学戦都市の“元”ボッチ 外伝〜新たなる祭典 黄昏星武祭〜 作:生焼け肉
シルヴィアside
ふぅ〜やっと冷静になれた………それにしたってズルいよ冬香さんはっ!私だって口を人差し指で抑えられた事なんて無いのに!なんか初めてを奪われた気分だよ!ま、まぁ?こういう雰囲気だから仕方ないけどさ?どうせなら私にやってほしかったなぁ〜!
オーフェリア「………【神呪の魔女】はシルヴィアと同じメニューにしたのね。どうしてかしら?」
冬香「何でもシルヴィア様は以前こちらに来た時に、このメニューにされたとか。なら私もそのメニューにしてみようと思っただけです。」
オーフェリア「そう………それで本音は?」
冬香「執事姿の八幡が来て、本当のメニューをド忘れしてしまったので、シルヴィア様と同じのにさせて貰いました。」
オーフェリアさん、何で誘導尋問してるの?
冬香「申し訳ございません、シルヴィア様。」
シルヴィア「い、いえ、全然気にしてませんから大丈夫ですよ。あの八幡君を見れば、誰だってそうなりそうですし。前来た時なんてオーフェリアさん、『八幡をください。』なんて言ってたんですから。」
オーフェリア「………シルヴィア、やめてちょうだい。」
シルヴィア「あの時なんて言われたのか教えてよ〜!私気になってるんだからね!」
オーフェリア「………私と八幡だけの秘密よ。」
シルヴィア「もう、そうやって隠すんだからっ!」
冬香「私も気になりますね。教えては頂けないのですか?オーフェリアさん。」
オーフェリア「………ダメなものはダメよ。」
オーフェリアさん、八幡君の事になると口が堅いなぁ……どうやって聞き出そうか………
八幡「失礼致します。ご注文の品をお持ちしたのですが、お取り込み中でしょうか?」
シルヴィア「いえ全然全く大丈夫ですっ!」
オーフェリア「問題無いわ。」
冬香「お気になさらずにどうぞ!」
………3人同時に言ったからなんて言ってるか分からないや。
八幡「では先ずシルヴィアお嬢様から。こちら執事特製オムライスと執事の搾りたてオレンジジュースでございます。」
シルヴィア「あ、ありがとうございます///」
八幡「次に冬香お嬢様、こちら執事特製オムライスと執事のしぼりたてオレンジジュースでございます。」
冬香「ありがとうございます、八幡さ………ん///」
冬香さん、なんとか耐えたね。此処で言ってたらまた人差し指が口に当たってたよ。
八幡「最後にオーフェリアお嬢様ですね。こちら執事の手捏ねハンバーグと執事のブドウジュースでございます。」
オーフェリア「………ありがとう///」
八幡「ではシルヴィアお嬢様と冬香お嬢様のオムライスにはケチャップを。オーフェリア様のハンバーグには特製ソースをおかけ致します。」
八幡君は私達のオムライスの上にケチャップで名前を書いてくれた。しかも筆記体で。そしてオーフェリアさんには何故かソースの入った入れ物を用意していた。
八幡「では、失礼致します。」
オーフェリア「っ!?」
八幡「では注ぎますよ。ご自分のタイミングで良いと思ったらお声掛け下さい。」
八幡くんはオーフェリアさんを包むような態勢をとりながらソースを注いでいた。
オーフェリア「………い、いいわ/////」
八幡「はい。ご注文の品は以上でよろしかったでしょうか?」
私達はもう声も出なかった。だから頷くくらいしか出来なかった。
八幡「では御用がありましたら、何なりとお申し付けください。私はあちらで控えております。では、失礼致します。」
シルヴィア「あ、あのっ!」
八幡「はい?何か?」
シルヴィア「よ、よろしければ、よろしければ何ですけど!此処に居てくれないかと………/////」
八幡「勿論構いませんよ。お嬢様のお隣に行けばよろしいのですか?それですと、あまりスペースがないのですが………」
冬香「大丈夫です!奥に詰めますので!」
シルヴィア「なので隣にどうぞっ!」
八幡「…かしこまりました。では失礼致します。」
わ、わぁ………八幡君がこんなに近くに。いつもなら平気だけど、今の八幡くんは全く余裕になれないよ!
オーフェリア「………八幡、前は私にあ〜んをしてくれたから、今度はシルヴィアと【神呪の魔女】にあーんをしてあげてちょうだい。」
シルヴィア「ちょっ!?」
冬香「っ!!?」
八幡「それは全く構わないのですが、オーフェリアお嬢様はよろしいのですか?」
オーフェリア「………私は一度経験しているから今回はいいわ。それよりも、一度も体験していない2人にやって頂戴。不平等は良くないもの。」
オーフェリアさん、1人だけ逃げようったってそうは行かないんだからね!
八幡「ふむ………ですが私はやるならばお嬢様皆様にご奉仕させて頂きたいと思っております。なので、オーフェリアお嬢様も受けては下さらないでしょうか?私事の頼みなのですが、どうか。」
オーフェリア「………い、いえ、私は「勿論良いですよ!受けます!」シ、シルヴィア……」
シルヴィア「良いじゃん、やろうよ!前は前、今は今なんだから!ねっ!」
八幡「ではお嬢様方、宜しくなったらお声がけください。それまで私はお待ちしておりますので。」