学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜   作:生焼け肉

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今日で平成最後の投稿になります。明日からは令和ですね。年号は変わりますが、これからもよろしくお願いします。


界龍が来るまで

 

 

八幡side

 

 

しかし星露の奴遅いな……本当にこっちに向かって来てるのか?人を待たせるのも大概にしてほしいものだ。いや、まぁ勝手に待っているだけなんだけどな。それと、さっきオーフェリアから連絡があって、星導館を制圧したからこっちに来るみたいだ。今残っている面子は、俺、シルヴィ、オーフェリア、川崎にマフレナ、パレートにレビテートは非戦闘だから除外にしてシオンで合計で6人か。6対およそ200〜300も相手するのかよ………骨が折れるなんて話じゃねぇなこれ。

 

 

八幡「暁彗、界龍の参加人数ってどれくらい居るんだ?不参加にした奴らもいるんだろ?」

 

暁彗「………………無論居るが、それをおいそれと教えるわけにはいかない。学院は同じとはいえ、今は敵同士だからな。」

 

八幡「そうか……まぁ、敵に情報を与えるわけねぇよな。百の位でもダメか?」

 

暁彗「………………」

 

 

今度はノーコメントか。まぁそんなに期待はしてなかったからいい。

 

 

八幡「なぁ、これくらいはいいだろ?リーダーって誰だ?やっぱ星露か?」

 

シルヴィア「八幡君、そんな当たり前な事聞いてどうするのさ………」

 

暁彗「………………その通りだ。界龍のリーダーは師父が務めている。」

 

八幡「まぁだよな。だからこんなに遅いのかもしれないぞ。」

 

シルヴィア「え?どういう事?」

 

八幡「アイツの歩くスピードに合わせているから、ってヤツだよ。言ってもアイツは初等部だからな?まぁもうすぐ中等部だけどよ。歩幅が小さいから歩くのも遅いんじゃないか?高等部や大学部の奴等からしてみれば。」

 

シルヴィア「あぁ〜それは盲点だったよ。確かに初等部中等部の歩くスピードは高等部大学部からすれば、かなり遅いだろうしね。」

 

 

それに後ろの奴等が詰まるだろうしな。

 

 

暁彗「………………こちらからも聞いていいだろうか?」

 

八幡「ん?何だ?」

 

暁彗「………………比企谷八幡と【戦律の魔女】は普段どのように過ごしている?」

 

シルヴィア「普段?うぅ〜ん……起きて、朝ご飯食べてからデートをするかのんびり過ごすかを決めてから行動して、お昼ご飯を食べたらどうするかを決めてから行動。夕方になったら晩御飯の支度をして、完成したら食べる。食べ終わったら少しのんびりしてからお風呂に入って、髪を乾かしてからお休み、かなぁ。そんなところかな。そうだよね八幡君?」

 

八幡「そうだな……まぁそんなところだな。これが俺達の普段過ごしている生活だな。学院がある日とかはデートはしないが、その分晩飯とか風呂とかで爆発するけどな。言っておくが夜はないからな?」

 

暁彗「………………そうか。」

 

シルヴィア「後さ、私達すごくのんびりしてるけど、いいのかな?」

 

八幡「いいんじゃね?だって星露達が遅いのが悪いんだし。いや、進行の遅い星露が悪いんだから。」

 

シルヴィア「八幡君って星露のせいにするの、好きだよね。何か恨みでもあるの?」

 

八幡「日頃の行いの仕返しだ。」

 

シルヴィア「………うん、それなら納得だよ。」

 

 

流石はシルヴィだ、よく分かってらっしゃる。星露ならそう思われても無理はないからな。主に食関係とかで。

 

 

シルヴィア「オーフェリアさんたち、どれくらいでこっちに着くかな?」

 

八幡「制圧したのがさっきだからな。界龍の方が先に着くかもな。そんときは俺達で食い止めるしかないだろうな。かなり厳しいけど。」

 

シルヴィア「流石に私も大人数を相手に生き残っていられる自信は無いよ?相手は界龍の本隊なんだから。」

 

八幡「俺もだ。いつもは稽古しているからそんなに厳しくはないが、これはもう実戦だから手加減なんて無い。校章壊したらすぐにはい、次の方どうぞ〜だからよ。」

 

暁彗「………………大変なのだな。」

 

シルヴィア「そうなんですよ。私も界龍の先発隊を倒す前はクインヴェールの相手を1人でしてたんですから。相方は何故か出てきてくれなかったんですよ?酷いと思わないですか?」

 

八幡「いや、その理由はお前にある。」

 

シルヴィア「え?なんで?」

 

八幡「シルヴィが早く俺のところに行きたいっていうちょっとどす黒いオーラが出てたもんだから、オーフェリアも援護に行きたくても怖くて行けなかったみたいだ。」

 

シルヴィア「そ、そうだったんだ……後でオーフェリアさんに謝らないと。でもそんなに酷かったの?」

 

八幡「俺の分身も居たから一応様子は俺も知ってるが、確かにあれは戦いに混ざっても大丈夫な感じでは無かったな。あの時のシルヴィなら多分『援護?邪魔だから隠れててくれないかな?私1人で充分だから。』とか言いながら凄い目つきで睨んできそうな感じだ。」

 

シルヴィア「そんなにっ!?私そんなに怖かったの!?いつもの私は皆に優しいけど、その時の私ってそんなに怖かったの!?自分でも信じられないよ!」

 

 

いや、あの時のシルヴィアは本当に怖かったと思う。もし敵に回っていたら、俺もやられてると思う。

 

 

暁彗「………………比企谷八幡、女性というのは時に恐ろしいものだな。」

 

八幡「………あぁ、そうだな。」

 

 

 

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