ガンダムオンライン上級大将が行く。インフィニット・ストラトス!   作:くにおか

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バトルラッシュトーナメントお疲れ様でした!!(今更感)

作者は壱日目の23時の回で準決勝まで行ったのが最大の戦果です。

ああ、それとラウラヒロイン化は次回デス。すみません。調子に乗って書いてたらヒロイン化まではいけなかったよ・・・orz

まぁ、オリ主2の異名決定シーン入れたから許して。やっぱりシャゲの異名はこうじゃないといけないね!!

んじゃどうぞ!!


14話

Side 大和・正樹・一夏

 

「んで?今日はどういった訓練をするんだ?」

 

「もうすぐトーナメント戦が近いから模擬戦中心で頼みたい」

 

「いいの?一夏。それじゃあ一歩的にボコされる未来しか見えないんだけど・・・」

 

「うッ!お、お手柔らかにお願いします・・・」

 

「ああ、そうだ。一夏、お前にちょっとしたプレゼントだ。」

 

「あんだ?プレゼントって」

 

「新しい武装、束の姉さんがこの前会った時にデータをくれたから作っておいた」

 

「マジか!!ありがとうな!!」

 

「まぁでもお前の機体に着ける武装だ。ピーキーなのは勘弁してくれよ」

 

「おう!何が何でも使いこなしてやるぜ!!」

 

一夏の新武装で盛り上がっていると不穏な話が聞こえた。

 

「ねえ!今イギリスと中国とドイツの候補生の子が模擬戦してるってよ!!」

 

「本当!?いって見てみようよ!!」

 

ちょっとした会話だが3人には嫌な予感がした。

 

「ちょっとやばいかもしんない!」

 

「早く行くぞ!!」

 

「間に合ってくれよ!!」

 

3人は走って模擬戦が行われているアリーナへ向かった。

 

 

 

Side 三人称

 

「きゃああああああああああ!!」

 

「鈴さん!!」

 

「な、なによ。あいつの専用機・・・!?」

 

「やはり弱いな。代表候補と言ってもこの程度だったか」

 

「っく!?」

 

「私たちでも手も足も出ないだなんて・・・」

 

アリーナに3人が到着した時、今まさに2人にとどめが刺されようとしていた。

 

「まぁいい。これで終わりだ!!」

 

ラウラがプラズマ手刀を振りかぶった時。

 

「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

赤い機体がアリーナに入ってきてラウラ目掛けて薙刀を投げた。

 

「やっと出てきたか。桐谷大和!!」

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒ!お前の相手は僕だ!!鈴ちゃん、セシリア。早く下がって。今回はもう周りを見て動けそうにない」

 

「っく・・・。下がるしかないようね・・・。ごめん大和。任せたわ」

 

「大和さんどうかご武運を」

 

そう言ってセシリアと鈴は下がっていった。

 

「これで1対1!本気で行かせてもらう!!」

 

「今日!今ここでお前を倒す!!!」

 

ラウラと大和のサシの対決が始まった。

 

 

 

 

Side 戦闘

 

「・・・。ラウラ・ボーデヴィッヒ、謝るなら今のうちだぞ。今回は僕も本気で行かせてもらう」

 

「雑魚どもに謝る口は持たん。せいぜいお前は楽しませてくれよ?桐谷大和!!」

 

「ッチ!いいよ、君を潰してあげる」

 

「それはこっちの台詞だ!!」

 

肩のレールカノンの射撃と同時に6機のワイヤーブレードが飛んでくる。

 

「君はまだ弱い。潰すのに5分と掛からないよ」

 

レールカノンは横に回避して避ける。そこへワイヤーブレードが殺到するがそれをビームライフルで的確に落としていく大和。

 

「これでお終いならこっちから!!」

 

盾を構えビーム薙刀を展開、突貫する大和。

 

「ふん!雑魚が!!私にはAICがある!!」

 

「誰がそれに気が付いてないって言った?」

 

すると突然、大和は宙返りと共に盾を蹴った。

 

「何!?」

 

「盾も十分質量兵器に成り得るってね!!」

 

盾が至近距離で飛んできたためAICはゲルググシールドに使わなければならない。そして大和はそのすきに右へ回り込み、薙刀で斬りかかる。

 

「っく!!ここまで抑え込まれるとはッ!!」

 

ラウラはとっさにプラズマ手刀で薙刀を止めるが大和は・・・

 

「ここでビームライフルFAは必中だよ!!」

 

ラウラに向かってビームライフルFAを撃つ。

 

「っく!!だがAICの対象はもう変えられッ!!」

 

「まともに戦うと思った?残念!!」

 

唐突に後ろブーストで離れつつレールカノンをビームライフルで撃ち抜いた。

 

「ッチ!!主兵装が!!」

 

「これで君は格闘しかできなくなったわけだ」

 

「フン!こっちにはAICがある。格闘戦は負けん!!」

 

「おっと、盾は返してもらうよ」

 

そう言って腕部からヒートロッドを出して08小隊のグフカスのヒートソード回収の要領で盾を回収した。

 

「そして、次の接触で蹴りをつける!!」

 

「!?舐めるなあああああああああああああ!!!」

 

「激情してきたか・・・。まぁいい。これで終わらせる!!」

 

プラズマ手刀と薙刀で斬り合おうとしたその時!

 

「何か騒ぎがあると聞いてきてみれば・・・。まったく、私以外が止められない戦いになってたじゃないか」

 

「きょ、教官・・・」

 

「織斑先生・・・」

 

「模擬戦や訓練をするのは大いに結構!だが私情が混じった私闘は見過ごせん」

 

千冬は二人ににらみを利かせる。

 

「これ以降は学年別トーナメント戦で決着を付けろ!これ以降は一切私闘は禁止だ!!わかったな?ラウラ、大和」

 

「きょ、教官がそうおっしゃるなら」

 

「ッチ!わかりました・・・」

 

そう言ってこの場は収まり両者は分かれた。

 

 

 

 

 

 

Side 大和

 

「大丈夫?鈴ちゃん」

 

「セシリア、大丈夫か?」

 

「何とか間に合ってよかったぜ」

 

「ちょっと運ぶのは大変だったけど」

 

現在は保健室で傷ついた鈴とセシリアを正樹と一夏、シャルロットと一緒に見舞っていた。

 

「だ、大丈夫よ!大和に心配されるほどの傷は負ってないわよ!」

 

「それならいいんだけど・・・」

 

「ああもう!!泣かないの!!私はあんたが助けたじゃない!!」

 

「でも、でも~」

 

「でもじゃない!もうほら!!頭出す!!」

 

「うん・・・」

 

鈴は大和の頭を撫でる。

 

「まったく、間に合ったんだからよかったじゃない。ほうら、私は大丈夫だから!もう泣かないの!!ね?」

 

「うん!」

 

 

 

 

 

 

Side 正樹

 

「んで?セシリアは今度のトーナメント、出られるのか?」

 

「無理・・・ですわね・・・」

 

「そうか」

 

「シャルロットさん!私が出られない間、正樹さんの事頼みましたわ!」

 

「うん。分かった。セシリアはゆっくり休んでて」

 

「そうさせていただきますわ」

 

「んじゃ!無事も確認できたし、大和!一夏!かえ・・・」

 

ドドドドドドドドド!!

 

「え?」

 

「あ?」

 

「ぬ?」

 

バーーーーーーーン!!!

 

部屋へ帰ろうとしたらなぜか女子生徒が集団で押し掛けてきた。

 

「織斑君!桐谷君!芹澤君!!」

 

『これ!!』

 

そう言って何やらプリントを渡してきた。

 

「ええっと・・・?」

 

「学年別トーナメント戦は・・・」

 

「タッグマッチに変更となりましたあ!?」

 

「と、言うことは・・・」

 

『織斑君(桐谷君)(芹澤君)私と組んで!!!!』

 

なぜか同時に3人指名されたようになった。

 

これの返しは・・・

 

「わりぃ、俺はシャルロットと組むから」

 

「うん!正樹頼りにしてるよ!!」

 

「んじゃ、僕は一夏と組もうか」

 

「おう!頼むぜ、大和!!」

 

とちょうど4人いるので組み合わせが即席で決まったことにした。

 

「そっか~。もう組んじゃってるんだ~」

 

「残念」

 

「まぁ、桐谷君と織斑君のタッグなんて面白そうじゃん!」

 

素直に引き下がってくれた模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

Side 大和

 

タッグトーナメントの申し込みをした帰り、大和は一人で寮への道を歩いていた。

 

「まったく、一夏のやつ。箒に謝ってくるってダッシュで行っちゃって・・・」

 

その途中、千冬とラウラが話しているのを見つける。

 

「なぜこんなところで教師などしておられるのですか!!教官!!」

 

「なんだ、お前は私がここで教鞭をとっているのがそんなに気に食わないか」

 

「ええそうです!ここではあなたの実力は5割も発揮できない!!ここの生徒はISをあたかもファッションのように思っっている!!こんな所より!ドイツ軍のほうがましです!!」

 

「そこまでにしておけよ、小娘。私の実力がどうこうなど、いいご身分だな小娘」

 

「きょ、教官!わ、私は!!」

 

「・・・お前がさっき戦っていた桐谷大和を見てみるといい。お前とは違う思いでISに乗っている」

 

「わ、私とは違う・・・とは・・・?」

 

「まぁ、アイツは私並みに強い。そして私よりお前に大切なものをあいつは教えてくれるはずだ。一度他人をよく観察してみることだなラウラ」

 

「(え・・・?こ、これってボーデヴィッヒが俺に付きまとってくるパーターン!?)」

 

そんな話が終わると千冬はこっちに来た。そして見つかる。

 

「なんだ、盗み聞きとは感心しないな」

 

「いえいえ、これは不本意なことでして・・・」

 

「そんなもの顔を見ればわかる。そうだ、お前に頼みがある」

 

「頼み・・・ですか?」

 

「ああ、頼む。ラウラを助けてやって欲しい!」

 

そう言って千冬は頭を下げる。

 

「や、やめてください!千冬さん!」

 

「あいつは私のせいでああなってしまった。本来は私がどうにかしないといけないのだが!!」

 

「頭を上げてください。千冬さん。その話わかりました。お受けします」

 

「本当か!」

 

「はい、なんでも千冬さんの頼みですし。なんて言ったって困ってる千冬さんを見逃せませんので」

 

「すまないな。大和」

 

「謝るんじゃなくて、ありがとうって言ってくださいよ。こういう時は」

 

「そうか。ありがとう、大和」

 

「どういたしまして。じゃ、早速明日から取り掛かるとしますか。それでは千冬さん。また明日」

 

「ああ、また明日。大和」

 

「あ、そうそう。あんまり思いつめると体に毒ですからね。折角千冬さんは美人なんですから。もったいないですよ~」

 

そう言って大和は寮に帰っていった。顔を赤くして固まっている千冬を残して。

 

 

 

 

 

 

 

自室に戻ってきた大和。

 

「・・・・ッ!!!!!」(/ω\)

 

顔を赤くしてしまう。

 

「何やってんだよ~。友達のしかも親友の姉ちゃん口説くとか何やっちゃってるのもおおおおおお!!」

 

「こ、このことは一夏には内緒にしておこう、そうしよう」

 

一夏に秘密ができてしまった大和であった。

 

 

 

 

 

 

 

Side 三人称

 

「なぁ・・・なんで最近ボーデヴィッヒがお前の後ろをついてくるんだ?」

 

「知らない。もうそろそろタッグトーナメントだろ?敵情視察なんじゃね?」

 

「そうか、なら気にしないことにするぜ」

 

「悪いね」

 

というわけで今日も特訓。

 

「なぁ、大和。これ使いにくいんだけど・・・」

 

「ああ、それは慣れれば楽しい武器だから」

 

現在一夏が取り出しているのは皆さんご存知理不尽武器をして名高いチャージ・ランスである。

 

「慣れればって・・・」

 

「しかもそのランス、お前の零落白夜より燃費がいいんだから扱えないとこの先きついぞ」

 

「そうは言ってもよ~」

 

「いいか?そいつは近距離で振られたら終わりの武器なんだ。BD格で思いっきり突きを放つけどあたり判定は振りかぶりから発生してこの機体の前面に判定が出る。さらには突きのモーションなのに角錐の形でじゃなく、機体の大きさプラスアルファの四角形が当たり判定の範囲だ」

 

「と・・・いうことは・・・」

 

「間合いとタイミングさえ間違えなきゃ必中必殺の武器だ」

 

「なんでこんな理不尽武器持たせたんだ!!」

 

「え?雪片弐型しかないお前が哀れだったから」

 

「哀れって・・・」(´・ω・`)

 

「その槍はすごいぞ~。なんて言ったって一発逆転のしかも最大級の下克上ができるような武器だからな~。せいぜいモノにして見せろ。じゃなきゃ僕と正樹に勝とうなんて100年早いんだからね~」

 

「・・・・。ああ!わかった。やってやるよ!!絶対にモノにして見せる!!」

 

「ガンバレ~。というわけで特訓再開だ!」

 

「おう!」

 

特訓は続いてゆく。

 

「ほらほら!そんな動きじゃただの的だぞ!!」

 

「こ、これでも全力で動いてるさ!!」

 

「直線的じゃダメ!!もっと相手を翻弄するように動かないと!!」

 

「ど、どうやってってうわ!!」

 

「はぁ~。こんなので大丈夫かな~」

 

「や、大和・・・具体的にはどう動くんだ・・・?」

 

「ちょっと待ってて。お手本見せてあげるから」

 

そう言って、回避訓練用の砲台を一夏の3倍の数で回避運動訓練を始めた。

 

イメージはガンダム・ジ・オリジンのルウム戦役のシャアの動きみたいな感じでお願いします。

 

「す、すげぇ・・・」

 

「こ、これが桐谷大和の動きなのか・・・!?」

 

「赤い機体が高速で・・・。まるで赤い彗星だ・・・」

 

「残り1分か・・・行けるな・・・」

 

尋常ではないほどの弾幕を掻い潜りさらには反撃までしだす大和そしてこれを見た生徒たちは大和をこう呼んだ。

 

『赤い彗星』と。

 

 

 

 

 

タッグトーナメントまであと4日




んじゃ、次回はしっかりラウラヒロイン化まで書こうと思います!!

それにしても束さんの秘密の拠点のアンケート見てみたけどなんで皆宇宙要塞に入れるの!?

もう!書くこっちの身にもなってよ!!(# ゚Д゚)

宇宙要塞のどれかはまた後日アンケート取ります・・・。

とりあえず次回もお楽しみに!!

束さんの秘密の拠点

  • 箱型拠点(ニューヤーク型)
  • 箱型拠点(遺跡型)
  • 露天(ビッグ・トレーまたはダブデ)
  • 露天(戦艦系)
  • 宇宙要塞(青葉区・ソロモン・アクシズ)

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