学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜 作:生焼け肉
シルヴィアside
ドゴッ!!
ミルシェ「うぐっ!?」
シルヴィア「ふぅ〜……やっぱり歯ごたえが無いなぁ。少しは期待してたんだけど、君達の実力はこんなものなのかな?手加減しているとはいえ、私に武器すら装備させる事も出来ないの?」
モニカ「て、手加減?どういう事?」
パイヴィ「……シルヴィア、私達の校章を壊してない。それが手加減の理由。今のシルヴィアなら、私達くらい余裕で倒せるから。」
シルヴィア「流石の観察力だねパイヴィ。」
ミルシェ「手加減されてるのに手も足も出ないなんて……その規格外の強さ、やっぱり比企谷八幡さんに似たんじゃないの?」
シルヴィア「ふふっ、そうかもね♪」
シルヴィア以外(そんな嬉しそうに今のを肯定されても困る………)
規格外の強さかぁ……それなら八幡君の方がやっぱり凄いと思うんだけど、私そんなに強いかなぁ?なんかあんまり他人と自分を比べた事が無いから分からないよ。
※六花最強の魔女が何言っとんの?
シルヴィア「まぁいいや。それじゃあそろそろ決着でもつけようか。私も早く八幡君に会いたいし。」
ミルシェ「やっぱりその理由は外さないんだね。でも、勝てないと分かっていても、一矢報いるっ!」
パイヴィ「一太刀は浴びせるっ!」
モニカ「行くわよ、シルヴィアっ!」
ーーー10分後ーーー
シルヴィア「………さて、どうする?後は君だけだよ、ネイトネフェル。」
その場に立っているのは私とネイトネフェルだけだった。クインヴェールの生徒達は全員横たわっているか、座っていた。
ネイトネフェル「貴女、《王竜星武祭》が終わって間も無いっていうのに、更に強くなってない?なんか貴女と私の間に凄く分厚い壁を感じるのだけど?」
シルヴィア「そう?私には見えないから分からないかなぁ。それで?戦う?それとも
ネイトネフェル「戦うに決まっているでしょう。そうじゃなきゃ貴女に戦って負けた仲間に申し訳ないもの。足掻いて見せるわよ。」
シルヴィア「それを聞いて安心したよ。もし投了をしていたら、迷わず君を思い切り殴るか蹴っていたもの。
ネイトネフェル(本当にやる気だったようね。シルヴィアの雰囲気を見れば分かるわ。)
シルヴィア「じゃあ始めようか。君の得意な体術なんだから少しは粘ってよ?」
ネイトネフェル「言われなくてもそのつもりよっ!」
ネイトネフェルは私に向かって飛び出して来た。彼女は体術の中でも足技が得意。踵落としなんて受けたらひとたまりも無いだろうね。でも………
ネイトネフェル「はぁっ!ふっ!」
シルヴィア「………」
受ける、攻める、また受けて攻める。
ネイトネフェル「くっ!はぁーっ!!」
ネイトネフェルは私に向かって足の連続攻撃を打ってきた。多分だけど攻撃をさせないつもりだろうね。でも私からしてみれば、それはただの自殺行為。
シルヴィア「フッ!」
私は彼女の足の腿を1蹴りするごとに2回ずつ攻撃した。すると彼女の蹴りのスピードや足の切り返しがみるみる遅くなっていった。
ネイトネフェル「うっ!……貴女、私の腿を集中的に狙ったわね?」
シルヴィア「痛みで分かるよね、その通りだよ。腿を攻撃してダメージが蓄積すると、足が使えなくなってくるからね。君のはまだ軽傷だけど、続けるのならこれだけじゃ済まないからね。」
ネイトネフェル「……そんな事を言われて……終われるわけなんて、無いでしょ!!」
正面から右足での上段蹴り………ここまでかな。
私は彼女の左膝を足裏蹴り、右膝を思い切り肘鉄した。すると彼女を支える足が途端に崩れて倒れた。
ネイトネフェル「う、ううぅ………」
シルヴィア「今のは膝だよ。大きなダメージを与えれば与えるほど支える力は無くなって立てなくなるんだ。今の君が実例だよ。」
ネイトネフェル「……何よ貴女、人体の構造まで調べてたの?」
シルヴィア「ううん、これは八幡君の知恵の賜物。人体の急所を教えてもらったからこうやって出来たの。でも凄いよね、こんなに沢山人体に急所があった事に驚きだよ。」
ネイトネフェル(つまり私はあの連続攻撃をしていた時点で負けていたのね。シルヴィア、貴女あの時から強くなっていたとは思っていたけれど、とんでもないわよ。もう六花の現役女子生徒じゃあ貴女に勝てる人なんて存在しないんじゃないかしら?)
ネイトネフェル「………もう無理ね。シルヴィア、早く校章を壊しなさい。今日は本当に驚きの連続よ。まさか貴女1人にクインヴェールが全滅だなんて。」
シルヴィア「皆まだまだ修行が足りないよ。これじゃあ私に勝とうだなんて100年どころか200年300年も早いよ?」
本当にまだまだだなぁ。私が鍛えてあげよっかな?
そして私はネイトネフェルの校章を取って壊した。
『校章破壊』
シルヴィア「はぁ〜終わったぁ〜!よしっ!早く八幡君の居る所に行〜こおっと!八幡君も待っているだろうからね!オーフェリアさ〜ん、終わったよ〜!」
オーフェリア「………今日のシルヴィア、なんだか怖いわ。」
シルヴィアが凄いことに……