学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜 作:生焼け肉
八幡side
ーーー界龍校門前ーーー
八幡「………」
八幡「あぁ。学園毎に使者が来ているって聞いているんだが、誰か聞いているか?」
八幡「あぁ、済まない。」
麗蘭さんが来てるのか………まぁあの人なら此処にも偶に来る事あるから引き受けたのだろう。
ーーー冒頭の十二人・会議室ーーー
ガチャッ
八幡「済まない、遅くなった。」
中には既に現【冒頭の十二人】が揃っていた。
2位
3位
4位
5位 セシリー・ウォン
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
星露「本当じゃ。主役は遅く来るものじゃが、遅過ぎじゃろうて。じゃが何故、歌姫殿も居るのじゃ?」
八幡「一緒に聞いた方が早いと思ったからだ。」
シルヴィア「そういう事だから、私の事はあまり気にしなくてもいいよ。」
そして俺は1番奥の真ん中の席へと向かった。それと虎峰、今から会議するんだからそんな目で俺を見るな。文句なら今抱き着いてるシルヴィに言ってくれ。
八幡「……では説明をお願いします、麗蘭さん。その為に此処に来たのでしょう?隠れていても分かりますよ。」
麗蘭「……流石は八幡さんです。その慧眼、お見事と言わざるを得ませんね。」
八幡「それはいいですから、説明を。」
麗蘭「分かりました。では、簡単に説明をさせて頂きます。六花の全運営母体幹部によって新たに制定された星武祭、名を《
虎峰「……つまり、1度に全ての学園と戦わなくてはならないというわけですか?」
麗蘭「その通りです。ですがその中にもルールはあります。この星武祭「関しては《同盟》というルールを追加しています。それは1学園に対して1学園にだけ同じチームで戦うことができるという制度です。それによって1対5だったのが、2対4になるという事です。」
ほう……そのルールはありがたいな。それならクインヴェールと組める。
麗蘭「脱線しましたので話を戻します。戦う場所はこの六花の街という事になっております。皆様が懸念しておられる町の安全ですが、それに至っては心配ございません。アルルカント・アカデミー屈指の技術者が街の至る所に障壁を作ってくださりますので、町が壊れる恐れはございません。」
八幡「……大体は理解出来ました。だが星武祭優勝特権の願いについてはどうするんですか?優勝したとしても、学園の生徒全員にその権限を渡すんですか?」
麗蘭「不参加の方にはその権限は与えられません。そして願いにつきましても、より優勝に対して貢献した方をこちらで選び、10名にその権限を与える事になっております。」
上位10人か……そうなったら同盟を組むと自分がもらえる可能性も低くなるって事か。いやもう要らないんだけどさ、願いなんて無いし。
麗蘭「これにて説明は以上になります。何か質問はございますか?」
八幡「いや、俺は特にありません。それよりも早くクインヴェールと同盟を組みたいのですが、方法はどうするんですか?」
セシリー「まぁ八幡ならそうするよねー。なんたって未来の奥さんが居る学園なんだもーん。」
銀梅「今1番友好を持っている学園はクインヴェールといっても過言ではありませんからね、妥当でしょう。」
麗蘭「あっ……その、大変申し上げにくいのですが、言い忘れていた注意事項がありました。」
ん?注意事項?
麗蘭「その、同盟するにあたって界龍第七学院とクインヴェール女学園の2校による同盟については禁止なのです。」
シルヴィア「えええぇぇぇぇ!!?何でっ!!?」
おいおい母体幹部の皆さんよ、それは無いだろ。
麗蘭「前年度のシーズン結果では界龍が圧倒的だったのは皆様もご存知ですね?そしてクインヴェールが脅威の2位という成績に伴って、この2校に同盟を組ませてしまったら勝ち目が無くなるという事なので、界龍×クインヴェールの組み合わせだけが無しになったのです。」
シルヴィア「そんなの横暴ですよっ!!」
麗蘭「私もそう思って抗議をしたのですが、界龍とクインヴェールの2校を除く幹部の皆様が口を揃えて『勝率が〜』とか『可能性が〜』と言うので、全く取り入ってもらえなかったのです。はぁ……非人間的な彼等ですが、数字には細かいようです。」
シルヴィア「むぅ〜!」プクゥ∼!
おぉ〜シルヴィが膨れてる。だがそうなると俺達はクインヴェールとは対立しなければならないというわけか。恋人とまた戦うのは少し気が引けるな……だがだからといって棄権するのもなぁ………なんか良い方法はないかねぇ〜。
あっ!良い事思いついた!
八幡が思いついた方法!それは?