学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜   作:生焼け肉

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ガラードワースの鼓舞

 

 

シルヴィアside

 

 

シルヴィア「あっ、もしも〜し!八幡君、皆聞こえる?今さっきクインヴェールを倒したから、八幡君の所に向かいま〜す!なのでチーム4にはオーフェリアさんを向かわせるから、頑張ってね!ふぅ……というわけでオーフェリアさん、チーム4でも頑張ってね♪」ニコッ!

 

オーフェリア「………あそこでチョキを出していれば私が八幡の所に行けたのに……」

 

 

クインヴェールを倒した後、私達は八幡君の所に行こうという話になったんだけど、2人で行って待たされても意味が無いと思ったので、どちらかがどこかのチームに加勢しに行こうという話になったの。そして一発勝負のジャンケンで私が勝ったから、オーフェリアさんが星導館へ行く事になりました♪そして私が八幡君の所に向かう!うん、とっても良い筋書きだね!

 

 

オーフェリア「………勝負とはいえ貴女を恨むわ。日頃から一緒に居るのに、また一緒になるなんて。少しは譲って欲しいわ。」

 

シルヴィア「なんとでも言いなよ〜だっ。勝負は私の勝ちだもん!」

 

オーフェリア「………シルヴィアなんか、八幡の執事の刑に遭わされちゃえばいいんだわ。後でそうしてもらうように連絡しておくわ。」

 

シルヴィア「ちょ、ちょっとっ!?それは止めて!あの破壊力は知ってるでしょ!?1人じゃ絶対に無理っ!」」

 

オーフェリア「………行ってくるわ。そして連絡もしておくから安心してちょうだい。」

 

 

まったく安心出来ないよ!やめて本当にっ!!

 

 

シルヴィアside

 

荒屋敷side

 

 

おいおいマジかよあの嬢ちゃん達………もう倒しちまったのかよ。最強の魔女とはいえ早過ぎねぇか?

 

 

荒屋敷「よぉそっちの大将さんよ。良いニュースと悪いニュースがあるんだが、聞きたいか?」

 

エリオット「何ですかそれは?」

 

荒屋敷「いいから答えろよ。」

 

エリオット「……では悪いニュースから。」

 

荒屋敷「中々良い方を選んだじゃねぇか。じゃ言うぜ、お前等が同盟を組んでいたクインヴェールだがな、たった今全滅したって連絡が入った。最強魔女2人によってな。」

 

エリオット「なっ!!?」

 

 

おぉ〜おぉ〜驚いてんな。けど事実だぜ?けど驚いてる暇なんてねぇぜ?

 

 

荒屋敷「そして良いニュースだが、俺達の所に援軍には来ねぇってだけだ。良かったなマジで。あんな2人が来られたらお前ら絶対勝てねぇもんな。俺がお前等だったら大人しく校章切られてらぁ。」

 

アーネスト「エリオット、君が動揺してはダメだ。リーダーの焦りがチーム全体の士気に関わる。君は堂々としているんだ。」

 

エリオット「ア、アーネスト先輩。ですが……」

 

アーネスト「君が今この学園のリーダーなんだ。君が引っ張らずして誰がこの学園を引っ張るんだい?君はチームを鼓舞させ、この星武祭に勝つように皆に呼びかけるんだ。そして時には戦い、援護をしたり、指示を出す。今の君に必要なものだ。彼の相手は僕に任せて、君は今言った事を実行に移すんだ。いいね?」

 

エリオット「……はいっ!」

 

アーネスト「うん、じゃあ行くんだ。」

 

 

………なんかこそこそ話してんな?ん?金髪坊主がどっか行ったな。ん?今度は【聖騎士】が相手か?

 

 

アーネスト「悪いけど、選手交代させてもらったよ。エリオットにはやるべき事があるからね。」

 

荒屋敷「良いぜ別に。あの坊主よりもお前の方が強いしな。それに【聖騎士】とやり合えるんだ、この機会に感謝しねぇとな。」

 

アーネスト「僕も君程の実力者と戦える事を光栄に思うよ。じゃあ早速、始めようか。」

 

荒屋敷「あぁ、やろうぜ。」

 

 

荒屋敷sideout

 

シオンside

 

 

ガキィン!!

 

 

シオン「………強いな、流石は序列2位の座にいるだけの事はある。」

 

レティシア「素直に受け取っておきますわ。貴方も中々の腕前ですわね、私の光の攻撃を一度も受けずにここまでやり過ごしたのは貴方が初めてです。」

 

シオン「八兄との鍛錬に付き合わされてるから、これくらいの動きにはついていける。八兄の鍛錬かなりキツいから俺も疲れるけど。」

 

レティシア「八兄……もしかして界龍の比企谷八幡ですか?」

 

シオン「あぁ。俺の主だ。」

 

 

この女のタイプからして、挑発するような事を言えば本気で攻撃してくるタイプだから下手な事は言わない。相手を褒めながら攻めた方がやりやすい。

 

 

レティシア「そうですの……ならその強さも納得ですわ。さて、お話もこれくらいにして、再開してもよろしくて?」

 

シオン「あぁ、構わない。」

 

 

シオンsideout

 

八幡side

 

 

暁彗「………………そちらはどんな感じなのだ?」

 

八幡「たった今シルヴィから連絡があって、クインヴェールは落ちた。後の敵は星導館とガラードワースとお前等界龍だな。今オーフェリアが星導館に援軍に向かってるから、その内したら終わるだろうな。」

 

暁彗「………………【孤毒の魔女】か、酷な事を言うが、星導館学園は全滅するだろうな。」

 

八幡「まぁアイツを倒せそうな奴なんて限られてるからな。ウチの学院では俺と星露くらいだから星導館じゃ無理だろうな。まぁシルヴィが行っても同じ結果だろうけどな。」

 

暁彗「………………」

 

八幡「にしても、お前の淹れるお茶って本当に美味いな。何杯でもいけそうだ。もう一杯もらってもいいか?俺の作った茶菓子も食っていいからよ。」

 

暁彗「………………ありがたく頂戴する。」

 

 

パーシヴァル……何故こんなにも和んでいるのでしょう?私達は敵同士だというのに。【覇軍星君】から『………………師父から許可は得た。』という言葉を聞いてから、比企谷さんはこの状態です。しかも相手側も座って休んでいます………何故でしょう?戦いに来た筈なのに気が抜けてしまいます。)

 

 

八幡「ガードナー、お前も座れ。今のアイツ等に戦意は無いからよ、というか暫くは無い。」

 

ガードナー「我々のチームが界龍以外のチームを倒すまでは休戦状態という事ですか?」

 

八幡「その通りだ。だからお前も暁彗の淹れた茶でも飲んでみろ、美味いから。」

 

 

………やはり貴方は不思議な人です、比企谷さん………驚きました、本当に美味しいですね、このお茶。

 

 

 

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