再会した彼女は婚約者だった件について   作:ゼロ少佐

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14話

説教…それは自分が何か悪い事、又は失敗などした時にされる事であって、決して理不尽な事でされていい事ではない。

 

それは人間関係でも同じことだ。だけれど現実は自分は何もしていない、何も悪くないのに説教される事もある、俺はそんな理不尽を許してはいけないと思う

 

「聞いてるの!はーちゃん!!」

 

今現在、俺は恋人であり、婚約者である神薙神奈に説教されているわけで、別に俺はなにかした訳ではない。むしろ何もしなかったから怒られている

 

八幡「はい…聞いています」

 

昨日のデートが終わりホテルに泊まって家に帰ってきた。そして、リビングに着くと説教が始まってしまった。絶賛俺は正座中である

 

「普通あそこまで、期待させておいて何もしないってどういうことなの!」

 

昨日ホテルに行き、風呂に入り、俺は……先に眠ってしまった。その事に対して神奈はご執心のようだ

 

八幡「ヘタレで、すみません……」

 

昨日ディスティニーランドで神奈にホテルを予約していることを伝えた後から 少し上の空になっていたのは気づいてはいたけれど…普通のホテルだぞ?ラブホじゃ無いんだから……

と心の中では何とも言えるが 実際は謝ることしか出来なかった

 

神奈「もう、ヘタレだとか小心者とかそういうレベルじゃないよね!昨日あんなにさり気なくホテル予約してるとか言ってきたから、凄く期待してしまったんだからね!……それに…そ、その私にだって 性欲は…あるわけだし……」

 

最後の方はごにょごにょ言っていて聞き取れなかったが だいたい何を言いたいのかは分かった

 

やっぱ朝から不機嫌だったのはそういうことだったんだよな…そんな気はしてたけど

 

八幡「その、なんだ…このタイミングで渡すべきじゃないのかもしれないが…これ……」

 

バックから小さな箱を取り出し

それを神奈に渡した

 

神奈「なにこれ?」

 

箱を受けとった神奈は首をキョトンと横にかたむけた

 

八幡「クリスマスプレゼントだ…」

 

軍資金からチケット代を引き、余ったお金で買ったものなのだが…

 

神奈「プレゼント?私に?」

 

八幡「…あぁ 本当は昨日渡したかったんだが…恥ずかしくてな……」

 

神奈が箱を開けると驚いたようなそして

嬉しそうな顔をしていた

 

神奈「わ〜ピアスだー!今までした事なかったんだよね!ありがと〜」

 

八幡「おぉ、喜んでもらえてよかった」

 

神奈「でも、何でピアス?」

 

八幡「お前に似合いそうなものとか探しててな…それで着けてる所見たこと無かったからな」

 

神奈「ありがとね!はーちゃん♪」

 

彼女は機嫌良さそうにその箱をしまい

俺に抱きついてきた

 

神奈「大好きだよ」

 

彼女は俺の唇にそっとキスをし微笑んだ

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