学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜   作:生焼け肉

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戦おうと思った矢先に

 

 

ーーーーーー

 

 

セシリー「《獅鷲星武祭》でぶつかったけど、あの時は八幡の1人勝ちだったからねー。だからこうやって戦うのは初めてだよねー。」

 

マフレナ「そ、そうですね……確か、序列5位のセシリー・ウォンさん、ですよね?」

 

セシリー「そーだよー。そして君はクインヴェールの………誰だったっけー?」

 

マフレナ「ご存知ないのも当然です、私は序列外ですので。クインヴェール女学園所属のマフレナといいます。バンドチーム《ルサールカ》のキーボードを担当しています。」

 

セシリー「あぁー確かガールズロックバンドチームだったんだっけー?5人組のだよねー?」

 

マフレナ「はい、それで合っています。」

 

 

戦闘中にも関わらず、2人は戦闘を開始する雰囲気では無かった。それどころか、自己紹介を終えてまた何かを話し始めようとしているセシリー。

 

 

 

セシリー「でもよくこの同盟チームに入ろうって思ったよねー。なんか言われなかったのー?」

 

マフレナ「えっと、そのお話はチーム内には話していなかったので。それに、シルヴィアさんが直々にオファーをして下さったので、最初は断ろうと思っていたんですが、私を選んでくれたシルヴィアさんの為にも頑張ろうって思ったので、入りました。でも、これが終わった後はチームメンバーに物凄く言われると思います。」

 

セシリー「あっははは!だよねー!それで言われない方がおかしいもんねー!でも、言われても気にしなくていいと思うよー。だってそれが君の選択なんだからさー。」

 

 

マフレナ(この人、凄く正直な人なんだな……思ったことを口にしてる感じだし、何より裏表を感じさせないような人柄みたい。)

 

 

セシリー「んじゃあさー……そろそろ始めよっかー!いつまでもこの状態だったら、なんか変な野次とか飛んで来そうだからねー。人なんて飛んできたら、それこそ溜まったものじゃないからねー。」

 

マフレナ「は、はぁ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴオォォォォォン!!!

 

 

マフレナ「きゃあ〜!!」

 

セシリー「うわっ!?えっ、何!?」

 

 

突然2人の左隣にある壁が爆発した。始めようとした矢先に起きた出来事に2人は驚き、爆破した壁を凝視していると、そこには………

 

 

セシリー「う、嘘っ!?あんた虎峰っ!?」

 

マフレナ「え?もしかして、【天苛武葬】ですか?序列6位のっ!?」

 

 

セシリーの言った事が現実となってしまった瞬間であった。だが、2人は序列6位の猛者が飛ばされてきた事による驚きの方が優っていた。

 

 

セシリー「ちょっとちょっとーアンタどうしたのさ?ていうか左頬凄い腫れてない?紅葉みたいになってるよー?」

 

虎峰「………」チーン…

 

マフレナ「………気絶、してますね。」

 

セシリー「気絶、してるねー。ありゃりゃー、虎峰を倒しちゃうなんてねー。しかも……ぷぷっ!虎峰の左頬、紅葉みたいになってて……ぷぷっ!!」」

 

マフレナ「ですが驚きです。あの【天苛武葬】がこんなにも簡単に倒されてしまうなんて。一体誰がやって………あれ?川崎さん?」

 

 

マフレナが壁に激突している虎峰の反対側を見ると、顔を真っ赤に染めながら右手に星辰力を漲らせている川崎沙希が居た。

 

 

セシリー「どしたのサキサキー?なんか顔赤いよー?虎峰になんかされたー?」

 

沙希「……………ソイツに胸を揉まれた/////」

 

マフレナ「………え?」

 

セシリー「………え、今なんて言ったの?」

 

沙希「に、2度も言わせんなっ!!/////」

 

マフレナ「あの、セシリーさん。川崎さんは【天苛武葬】に胸を揉まれたんじゃないかと思います。経緯は分かりませんが、あの様子を見る限りでは嘘ではないんじゃないかと思いますよ?」

 

セシリー「虎峰がー?いやいや、流石にそれは無いでしょー。だって虎峰だよー?虎峰にそんな甲斐性あるわけ………」

 

沙希「………/////」

 

セシリー「あるわけー……」

 

虎峰「………」プルプル…

 

セシリー「え、えっとぉー……」

 

沙希「………/////」

 

セシリー「………」

 

虎峰「………」プルプル…

 

 

セシリーは顔を赤く染める沙希と虎峰を交互に見てからこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セシリー「うわぁー虎峰それは無いよー。流石にあたしもフォロー出来ないよ………ドン引きしちゃうわそれはー。人のおっぱい揉むのはないよー。言い逃れ出来ないからねー?どう責任取るのー?ねぇねぇどうするのー?」

 

 

虎峰には聞こえていないが、罵りの応酬だった。

 

 

セシリー「サキサキー、目が覚めたらガンガン言っちゃっていいよー!あたしもサポートするからー!人のおっぱい触っておいてお咎めなしだなんて許せないからねー!まだ誰にもおっぱい触らせてないんでしょー?だとしたらもっと許せないよー!サキサキのおっぱいに謝れー!」

 

サキサキ「そんなに連呼するなーっ!!」

 

マフレナ「………すみません、流石に私も何も言えません。フォローも出来そうにないです。」

 

 

虎峰が気絶している間に、敵はどんどん増えていっていた。おそらくこの後、虎峰は説得にかなり時間がかかりそうな予感がしそうなのは、気のせいではないだろう。

 

 

 

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