元々千葉県はあまり雪の降ることの無い気候だ
だけれど今日は珍しく雪が降っていた
地面は綺麗な白色に染まり
外でイチャイチャしているカップルを彩らせていた
そういう俺も周りから見れば妬む対象の中に入ってしまってもおかしくないわけで、リア充爆発しろと言われても何らおかしくない状態なのであった
八幡「お、おい…少しくっつきすぎじゃないか?」
学校を出て、電車に乗り
街へ出てきたのだが、終始神奈は俺の腕を離さず
仕舞いには腕に抱きついてきた
神奈「…やだ、今日は離さないから」
そう言い、神奈は抱きしめる力を更に強めてしまった。まだ、どこか不機嫌そうな顔をしながら
特に会話をすることも無く
目的地に向かって歩いて行った
目的地は神奈には知らせておらず
楽しみにしておいてくれとだけ言っておいた
神奈「ここって……」
八幡「あぁ…二人で来たこと無かったからな」
俺達がやってきたのはディスティニーランドだった
クリスマスなので、人はそれなりに多いが
ちゃんと予約はとっているので安心だ
神奈「チケット代…高かったでしょ?」
八幡「まぁな、でもお前と来たかったし、別に大したことじゃねぇよ」
陽乃さんにスマホで連絡して短期バイトとか紹介してもらったりしてたんだけどね
神奈「…そっか、ありがとね」
今までしがみつくかのように抱きついていたのに
気がつくと腕を離し、その代わり手を握ってきた
八幡「行くか」
神奈「うん!」
そうして俺達はディスティニーランドの中へ入っていった
ディスティニーランドの中では色々な遊具に乗ったり
食べ物を食べたり、パンさんや可愛いキャラクターを眺めたりしていた。気が付いた時には外は暗くなりパレードが始まる時間だった
神奈「はーちゃん、そろそろ帰らないと モノレール乗れなくなるよ?」
パレードを見たそうな顔をしながらも帰りの心配をしていた。それもそうだ、パレードが終わったあとは、一気に人が出ていき、モノレールに乗って帰る
これが王道のパターンだ
だけれど今日は
八幡「ホテル…予約してるから」
神奈「えっ………///」
一瞬固まったがその後の顔を赤くし俯いてしまった
俺も、そういう意味で言ったし
仕方ないと思う…
だけど俺も男なわけで、ひとつ屋根の下こんな美人な女性と過ごしていると性欲も溜まるわけで……って何言ってるんだよ俺……まぁ予約したのは普通のホテルですはい
神奈に関しては完全に勘違いしてるっぽいけど面白いから放置しよう
そうして、俺達はパレードを楽しみ、閉園した後
夜の街へ消えていった