学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜 作:生焼け肉
八幡side
さて、オーフェリアは予想通り組んでくれた。そしてオマケに荒屋敷まで組んでくれるとは予想外だった。だがこちらの戦力は飛躍的に高まったな。さて、残る候補はあと2人。界龍にはアイツに頼むからいいとして、問題はこのあと行く所の奴が引き受けてくれるかどうかだ。俺も正直受けてくれるかは分からん。
シルヴィア「ねぇ八幡君、候補の2人目って誰なの?私オーフェリアさんは予想出来たんだけど、後の2人は予想出来ないよ。」
八幡「まぁそこまで俺達と親睦を深めた仲ではない。俺が個人的に関わりを持っていた人物だ。」
シルヴィア「………浮気じゃないよね?」
八幡「俺女って言ったっけ?言ってないよな?女だったとしても、シルヴィがいるのに浮気する意味が分からん。お前以上の女なんているわけねぇだろ。」
シルヴィア「………う、うん///」
けどまぁ、これは相手の気持ちとか運次第だろう。俺も次行く奴の交渉にはあまり自信は無い。
ーーー聖ガラードワース学園ーーー
シルヴィア「ガラードワースにそんな人が居るの?もしかしてアーネスト?」
八幡「フェアクロフさんも出来れば仲間に加えたいが、多分ガラードワース側で参加するだろうし、中心的な役割とかしているだろう。何にせよ、フェアクロフさんの説得はムズいだろうな。」
シルヴィア「じゃあ誰を?」
八幡「それは出会ってからのお楽しみだ。」
ーーー生徒会室ーーー
pipipi…pipipi…
エリオット『どちら様ですか?』
八幡「界龍の比企谷とクインヴェールのリューネハイムだ。少し用があって尋ねたんだが、入ってもいいか?」
エリオット『……少し立て込んでいますが、それでもよければ。』
八幡「済まない、失礼する。」
そして扉を開けた。中には現生徒会メンバーが居て、書類や戦略の立て方等の本や文献が大量に置いてあった。
エリオット「ようこそ生徒会へ。大したおもてなしは出来ませんが、歓迎致します。それで、今回はどのようなご用件ですか?」
八幡「あぁ、実はガードナーに用があってな。」
パーシヴァル「私に……ですか?」
八幡「あぁ。出来れば少し話せないか?此処じゃマズいから応接室を借りてもらう形になるが。」
パーシヴァル「……分かりました、ご用件を伺いましょう。応接室まで案内致します。」
ーーー応接室ーーー
八幡「済まないな、急に押し掛けてこんな事までさせちまって。」
パーシヴァル「いえ、お気になさらないでください。比企谷さんとリューネハイムさんはお客様ですから。」
シルヴィア「流石はガラードワースって感じの対応だね。」
ガードナーが紅茶と茶請けを持って来た。うん、美味そうだ。
パーシヴァル「それで、ご用件は何なのですか?」
八幡「あぁ、《黄昏星武祭》の事で相談だ。今ガラードワースの学園として参加すると思うんだが、もしお前さえよければ俺たちのチームに入って欲しいんだ。」
パーシヴァル「……今朝のニュースの事ですね?」
シルヴィア「うん、私達と一緒に戦ってくれる8人をスカウトしてるんだ。さっき2人参加してくれる事になったからあと6人なの。お願い出来ないかな?」
パーシヴァル「まさかこんな形で叶うとは思いもしませんでした………比企谷さん、それにリューネハイムさん。その申し出、喜んでお受けいたします。」
八幡「っ!いいのか?」
パーシヴァル「はい、元々私自身この星武祭には乗り気では無かったのですが、もしも叶うのなら比企谷さんと組めたら、っと思っていましたので。」
あらやだ、そんな事思ってたの?なんか変な気持ちになるな。
パーシヴァル「喜んで末席に加えさせて頂きます。星武祭の間、よろしくお願いします。」
八幡「よし、これで3人!後半分だ。」
シルヴィア「この調子で集めたいね!」
その後、フェアクロフさんにも声を掛けたが、やはり中心人物になっている為もあって断られた。まぁ最初から予想はしてたが、少しキツいな。
ーーー商業エリアーーー
シルヴィア「八幡君、後1人は何処の学園に居るの?教えてよ〜!」
八幡「星導館だ。アイツなら引き受けてくれると思っている。」
シルヴィア「それってやっぱり天霧君?」
八幡「いや、違う。」
シルヴィア「え?違うの?じゃあ誰だろう……」
そう簡単には分からないだろう……シルヴィは恐らく直接の面識はあるが、友好的ではないだろうしな。寧ろその逆だし。
シルヴィア「うーん……思いつかない。本当に誰?」
八幡「まぁそれは着いてからのお楽しみという事で。星導館に行く前に飯にしないか?少し腹が減ってきたし、時間的にもちょうどいいかと思うんだがどうだ?」
シルヴィア「賛成!ご飯にしよっか!何処かオススメなお店はあるの?」
八幡「ならこの前のイタリアンの店はどうだ?」
シルヴィア「おっ、良いね〜!じゃあそこで昼食にしよう♪」
八幡「よし、じゃあその店に向かうか。エスコートは必要か?」
シルヴィア「お願いします♪」ダキッ!!
シルヴィアは当たり前のように俺の腕に抱き着いてきた。全く嫌じゃないから気にならない。さて、目的地に向かいますか。