暑いから冷や麦にしてみた
実家から送られてきた時はこの量どうすんだよ…と思ったが神奈も居るし最悪雪ノ下と由比ヶ浜は来れるか分からないが誘って食べればいいだろう
ご飯を食べ2人でソファに座り
適当にテレビを見ていた
八幡「あんま、くっつくなよ…暑くなるだろ」
神奈「いいじゃん、冷房つけてるんだし」
はぁ…冷房代だって無料じゃないんだぞ
神奈「ほら、胸だって触り放題だぞ〜
ってはーちゃんが触るわけないか ヘタレだしね♪」
八幡「んぉ、柔らけぇな」
神奈「ひゃっ!?」
下から持ち上げるとむにゅっと手がくい込んでいった
神奈「ほ、本当に触るだなんて…本当にどうしたの?」
八幡「いや、ちょっとどんな感触か気になってな」
家に帰ってシャワーを浴びてからブラはしてないようで物凄く柔らかかった…
神奈「そんな軽い気持ちで触らないでよ〜」
いや、触っていいって言ったの貴方ですからね
神奈「なんだろうね、久しぶりだねこういうの」
最近俺が意識しすぎてろくな会話もできて無かったからな…本当に頭が上がりませんよ
八幡「…すまなかったな 考え事があって…最近上の空だった」
神奈「知ってる、その原因作ったの私だし」
八幡「別に、遅かれ早かれぶつかる問題だった…それが早まっただけだしな…気にしてねぇよ」
神奈「それで、何か結論は出たの?」
八幡「妹にしたい…」
神奈「は?」
そんな冗談(本気)をいうと冷たい目で見られた…
ふぇぇ神奈さんそんな低い声出るの?怖いよ
八幡「…ごめんなさい冗談です。できれば友達?じゃないけど そういう仲が良くて互いを信頼し合える関係でいたい」
結局本物なんて分からないままだしな…
もしかしたら今が俺にとっても本物なのかもしれないし、違うかもしれない。
由比ヶ浜と雪ノ下とは仲良すぎてがいいままで彼女とも上手くいっている…そんな調子のいいものかもしれない…だけれどもしそれで雪ノ下と由比ヶ浜が悲しんだり神奈を傷つけてしまうのならそんな本物ないらない…
つまり何が言いたいかと言うと
俺は自分の周りのやつらだけでいいから、幸せになって欲しい…それだけだ
神奈「はーちゃん…声出てるよ…」
何処か呆れたような声を出しながら伝えてきた
え?声出てたって?まさか?え?
神奈「「自分の周りのやつらだけでいいから、幸せになって欲しい」キリッ! ぷふっ!はーちゃんのキャラじゃないよ〜」
うっわ、恥ずかしい…死にたいよ〜
アイデンティティクライシスしちゃうよー!
よし、仕返ししてやる…
八幡「よーし、分かった…今日から1週間お前の分の飯作らないから」
神奈「え!?謝るから!せめて私が学校の時位作ってよ!」
八幡「えー…」
神奈「お腹ぺこぺこで死んじゃうよ?」
八幡「………冗談だよ」
神奈「その間なに!?冗談に聞こえないんだけど!!」
八幡「死なれたら寂しいしな 学校の時は作ってやるよ 学校の時は」
俺は案外根に持つタイプなんだ…
まぁ、本当は3日くらいで作り出すけど
でもかんなって弄られてる時が1番生き生きしてるしな…本当に1週間してみるか?
と考えていたがさすがに可哀想なので実行はしなかった
そのおかげで疲れ果てて帰ってきた神奈からは大好きと暑い抱擁をされたのであった