学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜   作:生焼け肉

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最後の戦いと罰ゲーム

 

 

八幡side

 

 

全員が終わるまで待ってるとは言ったが、まさか界龍が星露以外全滅とはな………いやまぁ殆ど倒したの俺とシルヴィなんだけどさ。だが、全員進歩はしてあるみたいだ。動きも洗練されている。教えている身としては鼻が高いな。後はこれで星武祭で成績を残せばもっと良いな。

 

 

星露「まさか全員やられてしまうとはのう……」

 

八幡「残るはお前だけだ。どうする?大人しくやられるか?それとも投了(リザイン)か?」

 

星露「何を戯けた事を言うておる。お主ともう一度戦えるのじゃぞ?こんな機会滅多に無い事じゃ。存分に楽しむに決まっておろう。」

 

八幡「まっ、そう言うだろうとは思ってた。さて、じゃあ俺達も始めるか。」

 

星露「そうじゃな、そうするべきじゃ。界龍はもう妾しかおらんからのう。はよう戦って決着をつけようぞ。」

 

 

星露はやる気満々のようだな……身体中から闘気が漲ってやがる。まぁ、かくいう俺もやっとコイツでこの星武祭も終われるって思いでいっぱいだから、やる気充分だ。

 

 

八幡「んじゃ、行くぞ。」

 

星露「うむ、いつでも来るとよい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴオオォォォォォ!!!

 

 

俺の蹴りが星露を捉えたが、当たったのは腕。ガードされた。だが………よし、これならいける。

 

 

星露「お主、また成長しおってからに……ただの蹴りで妾をここまで移動させるとはのう。ざっと50cmというところじゃのう。」

 

八幡「1度も鍛錬を落としてないからな、そのおかげだろう。しかも蹴りはこの学院ではかなり重宝されてるからな。陽乃とセシリーのおかげで。」

 

 

俺もそのおかげでかなり動かされたもんだなぁ……特に陽乃には。

 

 

星露「ならば妾もお主に返さんとのう。妾の蹴りじゃ、お主も腕で受けよっ!!」

 

 

星露も俺と同じで蹴りを放ってきた。俺はそれを腕でガードした。

 

 

星露「お主、少しは何か反応したらどうじゃ?反応無しでは少し傷つくではないか。」

 

八幡「いや、別に何とも無かったから。」

 

 

星露(……嘘じゃろ?妾は本気で蹴ったのじゃぞ?それを何とも無かった?はぁ………とことん規格外な奴じゃわい。もう人間辞めたかのう?)

 

 

八幡「まぁこれで五分か。さて、次はどうするか……星露はなんかあるか?」

 

星露「妾に振られても困るんじゃが……そうじゃのう、であれば打ち合いでもせんか?先に攻撃を当てた方の勝ち、というのはどうじゃ?」

 

八幡「お前にしては普通過ぎて逆に疑うな……もっと破天荒なお題を出すかと思ってたんだがな。」

 

星露「妾とてこの戦いを楽しみたいのじゃ。それを意味も無くただ暴れるだけの戦いではつまらんじゃろ?ならば何か条件付きで戦った方がお主も妾も楽しいではないか。」

 

 

戦闘狂め……俺はこの戦いを楽しみたいなんて思ってねぇよ。寧ろ早く終わらせてぇよ。

 

 

星露「では、始めるとするかのう!」

 

八幡「負けても泣くなよっ!」

 

 

そして再び俺と星露の蹴りが繰り出された。

 

 

八幡sideout

 

シルヴィアside

 

 

シルヴィア「ねぇ皆、私達ってまだ生き残ってるけど、こんなにのんびりしてていいのかな?」

 

オーフェリア「………八幡とチビが戦っているのだから良いのではないかしら?それに、あの戦いに茶々を入れたら、どっちにも怒られてしまうもの。チビなら別に受け流せばいいのだけど、八幡には怒られたくないもの。」

 

シルヴィア「うん、それは同感だね。」

 

冬香「シルヴィア様、付かぬ事お聞きしますが、八幡様は怒ると怖いのですか?」

 

シルヴィア「うぅ〜ん……どうなんでしょう?実を言うと私も八幡君が怒ったところを見た事は無いんですよね。私自身、八幡君に怒られた事ありませんから。」

 

セシリー「へぇーでもあたしと師父なんてしょっちゅう怒られてたよー。何ならハリセンで頭叩かれてたくらいだからねー。『勝手に部屋に入るなっ!』とか『菓子を全部食うなっ!』とか叫びながら叩かれてたなー。いやー懐いねー。」

 

 

あぁ〜……確かにそんな事もあったなぁ。八幡君の寮の部屋に行ったらそういう事あったもんね。

 

 

虎峰「確かに八幡が怒るところはあまり見受けられませんね。でも、彼が簡単に怒りそうな条件は僕は知っています。」

 

冬香「それは誰もが知っている事でしょう。もしシルヴィア様を傷つけたら………考えたくもありませんね。恐ろしいです。」

 

 

わ、私?

 

 

沙希「普段あまり怒らない奴が怒ったら凄いからね。戦いでも何でもないのに、リューネハイムさんにかすり傷でもつけたら……マジ切れしそうだよ。」

 

シルヴィア「い、幾ら八幡君でもそれは無いと思うんだけどなぁ……それに、そんなに怒りっぽくは無いんでしょ?」

 

虎峰「そうではありますが、シルヴィアさんに関しては別だと思います。本当に大切にしているのが分かりますから。」

 

 

八幡君が私を………えへへ〜♪

 

 

オーフェリア「………此処で幸せオーラを出さないでほしいわ。それと忘れないで頂戴。貴方には執事服の刑があるというのを。」

 

シルヴィア「……ねぇ?それまだ引き摺ってるの?しかもそれって本気なの?」

 

オーフェリア「………本気よ。私、貴女と八幡には嘘をつかないもの。」

 

シルヴィア「ねぇお願いだからやめてよっ!あの姿の八幡君は本当にダメなんだってば!」

 

冬香「それはなんの話なのですか?」

 

オーフェリア「………八幡がメイド喫茶で執事になった姿でご奉仕をしてくれたのだけど、あまりに衝撃的だったのよ。だから2人であれを罰ゲームにする事にしたの。」

 

冬香「……少しだけ興味ありますね。八幡様の執事姿……それはシルヴィア様に同行すれば見られるのでしょうか?」

 

オーフェリア「えぇ、もう刑執行は決まったもの。」

 

シルヴィア「オーフェリアさんっ!?」

 

冬香「分かりました。では日時が決まりましたら私にもご連絡を頂けないでしょうか?勿論その時はオーフェリアさんも連れて行きますので。」

 

シルヴィア「………うん、それならいいよ!!皆で一緒に行こうっ!!」

 

オーフェリア「………よくも私を図ってくれたわね、【神呪の魔女】。」

 

冬香「何の事が分かりかねます。」

 

 

冬香さんグッジョブだよ!これでオーフェリアさんも逃げられないんだからねっ!

 

 

 

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